アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

修学旅行の思い出

飯田 菜奈
2025/05/21
一番思い出に残っているのは、小学6年生の修学旅行です。行き先は栃木県の日光市。日光東照宮で参拝し、いろは坂をドライブして、竜頭の滝と華厳の滝を観賞。日光と言えばの王道のコースをまわりました。

事前の授業で、それぞれがどんな場所なのかしっかり勉強してから出発。初めての場所を、大好きなのクラスメイトと一緒に訪れることができるとあって、ものすごく楽しみな気持ちと、同時に、修学旅行が終わると卒業の時が近づいてしまう寂しさで、修学旅行に行きたいけど行きたくない…(笑)という複雑な心境だったことを覚えています。

同じ学年に雨女or雨男がいたのか、遠足に続いて、修学旅行中も雨が降ったりやんだりのあいにくのお天気でしたが、華厳の滝を訪れた瞬間に晴れ、綺麗な虹が出る中、全員での集合写真を撮れたこと。

日光東照宮の「眠り猫」と「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿の彫刻が、想像していたよりも小さく、ちょっぴりがっかりしたこと。がっかりしながらも、猫や猿のキャラクターをモチーフにしたキーホルダーや文房具などのお土産を、友達とお揃いにしてたくさん買ったこと。

旅館での夜、お決まりの枕投げや、先生にばれないように部屋を移動して、みんなで笑いあったこと!
今でも鮮明に思い出せる、楽しかった瞬間がいっぱいです。

だからこそ、その修学旅行以来、日光は行っていません!思い出を大事にしたいので、行かないようにしていました。いつの日か、再び、小学校の仲良しメンバーと一緒に訪れ、同じコースで日光を巡るというのが密かな夢です!

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「あらあらかしこ」で、新人・門間アナの新コーナーが始まりました!
題して「門間のフレッシュ通信」。月に一回程度、あらかしに門間アナも登場しますので、あたたかい応援をよろしくお願いします!

お次は、佐藤さんです。

長期休暇があったなら

飯田 菜奈
2025/05/07
長期休暇があったなら、家でゆっくり、読みたいと思っていた本を読み、知識を深める…という過ごし方は理想のまた理想。
私の性格的には、せっかくのお休みなら出かけたい!と思ってしまいます。

社会人になるとなかなか取ることが難しい長期休暇。もし1カ月以上あれば、世界どこでも行けるのでは?と夢が膨らみます。ヨーロッパ一周もしてみたいですが、たとえばスペイン1か国に絞って、バルセロナ、マドリード、バレンシア、トレド、サン・セバスティアンなど、さまざまな都市を巡るのも良いですよね~。弾丸ツアーで時間に追われながら過ごすのではなく、ゆっくり滞在してその土地の文化に触れながら、旅行を楽しみたいです。

死ぬまでに、人生で一度は見に行きたいと思っているオーロラ。オーロラ観賞に出かけるのもいいですね~。カナダのイエローナイフが、他の場所に比べてオーロラが出現しやすいとのことなので、カナダに行きたいです。オーロラは、運が良くないと見られないので、長期滞在をして、何度もチャレンジしたいです!

実際に目で見て、空気感を肌で感じて、食べて味わって、現地の人と会話して・・・海外での経験や体験を増やして、視野を広げていきたいですね。もしも長期休暇があったなら。

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家族で、お豆腐懐石を食べに行きました。
美味しい和食を食べると、やっぱり和食が世界NO.1かも!?と思うのは、日本人だからですかね(*^-^*)

続いては、金澤アナです。

春といえば!

飯田 菜奈
2025/04/10
春といえば、桜~!!
桜の開花の便りは、寒い冬を乗り越え、暖かい春の訪れを感じさせてくれるもの。そして満開の桜を眺めていると、穏やかな気持ちで満たされ、よし!新年度もアクティブに行くぞ~!と前向きになるのですが。今年は、3月の終盤も寒い!!まさか、4月のはじめにダウンコートが手放せないなんて、想像していませんでした。

3月の終わり、東京の桜がそろそろ満開を迎えるかな~と思い見に行きましたが、咲いてはいたものの、寒い!春の訪れを感じるどころか冬のような寒さでびっくり。花を開かせた桜も、花を開かせようとスタンバイしている蕾も、凍えるような寒さに、人間と同じように縮こまっているように見えました・・・。

