牧 広大
2016/03/25
卒業式。
1年前に経験したはずですが、まだ最近のことのようです。
去年の卒業式が人生で最後?の卒業式だったかと思うと、今思えば寂しい思いもありますが、卒業できるか否かをさまよった身なので、当初は安心感に浸っていました。
大学4年生の間は学校にはほとんど行かないという人が大半。
大体の人は単位を取り終わり、アルバイトや卒業旅行、就職に向け勉強する人がたくさんいる中、私は週4回授業があり、4年生になっても足しげく学校に通っていました。
4年生が始まる際、選択科目の残り2科目分の単位が取れれば卒業という中で、Aというグループで1科目、Bというグループの中からで1科目と、卒業には油断は許せない状況。
そのため保険でグループごとに3科目ずつ、計6科目受講することに。
上手く1日に授業がまとまってくれればよかったのですが、そのような運もなく、結果週4回通うこととなりました。
同じ授業を取る友達も何科目かいましたが、一人で受講する授業もしばしば。
4年生ということで学校に行ってもあまり友達にも会えず、1年生がとるような科目も受講していたため、なぜか肩身の狭い思いもしていました。
そんな中、卒業できるかがが決まった時、単位が取得できたのはAグループでは2つ、Bグループでは1つと、あわや卒業できないところでした。
あのとき保険で受講して良かった、4年生でも週4回めげずに通ってよかったと心から思いました。サポートしてくれた友人にも感謝です。
そのような経緯もあり、卒業式は安堵の気持ちでいっぱいでした。
桜がぱらぱらと咲き始める中、ここまで育ててくれた両親、祖父母、兄弟に感謝し、新たな船出に向かう決意とともに故郷への寂しさも積もった去年の卒業式。
あれから1年間、振り返るといろいろあった1年でしたが、あっという間だったということは充実していた証拠です。
*写真は東京にいたときの桜の写真、桜の開花が待ち遠しいですね。
次は木下アナです!