私の寒さ対策 佐藤 拓雄 2024/11/13 このところ急に気温が下がってきて、「寒さ」という言葉にリアリティを感じるようになりました。そんな中、家の網戸にトンボが1匹とまっていました【写真】。11月のトンボ。冷たい風に羽が揺れて、寒そうに見えました。トンボは暑さ寒さを感じるのでしょうか。丸1日ここに滞在し、翌朝はいなくなっていました。さて、人間の私の話。先日、今シーズン初めて、車のシートヒーターを使いました。これには本当にお世話になっています。背中から尻まで暖かくなるので、エアコンよりもはるかに効果が高く、もはや無くてはならない機能。車を買い替えても、シートヒーターだけは、必ずオプションでつけるようにしています。ただ、前列の座席にしかついていないので、その恩恵を受けているのは、主に前列に座る人だけ。次の買い替えの時には、後部シートにもヒーターをつけてもいいかもしれない、と思いますが、そうできるのかは不明です。車種によるのでしょうか。車と言えば、ステアリングが冷たいのも困ります。これも、ステアリングヒーターがあるようですね。ただなんとなく、そこまではいいか、という感覚で、滑らない手袋をしたりして、特に対策はしていませんが、ステアリングが氷のように冷たいと、しっかり握らなくなるので、安全上もあまりよくないもかもしれないですね。明日は、飯田アナウンサーです。
人生最大の「激走」 佐藤 拓雄 2024/10/31 【写真】は、2019年の全日本大学女子駅伝。仙台を走る駅伝を、仙台国際センター前の沿道で応援しました。トップを行く名城大学の「激走」です。今年は名城大学の連覇が途切れましたね。さて、私は人生の中で、あまり「激走」をした覚えがありませんが・・・実に恥ずかしい激走エピソードを書きます。入社2年目か3年目ごろ、1990年代のことです。楽天イーグルスが誕生するはるか以前、「プロ野球ニュース」というフジテレビの深夜の番組がありました。番組は、地方でプロ野球の試合があると、球団のない地区でも、その地域のアナウンサーが、解説者とともに試合を伝える仕組みでした。そんななか、山形でプロ野球の試合があり、仙台放送が出張して、現地でナイターの結果を伝えました。解説者は、レジェンド級の元プロ野球選手。放送が無事終わり、では打ち上げに、と皆で繰り出しましたが、放送が終わってからですので、既に日付は変わっています。1軒目、レジェンドのお話を拝聴し、こんな方から話が聞けるなんて、いやあ本当にありがたい、勉強になる、と至福の時間を過ごしました。レジェンドも絶口調で、「よしもう1軒!」となるわけですが、実は翌日(もはや日付変わって当日ですが)、私たち仙台放送のスタッフは、全員別の仕事で宮城に戻り、現場に直行という予定でした。出発は確か朝7時だったと記憶しています。ですので、「いやすみません、実はあす朝早いのでこのへんで・・・」と切り出したところ、「何言ってんだ佐藤君、大丈夫、寝なきゃいいんだよ」との頼もしいお言葉。若気の至りで「それもそうだな」と納得したのが運の尽きでした。もはやどんな展開かお分かりですよね。2軒目も楽しく時は過ぎ、もはや明け方。朝日を見ながらホテルに戻り、レジェンドのアドバイス通り、寝ないで出発を待つことにしました。寝なければいいのだ!と座っていましたが、やはり、時間とともに少々疲れが。出発まであと1時間ちょっと・・・横になるくらいいいだろう、目をしっかり開けて、寝ないんだから。・・・タイムマシンがあったら、その自分に喝を入れに戻りたいですね。絶対に横になってはいけない!!と。自分の感覚では、数秒後。突然部屋の電話が鳴りました。携帯電話も持っていない時代、ホテルの部屋の内線電話です。何だか分からず、電話に出ると、「拓ちゃーん、みんな待ってるぞー」という先輩Dの低い声。「△●◇※☆¥Ψ??!!!!」一瞬で何が起きたのかを把握し、頭からサーッと血が引いていくのが分かりました。出発時刻はとっくに過ぎています。そこから一体どのくらいのスピードで部屋を飛び出し、皆の待つバスまで行ったのか。正確には分かりませんが、これほどのスピードで出かけたことは、人生、後にも先にもありません。しかし、その「大激走」は、もはやほとんど意味はありません。バスに乗り、「すみませんっ!!!!」と頭を下げたものの、乗っている全員から一斉に冷たい視線。当然です。移動中も誰一人喋らない。「針の筵」とはこのことでした。本当に情けない話です。もちろん、レジェンドのせいではありません。全て私がダメなだけなのですが、一つ教訓があるとすれば、こういう時は「寝なければいい」ということですね。違う違う!そうではなくて、コンディションをちゃんと整えましょう、ということですね。翌日早いのに、遅くまで飲んではいけないのです。でもこの時は、今考えても、かなり無理のあるきつい日程でしたけどね。明日は、伊藤瞳アナウンサーです。
