アナ・ログ

注目

堤 勇高

2021/10/26

もはや有名な話かもしれませんが、群馬生まれの人間にとっての「注目」はこれしかないだろうということで……

小学校などで授業が始まる前の号令、皆さんの学校ではなんと言っていたでしょうか?
「起立」で立ち上がる、「礼」であいさつ、このあたりはほとんどが全国共通なのではと思います。

問題はこの起立と礼の間です。
群馬では「注目」が入ります。
挨拶をする相手、授業でいうと先生に対して「注目」し、挨拶をするという流れです。中学生になったころ、これがいわゆる「ローカルルール」だと知った時の衝撃たるや…

そんな「注目」ですが、今回このアナログを書くにあたって何となく調べていると、中学以来の衝撃的事実が。

「注目」は宮城でも使われている。
皆さんの通った学校で使われていたかわかりませんが、主に仙台市の学校で使われている場合があるのだとか。さすがに群馬ほどの浸透度はないそうですが、宮城生活3年目、新たな群馬との共通点が判明しました。

さて写真ですが仙台空港の滑走路で撮った貴重な一枚です。先日仙台空港で行われた事故対応訓練を取材した際に撮影しました。初めて歩いた滑走路はやはり道幅がとてつもなく広く、それだけでワクワクしました。

次は梅島アナウンサーです。

堤 勇高

2021/10/21

早速ですが、今回の写真は先日新潟に取材に行った道中、福島県のサービスエリアで見つけたウルトラマンの像です。
このご時世、県外に取材に行っても「直行直帰」。そんな中でしたが童心に帰れるウルトラマン像を見つけて少しだけテンションが上がりました。

小さい頃、ウルトラマンや仮面ライダー、○○レンジャーといったヒーローものはやはりよくテレビで見ていました。

そんな中でもこの写真に写っている「ウルトラマンティガ」が一番のお気に入りでした。

このウルトラマンティガ、状況によって「タイプチェンジ」ができます。
パワーが必要な時はパワータイプ、スピードが必要な時はスカイタイプ、それぞれに合ったタイプに変身できます。

タイプチェンジに合わせて体のラインの色が赤や紫に変わります。
そこが私のお気に入りポイントの一つでした。

以前にも書いた記憶がありますが、ヒーローの偽物を代表として「同じ見た目なのに細かいデザインや配色が少し違う」ものが大好きだったので、このウルトラマンティガのタイプチェンジにも強く惹かれたのだと思います。

時は経ち、今このタイプチェンジについて書いている中で、「どれだけハードな仕事でも一切疲れないパワータイプ」や「仕事を通常より素早く進められるスカイタイプ」が自分にあったらと頭をよぎった私はすっかり大人になりました。

次は高橋アナウンサーです。

オンライン

堤 勇高

2021/09/28

当時不思議な緊張感のあったオンラインでの会議が、今や日常になりました。就活の面接もオンラインがスタンダードになっているように思います。社会活動の多くがオンラインになっている、ならざるをえない中で、私の身の回りではあまり定着しなかったオンラインもあります。

それがオンライン飲み会。

流行り始めた当初は私も何度か参加したオンライン飲み会ですが、最近はあまり聞かなくなりました。人と飲まないというのが通常になってしまっています。
自分の中で振り返っても決め手となるような理由が思い浮かびませんが、いつの間にか機会がなくなっています。結局、飲み会のようなイベントは直接顔を合わせたほうが楽しいということなのでしょうか?

飲み会を例に挙げましたが、これだけオンラインが定着した世の中でもやはりオンライン向きでない活動はあると感じます。
最近それを特に感じたのが「研修」です。以前オンラインで全国のアナウンサーが参加する研修がありました。

どこかに集まる必要がないので場所や時間に縛られず、勤務が不規則なアナウンサーという仕事をしていても気軽に受けられるオンライン研修は素晴らしいと感じました。

一方で「実技」がやりづらいのが難点だと思いました。
講義で得た知識を実践する、アナウンサーでいうと声に出して、しゃべってみる。当時私が参加した研修に実技のコーナーはなく、実体験ではありませんが、対面で行う実技研修と比べると細かい声のニュアンスなどが伝わりづらくなることは想像に難くありません。

まだまだ先は見えない状況ですが、いわゆる「コロナ後」には何が対面になり、何がオンラインで行われるのでしょうか?

