アナ・ログ

これはスグレもの(お気に入りグッズ)

寺田 早輪子

2008/11/21

浅見さま、お誕生日おめでとうございます!そして、私も、きのう、20日が誕生日でした!…それなのに、風邪をひいてしまい、「寝正月」ならぬ「寝バースデー」になってしまいましたとさ。
そんな私が、「スグレもの」と崇拝してやまないのが、写真の「マスク」です。
風邪の季節、花粉症の季節、ドラッグストアには、様々な種類の「マスク」が並びます。
中でも、私の顔かたちにぴったりフィットし、耳の付け根も痛くならないのが、とても立体的なこのマスク。「かぜ用・ふつうサイズ」が好きです。
「やや小さめサイズ」も試してみましたが…私にはやや小さかった…(T0T)
風邪をひいてしまってからは、もちろん手放せないアイテムですが、会社でも、眠る時にも、もう必須アイテムです。眠っている間というのは、結構乾燥しますよね。
写真は、「会社内なのに、寒気までしてきたので、マスクに加えて、コートを着たまま、原稿を打っている」の図です。
さて、あす(2008年11月22日(土))午前9:55からは、「今日はサタデー!テレ花火!! 収穫の秋!あったか鍋まつり スペシャル!!」放送です。
32歳になった寺田の初仕事、司会をつとめます。
ぜひ、ご覧ください!
 続いては、先日一緒に、「コラーゲン鍋」を食べましたね!林アナです。

私のイチおし・読書編

寺田 早輪子

2008/11/10

向田邦子さんの作品が、大好きです。文章のリズム、知的なユーモア…。向田さんのように、読んだ人が温かい気持ちになり、何年経っても心に残る文章を書ける女性になりたいと感じます。
『阿修羅のごとく』、『思い出トランプ』、好きな作品をあげれば切りがありません。
中でも、何度読み返しても心が締め付けられるのが、『眠る盃』の中の「字のない葉書」。
終戦の年、向田さんの、当時小学1年生の妹が学童疎開する際の話です。まだ、字が書けなかった妹に、「元気な日はマルを書き、毎日、一枚ずつポストに入れなさい」と、葉書の束をリュックサック入れて持たせた父親。
始めは、大マルで届いた葉書も、次の日には、バツに…。
三月目に、帰ってきた妹の肩を抱き、声を上げて泣いた父親。
 家族愛を描いた映画などを観て、胸が締め付けられることもありますが、恋人を、家族を、愛おしいと思う瞬間は、日常にこそあると感じる作品です。
家族に「大事に思っている」ということを伝えるのは、恥ずかしかったり、照れくさかったり…。母に、大きなマルを書いた葉書を、送ってみようかしら…(^▽^)
今回の写真は、おでん屋さんでの一枚。おでんが美味しい季節になりましたね。
さて、ネクストバッターは、今度、一緒におでんを食べに行く早坂アナです。

私のイチおし・映画編

寺田 早輪子

2008/10/27

自分の故郷が舞台になった映画があるというのは、うれしいものです。
このアナログでも何度かお伝えしておりますが、私の故郷は福島県いわき市です。
私が生まれた昭和51年には、すでにいわきは『日本のハワイ』でした。
現在は、『スパリゾートハワイアンズ』という名称の『常磐ハワイアンセンター』。そのフラガール誕生までを描いた映画『フラガール』。大好きです。笑いながら、心から感動して泣けた映画のうちのひとつです。私が生まれる前の話なのですが、懐かしいと感じられたのは、あの「方言」でしょう。
主演の蒼井優さんのセリフ、「決めつけなねぇでくんちぇー!」(「決めつけないでくださいよ!」)
兄役の豊川悦司さんのセリフ、「この、デレスケがー!」(「だらしないぞ!」)
この「デレスケ」は、学校の先生に、頻繁に言われていました(;▽;)
あ、すべてイントネーションは尻上がりです。
出演者のいくつかのセリフは、私にとって故郷そのもの。子供の頃、学校で、近所で、スーパーマーケットで、耳にした方言、そして、もちろん私も発していた方言、そのものなのです。
大ヒット映画ですので、ご覧になった方も多いことでしょう。しかし、「まじめな顔でニュースを読んでいる寺田アナは、『フラガール』と同じ方言を使っていた」という視点で、もう一度、鑑賞していただくと、じわっと笑えること、うけあいです。
ぜひ、どうぞ!
今回の写真は、塩釜市魚市場の取材で撮影した「メバチマグロと私」。今が旬で、おととし、商標登録されたばかりの新ブランド『三陸塩竈ひがしもの』に認定されたメバチマグロです。赤身でも中トロのように…、中トロでも大トロのように…、甘くて、夢のように美味しいマグロです!
さて、「日本のハワイ」のお話のあとは、イギリス好きの原アナです。

