2015/02/03
スポーツ中継の最中もそうですが、テスト中に頭を悩まされるのがトイレです。
沈黙の中、おもむろに立ちあがってトイレに行くのって、とっても恥ずかしいです。
試験官に断りを入れる声が、どれだけ響いて他の人に知れ渡っていくのだろう。
そんなことを考えていると、ますます貴重な試験時間が無駄に過ぎてしまい。もちろん結果も芳しくはありません。
学校の試験や大学受験なら長くて120分くらいですから何とかなります。
それが、自分が知る最長試験時間の数学オリンピックだと、予選での試験時間が3時間、出場したことはありませんが国際数学オリンピック本選になると3問に対して4時間30分の試験を2日連続で行います。
こうなってくると、トイレで休憩タイムを取るのが当たり前になってきます。
他にもトイレに立つ人が続出するので、私としても心強い。
それと解けない問題は何時間かけても解けません。気分転換のため、トイレでボーとします。スッキリした頭になって鉛筆を握り直します。
でも、やっぱり解けません。これならトイレで昼寝をしていた方がマシだったのではないかと考えてしまいます。昼寝ならわざわざトイレでなくても良いわけですが。
そもそも試験中にいかにして寝るかなんて考えるものじゃないのでしょうが、そう言っていられないのが中国の官僚登用試験“科挙”。
私は当然、受けたことはないですが、丸々3日かけて行っていたという話です。
しかも1日の中で、試験の制限時間はないということなので、全科目を解き終えるためには寝ている場合じゃないのかもしれません。でも寝ないと体が持たない。
しかも戦いはそれ以前から始まります。例えばFNS27時間テレビは本番スタート直前まで、入念な打ち合わせとリハーサルを行います。
それと同じ様に、科挙の試験スタート直前まで準備をしていた方が良いのか、体力温存に備えて寝ていた方が良いのか。頭を悩ませていたでしょうね。
私だったら悩んでいる内に試験時間を迎えて、ただ疲れただけだったでしょう。
つくづく試験に向いていないなと感じました。
次は柳沢さんです。