今年の秋は… 佐藤 拓雄 2024/10/24 文豪・夏目漱石の直筆の手紙で、今まで存在が知られていなかったものを、東北大学の名誉教授が見つけた、というニュースを先日放送しました。発見自体が非常に貴重な出来事で、それだけでもニュースとしての価値があると思いますが、その内容を詳しく調べはじめたところ、漱石の「思考回路」のようなものに触れることが分かってきて、大学時代、国文学を専攻した者としての血が騒いでしまい、特集ニュースとしてはそこそこのボリュームになりました。https://nc.ox-tv.co.jp/news/detail/2024100300011(↑ここにしばらくは動画が残っているはずです。)実は、「血が騒いだ」理由はそれだけではありません。放送の中では言いませんでしたが、発見者の仁平道明東北大学名誉教授は、私の大学時代の直接の恩師です。その仁平名誉教授がおっしゃるには、ご自身の恩師が、漱石の弟子・小宮豊隆の弟子、つまり仁平名誉教授は、漱石の「三代目の弟子」である。だから、その弟子である私(佐藤拓雄)は、漱石の「四代目の弟子」にあたる、というのです。「三代目」まではともかく、「四代目」ともなると少々無理があるような気もしないでもないですが、漱石の正真正銘の弟子である小宮豊隆という人は東北大学の教授でしたし、少なくとも、自分が漱石にそれなりの縁があると知ったことは、うれしいことでした。なんだか、歴史上の人物と遠い親戚であることが判った、というような感覚に似ているかもしれませんね。その「大師匠」夏目漱石ゆかりの地を、先日東京で巡ってきました。【写真】は、東京早稲田の漱石山房記念館に再現された、漱石の書斎。漱石が亡くなるまで住んでいた家は、太平洋戦争の空襲で焼失してしまいましたが、その地に記念館が建っていて、自宅が一部再現されています。その近くにある生誕の地(碑があるだけですが)にも足を運び、さらにはお墓参りもして、ひと通りの「ご挨拶」は済ませたので、これで「四代目」と認定されても引け目は感じないはず??(笑)さて、放送は無事出しましたが、さらにもう少し調べたいことが出てきて、実は今も“研究”を続けています。ここからは、取材や仕事ではなく、もはや趣味の世界ですが(笑)、やればやるほど、もっと調べたいと思うことが出てきてしまい、きりがありません。これが「沼」というヤツかもしれません。今年の秋は、夏目漱石研究の「沼」の中にいます。明日は、西ノ入アナウンサーです。
観光 佐藤 拓雄 2024/09/30 子どもたちが小さかった頃は、テーマパークや動物園、水族館、体験型アトラクションといったものが、旅行の中心でした。今は、上の二人はとっくに成人、コロナで旅行どころではなくなった数年を経て、気がつけば末っ子の次男も中3。家族旅行など現実的に不可能です。そういう状況の中で、最近ちょっと一人旅をしました。5日間乗り放題のチケットを使い、日帰りの小旅行です。日帰りなのでそうそう遠くへは行けませんが、テーマパークやいわゆる「観光名所」ではなく、今自分が見ておきたいと思う所をじっくり見てきました。その一つが、茨城県阿見町にある「予科練平和記念館」。こういう機会でもなければなかなか行けない所だと思いますが、どうしても見ておきたかった所です。(じっくり見過ぎて足が棒のようになりました。)予科練とは、旧海軍が、より若いうちからパイロットを育てようと始めたもので、14才半から17才までの少年を集めて、基礎訓練を施したものです。私の次男と同世代である、十代なかばの少年たちを集め、「過酷」という言葉でも言い表せないような、非合理的な訓練と生活を行うさまは、まるで「兵士工場」だと感じました。(軍隊とはそういうものだ、ということかもしれませんが。)予科練を経て戦地に赴いたのが2万4千人、そのうち1万9千人つまり8割が、戦死したということです。