最近食べたウマいもの

寺田 早輪子

2008/10/10

浅見さん!そう言えば、私の母校の、隣の中学校の校歌を作曲したのが古関裕而さんです。福島が誇る偉人です。でも、すみません!記念館には行ったことありません。
さて、先日、取材で、ものすごーく香り高い「南国フルーツ」に出会いました。
食べリポートで、私が「すっぱ!美味し!あまーーい!」と表現し、「どっちやねん!」と、まわりから一斉にツッコミを入れられた、あのフルーツです。
それは、ブラジル原産の「パッションフルーツ」。日本では、沖縄を中心に栽培されていますが、宮城でも栽培されているのです!
パクっと割って、黄色い中身をいただきます。その味は…、始め、酸っぱく、あと、甘く、副鼻くうあたり、南国の甘く強い香りが広がる…。なのに、後味さっぱり。東北生まれの私にとっては、未知の果実。
そう、例えるなら…、まるで「熱帯の島国。海でひと泳ぎし、汗ばんだ肌を浜辺で乾かそうとしたその時!突然!心地よい風に吹かれた」…みたいな。ああ。相変わらず、例えが分かりづらくて、申し訳ございません(;▽;)
 宮城でパッションフルーツをハウス栽培しているのは、登米市米山町の及川さんご夫婦。
10年前から栽培していて、地元の道の駅ではおなじみの果物だそう。
すっぱいけれど、ビタミンCではなく、ビタミンAがたっぷりです!
ぜひ、召し上がれ!写真に撮ってご紹介したかったのですが、…全部、食べちゃいました。代わりに、パッションフルーツを撮影したVTRを会社でプレビューしている私の写真をご覧下さい。
さーて♪次回のアナログは♪…、先日、一緒にホットヨガを楽しんだ梅島アナです。野菜嫌いは克服したかい?

「まつり」あれこれ

寺田 早輪子

2008/09/17

お祭り騒ぎ!この場所に来ると、日常が一瞬にしてお祭りのようににぎやかになります!
その場所は、Kスタ宮城です。以前のアナログでもお伝えしましたが、私は幼い頃、「プロ野球はテレビで見るもの。球場で観戦できるのは、選手の家族のみ。」と勝手に思い込んでいました。仙台に「楽天イーグルス」が来てくれて、早いもので、4年。今、私は、親の敵をとるように、Kスタに行っています。マイカップを持って!おばんですチケットを買ってみる外野席も好きですし、ちょっとリッチなバックネット裏も大好き。
 9月始めには、福島から家族を呼んで、楽天‐オリックス戦を見ました。母は、オリックス・清原選手の、PL学園時代からの大ファン。「東北で、清原選手の勇姿をみられるラストチャンスかも知れない」と、その出番を待ちに待っていました。オリックスがリードして迎えた最終回。清原選手がバッターボックスに登場!球場は、割れんばかりの大歓声!まさに、お祭り騒ぎ!その時、母は…、無言で、ジッッッと、見つめていました、清原選手を。結果、清原選手は、ヒットで打点をあげ、Kスタは、拍手喝采の嵐!観客の興奮はピークに!その時、母は…、やはり、無言で、見つめていました、清原選手を。うっすら笑みを浮かべて…( ̄▽ ̄ )
普段、物静かな母も、きっと興奮したに違いありません。スタジアムのショップで、「楽天キューピー」を買ってくれました。(写真は、キューピーと私)
あなたも、お祭り騒ぎを、Kスタで味わってみませんか?
お次は早坂アナです。

