下山 由城
2024/01/10
2024年もよろしくお願いします。
年明けから、春の高校バレー全国大会(4日~8日・東京体育館)の実況で東京に行っていました。1回戦「東北(宮城代表)vs高岡第一(富山代表)」と2回戦「東北vs都城工業(宮崎代表)」の2試合を担当させていただきました。写真は1回戦の解説をしていただいた元男子日本代表のリベロ・古賀幸一郎さんと撮ったものです。
大会直前に各学校へ取材をさせていただくことができたため、正月が仕事始めとなりました。1日に取材をさせていただいた都城工業高校は、東京の某私立高校の体育館を借りて練習をしていました。いつもはおそらく多くの学生で賑わう最寄り駅は、人が少なくとても静か…チェーン店も休みで閉まっているなど、ある意味お正月らしい雰囲気を感じましたが、体育館では熱気にあふれた練習が行われていて新年早々に高校生たちから元気を貰った気がします。去年まで以上に活力にあふれた1年にしたいと思います。
去年まではコロナ禍で制限があるなかでの春高全国大会開催でしたが、ことしは観客制限なし!1回戦から観客の大歓声が響く東京体育館を見て「あぁ、この光景が戻ってきたんだな」と嬉しい気持ちになりました。
宮城代表の東北高校は残念ながら日本一の目標には届きませんでした。それでも前回大会を超える3回戦を突破しました。去年は3回戦で鎮西(熊本)を相手にフルセットにもつれ、1度はマッチポイントを迎えましたが、連続失点で涙を飲みました。そのときの敗戦の経験から「1点の重み」を学び、人生初のキャプテンに立候補した坂本アンディ世凪選手を中心とした今年の東北は本当に魅力的なチームだったと思います。坂本選手は大学に進学してさらなる高みを目指していくとのこと。東北の新チームが2002年以来の日本一になることとともに、さらなる活躍を期待しています。
お次は金澤アナウンサーです!