2015/03/12
阪神・淡路大震災から20年、広島の土砂災害から半年、日本人留学生も犠牲になったニュージーランド地震から4年と・・・次々と災害の犠牲者を追悼しなければならない辛いことがこんなに多くあるのかと思う日が続きます。そして、きのうは東日本大震災から4年、悲しい気持ちと前進しなければという気持ちが交錯した1日ではなかったでしょうか。
「決して、風化させてはならない」
常々、思っていることはこの事です。
風化どころか、まだ住宅も、仕事も、震災前の状態に戻れないままにでいる人たちが沢山いることも現実です。
政治に対するアンケート調査をみますと、年ごとに、
震災、原発からの復興という優先課題が下位になっているという国民の意識も気がかりです。
先日、震災で崩れた仙台城跡の石垣の復旧工事が終了し、竣工式が行われました。4年かかりました。
同時に、ここを通る市道も開通しました。
通るたびに、震災を思い出しています。
そういう思いが、防災、減災につながるのだと思っています。