アナ・ログ

夏あれこれ

金澤 聡

2021/08/31

夏はあれこれと出かけたいところですがこの状況下では難しく、専らオリンピック観戦(もちろんテレビで)でした。子どもたちも中学生になると部活に忙しく一緒にお出かけなんてしてもらえませんし…。

ということで、この夏は仙台市博物館で開催されている『古代エジプト展』に行ってきました。
紀元前の文明・文化の崇高さと人間のとてつもない英知を感じました。と言いつつも、私自身の歴史では古代史にあたるかもしれませんが、大学受験時代に『世界史』を選択した私にとっては、“パピルス” “プトレマイオス” “ヒエログリフ” などという文字が出てくるたびに、教科書や参考書に蛍光色のマーカーペンを塗りつぶした日々が脳裏に浮かんできました。結局、塗りつぶししすぎて、どれが大事なワードなのか分からなくなる事態が起きましたが…。

古代エジプト文字の象形文字が“ヒエログリフ”。日本の歴史が始まるはるか昔に、高度な文明や情報交換手段があったことに改めて驚くとともに、絵文字の元祖では?という一瞬不埒な考えがよぎったのも確かです。

酷暑を忘れるほど、じっくりと時間をかけて興奮を覚えながら見て回りました。あっという間のタイムスリップ。そうそう、ミイラの作り方も詳しく紹介されていて、医学も発達していたのが分かりました。
“ミイラ取りがミイラになる” ことは仙台市博物館では絶対にありませんので、ぜひお勧めです。
ちなみに9月5日まで開かれています。

次は西ノ入アナウンサーです。

8月8日はお米の日

金澤 聡

2021/08/05

生まれは米どころ新潟。
いま住んでいるのも米どころ宮城。

コシヒカリとササニシキ。
『お米の二大代表ブランド』とよく言われていましたが、
美味しいお米に恵まれた人生を歩んでいます。

勝手ながら、
もちもちしてお米の味が濃いコシヒカリは焼肉によく合うし
あっさりとしたササニシキはお寿司との相性は抜群で、
加えて三陸の海の幸豊かですから、宮城のお寿司は絶品だと思っています。

数年前に、子どもたちを連れてお米の収穫祭に参加したことがありました。
炊き立ての新米を塩むすびにしていただきました。
何の具材も入っていないのに、これが美味しいことこの上なし。
その味が忘れられなくて、
いまでもその収穫祭が行われた産地のお米を定期的にいただいています。
写真がそのお米です。
品種はコシヒカリ。このお米を少し水分少なめにして“かため”に炊いて食べています。
勝手ながら、
かために炊くことで、もっちり感とあっさり感がうまく融合した
コシヒカリとササニシキのいいところ取りしたような感じがしています。
あくまで個人の感想ですが…。

メジャーで大活躍中の大谷選手は、
朝食にご飯3杯食べるようにしていたそうですから、
この夏は息子たちとともにしっかり朝からご飯を食べて
暑さを乗り切ろうと思っています。



次は、伊藤アナウンサーです。

アナウンサーを目指したきっかけ

金澤 聡

2021/07/19

『マスコミ講座 ~アナウンサー・マスコミ・広告代理店を目指す学生へ~』

大学3年生の春。学生証更新のため大学の窓口を訪ねたとき、上記の1枚のポスターが貼ってありました。最初は全く気にも留めずにただぼんやりと眺めていました。大学生活も折り返し、人生のモラトリアムもあと2年。自分探しの旅に決着付けて、就職含め将来のことを考えないといけないと思っていました。
そんな時に、あのポスターが視界に入ってきたのです。

なんとなく眺めていたポスターを、いつの間にか前のめりで凝視。
『マスコミ講座』に入れたらアナウンサーを目指してみようと、急に心にパッション。
自分の脳に刻むメモ書き。
(変なラップ調になってしまいました…すいません)
“マスコミ講座を受講するには、試験と面接を受けないといけないらしい”
“試験と面接はスーツを着ていかないといけないらしい”
“試験申し込み期日はきょうまでで、試験は3日後!”

慌てて窓口で申し込み、そして、友達に電話してスーツを借りに行きました。
試験勉強も面接対応もできず、あっという間に講座試験日が来ました。筆記試験はボロボロ、面接は緊張しすぎて何をしゃべったか分からないほど散々なものでした。

が、
なぜか合格し受講することになりました。

講座を受けるようになってからは、アナウンサーになる事を人生の目標に掲げて、自分なりに精一杯努力したように思います。スマホもネットもない30年も前の出来事。あの時ポスターを見ることがなかったらおそらくアナウンサーにはなっていないと思います。
偶然か、必然か。人生の転機はどこにあるのかわかりませんが、これだから面白いと言い聞かせてます・笑

