アナ・ログ

観光

堤 勇高

2024/10/04

宮城に住み始めてもう5年半になります。
その5年半の間で県内の観光スポットにどれくらい行けたかと振り返り、おそらく半分も行けていないことに気づきました。

住み始めて数年は意識的に様々なスポットに行っていたのですが、月日が経つと良くも悪くも宮城が「住む場所」になっていきました。
休日も特に出かけない日が増え、遠出の頻度も減った気がします。

これを機にもう一度、県内の観光スポットへ出かける意識を高めようと思います。
特に、仙台から距離のある観光スポット。

やはりすでに訪れた観光スポットは仙台近郊が中心になっていて、県北や県南などにはなかなか足を運べていませんでした。
中でも県南はこれまで仕事でもそれほど訪れる機会に恵まれず……一目千本桜ですら「ご無沙汰」の状況。

ですので直近の目標としては「県南をめぐる」ということになりそうです。
この時期だとはらこ飯もシーズンですね!
もし県南でおすすめの観光スポットなどあれば、教えてください。

写真は先月17日に撮った「中秋の名月」です。
雲がかかってしまっていますが、その後に撮った雲のかかっていない月よりもこちらのほうが趣を感じました。不思議なものです。

次は梅島アナウンサーです。

健康のために…

堤 勇高

2024/09/20

健康のためといいますか命のためといいますか……
この夏は一晩中エアコンをつけっぱなしで寝るようにしていました。

去年まではタイマーを使って、睡眠時間の半分ほどはエアコンをかけ、残りの半分はオフの状態で過ごしていました。一晩中冷房をつけたままで寝ると、起きたときに風邪を引いたかと思うくらい体がだるくなるので、それを嫌っての対策でした。

温度を下げすぎているわけでもない(設定はだいたい27度)のにだるくなるので「こんなの絶対に体に悪いだろう」と思っていました。

しかし今年の夏に「寝ているときにエアコンを切ると、むしろ体が休まらない」という話を(今更ながら)聞きました。その後いろいろ調べてみてもやはりエアコンはつけたほうがいいということで、意を決して一晩中エアコンをつけるシーズンに移行しました。

体感としてですが徐々に体が順応してきている気がします。以降直後はやはり朝に体がだるい感じがしました。しかし1週間2週間と続けていく中で徐々にそのだるさは軽くなってきています。

「むしろ体が休まらない」という部分。
エアコンを切っていた時とつけっぱなしの時で疲労感の違いを実感できるには至っていませんが、もっと長く続けていけば差が出てくるのかもしれません。体のことなので当然個人差もあると思いますが、年々暑さが増している中で健康とそれ以上に命に関わる事態を防ぐためにも、来年も適切な冷房の使用は必須となりそうですね。

写真は近所の食堂のカツカレーです。
残暑続く中でしたが急に猛烈にカレーが食べたくなり、立ち寄った際の一枚です。
銀のお皿が何ともいい雰囲気です。

次は伊藤アナウンサーです。

好きなお菓子

堤 勇高

2024/09/10

お菓子なら基本何でも好きです。
甘いものもしょっぱいものも、洋菓子も和菓子もなんでもウェルカムです。
甘いお菓子で考えると、しっとり?ネットリ?としたチョコレートケーキは大好物です。

しっとり・ネットリのチョコレートケーキというと、チョコレートブラウニーやチョコレートテリーヌ、フォンダンショコラなどがあると思いますが、どれがどのお菓子かきちんと把握できていません。
調べてみるとどうやら私がいつも思い浮かべているのはチョコレートブラウニーのようです。食べるのは好きですが詳しいわけではありません(笑)

その他にもチョコレート系のお菓子で好きなものはいくつかあり、よく食べていますが、先日ショックなことがありました。

輸入食品などを販売しているお店にフラッと入った際、中高生の頃に大好きだった記憶のある海外のチョコレート菓子を見かけました。
クリームを挟んだクッキーをチョコでコーティングしたようなお菓子です。
味は海外らしい甘さですが、当時の私は勉強の合間にそれくらいの甘さを欲していました。

そこから10年ほど経って、そんな思い出のお菓子と再会。
迷いなく買って、意気揚々と家に帰りました。

面倒くさがりの自分としては珍しく、コーヒーまで準備しての「ティータイム」。
ああ、確かにこんな味だったなあと懐かしさを感じながら名刺より一回りほど小さいサイズのそのお菓子を2枚ほど食べた後異変を感じました。

