アナ・ログ

メッセージ

寺田 早輪子

2021/12/07

一年ぶりに息子の小学校で、学芸会が開かれました。
今年は来場する保護者も人数制限があり、自分の子供のいる学年の発表のみを観覧するなど、感染対策もしっかりとっての開催となりました。
子供達も感染対策のため、マスクをして登壇。
合唱を披露してくれたのですが、やはりマスクをしたままでした。
息子たちが歌ったのは『Believe』。いまや、小学生の合唱ではお馴染みですよね。
私も小学校の取材などで何度も聞いた大好きな曲ですが、マスクをしたままの子供達がこの歌を歌うのは初めて見る光景でした。
「マスクをしていると表情が見えない。」これまでインタビューなどでよく聞かれた言葉です。それでも、小学生という最も活動的な時期をコロナ禍で過ごしている彼らの心からの歌は、しっかりと胸に響きました。
マスクをしていても伝わる懸命さ。目も活き活きとしていました。マスクに隠れた口も大きく開けて歌っていることが良く分かりました。
歌詞の中には英文で「未来を信じている」という表現があります。
感染が収まった未来を信じて、進んでいく。そんなメッセージにも受け取れました。
この歌を聞いたことがある方なら、きっと分かっていただけると思いますが…、
号泣しました !!

☆写真は…、
石巻市役所前にて。大好きなV3と!

アナ・ログ。続いては金澤アナウンサーです♪

発見

寺田 早輪子

2021/11/15

先日、人気バンドや歌手のヒット曲を振り返る歌番組を家族で見た時のことです。
B'zやミスチル、スピッツ、ドリカムなど、1990年代の私の青春ど真ん中のヒット曲が次々と流れ、親子で楽しく大合唱して楽しみました。
私が細眉でアムラーになりかけていた頃に友達と盛り上がっていた懐かしの曲を、令和時代に息子と歌えるというのは、何とも感慨深いものがあります…。

その後、番組が終わり、私がお風呂の準備をしていた時、電気の消えた暗い和室の隅から、「キュイーン!ジャンジャカジャカ…!」という小さめの声が…!
こっそりのぞくと、息子がバトミントンのラケットをギターのように抱えて、B'zの「ultra soul」を熱唱しているのを発見してしまいました !!!(^^)
「親に見られたくない場面だな…」と咄嗟に悟り、気が付かれないようそっとその場を離れました…。
歌い終わりに「ヘイ!」と叫びたいところをグッと我慢して…!

☆写真は…、
八木山動物公園にて。カメが草をムシャムシャ。「かみます」の看板が怖い…。

アナ・ログ。続いては佐藤拓雄アナウンサーです♪

注目

寺田 早輪子

2021/11/09

小4の息子と、今、大注目しているのが、家から徒歩2分ほどの近所に新たに整備中の「公園」です。

現在も、家の目の前に公園があるのですが、そこは幼児向けの遊具が多く、
息子も1、2才の頃は心から楽しんでいたのですが、小4になった今は遊具のサイズも小さく、スリルも今一つ。

そんな中、近所で突如、工事が始まった新しい公園。
敷地もかなり広く、アスレチックなど「小学生が胸躍る遊具が新設されたら嬉しいね!」…などと息子と盛り上がっていたのですが、
先日、様子を見に行ってみると、かわいらしいウサギちゃんの遊具が…。
そのウサギちゃんの遊具。下部にバネの付いており、どうやらウサギちゃんにまたがって、前後左右にゆらんゆらんと揺らして遊ぶ、あのお馴染みの遊具のようです。
幼い子供たちがちょこんとまたがってゆらんゆらんと揺れて楽しむ、よく見かけるあの遊具…。
それを見て、「あ~あ、ここも赤ちゃん用の公園だね…」と肩を落とす小4の息子。

しかし!、その隣のエリアにジャングルジムの一部らしき遊具が整備中なのを発見!
息子とともに、そのジャングルジムが、巨大化かつ複雑化していくことを願っています!

☆写真は…、
路線バスに乗って太白区内の公園に行った時の一枚です。
この滑り台は傾斜がきつく、スリル満点でした!

アナ・ログ「注目」は私がアンカーでした。
次のお題は「発見」。トップバッターは下山さんです♪

寺田 早輪子

2021/10/11

森の「緑」を、これまでの人生の中でこれほどたっぷり浴びた経験はなかった…。
9月の終わりに、そんな貴重な経験をしました。

宮城県の北西部にある標高1,626mの栗駒山に、取材で登ってきました!
ランプの宿として知られる秘湯、湯浜温泉・三浦旅館を出発する「湯浜コース」を、旅館の5代目に案内してもらいました。

目的は山頂の紅葉…ではなく、湯浜コースを2時間ほど進み、途中の分岐点から1時間ほどのところにある「千年クロベ」という日本有数の巨木です。クロベとはクロヒノキのこと。樹齢1200年とも言われる巨木です。
旅館から距離にして4kmほどなのですが、山を登り、谷を下り、沢を10カ所程超えて、森を抜け、往復5時間の道のりでした!9月の終わりはまだ紅葉が始まっておらず、たっぷりと森林浴を楽しめました。

実は、登山の経験は数えるほどしかない私。内心、「大丈夫かな…」と思っていたのですが、5代目にガイドをしていただいたおかげ様で、楽しく登れました!