次は梅島アナウンサーです。

おうち時間

金澤 聡

2021/07/07

在宅ワークも含めて家にいる時間は長くなっています。少しでも癒しの空間にしたいと思い、家の中がどんどん緑化しています。
休日のたびに観葉植物や野菜の苗を見に行っています。行けば必ず何かしら購入します。
そんなサイクルが続いています。

もともと観葉植物が好きで、部屋を『ジャングル化』したいという願望があったので、いわゆる「おうち時間」が長くなる中で、いよいよ“ジャングル”傾向に拍車がかかっているのは確かです。

最近我が家にやってきたのは写真のゴムの木です。「フィカス・ベンガレンシス」という種ですが、葉の形が丸くリラックス効果があるのではないかと思い購入しました。
なんでも丸い葉の観葉植物はお金がたまる象徴とされていて、金運に効果があると言われているようです。
あくまでも私は『癒し』を求めたのであって、金運どうのこうので買ったのではない…はずです…たしか…はい。

今度は1m以上の丈がある「モンステラ」という観葉植物を置きたいと思っていて家中緑化推進計画は着実に進んでいます。あとは、きゅうりとトマトの成長を眺めつつ、収穫の時期を待っている「おうち時間」です。

次は高橋アナウンサーです。

雨といえば

金澤 聡

2021/06/21

梅雨明けのころ、蛍光色の淡い光が明滅する幻想的な光景が好きでした。幼少の頃よく目にした、たくさんのホタルが飛び交って作り出す景色。たった2週間の成虫期間の命を燃焼している光だと思うとどことなく儚さを感じた一方で、いよいよ夏本番の合図だと高揚する光でした。

「あの景色を子供たちに見せたいなぁ」

そんな思いから、先日ホタルの幼虫放流活動に参加してきました。
写真の手の上にのっているのがホタルの幼虫です。幼虫のときには、トンボの場合は「ヤゴ」、チョウならば「いもむし」など個別の名前がありますが、ホタルの幼虫は「水ボタル」と呼ぶそうです。確かに幼虫期でも光を放つので、水中で生息する幼虫が「水ボタル」というのも納得がいきます。

水ボタルは約9か月間水中で生息し、充分成長すると、水底から上がってきて岸辺に待機。雨が降り始める夜に岸辺から一気に陸へと上がってきて、さなぎから羽化して成虫となるそうです。
1年近くもかかって成虫になって、たった2週間の寿命とは、やはりどことなく儚い昆虫です。

雨と関係が深いホタルの生態。雨水が「にがいぞ」とか「あまいぞ」とか識別できるかは分かりませんが、今回放流した幼虫が幻想的な光景を作り出すのはあと1年後、ホタル、来いっ!

次は高橋アナウンサーです。

父の日あれこれ

金澤 聡

2021/06/03

父親歴13年です。
想像していた理想の『良き父』になかなか到達できないものです。
三歩進んで二歩下がるような状態でしょうか。いや、二歩進んで三歩下がりながら後退しているのかもしれません・笑

『感情的に怒らない』
『勉強しなさいと言わない』
『急かさない』

よく子育ての手引き書にこの3つの「ない」が記されていますが、子より親の心を整えることから始めないと、継続して実践することはなかなか難しいものです。と考えると、四歩も五歩も後ろに向かって歩いていますね、はい。笑

毎度そうなのですが、子育てのことについて時に悩んでいると両親の偉大さに気付かされます。
よく育ててくれたなぁと。
そういえば、あの「3ない」なんて言われず育ったよなぁと。
ですから、私の父の日は、両親に感謝の日としています。となるとほぼ毎日が私にとっては「父の日」ということになりますね…。感謝、感謝です。

さて、梅雨時期の使者が我が家のベランダに立ち寄りました。写真のカエルです。鮮やかなエメラルドグリーンで曇り空にきれいに映えていたので写真に撮りました。何かを伝えようとわざわざやってきたのかもしれません。
なになに、

『初心にカエル…』

御意!

次は下山アナウンサーです。

朝ごはん

金澤 聡

2021/05/27

いままでの人生で毎日欠かさずにしてきたことは、朝食に味噌汁を飲むこと。
大音量の目覚まし時計と格闘しながら、学校にいく時間のギリギリまで布団の中にいた学生時代。
母親に味噌汁だけは飲んでいきなさいと毎朝言われ送り出された日々。
怠惰の中に無理やりにでも押し込んでくれた正しい習慣のお陰で
一人暮らしをしていた時も必ず欠かさず味噌汁を食していました(インスタントがほとんどでしたが…)

今は、味噌汁はもちろんですが、ごはん、納豆、目玉焼き、緑茶が朝食のルーティンメニュー。
変化があるとすれば、味噌汁の具材です。
味噌汁は基本的にシンプルな具材の組み合わせを好みます。
玉ねぎ、豆腐、わかめ、油揚げ(熊本「南関あげ」が味噌汁に合います)が個人的にはベスト。

