2013/03/25
石巻にお住まいの方から、情報を頂きました。
その方の自宅も津波の水が床上まで達する被害を受け、大変な苦労をなすったという話を聞きました。
今頃になって、当時の話を・・・・という何か申し訳ない気持ちでお聞きしましたが、元気な声を聞くことが出来、こちらもホッとした気持ちになりました。
石巻市の渡波地区は、市内でも大きな被害を受けた地域です。その渡波地区の高台になる「洞源院」というお寺には、被災当時400人近い人たちが臨時の避難所として身を寄せていたそうです。ご住職や奥様の苦労は言うまでもないでしょう。
その渡波地区にあった幼稚園と2つの保育所、小学校、中学校、2校の高校は、2年経っても再開できずにいる現状があります。この地域の再興には、若い世代の力がなければ実現出来ない、それを受け継ぐ子供たちが元気に育つ環境を作らなければならない、という思いで洞源院の小野寺住職が保育園建設に動き出したということです。
すでに社会福祉法人の認可を受け、土地の取得、県と市からの補助金も約束され、具体的な動きになっているそうですが、はやり問題は、資金面だそうです。
ご住職が私財を投じても中々資金を確保することが出来ず、全国の方への支援を呼びかけています。
不足金は、およそ9000万円。問い合わせ先、宮城県石巻市渡波字仁田山2 洞源院 ℡0225-24-1389
3月の着工、9月の開園を目指しています。
子供たちの元気な声が戻って欲しい。
あすは、柳沢アナの担当です。