実際に、「千年クロベ」を目の前にしたとき、その圧倒的な大きさと存在感に、登山の疲れも吹っ飛びました!奈良時代ごろに芽を出した「千年クロベ」。数々の困難や災害を乗り越えて、令和の時代にどっしりと根を張って佇んでいるその姿を見ていると、自分の悩みは本当にちっぽけで、もっと強くならないといけないと、心を奮い立たたされる思いがしました。

三浦旅館は2008年の岩手・宮城内陸地震で、一時、源泉が止まるなどの被害を受けた旅館です。何度も取材させていただきました。
今は60代後半になられた4代目のご主人は、何度もくじけそうになりながら、それでも「明治から続く宿を、自分の代で終わらせるわけにいかない」と、新たな源泉を探り、再起を果たしました。
秋田県境の近くにあり、県外からの登山客も多く訪れていましたが、今、新型コロナの影響で、週に3日もお客さんが来ない日があるというほど苦境に立たされています。
4代目は「山頂は紅葉も始まっているし、いくらかはお客さんに来てほしい」、5代目は「困難を乗り越えきた千年クロベのように、負けずに頑張りたい」と話していました。

千年クロベは1000年以上も生き続けている木です。保護のため、今は根元付近には近づけません。私も2m以上離れた場所から眺めました。
湯浜コースの紅葉の見ごろは10月半ばだそうです。千年クロベへ通じるルートは「まぶしいくらいの黄色一色」になるとのこと。皆さんもぜひ神秘的な「千年クロベ」と、栗駒山の紅葉を楽しんでほしいと思います。
ただ、くれぐれも千年クロベには触ったり、根元を踏んだりしないよう、優しく眺めてくださいね。

☆写真は、「千年クロベ」と私♪

「アナ・ログ」、続いては佐藤拓雄アナウンサーです。

オンライン

寺田 早輪子

2021/09/27

アナウンサーになって初めてイベント司会を務めることになった時、先輩にいただいたアドバイスがあります。
「会場の前の観客ばかりでなく、後ろの方のお客様にも、左右のお客様にも届くように、語りかけましょう。」
台本をただ読むのではなく、お客様の反応を感じながら語りかけることが大事なのですよ、という言葉を頂きました。司会や講演をする際にはこの言葉を常に頭において務めてきました。

そんな私が今、直面しているのがオンラインイベントでの司会業の難しさ…。
先日、とあるオンライン講演の司会を担当したのですが、講師以外の参加者が皆、『カメラOFF』『マイクOFF』だったため、一体、どんな表情で聞いているのかが全く分からず、未知の難しさでした。
聞き手の息遣いすら全く感じられない中で、「私だけが喋りまくっていて、ひょっとすると、みんな、もう聞いていないんじゃ…」なんて不安もよぎったりして…。

そこで、私なりに解決法を探ってみました。思えば、毎日のニュース番組の生放送も、スタジオではカメラに向かって情報をお伝えしています。視聴者の皆様がスタジオで観覧しているわけではありません。それでも「見ている人に語り掛けるように伝える」ということを意識して放送しています。
それは、アナウンサーになって23年の間に取材で出会った方々の顔や表情、いただいた言葉の積み重ねが私の中にあって、カメラの向こうにテレビを見てくださっている皆さんを感じながら、語っているからです。
初めからそれができたわけではありません。私が、人の温度を感じながら語れるようになったのは、取材で出会えた皆さんのおかげさまです。ありがとうございます。

パソコンの画面に人の温度を感じながら語れるようになるには、やはりこれまでと同様に23年…かかるのでしょうか??
…頑張ります !!

☆写真は…「仙台放送Live News イット!」月曜~水曜メンバーと(^^)
「アナ・ログ」 続いては堤アナウンサーです。

お菓子

寺田 早輪子

2021/09/13

先日、息子と散歩していたら見知らぬ人にお菓子をもらいました。

近所を歩いていたら、軽自動車が私たちの真横に急停車!
バタン!とドアが開き、年配の女性が飛び出してきました!
私たちの方に駆けてきて、こう言ったのです!

「ねえ!サツマイモのソフトクリーム、知らない !!??」

…突然の出来事に面食らった私でしたが、一応、話を聞くと、「二週間ほど前にオープンしたばかりのお店。仙台駅のすぐ近く。テレビで見て、美味しそうだったのでぜひ食べてみたい!」とのこと。

店名を聞き、私のスマホで検索したところ、すぐにヒット。
カーナビがない様子だったので、地図を書いてルートを説明して差し上げました。

「ありがとう!!これ、お礼にどうぞ !!」と、女性は私たちにマカダミアナッツ入りのチョコレートをくださり、つむじ風のごとく、車で走り去っていきました。

チョコを手に、しばらくその場でポカーンとしてしまった私と息子。

無事に食べられたかなあ~。
私も今度、食べてみよー(^^)

