佐藤 拓雄
2016/07/11
夏と言えば、高校野球!
宮城大会が始まりました。
今年はまさかの開会式雨天延期。でも本番はこの天気でした!
自分は本格的に野球をやっていたわけではありませんが、子どものころから高校野球が大好きで、暇さえあればテレビ中継を見ていました。
このところ、「あの名勝負プレイバック」みたいな企画がテレビでも新聞でもよくありますが、そういうのを目にするにつけても、自分が結構リアルタイムで見ていたことに驚かされます。
高校野球漫画の金字塔、「ドカベン」も覚えるくらい読みました。
だから高校野球が好きになったのか、高校野球が好きだからドカベンが好きなのか、今では全く分からなくなってしまいましたが、とにかく、夏と言えば、高校野球です。
そして、高校野球と言えば、夏です。
春の選抜もいいけど、やっぱり夏のドラマティックさにはかないません。
一生のうちで、高校生であるわずか2年ちょっとの間しかできない、高校野球。
夏の敗退は、3年生にとっては、人生一度の高校野球の終わりです。
なんか当たり前のことを書いていますが・・・
長男は、高校球児のはしくれです。
強豪校の有望選手でも、弱小校の大黒柱でもありませんが、そんな普通の高校球児にも、いろいろドラマがあります。
長男が高校野球をやって、つくづく思うのは、チームの数だけ、選手の数だけ、ドラマがあるということ。
大きなドラマ、小さなドラマ、その高校球児を支える人たちのドラマ。
強いか弱いか、上手いか下手か、そんなことは全く関係ありません。
知れば知るほど、親として関われば関わるほど、どんな相手にもドラマがあると痛感し、敵味方関係なく、関わる人すべてが大切に思えてきます。
長男のチームメイトたちには、私にとって我が子も同然の思い入れがありますし、親同士の連帯感も、関わるほどにどんどん強くなっています。
人生一度きりの高校野球をやることができた長男がうらやましくもあり、長男のおかげで、高校野球に関われたことに大いに感謝もしています。
今年は、長男にとっての最後の夏。どんなに長くても8月で高校野球は終わりです。
今年の夏の高校野球は、「夏の楽しみ」なんていう軽い言葉で表せない、複雑な気持ちで迎えています。
明日は、稲垣アナウンサーです。