ツキ(月)にまつわる話

寺田 早輪子

2008/09/10

『月とすっぽん』という言葉がありますが、写真は、福島の実家で飼っているすっぽん…ではなくミドリガメです。名前は「キアヌ・リーブス」と言います。私が名付け親です。水浴びをしていたたらいから「ヌン!」と、一歩踏み出した瞬間を捉えた一枚です。力強い雰囲気が出ていて、好きです。この写真をみると、「頑張ろう」という気持ちになるので、携帯電話の待ち受け画面にしております。
キアヌとは、18歳の夏、ホームセンターのぺットコーナーで出会いました。
もう14年、生きています。満月のようにま~るい甲羅は、始めは5cmほどでしたが、現在は20cmに。カメは、普通、頭を触ると、首を甲羅に引っ込めるものですが、うちのキアヌは、ピクリともいたしません。肝がすわっています。『鶴は千年 亀は万年』といいますが、本当に1万年、生きそうな勢いです。
動きもゆっくり、大きな声で鳴きもせず、流行のスローライフを地で行く、うちのキアヌ。
ムスッとした表情の彼(彼女?)に、いやされています。

怖い話

寺田 早輪子

2008/08/19

「怖いけれど…、怖くな~~~い話」
あの写真が撮られたのは、私が中学1年の夏。いとこのサトシくんが、大学に通うため、住んでいた東京のマンションの部屋で腕立て伏せをしていた時、その様子を友人が何気なく撮影したそうです。
サトシくんの後方に写っていたのは、電源の入っていないテレビ。電源は入っていませんでしたから、当然、画面は、真っ暗…だったはずなのに…。
暗いテレビ画面全体に、ぼんやりと灯る無数のろうそく…。そして、画面中央には、真っ白な「死に装束」を身にまとい、額には白い「三角巾」を付けた年老いた男性が…!!!!!!

盆休みに母の故郷に帰省した際、サトシくんが私に見せてくれたこの心霊写真。幽霊など、怖い話が、めっぽう苦手な私。「どうしよう!?怖いよ!この写真は、一体…!?」…背筋に、ゾクっと寒気が走った、その時!
「ん?もしかして、これ…、じいちゃん???」サトシくんのこの一言で、写真を凝視。よく見ると、テレビ画面に、ボウっと写っているのは、前の年に大往生した私の祖父だったのです!秋田で、サトシくんとずっと一緒に暮らしていた祖父。大学に通うため、一人東京に出たサトシくんを心配したのでしょう。その思いが強くて、思わず、…写っちゃったようです( ̄▽ ̄ )
菩提寺の住職にも相談しましたが、「おじいさんの温かい思いがこもったお写真ですので、持っていても大丈夫ですよ。」とのこと。
写真に写ったおじいちゃん。テレビ画面の中にきちんと納まっているあたりが滑稽でしたが(笑)、その表情は、やさしく、私たちを見守っているようでした。
続いては、佐藤拓雄アナウンサーです!「アナウンサーならではの恐怖体験」だそうです…(;▽;)

ふるさと

寺田 早輪子

2008/08/07

岩手・宮城内陸地震。6月14日の発生から、もう間もなく2カ月が経とうとしています。
被災された栗駒耕英地区の方は、「避難所では長く感じた時間も、『もうすぐ、2カ月』と言われると、あっという間だった気もする。」と話していました。
あの日。栗原のみなさんの「ふるさと」、栗駒山は大きな被害を受けました。高い木々までも巻き込んだ土砂崩れ…、分厚いコンクリートまで引きちぎられた地割れ…。「ふるさと」の景色が一変してしまったみなさんのお気持ちは察するに余りあります。

深く傷ついた栗駒山ですが、地震前と変わらず、山の恵みを生み出しているのを、取材で見つけました。
栗原市花山の道の駅『自然薯の館(じねんじょのやかた)』では、栗原市内で被災した生産者が、毎日、野菜を畑から収穫し、店先に並べています。トマト!大根!葉わさび!ジャガイモ!キャベツ!…、どれも市価より安い値段です。
しかし、花山温泉郷では、旅館の建物が大きな被害を受け、休業を余儀なくされています。道の駅を訪れる客も激減。売り上げは、前の年の30%に…。
ただ、道の駅のある地区には、避難指示も、勧告も出ていません。被災した生産者は、野菜が売れないと、つまり、収入がないと、生活再建できません。
花山が立ち上がるきっかけの一つは、道の駅にあります。
新鮮な野菜を味わいに、そして、栗原の皆さんを勇気づけに、花山の道の駅に、是非、お越しください!