「この甘さに体が耐えられなくなっている」

当時は自制しなければ一気に1箱食べられるほどだったのですが、今食べるとその甘さや味の濃さから2枚ほどで満足してしまう胃袋になっていました。
3枚目以降は徐々に「つらい」と感じ始めてしまう始末。

中高時代の私が相当優れた別腹を持っていたのか、現在の私がある意味で大人になってしまったのか……

おそらくその両方ですが、今後甘いものを食べるときはこれまでより慎重に量を選ぶ必要がありそうです。
そんなことを言いつつ、写真は近所の洋菓子店で先日買ったチーズケーキ!
チーズケーキも種類様々ありますが、どんなタイプでも美味しいですよね。

今回のテーマは私がアンカーでした。
次回は新テーマ、千坂アナウンサーから始まります。

文系?理系?

堤 勇高

2024/08/16

超が付くほどの文系です。
正しくは「超文系」といういより「超数学が苦手」です。

小学生の頃は算数にも苦手意識はなく、読書の際には「空想科学読本」にハマっていました。
中学時代以降は数学が「メキメキと」苦手になり、計算が必要になる化学などにも苦手意識を持つようになりました。

人生で初めて「赤点」をとったのも数学。
定期テスト後必ず補習を受けさせられていた数学。
あまりにも解けずに勉強において唯一泣いたのも数学。

本当に算数・数学にはメンタルを鍛えられました。

これはあくまで定期テストや受験といった場面での話ですが
定められた正解の範囲内で自分なりの答えを書けばよい国語、
過去から現在までの出来事とそれに付随する単語など知識量勝負の歴史などと違い
「何を問われているか」「どう解けばよいか」「どれだけ正確に計算できるか」といったありとあらゆる技術・知識を求められたうえで、最終的にたった一つの正解を導き出さなければいけない数学は本当にシビアな学問だと思います。

だからこそ理系分野の第一線で活躍している方々には特別な尊敬を覚えます。
いつか理系教科の魅力を聞いてみたいなとひそかに思っております。
……私の頭がショートしない程度に。

写真は七夕飾りです。
家から会社までの道で唯一飾りがあったスポットです。
青空によく映えていて、逆光と格闘した末の一枚です。

次は西ノ入アナウンサーです。

元気の源

堤 勇高

2024/08/01

確たる「元気の源」があるというわけではない私ですが……
強いて挙げるとすれば「なんの理由もなくちょっと贅沢な外食をする」かなあと思います。

最近の食事は極力自炊しています。
経済的な効果が実感できているかと言われれば怪しいですが、続けています。
計算上は塵レベルの節約ができているはずなので、いつか山を成す日を夢見ています。

その一方で休みの日などは完全に当日の思い付きで贅沢気味の外食をします。
誕生日でも、何かを達成したわけでもない日にするのがポイントです。

もちろん贅沢といってもコース料理といったレベルのものではありません。
回転寿司やリーズナブルなステーキ屋など、一般的な外食の範囲内にとどまります。

これの何が良いかというと、まずは美味しいものが食べられること。
そしてその日その場で決めるのでサプライズ感があること。決めるのも食べるのも自分自身ですが。
さらに普段自炊している分背徳感があること。これが一番大きいかもしれません。

そんなわけで「ゲリラ贅沢外食」は自分の中である意味ストレス解消法且つ元気の源です。
あまり乱発すると自炊の節約分と「トントン」になってしまうので注意します。

写真は仙台市内ではなく青森県八戸市の七夕まつりです。
実況の仕事で訪れたタイミングがちょうど祭りの期間中でした。
空は梅雨らしい雲がかかっていますが、吹き流しは非常に色鮮やかでした。

次は飯田アナウンサーです。

ヨーロッパといえば

堤 勇高

2024/07/29

以前にも何度かお話しましたが、大学時代の卒業旅行はヨーロッパ各地を巡りました。
友人二人とスペイン、フランス、オランダ、ドイツ、イタリアを巡っていったのですが、私の中でメインと考えていたのはドイツです。

