佐藤 拓雄
2025/01/15
お節料理に、縁起の良い白い蛇が入っていました。【写真】
白い蛇にあやかって、金運、上がってほしい!
さて、2025年に行きたい場所、特にありません。
と言ったら身も蓋もありませんが、今年でなくても、行きたい所には行きますし、行きたくても行けない所はいつまでも行けません。ひねくれていてすみませんが、ここで宣言したって仕方ないだろう、と思ってしまいますので、こういうお題は、実に書きにくい。
とはいえ、これで文章が終わったらこれまた仕方ないので、もう少し書きます。
年明けすぐに書店に行ったら、発見・出会いが二つもありました。
一つは、店に入ってすぐ目に飛び込んできた大きな広告。伊坂幸太郎の新刊が出るというではありませんか!
去年は出なかったので、待望の新刊です!
「デビュー25周年記念書キ下ろし作品」とあります。「書き下ろし」の「き」の字が「キ」とカタカナになっています。意味深です。すぐさま予約しました。
楽しみです。届いたら、すぐに、ではなく、大事に、読もうと思っています。
新年早々、私にとってのグッドニュースでした。
もう一つは、去年亡くなった世界的指揮者・小澤征爾さんの「ボクの音楽武者修行」が、増刷されたのか、平置きで売っていたことです。すぐさま買いました。
以前この「アナ・ログ」に書きましたが、音楽を志していた青春時代の、私のバイブルの一つ。
亡くなった際に、もう一度読もうと思ったのですが、いつの間にか処分してしまったのか、家に見当たらず、お預けになっていました。
二つとも、ネットで調べれば見つかった情報では?というツッコミは甘んじて受けますが、でもそうじゃない、やはり書店は行くものだなあ、とつくづく思った新春。
ネットに押され、実店舗の書店は閉店が続いていますが、書店をぶらぶら歩いて、探してもいなかった本に出会う喜びや興奮。新しい本のにおい。
そう言う自分も、今やほとんどの本をネットで買ってしまいますが、それでも、実店舗の書店は、無くなっては困ります。勝手なものですね。
そんなわけで、こじつけですが、2025年「も」行きたい場所は、書店です。
明日は、飯田アナウンサーです。