佐藤 拓雄
2016/02/08
受験シーズンたけなわ。
我が家の長女もついに高校入試本番が始まりました。
入試直前のある日、6歳の次男が、折紙と鉛筆、はさみ、セロテープを取り出し、猛然と創作活動を始めました。
よくあることなので、何ができるのかとそのままにしておいたら、できたのは、これ!(写真)
「ぜったいごうかく がんばれ」
お姉ちゃんへの受験のお守りだったのです。
親バカですが、胸が熱くなりました。目頭も。
一方、高校2年で、受験の先輩である長男は、これまで、時には、分からない問題を教えてくれたり、時には、「先輩風」を吹かせたり、時には、親の私たちの方が、受験情報について長男にアドバイスを求めたり、高校生らしい、一定の冷めた距離感を保ちつつ、いろいろな関わり方をしてくれていました。
長女にとっては初戦となる、私立の入試当日の朝、長男は、自分自身の通学の支度もそこそこに、玄関付近をウロウロ。妹の出発を見送りに来てくれたのです。
「じゃ、いってきます」という妹に、ひと言「がんばれよ」
これまた親として胸が熱くなりましたが、その直後、長男の視線は手もとのスマホに。余韻も何もないのか!(苦笑)。まあ、こういう距離感がいいんでしょうね。
弟のお守りをカバンにしまい、試験に臨んでいる長女。
とにかく、ここまでに蓄えた自分の力を出し切ってほしい、と願うばかりです。
「寒いからこそ」、ちょっと温かくなるお話を、と思って書きました。
手前味噌な「親バカ我が家ネタ」で、皆様が温まったかどうかは、自信ありませんが。すみません。
明日は梅島アナウンサーです。