そんな中、アメリカワシントンのポトマック川周辺では、日米友好の象徴として約110年前に日本から贈られた3000本の桜が満開となり、多くの花見客でにぎわっているとのニュースを目にしました。映像には、青空の下、ピンク色の満開の桜がとっても奇麗に映えていて、みんな薄着でお花見を楽しむ姿が。中には半袖の人も…。
思わず、いいな~ワシントンでお花見したい、と心の中でつぶやいてしまいました(笑)

仙台の桜の開花も、季節外れの寒さの影響で予想より遅れましたが、ようやくお花見が楽しめそうですね~!皆さんのお花見を予定している日が、どうか晴れますように。
桜前線の北上とともに、仙台の桜を楽しんだ後は、東北の他の県の桜も見に、お出かけしたいと思います!

続いては、堤アナです。

新生活の思い出

飯田 菜奈
2025/03/25
4月から、入学、入社など、新しいステージへ進まれる皆さん、おめでとうございます。環境が変わる時は不安と期待と、いろんなドキドキで胸がいっぱいになると思いますが、皆さんが素晴らしいスタートを切れることを願っています!

仙台放送に入社した時、初めての”仙台”での暮らし、初めての”1人”暮らし、初めての”社会人”生活。何もかもが初めてで、楽しみよりも不安の方が大きかったことを覚えています。そんな中で、一番の頼れる存在だったのが、同期です。同期入社6人のうち、唯一の女性の同期は、仙台出身。ここのパン屋さんが美味しいとか、ここの内科が遅くまで診察してくれるとか、いろいろ教えてくれました。

定禅寺通りを一緒に歩きながら、「自然が多いし、道路が広いし、この通りは海外みたいだね~」と言ったら、「え?そう!?そんな風に思ったことなかったよ」と笑われたことも思い出です(笑)

彼女は転職し、今は東京でバリバリ働いていますが、会えば新人の頃の話で盛り上がります。”友達”とはまた違う、特別な存在です。

間もなく始まる新生活、今年の春はどんな出会いがあるのかワクワク!楽しみです。

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先日、両親が仙台に遊びに来てくれたので、一緒に焼肉を食べに行きました。
美味しいお肉でスタミナつけて、新年度を元気に迎える準備は万端です!

続いては、伊藤アナです。

東日本大震災14年

飯田 菜奈
2025/03/17
東日本大震災から14年。震災当時のことは、昨日のことのように鮮明に覚えているので、もう14年も経ったのか…とその数字に驚きます。

二度と同じような悲しみを経験したくない…。
大きな地震が起きないことを、巨大な津波が来ないことを、強く願うばかりです。

その一方で、万が一には備えておかなくてはいけません。

先日、胃腸の調子が優れなかったときに、買い置きしていた経口補水液を飲もうと戸棚から取り出し、手に取ったら、賞味期限が1年前に切れていました。
いつかのために買い置きし、常備しているから安心!と思っているものでも、期限はありますからね。定期的に確認しなくては、いざというときに飲んだり食べたりできないことを身をもって痛感しました…。

今月は、震災直後の生活を思い出しながら、自宅で常備している食料や飲み物、薬などの期限を確認し、改めて、非常用袋を準備しなおしたいと思います。

万が一に備えて、今日できることは今日のうちに。
1日、1日を、悔いのないように大切に過ごしていきたいですね。

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レディー・ガガさんの直筆メッセージとサイン、キスマークがついたティーカップ。
東日本大震災発生から3ヵ月後、日本でのチャリティー音楽イベントの記者会見でガガさんが使用したものです。チャリティーオークションののち、平成25年に宮城県に寄贈され、多賀城市の博物館などで展示されていましたが、先月下旬から宮城県庁での展示が始まりました。
東日本大震災に対しての世界からの支援の象徴。
私が見に行った時も、写真を撮ったり、まじまじと眺める人が途絶えることはありませんでした。
当時とても話題になったティーカップを、間近で見ることができ、感慨深かったです。

続いては、下山アナです。

応援あれこれ

飯田 菜奈
2025/03/04
昨年の秋、『あらあらかしこ』のロケで、人生初のスケートボードを体験しました。
その姿を見た、駆け抜けて軽トラの小野島さんが、「実は前からやってみたいと思っていたんです!一緒に習いに行きましょうよ!」と声をかけてくださったことがきっかけで、”あらかしスケボー部”を発足…!