募集の段階を含め、全ては国家の欺瞞であり、若者を戦闘要員としか見ていない、ということへの怒りも覚えました。ただ、それは、今の時代にこうして客観的に見るから分かることで、その時代の空気に飲まれていったら、自分だって疑問を持たなかったかもしれないと、恐ろしさも感じました。【写真】は、記念館前に展示されている、「回天」の実物大模型。太平洋戦争末期に開発されたという「人間魚雷」です。「人間」と「魚雷」が、言葉として結びつくこと自体、狂気の沙汰でしかありません。搭乗した兵士の多くは、予科練出身の若者だったそうです。戦争の歴史一つとっても、まだまだ知らないことばかり。その全てを知ることは不可能だとしても、歴史を知る場所を、一つでも多く訪れたいと思っています。明日は、千坂アナウンサーです。
健康のために… 佐藤 拓雄 2024/09/26 「健康のために」と言いながら、こんな思いをしてまで?と感じることが、年に何回かあります。人間ドックなどの健康診断や検査です。特に胃カメラ。私は胃カメラが本当に苦手です。嘔吐反射が強いのと、口を動かせない・喋れないという閉塞感に耐えられません。鎮静剤も効きがよくない体質なのか、一時はかなり大量に投与されて、終わった後もフラフラ。カメラが擦れるのか、喉が痛くなることもしばしばで、とにかくしんどい。拷問か!と言いたくなります。いい歳して、胃カメラでジタバタする姿を見られるのも、結構自尊心が傷つきますしね・・・かと言って、バリウムの検査も嫌です。あの液体が気持ち悪くて飲みきれないし、炭酸ソーダのようなものを飲まされた上に、グルグル全身を回されて、腹を押されて、ゲップしないでください、ってこれまた拷問か!ただ、胃カメラに関しては、経鼻つまり鼻から入れる内視鏡で、随分楽になりました。以前は、「カメラの精度が経口とかなり差がある、テレビで言えば地デジとアナログくらい違いますよ」と言われて、毎回決死の覚悟で(ちょっと言い過ぎか)胃カメラ検査を受けていました。しかし数年前から、経鼻の内視鏡も解像度が上がったとかいうことと、かかりつけ医が上手なのもあって、経鼻の胃カメラで格段に楽になりました。一方、大腸内視鏡検査は、私はあまりストレスありませんが、検査前の食事制限が丸一日あるのがいかにも不健康で、加えて、当日朝から飲まされる2リットルの液体(洗腸剤)、そしてひたすら何度もトイレに行くのはなかなか大変です。ただ、なんとなくお腹の中がきれいになったような気もするし、口が動かせるので胃カメラのような閉塞感は感じず、私にとっては、覚悟して臨む検査というほどではありません。こうした検査を受けたことのない方には、なんだか全く分からない話だったかもしれませんが、こんな思いをして確認する「健康」ってなんなんだ、といつも思うのです。【写真】先日久しぶりに牛タンを食べました。こういう美味しいものをいつまでも食べられるように、胃腸の健康が大事だということは分かっているんですけどね・・・このお題は私が最後でした。明日からは新たなお題で、金澤さんからスタートです。
好きなお菓子 佐藤 拓雄 2024/09/09 何度となく、甘いものが好きだということを、このアナ・ログに書いてきましたので、またかと思われるかもしれませんが、甘いものや菓子の話はいくらでもあります。ついこの間のお題、「元気の源」でも、あんこをはじめ甘いものが「元気の源」どころか「命の源」だと書いたばかりでしたが、甘いもののない人生なんて!「No Sweets,No Life」と書いたTシャツでも着ようかと思うくらいです。・・・嘘です。そんなTシャツは着ません。生クリームも、当然のことながら、物心つく前から、「本能的に」好きです。母が家でケーキを作った時に、ホイップの泡立て器とボウルを舐めさせてもらうのが至福の時でした。今回のお題で、西ノ入さんが、コンビニの「生クリームのみをカップに入れた商品」のことを書いていましたが、私もこれには目が釘付けになりました。夢のような商品。私は、迷って迷って、買うのを自粛しました。私は、西ノ入さんのようにディップするのではなく、全部そのまま食べたい!今度見かけたら買ってしまうかもしれません。そんなわけで、今回の【写真】。先日、某サービスエリアで、フルーツサンドの横にあった、このサンドに目が釘付けになり、今回は買いました!フルーツ無しのクリームだけサンドです。これまた夢のような一品。いやホント、美味しかった。この時は、高速道路の運転で少し疲れてきていたところだったのですが、これを一気に食べて、気力・体力・集中力が一気に復活!全身に沁みこむような糖分で、グワッと「上がり」ました。(ん?上がったのは血糖値かも??)その様子を隣で見ていた長女は、「ホントに好きなんだねえ・・・」と半ばあきれ気味でしたが、おかげで残りの道を元気に運転できました(笑)そんな状況で車の運転席で食べたので、ダッシュボード上の写真です。明日は、堤アナウンサーです。