★写真(上)花山で、ジャガイモやトウモロコシなどを生産している千葉益雄さん(70)。
仙台で開催された「栗原元気物産市」の様子を取材させていただきました。春ではなく、夏の今が旬の「唐竹」の煮物をご馳走になりました!ホッとする味で美味しかったです!
★写真(下)イワナの串焼きを持って、私と一緒に写っているのは、道の駅「自然薯の館」の三浦店長。このイワナを養殖している野口さんは、仮設住宅からイケスに通っていらっしゃいます。臭みがなく、香ばしい山の味、美味しかったです!
★今月9、10日 JR仙台駅2階コンコースで「栗原元気物産市」開催!是非、お出かけください!!

続いては、東京都代表・早坂アナです。「心のふるさと」について。どうぞ( ̄▽ ̄ )

一度訪れてみたいあの場所

寺田 早輪子

2008/07/16

『日本のハワイ』を、ご存知ですか?それは、映画「フラガール」の舞台にもなった福島県いわき市湯本にあります。スパリゾートハワイアンズ!…私、大好きです。故郷にある、その「日本のハワイ」には、家族で何度も遊びに行きました。私の幼い頃は、「常磐ハワイアンセンター」という施設名で、私はうまく言えず、「常磐ハワヤンセンター、行きたい!」とおねだりしていたそうです。・・・。「常磐ハワイアンセンター」には、プールサイドに、水着で入る温泉の湯船がありました。いわき湯本温泉は、硫黄泉。泳いで冷えた体を、プールサイドの湯で温めるのが好きでした。「海を渡っていくハワイ」のプールサイドには、硫黄泉はあるのかしら?ああ、「海を渡っていくハワイ」にも、一度行ってみたい…。

★写真は、岩手・宮城内陸地震で大きな被害が出た栗原市花山の湯浜温泉・三浦旅館のすぐそばにある「上滝」です。取材させていただきました。「ランプの宿」として知られる三浦旅館は、建物の被害が、幸いにも大きなものはなかったのですが、源泉が地震以来、止まっています。ご主人の三浦治さんは、週に一度、秋田側から3時間かけて、旅館の片付けに通っています。内風呂に湯はありませんが、露天の硫黄泉は無事で、「上滝」のそばで、新たに硫黄泉が湧いているの見つけました。三浦さんは、この硫黄泉で、旅館再開を目指しています。今回、「上滝」の写真を紹介したのは、ご主人のこの一言がきっかけです。「土砂崩れで、迫川は土色に濁った部分が目立つが、上流は地震前と変わらず、飲めるくらい水が透き通っている。そして、温泉が確かに湧いている。栗駒山が生きている証拠を、たくさんの人に伝えてほしい」。地震で傷ついた栗駒山ですが、「温泉」という恵みを私たちに残していてくれていました。花山温泉郷に通じる国道398号線は、一般車両が通れるようになる見通しは、まだたっていません。それでも、三浦さんは、道路が通じるようになったら、すぐにでも旅館を再開できるよう準備をしたいと話していました。私は、同じ温泉地出身の人間として、宮城県にある放送局の人間として、花山の復興を応援し続けたいです。余震も少なくなってきました。この夏、そして紅葉シーズンには、栗駒山に、全国各地から、多くのみなさんにお越しいただければ幸いです。

 さて、次は、憧れの地があるんだそうな…、出射アナです!

雨の日のすごし方

寺田 早輪子

2008/07/02

「雨女」「晴れ女」という言葉がありますが、私は、無理やり分類すれば…、「くもり女」かと思います。私が中継のリポートをすると、スッキリ晴れる!…こともなく、ザーザー降りになることもなく、空は曇っていることが多いのです。
しかし、そんな私にも一度だけ、中継リポートの日に、ザーザー降りになったことがあります。3年前の「仙台七夕中継」。紫色の浴衣を着て、下駄を履いて、気合十分で出発したら…、「ザー」!
商店街を錦絵のように彩る七夕飾りも、雨で濡れぬよう、大きな、長いビニール袋がかけられ、はっきり観賞できない状態に…。観光客も「はぁー…」と、ため息。私の浴衣もびしょびしょ。メイクも、雨とともに流れ落ち…。
オススメの『雨の日の過ごし方』。中継リポートするのは大変なので、ご自宅でゆっくり、デジタル8chをご覧ください!私が必死にリポートをしますから( ̄▽ ̄ )ああ。写真もくもり気味…
続いては、冗談抜きで、正真正銘の『雨男』、金澤先輩です。

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