パリオリンピック、スケートボード女子ストリートで銀メダルを獲得した赤間凛音選手を、小学生の時に教えていたという、荻堂盛貴先生のもとへ習いに行っています!
小野島さん、あらかしリポーターの柚野ちゃん、そして制作スタッフの皆さんと一緒に。

転ぶ練習から始め、恐怖心をある程度取り除いてから、ようやくボードに乗っての練習をスタート。ヘルメット、膝、肘、手首にサポーターをしてをしている、とは言え、実際はやはり怖さとの戦いです。先生から「次はボードの上でジャンプしましょう~。ジャンプして身体を半回転させましょう~。」などと指示があり、え?そんなことをボードの上で!?と耳を疑いたくなるような技に挑戦していくのですが、、、そこで力になるのが”応援”です。
先生から、そしてほかの部員(笑)からの、「いける!」「がんばれ!」「次こそ!」などの掛け声は、勇気出ますね~。成功した後のグータッチも、嬉しいものです。

オリンピックのスケートボード競技を見ていても、選手同士が称え合ったり、ミスしてしまった選手に駆け寄って声をかけたりハグをしたりしている様子が素晴らしいと感じていましたが、まさにスケートボードは年齢、性別関係なく、お互い応援し合いながら技を磨いていくスポーツだと感じます。(まだまだ始めたばかりの身ですが)

荻堂先生からは、仕事などで忙しい大人がスケートボードをやる上で大切なのは「細く長く続けること。スケートボードは体幹を鍛えられるので、健康のためにも頑張りましょう!」と言われたので、お互い応援し合いながら、”細く長く”を意識し、ある程度乗りこなせるまで頑張ります!

このテーマのラストは、下山アナです!

最近笑顔になれた話

飯田 菜奈
2025/02/05
先日、大好きな果物の1つ「いよかん」をスーパーで見つけた時、「お!今年もいよかんの旬が来たか!」と、思わず笑顔になりました。マスクで顔を隠していたつもりですが、マスクの下ではにっこり。

いよかんの旬は1月~3月。
寒いのが大の苦手で、冬場はとても憂鬱な私にとって、一番の”食の楽しみ”と言って良いほど、いよかんの旬が来るのを毎年心待ちにしています。

まず、鮮やかなオレンジ色の外皮は、気持ちがパッと明るくなる色。その外皮をむくと、柑橘の香りがふわっと広がり、ビタミンCを浴びたような気分に。
そして、みずみずしい果肉を頬張ると、甘酸っぱさが口いっぱいに広がりますよね。
味が濃くて、とっっってもジューシー!!
みかんも好きですが、みかんよりも食べ応えがあるのも嬉しいポイント。それでも、あっという間に1人で1つ、ペロリと食べ終えてしまいます…!!

見つけたその日にさっそく1袋買って帰り、晩御飯の後に1ついただきましたが、、、
あまりの美味しさと、「今年も食べられて嬉しい~!」という気持ちで、またまた笑顔になりました!
旬のうちに、いっぱい食べたいと思います(*^-^*)


お次は、西ノ入アナです!

給食の思い出

飯田 菜奈
2025/01/23
給食と言えば、”きなこ揚げパン”。
美味しかったですねぇ…!!