ドイツには高校時代から憧れがありました。
具体的にはケルン大聖堂を見たいという憧れです。

高校時代に世界史の資料集で初めてケルン大聖堂を見ました。
圧倒的存在感を放つ巨大な尖塔、それを取り囲むトゲトゲした無数の装飾、その豪華で派手な見た目に惹かれました。

さらに資料集に載った写真では、手前にヨーロッパらしいアーチのかかった橋。
この角度から、できればライトアップされる夜に、生で見てみたいと思いました。

それから月日が経った大学4年生の冬、ついにその夢をかなえました。
卒業旅行の日程を組む際に、友人二人に頼み込んでケルン行きの日程を差し込ませてもらい、ほぼケルン大聖堂を見るためだけにドイツに寄る旅程となりました。

ドイツ入り当日はあいにくの雨。
到着は夜で、移動に疲れた上雨で戦意喪失した友人をホテルに待たせ、強めの雨が降る中私は夜のケルン大聖堂を見に歩きました。

泊まっていたホテルはケルン大聖堂のすぐ近くでしたが、あの資料集に載っている角度から見るため、私はライン川を渡って対岸へ。
そしてついにたどり着いた憧れの景色が、今回載せている写真の景色です。
(多分以前にも別テーマで載せていましたが……)
ビショビショになりながら、30分くらいひたすら眺め、写真を撮っていました。

雨と若干の霧で少しボヤッとしてしまっているのが今でも悔やまれるのですが、私の中でのヨーロッパ旅行ハイライトトップ3には入ると思います。
いまだに私にとって、ヨーロッパと言えばケルン大聖堂です。

今度は晴れた完全体のケルン大聖堂を目にすべく、いつか再訪したいと思っています。

今回のテーマは私がアンカーでした。
次回からまた新しいお題のスタートです!

夏が始まった

堤 勇高

2024/07/10

4月から夕方のニュースで天気コーナーも担当しています。
当然気温についてお伝えする機会も増えました。

つい数週間前まで「明日は夏日(最高気温25度以上)になります。暑くなりますね。」と話していた記憶があるのですが、あっという間に真夏日(最高気温30度以上)予報をお伝えする日が多くなりました。

幼い頃の記憶では春→梅雨→夏と季節が移り替わる印象でしたが、今は春→夏→梅雨→夏のイメージです。
単に子ども時代の私の季節認識がざっくりしすぎていた可能性もありますが、夏の始まるタイミングが早まっていること、そして「ちょっと暑いけどカラッと爽やか」な初夏の範囲は非常に狭くなっているように思います。

そんな子ども時代の夏と言えば毎年のようにカブトムシやクワガタを飼っていたことを思い出します。
今の子どもたちにも人気なのでしょうか?
そもそも今でも捕まえに行けば簡単に手に入るのでしょうか?

カブトムシより圧倒的にクワガタが好きだった私は、夏になると捕まえたりもらったりしたクワガタを箱が透明なタイプの虫かごに入れてひと夏の間飼っていました。
エサのゼリーを取り替えたり、クヌギマットを取り替えたり、時には興味本位で指を挟ませてみたり……
犬のように散歩したり猫のようになでたりはできないのですが、見ているだけでテンションの上がる不思議な魅力がありました。

小学校高学年に入ったあたりから飼わなくなったと思いますが、今でも夏と言えばで浮かんでくるイベントの一つということは、歴代クワガタ・カブトムシたちとの夏の日々は当時も相当心躍っていたのだと思います。

写真は梅雨時期らしい曇り空を仙台放送本社から撮ったものです。
雨は降っていませんでしたがあまりにも「らしい」空だったので写真に収めました。

次は飯田アナウンサーです。

憧れます

堤 勇高

2024/06/27

英語を流暢に話せる人に憧れます。

海外に住んでいたことも、英会話教室に通ったこともないので、英語のレベルは「大学受験に向けて勉強した」程度です。
その中でも英語の「読み書き」とリスニングは頑張ったのですが、受験にあまり関わらないスピーキングはおざなりに。海外旅行は英語の得意な友人の後ろで隠れるように巡っていました。

さて先日、七北田公園で開催された「Pokémon GO Fest」の取材に行った際のことです。
会場には県内外を問わず多くのファンが駆けつけ、海外から来た方も非常に多くいました。

