アナ・ログ

食欲の秋 その2

林 佳緒里

2009/09/30

先日、家族で国分町の割烹に行き、いわゆる舟盛りをいただきました。新鮮な魚介類がこれでもかというほど盛られ、もうしばらくは刺身は・・・というほど堪能しました。アワビにブドウエビ、ホッキにカマトロ、カニにタコにと美味でございました。(写真)

食欲の秋とは、本当によく言ったものです。おいしい旬の食材がたくさん出回っていますね。
特に今年は、秋を代表するサンマ、ナシは安く売られ、おいしさも抜群のような気がします。
毎朝必ず果物を食べる私にとっては、頂いたりなどで冷蔵庫内の幅を取っているナシが毎朝の食卓に並びます。
他の果物も食べたいのですが、今年はナシばかり。甘いから文句はありませんが・・・。

しかし、妊娠中の私にとっては、おいしさに負けての暴飲暴食は厳禁です。臨月に入り、お腹の赤ちゃんも1週間に200グラムずつ増えます。もちろん私の体重もそれにつられ増えますが、それに甘えていると大変な事に・・・。妊娠中は10キロまでなら増加が許されていますが、そこまで増やさないにこしたことはありません。
食欲の秋に妊娠後期を迎えている私。大きな試練の時期でもあります。

食欲の秋、おいしいものに囲まれて、寺ポンはさらにお酒が進む?

オリンピック

林 佳緒里

2009/09/21

オリンピック競技の中でも、特に楽しみなのが“シンクロナイズドスイミング”です。
私の印象に残っているシンンクロ選手は小谷実可子さん、奥野史子さんなど。華やかな髪飾りに水着。女性の美しさを最大限に生かした競技。日本が世界にその実力を示せる競技の一つでもあります。
そしてなんと言っても、身近な競技だということ。
というのも、女性?女の子?だったら必ずと言っても良いほど経験があるのではないではないでしょうか?
子供の時、プールに行っては、自分の鼻をつまんでプールに潜り、逆立ちをし、足を外にだす。その足を広げてみたりして。そう、シンクロ選手の気分を味わう!私はこれが楽しみでした。
家のお風呂でも試していました。といってもお風呂は狭くて本当に雰囲気だけですが。
子供でも身近に憧れを感じられる競技。魅力的です。
さすがに今は、プールに行く機会があっても恥ずかしくてシンクロの真似はできませんが、シンクロ競技だけは絶対に見逃すまいとテレビにかじりついて見ています。

★出産予定日まであと2週間ほどとなりました。体重管理はもちろん、最近は手足もむくみやすくなり、体調管理の難しさを痛感しています。妊婦はどうしても血流が悪くなり、排出機能も弱まるためむくみやすいそうですが、塩分控えめ、水分たっぷりの生活をとアドバイスをうけています。今まであまりむくみに悩んだ事はないんですが、妊娠というものは体そのものにいろんな変化をもたらします。(写真は買い揃えた帽子とミトン。手に収まるぐらいの小ささです)★

お次は、原ぽんのオリンピックストーリーです。

祖父母の思い出その2

林 佳緒里

2009/09/09

産休に入って2週間。これまでと起床時間は変わりませんが、出社しなくて良いという感覚が何とも不思議です。でもそれにもだいぶなれてきました。いたって元気です。

さて、祖父母の思い出。祖父母に言われた言葉で今もずっと心に残っている言葉があります。それはこんなシチュエーションでの一言。

人が何か話したことに対して、「えー、それ“ウソ”でしょ?」という言葉。私もこう言っていました。
しかし祖父母は、私に「初めからその人が“ウソ”をいっているかのように疑うような発言はよしなさい!失礼にあたる」と言われました。確かに“ウソ”という言葉は聞こえがよくありません。
だったらそういう時には、どう言うの?
答えは、「えー、それ“ホント”?」です。
結果として、その人の言っている事に疑問を持つというのは変わりませんが、言葉は使い用。“相手の気持ちになって発するもの”という事を教えてもらいました。

その他にもいわゆる言葉の使い方をいろいろ教えてもらいましたが、なぜかこれだけは忘れずに私の中に残っています。今、言葉を使う仕事に携わり、その重要性をより強く感じます。
おじいちゃん、おばあちゃんありがとう。

★産休中のご報告を少し★
何年もなかった平日休みを有効に利用しながらのんびりです。出産後は、おそらく親しい友人ともしばらく会えないでしょうから、積極的に会うようにしています。おいしいものを食べながら。ウフッ!
写真は、赤ちゃんのおくるみとブランケット。裁縫が好きなので刺繍しました。ベッドやバスをお借りしたり、洋服を揃えたり、少しずつ準備を進めています。赤ちゃん用品は、すべてが小さく可愛いものですね。予定日まであと一ヶ月。心の準備もしなくてはいけませんね。ちょっと緊張します。

次はななちゃんです。

夏休み最終日

林 佳緒里

2009/08/28

懐かしいラジオ体操!小学生の時は、参加スタンプ目当てに毎朝6時半からのラジオ体操は皆勤賞でした。健康的でした~!!