☆写真は…
夏休みの宿題で息子が作った「夏野菜カレー」。

「アナ・ログ」 続いては下山アナウンサーです。

夏あれこれ

寺田 早輪子

2021/09/03

コロナ禍。2度目の夏。
子供たちは夏休みなのに、猛烈に暑すぎたり、急に肌寒くなったり、雨が続いたり、新型コロナも感染が急拡大し、外遊びが非常に難しい毎日ですね。
うちの息子は、東京五輪のスケートボード競技に感動し、家の中で座布団をボードに見立てて、ジャンプして空中でひっくり返す…という妙技を繰り返すなど、エネルギーが有り余っています。
埃がたって仕方ないので、天気の良い日に屋外で伸び伸び遊べる仙台近郊のアスレチック施設に出かけてきました。
人工芝の上をそりで滑れるそり滑りコーナーをとっても楽しみにして行ったのですが、
「改修工事中」の看板がかかっていて、立ち入り禁止…!

悲しむ私を横目に、息子はロープ登りやボルダリング、超ロング滑り台を全身全霊で楽しんでいました。切り替えが早いところ、本当に見習いたい。

☆写真は…、
そのアスレチック施設にて。
山の斜面に「むすび丸」がうっすらと浮かび上がっていました!!

アナ・ログ「夏あれこれ」は私がアンカーでした。
次のお題は「お菓子」。トップバッターは堤さんです♪

8月8日はお米の日

寺田 早輪子

2021/08/16

米どころ・宮城。お米にまつわる取材も多くあります。
「私が取材し、出稿したお米のニュースはどのくらいあるのだろう?」と思い、
会社の原稿情報システムで、「米 寺田」というキーワードで検索してみたところ、
約200件の過去原稿が出てきました。

最初の出稿は、2004年11月。旧矢本町で開かれた「米粉パン教室」でした。
「仙台放送スーパーニュース」の天気コーナーを担当したばかりの頃です。
今では学校給食でも定期的に出る米粉パンですが、当時はまだ導入されたばかり。
「米粉パンに親しもう」という目的で町民向けに開かれた料理教室にお邪魔し、一緒に米粉カレーパン作りを体験する…という取材内容でした。
仕上げに油で揚げた時、お正月にお餅を焼いた時のような香ばしい香りがしたことを今でもよく覚えています。
パンなのにモチモチとした食感は当時としては珍しく、この驚きと感動とおいしさを、どう言葉にして伝えようかと一生懸命考えたのだ…と思わせる跡が原稿に残っていました。
それは、この時の私のリポート。
片手に持った米粉パンを頬張りながら、
「このモッチモチのおいしいパンの原料…、実はご飯なんです!!」と、最後にもう片方の手に持ったご飯茶碗に大盛のご飯をカメラの前にドーンと出す!という内容。

若さと勢いで押し切っていたあの頃…、
ご飯とパンを両手に持って、頑張っていました。20代の私(^^;)

☆写真は…、
自宅ベランダで育てているプチトマト。7月に入り、次々と実をつけています!

アナ・ログ。続いては堤さんです。

アナウンサーを目指したきっかけ

寺田 早輪子

2021/07/28

「あなた、文章を読むのが上手いわね~!アナウンサーみたい!」
小学5年生の国語の授業。みんなの前で教科書を朗読した私に、先生がおっしゃったこの何気ない一言が、私に「アナウンサー」という職業を意識するきっかけをくれました。
この一言は、当時、勉強でもスポーツでも、特に周りより秀でた才能がなく、ぼんやりしていた私が「先生に褒められる」という衝撃的な出来事で、今でも忘れられない言葉です。

その日からテレビで「アナウンサー」に注目し始めた私。
特に、土曜の夜に大好きで見ていた『俺たちひょうきん族』の「ひょうきんベストテン」に出ていたアナウンサーに憧れ、「私も将来、ひょうきんアナになりたいなー」と夢を抱き始めました。
それがアナウンサーになりたいと思ったきっかけです。

ある日、突然にかけられた言葉が、一人の人生を大きく動かす。
「言葉のパワー」を心から感じます。

実際にアナウンサーになった今、私の言葉が、誰かの人生にとってプラスに作用することを願いながら、毎日言葉を紡いでいます。

☆写真は…、笹かまぼこの接写中♪

アナ・ログ。続いては下山さんです。

おうち時間

寺田 早輪子

2021/07/14

おうち時間。最近の我が家のブームは「ゲーム」です。
テレビゲームではありません。
トランプやUNOのほか、嵐の相場さんが出演しているテレビ番組「VS魂」で人気のゲームの道具を息子が手作りし、再現して遊んでいます。
私は大体、負けます。ゲームのセンスはないようです…。
そんな中、先日、立体四目という、とても頭を使うゲームで、
奇跡的に!初めて!珍しく!息子に一勝しました!!
オセロのようにシロとクロ、交互にコマを積み重ね、縦か横か斜めに,先に4つ同じ色のコマを並べられたら、勝ちというルール。

写真は、その瞬間をとらえたものです!
いやあ…!、買った時は自分でもびっくりしました!!
でも、その後はまた連敗が続いています。

「アナ・ログ」 続いては堤アナウンサーです。

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