佐藤 拓雄
2017/02/13
私は大の甘党ですが、「スイーツ」という言葉は使いません。使いたくありません。
甘いもの全てを、なんでもかんでも、一切合財、ひと括りに「スイーツ」なんていうのは嫌いです。
いつからこういう言葉が使われるようになったんでしょう?
多分マスコミ発だと思いますが、そうしてあっという間に言葉が拡がっていくのは、何か空恐ろしいものさえ感じます。
私自身がマスコミの一員ですが、私の小さな抵抗など、多勢に無勢、なんの力もありません。
極めつけは「和スイーツ」。
なんじゃそりゃ。
「和菓子」と言いましょうよ。
つまらない話ですみません。
そんな私ですが、最初に言った通り、大の甘党、甘いもの大好きです。
特に、和菓子大好き、あんこ大好き。
饅頭、大福、お汁粉、団子、ようかん、練り切り、最中・・・
和菓子屋さんに入ると、毎回、全てを買い占めたいという衝動に駆られます。
私の親に聞いた話では、離乳食が終わるか終わらないかぐらいの頃から、あんこ大好きな子どもだったとか。
幼稚園児だった頃には、直径15センチくらいのずしっとした大きな饅頭(「葬式饅頭」と言ったら分かりますか?)を平らげ、周囲に驚かれて、それにこっちがびっくりしたという記憶が鮮明に残っています。
なぜあんこが好きなのか、理由も理屈もありません。生まれつき好きなのです。
そういう嗜好、性質というのは遺伝するのでしょうか。
私の子どもたち、特に男の子二人、中でも次男は、私と好みがそっくりです。
次男もまた、離乳食終了直後からアンパンをおいしそうにパクパク。
やはり、生まれつき好きなようです。
次男が2歳くらいの頃だったか、初めてようかんを食べさせてみたところ、あっという間に一切れ平らげ、言った言葉が、
「あんこ、おかわり!」
佐藤家あんこ男子の面目躍如、といったところでしょうか笑
★写真★先日静岡へ出張し、帰りの新幹線の中で安倍川もちを食べました。
静岡土産といえば、あの「夜のお菓子」も大好きです。これが「夜のスイーツ」なんて変わってしまったら、私は大いに嘆くことと思います。
バレンタインデーの明日は、木下アナウンサーです。