私たちアナウンサーは、他のアナウンサーと日程を調整しながら夏休みをいただくため、希望した時期にとれることが多いです。なるべく料金が安い時にとれる!ラッキーです。
ウキウキの中でとる夏休み。ニュースを担当しているといただける夏休みは9日間。しかし毎年毎年、最終日になると・・・。
余裕をもって旅行先から戻り、そうしたくはないけれど、自宅でいつも自分が出ているスーパーニュースを見たりして、この習慣が何とも寂しい。現実に引き戻されます。あ~切ない、夏休み最終日!
社会人になったことで、休みのありがたみを相当感じるようになった私。休みがあるから仕事も頑張れるといったとろこでしょうか?
「休みよありがとう!」そうやって10年以上自分に言い聞かせてきました。

そして今年、私には毎年のような夏休みはありませんが、代わりに明日から約1年間のお休みをいただくことになりました。
ご報告が遅くなり大変申し訳ございません。私事で大変恐縮ではありますが、明日から出産・育児休暇をいただくことになりました。
現在第1子を妊娠しておりまして、10月上旬に出産を予定しております。
初めての妊娠・出産で不安な事もあり、さらに仕事の現場から1年離れる不安はありますが、今は生まれてくる子供のことをいろいろ考え、とても楽しみな気持ちで一杯です。

アナウンサーになって丸11年、スーパーニュースに携わって丸8年が過ぎ、本当に多くの方に取材先などでお世話になりました。ありがとうございました。
退社するわけではありませんが、明日からは180度違う生活を送ることになります。
これまでのことを心の糧に生活を楽しみたいと思います。

アナログは続ける予定です。その中で色々ご報告させていただければと思っています。このような形でのご報告、重ね重ね申し訳ございません。今後ともよろしくお願いいたします。
(★先日、アナウンス部の皆さんが食事会を企画してくれました。嬉しい限りでした★)

来週のスーパーニュースからは、育児休暇をとっていた拓雄さんが戻ってきます。
ラストは3人のお父さんになった、その拓さんにバトンタッチ!!

お盆の思い出

林 佳緒里

2009/08/14

今年は家のベランダから仙台七夕前夜祭の花火をみました。でもどことなく夏らしさを感じられないのが残念です。セミも一生懸命鳴いていますが、どこか寂しそう…。

茅ヶ崎の実家は2世帯同居、父方の祖母がいます。その隣には、祖母の兄夫婦、さらに隣には私の父のいとこが住んでいます。
お盆が来ると、親戚中が集まって“迎え盆”をします。キュウリとナスで牛や馬を作り、先祖の霊をお迎えします。仏壇の前には、灯りをともした盆ちょうちん、門の入り口には迎え火を焚きます。
お盆が終われば“送り盆”。キュウリとナスの牛馬に乗せて先祖の霊を送ります。それを小さな時から目にしてきました。

でもお盆の一番の楽しみは、近くの公園で行われた“盆踊り大会”でした。一丁前に浴衣を着て出向き、縁日を楽しみ…、屋台で好きなものを買ってもらう。お盆は、その頃の私には、祭りの時期がやってきたような感じでした。

しかし…。
大学生になり、授業で浴衣の着付けを習い、せっかく自分で浴衣を着られるようになったのに、その頃にはもう行かなくなってしまったような気がします…。踊るという行為が恥ずかしくなってくるのでしょうか?
ちょうどその頃は、彼も出来(笑)、浴衣を着て行くところは、“花火大会”に変わるんですよね?