写真は先日ふと目に留まった伊藤アナウンサーの傘です。(本人許可済みです)
なんでも小学生の時に作った名前シールを大切に保管し、使っているそうです。小学生の時なら当たり前なのですが、すべてひらがな表記というところにクスリときました。

次は高橋アナウンサーです。

お菓子

堤 勇高

2021/09/06

今日から新テーマ「お菓子」です。
お菓子は甘いものもしょっぱいものも大好きです。しょっぱいお菓子で最近はまっているのが「サラダ味」の煎餅です。昔から好きでしたが、最近個人的ブームの波が来ました。塩気、うま味、香ばしさ、シンプルな味ながら美味しいと感じる要素が存分に詰まっています。

裏を返せば塩分、油、炭水化物と食べすぎ注意の要素も完全にそろっていますが……

私の中で、甘いお菓子の一押しは昔から変わりません。鎌倉のお土産としても有名な「鳩サブレ」です。鳩の形をした鎌倉の名菓。サクサクの食感とバターの香り、深みがありつつも甘すぎない味。これを書いていたら徐々に食べたくなってきました。

母方の祖父母に教えてもらった鳩サブレですが、子どもの頃はもらった1枚のサブレを何日もかけて、大切に食べていました。徐々に湿気てしまい、サクサク感は失われていきましたが(笑)
調べてみると、通販もやっているようです。大人になった今、久々に自分で買って、湿気ないうちに食べようかなと思います。

写真は先日おやつにコンビニで買ったスフレケーキです。次々にヒット商品を生み出すコンビニスイーツ、それほど頻繁に買うわけではありませんが、数百円とは思えないクオリティの高さに驚かされます。

次は西ノ入アナウンサーです。

夏あれこれ

堤 勇高

2021/08/25

私にとって宮城で過ごす3度目の夏です。
夏生まれ、更には暑さで有名な熊谷や館林の近くに住んでいた私ですが、だから暑さに強いかと言われれば全くそんなことはありません。

宮城県内、40℃になるようなことは今のところないものの、30℃を超えるともはや関係なく「体をむしばむ暑さ」だと感じます。
日中の取材などは度々クラッとする瞬間があります。新型コロナ対策と併せて体調管理にはいつにも増して気をつけなければと思います。

日中はもはや「全国均一」の暑さですが、宮城に来て感じるのは夜の涼しさです。日中どれだけ暑くても、夜は多少楽になるというのがこちらの夏の特徴だと感じます。実際に毎日の夜時点の気温をチェックしているわけではないので、実際に涼しくなっているのか定かではありませんが確実に「過ごしやすい」と感じます。

夏のイベントは今年もなかなか参加できない状況が続いていますが、1日の中の暑さの変化やふとした瞬間の空気のにおいなどで夏成分を吸収して過ごしています。

写真は先日川崎町で撮影した、噂の「ラプラスのマンホール」です。足を写さずに真上から撮るのが難しく、いっそのこと足も入れて「それっぽく」撮ってみました。

次は伊藤アナウンサーです。

8月8日はお米の日

堤 勇高

2021/08/17

お米、大好きです。
真の白米好きは白米のみでモリモリ食べると聞きますが、私の場合は「ごはんのおとも」が必要です。

一番好きなごはんのおともは明太子です。
明太子があるときは、いつもに比べて倍はお米を食べられます。

そして第2位は「食べるラー油」です。

一時、爆発的なブームを巻き起こした「食べるラー油」。
私も当時のブームの中で食べるラー油に出会い、ハマった一人です。

しかし、時は流れ徐々に落ち着いていった世間のラー油熱。

今、食べるラー油が好きというと多くの人が「懐かしい」と言います。
もしかしたら今この文章を読んでいる皆さんもそう思っているかもしれません。

しかし、食べるラー油はブームが終わった後も私のような「固定ファン」を獲得し、スーパーに「定位置」を得ています。

まだまだご飯のおとも界では「新顔」のイメージがある食べるラー油。
いつか「推し」が明太子や納豆のような大定番たちと肩を並べる存在となれることをひそかに願っています。

写真はお米つながりということで田んぼの写真です。
あぜ道をよく見ると、(小さいですが……)サギがいます。
種類はわかりませんが、田んぼの緑の中に白っぽい体がよく映えていました。

次は飯田アナウンサーです。

アナウンサーを目指したきっかけ

堤 勇高

2021/08/02

幼い頃から本当に喋るのが好きでした。
声も大きく、よく「静かにしろ」と怒られていました。

それがこのアナウンサーという職業に直接つながっているかと言えば、そうとも言えません。

アナウンサーという職業を意識し始めたのは小学生の頃です。
サッカーを習っていた私は、練習試合の時によく「実況ごっこ」をしていました。

テレビ中継で聴いた雰囲気を頼りに、「それっぽい」しゃべりで実況の真似をすると、たいていまわりにいる友達は褒めてくれるか、笑うか、いずれにしろ何かしらのリアクションをしてくれました。
そのごっこ遊びから少しずつアナウンサーに対する憧れを抱きました。

ですので私がアナウンサーを目指した最初のきっかけは、「……について伝えたい」や「視聴者の皆さんを笑顔にしたい」といった高尚なものではありません。
(当然その後大人になる過程でより多くの「目指す理由」が生まれました。)