小学生の時は、給食で”きなこ揚げパン”が出てくるのが当たり前だったので、特別な感情を抱いていなかったのですが、年上の従姉妹や、教育実習で来てくれた大学生の先生などが皆口を揃えて「”きなこ揚げパン”を食べられるのは今だけだから、しっかり味わっておいたほうが良いよ~。卒業したら食べられなくなるから。」と言っていたのを鮮明に覚えています。そして今は、私自身も全く同じことを、当時の自分に言いたいです(笑)

特別に給食が食べられる機会があり、何が食べたい?と聞かれたら、迷わず”きなこ揚げパン”と答えます。

甘さ、柔らかさ、ツイストドーナツとは違うあの味を懐かしく感じながら、”揚げパン”を売っているお店を見つけると買うこともあるのですが、サイズ感も含めて何かが違うんですよね~。美味しいことは美味しいのですが。

やはり、給食の”きなこ揚げパン”はもう食べられないと思うと、
人生の先輩方の教えの通り、小学生の時にもっとしっかり味わって、大切に大切に食べておけばよかったと反省です。

☆写真☆
昨年秋に訪れた、小豆島にある「二十四の瞳映画村」での1枚です。
小学生の時はピアノを習っていたので、クラスの皆で歌を歌う場面では、よくオルガンを担当していたことを思い出しました…!

お次は、千坂アナです!

2025年に行きたい場所

飯田 菜奈
2025/01/16
新しい1年がスタートしました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
日々の食、適度な運動、睡眠を含め、丁寧な暮らしを心がけたいと思います。

さて「2025年に行きたい場所」はたくさんあります。
お正月、友人や家族との会話の中でも、旅の計画は盛り上がりました。
中でも一番行きたいのは、北海道。
数年前に友人が訪れ、写真を見せてくれた”メロンのテーマパーク”にずっと行きたいと思いながら、なかなか行くタイミングを作れずにいたので、今年こそはと思っています。

ショーケースに並ぶカットメロンや、メロンスイーツの数々は、まさに宝石のようにキラキラと輝いて見え、メロン好きの私の心は一瞬で射抜かれました(笑)
写真だけでメロメロなので、実際にお店に行ったら私はどうなってしまうのか!?
今から楽しみで仕方がありません!!

☆写真☆
今年もお正月に、大学からの友人と新年会を開きました!
同級生と過ごす時間は、悩みを共有でき、刺激をもらえ、一番リラックスできる、かけがえのない時間です。今年も頑張ろうと、前向きになる力をもらいました!

次回は、大学の後輩、下山アナです!

私の2024年

飯田 菜奈
2024/12/20
私にとって2024年は、みやぎ元気まつりのプロデューサーを務めた年。
これが一番の思い出であり、よくやり遂げた!と自分に言いたいです(笑)

中学生高校生の時、きちんと発言する人や、リーダー的存在で表に立てる人を心から尊敬し、憧れていました。私はというと、所属していたテニス部のミーティングで「飯田さんはどう思いますか?」と聞かれても、「みんなと同じ意見です。」と答えるのが精いっぱいなほど、恥ずかしさと、自信のなさで、自分の意見や思っていることをみんなに話すことが大の苦手でした。そんな自分のコンプレックスをなくしたい!と思ったのが、アナウンサーを目指し、アナウンサーを続けてきた理由の1つです。

そんな私が、元気まつりでどんな企画、どんなゲスト、どんなブースがあったら、幅広い年代の方に楽しんでもらえるか、仙台放送らしさを出せるかを考え、今年のはじめから、社内のプロジェクトメンバーと意見を出し合いながら、準備をしてきました。そして、”実現したい”と思い描いていたことが、実際に形になり、多くのお客さんに大満足してもらえたこと。これは本当に嬉しく、達成感があり、忘れられない経験です。しかも、女性でプロデューサーを務めたのは初!

10代の頃の自分に言いたいです。”リーダー”を務められるようになったよ!と。
当時の私を知る人からは、本当に信じられないことでしょう(笑)

そして、出展をお願いした飲食店に先日伺った際「来年もぜひ出展したい!」と声をかけてくださり、これまたこの上ない嬉しさを感じました!

もともと、お祭りやイベントにお客さんとして行くのは好きでしたが、運営側にまわり、お客さんに楽しんでもらえる企画を考えるのも、とっても楽しかったです♬
当日会場に来てくださった皆さん、出展してくださった皆さん、改めまして、本当にありがとうございました!!

☆写真☆
前年のプロデューサーと、ステージ、ブースをまとめてくれたサブの2人です。
部署の垣根をこえ、この4人で何度ミーティングを開いたかわかりません…!
サポートしてくれて、本当にありがとう。一緒に仕事ができて本当に心強く、楽しかったです!!


このお題のラストを飾るのは、金澤アナです!