仙台で暮らすようになってからは、マイ浴衣もなく浴衣を着ての外出もありませんが、お盆が来るとどこか懐かしく思います。

★今年の仙台七夕は、経費削減の中、飾りも豪華さ追求型ではないと言われていましたが、どの店の飾りも趣向が凝らされていて素敵でした。こちらは呉服屋さんのもので、吹流しに着物生地が使われていました★

ラストは、ななちゃんです。

自由研究

林 佳緒里

2009/07/31

結婚をしてからというもの、当たり前かもしれませんが独身の時より圧倒的に自炊が増えました。
その料理をするという行為そのものが、私にとっては自由研究のような気がします。(恥ずかしながら、自分では料理というものをちゃんと作っているつもりですが、上達しているかは別なのです。)

いわゆる“おかず”、それから義理の両親など家族が増えたことで記念日には、独身だった時には作らなかった“お菓子”なんぞも作るようになりました。
これを作るには、どうしたらいいんだろう?レシピ本を見ながらとはいえ、試行錯誤のくり返し。調味料の量などの加減が難しく、失敗したり、成功したり、本当に研究のようです。(大学で生物学を専攻していたこともあり、懐かしささえ覚えます)ま、それが楽しいんですが・・・。

そんな中、先月初めて「梅シロップ」作りに成功しました。前回のアナログで書いたように、お酒が飲めないため、梅酒ではなく梅シロップ。
数年前にも試みたんですが、その時は保存状態が悪く、カビてしまい・・・。でも今年は順調にいき、今は毎日のようにシロップに氷をいれ、水または炭酸で割って飲んでいます。材料は、青梅と酢、氷砂糖だけ。酢の酸味と梅のさわやかな味わい、とてもおいしいですね~。暑い夏を乗り切るには、グッドな飲み物です。
梅シロップ作りは、まさにこの夏の自由研究でした。

★写真は寺ぽんと、先日オープンした藤崎ファーストタワー館でフレンチを食べてきました。外の味のリサーチも重要です。ピントが・・・ですみません★

さて梅ちゃんは、「梅酒」派でしょう!お次、よろしく。

旅の思い出

林 佳緒里

2009/07/14

梅ちゃんがうらやましい~!私は辛い?苦い?旅の思い出を・・・。
今は毎日がスーパーニュースの生活ですが、それ以前は、情報番組で食リポーターなどを担当していました。その時の思い出です。

あれは、今から9年前。入社3年目のこと。
山形県高畠町の旅取材でのこと。
高畠といえば、ワイン。高畠ワイナリーの取材。
ワインの醸造工程が見られたり、試飲コーナーなどもあり、ワイン好きの人なら満足の見学コースがあります。取材はそれらをくまなく見て、飲んで回るというもの。

私を悩ませたのは、全種類といって良いほどのワインの試飲です。一口飲んでリポート開始!
「このワインは軽い口当たりで・・・。」とか「これは渋味があって・・・」とか、よく耳にするような感想を収録。とりあえずリポートOK!

しかしそこから悲劇が始まりました。
実は私、お酒が弱いというかほとんど飲めません。お酒を口にするのは年に1、2回というほどです。
でも仕事だからここは無理してでも飲まなければ。
意外なことに、その場では異常がでませんでしたが、その後の山形のそばをいただくために次の店へ移動していた時のこと。あれ?何か変だぞ!徐々に変化が・・・。

頭がグルグルまわり始め、天井もまわっている感じ。立ってもいられず、店に到着するなり、席に座り込む始末、このまま気を失ってしまうのかと思うぐらい。その後数分間意識はなく、あ~ダメだ~。
数分後!!体から汗が全部出るような感じがして、一件落着。アルコール分が全てとんだのでしょう。正気に戻り、その後は何もなかったかのように取材を無事終えた事を覚えています。

何年たっても忘れられない、苦い?辛い旅の思い出です。その後は、お酒関係の取材は皆無といっていいほどなくなったことは言うまでもありません。
★写真:今年もサクランボ狩りに行ってきました。私は「飲」より「食」のようです★

菜奈ちゃんも酒豪ではないと思いますが。どんな旅の思い出があるのでしょう?

バーゲンと言えば

林 佳緒里

2009/06/30

最近は、バーゲン会場に行ってもアドレナリンはあまり出ず、冷静に品定めする自分がいます。
というのも今はバーゲンにあわせて買い物しなくても、アウトレットモールが出来、いつでもバーゲン気分で買い物ができるからです。便利!便利!

月に1回は、自宅に近いこともあり泉区の「仙台泉プレミアム・アウトレット」に行きます。
オープンからはや8ヵ月、何度かいくうちに、立ち寄る店も絞られてきました。主に衣料品、何か掘り出しものを見つける気分で楽しいんですよね?
最近は流行があるようでない女性の洋服、だからこそアウトレットで十分。常に数割引きで販売され、買う側としてはラッキー。
写真のネックレスも、アウトレットで買いました。ロングネックレスの中心部には不揃のパールが数粒ついています。一目惚れでした~!これも一点もの、まさに掘り出しものでした。

休日は、美容院に行ったり、友人にあったりなど用事がない限りあまり中心部にでかけないため、仙台泉プレミアム・アウトレットはとにかく便利です。隣のタピオで食材も買えますから。
県外から友人が遊びに来た時も、行ってみたいといわれる事が多く、友人を連れての仙台観光コースの一つです。
★先日、仙台放送の元アナウンサー・佐藤亜樹ちゃんが我が家に遊びにきて、やはりアウトレットに行きました★(写真)

あっ、そろそろそんなアウトレットでもバーゲン、さらに安くなります。見逃せませんね。

お次は寺ポン、バーゲンで勝負服を買ったとか・・・。それはな~に?