ただ、その小学生時代に抱いた思いを中学、高校、大学と持ち続けられたのは少しだけ誇れる部分なのかなと思います。
もちろん早く目指し始めたから、長く目指し続けたから偉いというわけではありませんが……

写真は利府町の宮城スタジアムにあるオリンピックのモニュメントと五輪マークの花です。
スマホでズームしてしまったので画質が良くないのが残念……
取材に行った7月初旬、会場では準備があわただしく行われていました。

次は飯田アナウンサーです。

おうち時間

堤 勇高

2021/07/15

これまでの人生、余暇の過ごし方は「おそと時間」中心でしたが
気がつけばおうち時間ばかりの生活を過ごすようになり1年半ほど……

これほど長きにわたっておうち時間ばかり過ごしていると体が順応してしまいます。
気づけば丸一日一歩も外に出なくても平気になっていました。

恐らく健康的にはあまりよくない順応のしかたなのだと思います。

そう考えて先日、少し長めに外に出て、うろうろしてみました。
すると翌日、起きたとき、膝に痛みが……

ランニングをしたわけでもなく、登山をしたわけでもないのに右ひざが痛くなり、階段の上り下りなどが少しぎこちなくなってしまいました。

これが私にとってかなりショックな出来事で、それ以降意識的に歩くようにしています。

1年おうち時間漬けになっていたと考えると、元の体力を取り戻すまでには2年か3年かかるでしょうか。
地道に続けていくしかありません。

もちろん不用意に人ごみなどに出ていって新型コロナ感染となれば、体力を戻すどころではなくなってしまうので、体力を戻す方法のチョイスはなかなか難しくなりそうです。

写真は地下鉄東西線の荒井駅に置かれていました「わらアート」の恐竜です。
なかなか大きく、私の胸くらいの高さまでありました。
なるべく迫力が出るように撮ってみました。

今回のテーマ「おうち時間」はこれにておしまいです。
次回からは新しいお題、高橋アナウンサーからスタートします!

雨といえば

堤 勇高

2021/06/30

雨といえば、研修の初日を思い出します。

アナウンサーとしての研修初日、少し強めの雨が降っていました。出かけるまでは「幸先悪いな」などとも思わず、張り切って準備をしていました。雨ではありますが、初日ということでおろしたてのスーツを着て、靴だけは濡れてもいいように新品ではないものを選び、いざ出社。

今日から始まる研修に思いをはせながら、かつ水たまりはよけながら歩くこと数十秒、車道をかなりのスピードで車がやってくる音が聞こえました。その進路には水たまりがあります。
まずい!と思ったときにはすでに手遅れで、歩道に放物線を描いて飛んできた水しぶきに襲われる「新品のスーツを着た」私。必死の回避もかなわずひざ下に水がかかってしまいました。

あらためて件の水たまりを見ると、歩道と車道を区切る白線ギリギリのところにあります。なにもわざわざその上を走らなくてもいいじゃないかと、やり場のない思いを抱えながらの初出社となりました。
乾いたスーツには見事に茶色い跡が残り、早速クリーニングのお世話に。以来雨の日には必要以上に車の動向におびえるようになりました。皆さんもどうかお気を付けください。

写真は先日取材させていただいた、仙台市天文台の「そらカフェ」です。
キッチンカースタイルですがその見た目がレトロでおしゃれでした。

今回のお題「雨といえば」は今日でおしまいです。
次回からは新テーマ!トップバッターは伊藤アナウンサーです。

父の日あれこれ

堤 勇高

2021/06/11

母の日に贈るものは赤いカーネーションが定番です。
では父の日には何を贈るのか、恥ずかしながら知りませんでした。

調べてみると「黄色いバラ」なんだとか。
暑くなってくるこの時期に合った色だなあと感じます。

そういえばだれかに、個人として花束をプレゼントした経験がないなあと、ふと思いました。

クラス一同から、お世話になった先生へ……など大勢の中の一人として贈ったことはあります。
しかし自分一人でプレゼントを選ぶとなるとどうしても「物」になってしまいます。

さらに、人に何かプレゼントを贈る際よくセットになる手紙。
これも最近あまり贈っていません。子どもの頃はよく書いていましたが……

二つに共通するのはやはり気恥ずかしさです。

相手に何かを贈るのに自分の恥ずかしさを優先するのか?と言われると返す言葉もありません。

しかし特に手紙は、相手にその場で読まれると、そこから逃げ出したくなるほど恥ずかしくなります。

父の日でも母の日でも誰かの誕生日でも、花束や手紙をスマートに贈れる人には本当に憧れます。

写真は先日の皆既月食です。
私のスマートフォンのカメラでは太刀打ちできず、ニュース用に撮影しているカメラのモニターを撮影させてもらいました。

次は伊藤アナウンサーです。

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