最近のヒット具材、いやホームラン具材は、写真のネギです。
このネギは母親が家庭菜園で作ったもの。
小ぶりのネギですが、実家の土は養分が多いのか、
ネギのうまみと甘みが濃厚で、他の具材との味の関係性が抜群。
このネギが実家から送られてきた当初は、大胆に、ふんだんに味噌汁に入れて食べていましたが、
このネギを使い切って食べられなくなってしまっては大変だと強烈に名残惜しい感情が沸き起こってからは、
少しずつ大切に味噌汁に入れるようにしました。

我が家のベランダでもこんな美味しいネギが栽培できないかと本気で考えています。
そうなったら、毎日朝晩必ず味噌汁が食卓に並ぶのでしょうが…。


次は寺田アナウンサーです。

集中力が切れたときには

金澤 聡

2021/05/10

考え事が多いと集中力が持続しません。
最近そんな憂いが増えてきたような気がします。これもコロナ禍の影響なのでしょうか。
とくに心配事があると色んなことを思案して、あーでもない、こうでもないと悪い事ばかりが去来してなかなか集中できず事が前に進まないという、集中力欠如の負のスパイラルに陥ってしまいます。

そんな時は、背中を押してくれるような言葉がたくさん記してある本を読んでカタルシスを求めます。
が…
この読書も集中力が相当必要でして、最近小さい文字が見えにくくなってきていますし、読み始めると睡魔が襲って来たりしてと、背中を押されるどころか、向かい風の嵐の中に突っ込んでいくような状況下に晒される時があります。こんなささくれ立った心では折角の良書も全く受け入れず、精神浄化の妙薬にはなりません。

そんなこんなで最終的に何に落ち着いたかというと、「緑茶」です。
集中力が途切れそうになったら、濃い緑茶を入れて一息つきます。
ちょっとした心の休憩に緑茶が沁みます。
縁側でお茶を飲めたら心がさらに落ちついて集中力が高まるだろうなと暮れなずむ日曜日に「サザエさん」の家を見ながらふと思ったりするのです。
集中力を切らすなんて、『ばっかもーーーーん』と叱られないように、また策を練ります。

次は、佐藤アナウンサーです。

朝型?夜型?

金澤 聡

2021/04/21

我が家は、「朝型」です。
行動するのは朝が多いです。朝というよりは早朝です。いまはコロナ禍の状況で、なかなか家族で出かけるのは難しいですが、コロナ以前の行動は早朝でした。

清少納言よろしく、我が家は『春はあけぼの』がいとをかし…といったところでしょうか。
花見は早朝に趣があります。
誰もいない公園で、朝日に輝くさくらの花を愛でるのが何とも清々しい。
花見をしながら朝食を食べるのもいとをかし。
その日一日を気持ちよく過ごせるので、断然早朝の花見をお勧めします。
残念ながら、今年の春も花見はお預けですが…。

さて、我が家が「朝型」なのは、セキセイインコを飼っているのも理由のひとつです。
言葉は一切しゃべりませんが、朝早くからよく鳴きます。
「ピロロッ!ピロロッ!!」と大きな声で朝6時前からよく鳴きます。
たぶん起こしてくれているのでしょうが、どんなに夜が遅くなっても、うちのインコは容赦してくれません。身体全体を使って必死に起こします。いとわろし…

次回は、伊藤アナウンサーです。

お部屋づくりのこだわり

金澤 聡

2021/03/29

高校卒業後から一人暮らしを始めました。その頃から部屋探しの鉄則は、“東側に窓があって、朝日が差し込むこと”
高校の頃は朝が苦手で起きられず親頼りだったのですが、大学生になったら一人暮らしなので、当然親に甘えられず自立せざるをえない状況になります。ならばと、目覚まし時計(2個)に加え、朝日が直接顔に照らして起きるように部屋を配置していました。
東側の窓のカーテンに隙間を作り、ベッドの位置を調整して、顔にピンポイントに日差しが当たるようにしていました。
季節ごとに微妙に日差しの角度が変わるので都度微調整しながらですが、雨や曇りの日はご想像り、目覚まし時計をいつ止めたのかわからないほど深い眠りに入ったままですが…。

さて、今住んでいる家も東に窓があり朝日が降り注ぎます。年齢とともに勝手に朝は起きるようになりましたので、カーテンに隙間は作っていません(笑)

いま部屋づくりのこだわりは、“シンプルで緑多め”です。あまり物を置かず、緑に囲まれているのが落ち着きます。部屋の角には何かしらの植物を置いています。
観葉植物が好きすぎてジャングル化にしたいのですが、“シンプルに”の定義が壊れますのでほどほどにしています…。

次回は寺田アナウンサーです。

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