結婚式あれこれ

林 佳緒里

2009/06/08

6月“ジューン”といえば、6月に結婚する花嫁は幸せになるといわれる“ジューンブライド”です。今日からテーマは「結婚式あれこれ」です。

私事で恐縮ですが、私は2月入籍、9月結婚式でしたから“ジューンブライド”とは無縁です。結婚してまだ2年と先輩ご夫婦からすれば未熟ですが、仲良くやっています(笑)。
★写真は、式で持った生花のブーケです。バラが好きで知り合いのお花屋さんに頼みました。このテーマのおかげで久しぶりに写真を見返す機会が。懐かしい~★

「結婚」そのものに関して、学生の時は漠然と26歳で!式は“ディズニーランド”で!という夢を持っていましたが、現実はなかなか…。結局、結婚したのは31歳、式は宮城県内であげました。でも何歳だろうが、結婚式の準備、結婚式そのものは人生の一大イベントですね。
女性に限って言えば、ほとんどの人がこれまで慣れ親しんできた名字を卒業し、新しい自分としてまたスタートする、それを誓う日ですから…。これはなかなか感慨深いものです。
とはいえ楽しみもたくさん。どんなドレスに?髪型は?ブーケは?など何日あっても足りないぐらいあれこれ悩み、衣装合わせには毎週末、どれぐらい足を運んだことか…。小さいときに着せてもらった?お姫様衣装をまた着られるんですから、あーでもない!こーでもない!となんだかワクワクでした。

迎えた結婚式、これは単に「これから夫婦としての新しい人生への誓い」だけではないと実感。というのも同時に「親への感謝をあらたにする日」でもあると感じたからです。
必要な手続きのため、取寄せた戸籍謄本。親の戸籍からは除籍されていました。親からの卒業、両親への感謝の気持ちが自然とわいてくるものです。

結婚式は華やかなイベントでもある一方、親への感謝を伝える良い機会でもあるということ。それぞれに抱く理想の結婚式、その結婚式があげられることを親に感謝です。

次は、ななちゃん。理想の結婚式はどんなの…?

マイ○○

林 佳緒里

2009/05/28

テーマは“マイガーデン”。
ガーデニングの師匠は、ずばり母です。母は、60になる手前、人生2度目となる大学入学を決め園芸療法について学び、さらに今年春、メディカルハーブコーディネーターの資格を取得。植物のことは母に聞けといわんばかりに知識が豊富です。実家の庭は母手作り、この時期はバラが咲き誇っています。

そんな母は、3ヵ月に1度仙台に遊びに来ては、庭師として我が家の庭を綺麗にしてくれます。先日も、伸びきった葉牡丹の植え替えや、小さな八重咲きのバラ、ラベンダーなどを思いつきか?というような早さで植えてくれました。
私は「ハイハイ」と、母が言う通りに植え付け作業の手伝いのみ。色彩感覚や花の種類を学ぼうと思いますが、もっともっと私には勉強が必要なようです。

さらに、花があるところには、虫もつきもの。アブラムシやケムシなど、どうしても好きになれない虫達。でも母は、そんな虫を前に微動だにせず、こうして退治すれば良いのよ!とササット!エイ!またしても見習うべき母の強さです。

あっ!今我が家の庭は、香りの良いハーブ類が多く、赤い実のなるジューンベリーやクランベリー、ユスラウメには緑の実が。中でも一番気がかりなのが「モッコウバラ」です。他のお宅を拝見するとデッキの手すりに沿わせたり、アーチ上に這わせたバラが綺麗に咲いています。
私もそれを目指して格闘中ですが、なんせ1年目の苗を買って育成中、まずは支柱をたて、誘引するところから始めないといけません。あの優雅な姿を夢見て…、いつ実現するのでしょうか?

植物をボォ~ット眺めている幸せは、何ともいえません。季節を感じ、それぞれに成長を続ける。可憐な中にもたくましさを感じます。ガーデニングは、ストレスを癒してくれる貴重な趣味です。

拓雄さんのマイ○○は、こだわりの予感が…。

次へ ≫