金澤 聡
2021/08/31
夏はあれこれと出かけたいところですがこの状況下では難しく、専らオリンピック観戦(もちろんテレビで)でした。子どもたちも中学生になると部活に忙しく一緒にお出かけなんてしてもらえませんし…。
ということで、この夏は仙台市博物館で開催されている『古代エジプト展』に行ってきました。
紀元前の文明・文化の崇高さと人間のとてつもない英知を感じました。と言いつつも、私自身の歴史では古代史にあたるかもしれませんが、大学受験時代に『世界史』を選択した私にとっては、“パピルス” “プトレマイオス” “ヒエログリフ” などという文字が出てくるたびに、教科書や参考書に蛍光色のマーカーペンを塗りつぶした日々が脳裏に浮かんできました。結局、塗りつぶししすぎて、どれが大事なワードなのか分からなくなる事態が起きましたが…。
古代エジプト文字の象形文字が“ヒエログリフ”。日本の歴史が始まるはるか昔に、高度な文明や情報交換手段があったことに改めて驚くとともに、絵文字の元祖では?という一瞬不埒な考えがよぎったのも確かです。
酷暑を忘れるほど、じっくりと時間をかけて興奮を覚えながら見て回りました。あっという間のタイムスリップ。そうそう、ミイラの作り方も詳しく紹介されていて、医学も発達していたのが分かりました。
“ミイラ取りがミイラになる” ことは仙台市博物館では絶対にありませんので、ぜひお勧めです。
ちなみに9月5日まで開かれています。
次は西ノ入アナウンサーです。