次々とインタビューをしていく中で、ついにカナダから来たという海外ファンにインタビューすることに。
「どこから来ましたか?」や「仙台はどうですか?」など簡単な英語で何とか質問をし、その方も(おそらく気をつかって)聞きやすい英語で答えてくれていました。
そして「お気に入りのポケモンはなんですか?」という質問をしようと、頭の中で文章を練って投げかけたとき、一瞬相手の返答が遅れた気がしました。

「パッとは出てこなかったのかな?」と当初は思っていましたが、改めて質問の文章を思い返したところ……

お気に入りを意味する「favorite」という単語を間違えて「famous」と言っていたのです。
日本語にすると「あなたの『有名な』ポケモンはなんですか?」というなんとも意味の分からない質問です。

自分の英語が中学レベル以下にまで落ちてしまっていることを痛感させられました。

最終的には相手が「favoriteってことだよね?」と意図をくみ取ってくださりインタビューは無事終了しましたが、非常に恥ずかしい思い出となりました。
英会話、習おうかな……。

写真はそんなPokémon GO Festの取材関連で、街中を歩くラプラスです。
陸上をよちよち進むラプラスはなかなか新鮮で可愛かったです。

次は飯田アナウンサーです。

雨の日どう過ごす?

堤 勇高

2024/06/13

休みの日の過ごし方としては、あまり雨が降っているかどうかに左右されません。
降っても照っても家でダラダラしますし、買い物に行くとしても地下鉄か車を使って出かけるので雨の影響なしです。(仙台駅前のアーケード街が発達している恩恵、受けまくってます)

比較的強い雨であっても「いつも通り」の生活スタイルです。

一方で特に仕事の日。
雨が降ると、できるだけ車道から離れて過ごします。(これは「過ごし方」なのか?という話には目をつむっていただいて……)
これまで通勤中、帰宅中、取材中、ロケ中とありとあらゆる場面で車に水たまりの水をかけられてきたからです。
車道にできた水たまりを車が通過するときにバシャっと水が飛んでくるアレです。
被害妄想かもしれませんが車のルート的に「わざとやったんじゃないの!?」と思う場面すらありました。

ロケで締めのリポートを撮影している際に水をかけられ、あと1場面だけなのに私の「乾き待ち」で皆さんをお待たせしたこともありました。

そういう「体質」なので雨の日は道を歩くと車道に水たまりがあるかないかと車のルート取りに細心の注意を払っています。

写真は雨と正反対、快晴の空と県庁です。
あまりの晴れっぷりに太陽光をうまく処理できず、光の線が入っています。
この爽やかで過ごしやすい気候のまま9月あたりまでいってほしいものです。

次は飯田アナウンサーです。

言葉にまつわる話

堤 勇高

2024/05/30

日々様々な言葉に触れていなければいけないと感じます。

大学時代は中国語を習っていました。
習得できたのは簡単な文法など初歩中の初歩でしたが、単語や読み方などいろいろと覚えていきました。
卒業から数年、残念ながら中国語と向き合う機会はなく(そもそも日本語と向き合うのに精いっぱいで)中国語を読んだり書いたりすることはありませんでした。

先日、ふと目にした中国語の文章を読もうとしてみたところ、意味も発音もほとんどわからず……
一応勉強してきた言語がごっそりと頭から抜け落ちていることに多少のショックを受けました。

同じように日本語も使っていないものはどんどんと頭の中から消えていくのかなと思います。
実際にスポーツ実況をしていても、各競技によって特有の表現方法(競技する場所をグラウンドと呼んだりコートと呼んだりピッチと呼んだり……)がありますが、しばらくその競技をしゃべっていないとすぐさま適切な表現が出て来なくなってしまいます。
そもそもグラウンドもコートもピッチも日本語ではないですが、報道の現場でも、食リポの現場でも同じことが言えると思います。

ですので、日ごろからなるべく表現方法が偏らないように注意しています。対象を言い表すときに最適な言葉はどれか?ということを考えるようにしています。
加えて、他の人はどういう表現をしているのかにも注目し、バリエーションが増えるように気を付けています。

そこで今回の写真です。
仙台駅前ですがあまりにもきれいな夕焼けで、写真に収めました。
表現するならば青とオレンジのコントラストが、こう……まさに……どことなく……
要修行です。

「言葉にまつわる話」は私がアンカーでした。
次回からは新しいお題、寺田アナウンサーからスタートです。

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