文系?理系? 佐藤 拓雄 2024/08/22 昨今の文系学問軽視の風潮を、よくないことだなあと思って見ています。学問を「役に立つか・立たないか」、とりわけ、経済的に役に立つかどうか、という物差しで見れば、文系の学問は「役に立たない」というものが多いのかもしれません。特に、私が専攻した文学は、その代表格と言われてしまうかもしれません。でもそれでいいのでしょうか。いいわけない、と思っているからこう言っているわけですが(笑)私は、文学というのは、ひと言でいえば、「人間とは何か」ということを追求する学問だと思っています。(果たして学問的にそれで合っているのかは、自信ありませんが。)そして、人間というものは、複雑で、多様で、割り切れないものである、だから、世界も同様で、多様で複雑で割り切れない、そこに行き着きます。そういうことを研究する学問が、すぐに「経済的に」役立つかと言ったら、多分そんなわけはない。ですが、そうやって「人間とは何か」を追求する学問は、無駄なのでしょうか。さらに言えば、「人間とは何か」を追求していくのは、人類の永遠のテーマであり、理系つまり自然科学だって、結局、私たち人間とは何だ、そして、その人間の生きているこの世界とは何だ、ということを追求する学問です。「文系」「理系」などと分けてみたところで、それは結局アプローチの違いに過ぎませんし、学問に、経済的有用性という尺度を軽々に持ち込むこと自体が、ナンセンスで、危ない考えだと私は思います。人間が人間である以上、知的欲求に従って真理を追究していく行為に、無駄とか、役に立たないという概念は存在しないのではないでしょうか。私は、音楽大学に進むのを諦めて、改めて進学する学部を決めた時、「大学の4年間くらい、すぐに役に立たないような勉強をしよう」と思い、文学部にしました。若さゆえの、あまりに直感的な選択で恥ずかしいですが、当時、文系の中でも「経済学部は就職に有利だ、文学部は就職に不利だ」というような風潮があり、そういうものへの反発心、長いものに巻かれたくない!という、これまた若さゆえの反抗心もありました。大学は就職の予備校じゃない!就職なんて考えて学部を決めない!大学でしかできないことをやらないでどうする!と、随分とんがっていたとも言えますが(苦笑)、一方で、自分の中では意外と筋の通ったことを考えていたのかも?30年以上前の自分も悪くないね、なんて今さら思ったりして。「すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる」という言葉もあります。すぐに役に立つものも必要ですし、その恩恵に預かって暮らしていますが、世の中、そんな尺度だけじゃないよね、ということは、文学を学んだ者として、大切にしていきたいと思っています。【写真】先日、「仙台放送Live Newsイット!」のコメンテーターでもある、漫画家・井上きみどりさんと夫の版画家・平垣内きよしさんの夫婦展を見てきました。「同じ場所で同じものを見て、描写しても漫画家と版画家では同じにならない」。言われてみればその通りですが、とても興味深かったです。自分の見えている世界だけが世界ではない、ということですね。今回の話にも通じるものがあると思っています。明日は、千坂アナウンサーです。
元気の源 佐藤 拓雄 2024/07/30 今日から新しいお題、「元気の源」です。仙台放送では、今週末8月3日・4日と「仙台放送Presentsみやぎ元気まつり2024」を開催します。それにちなんでのお題です。さて、【写真】ですが、「スティックのり」ではありません。分かる人は分かると思いますが、羊羹です。爪楊枝やフォークも不要で、手がベトベトすることもなく、食べやすい。系列局からのお土産としていただいたもので、ちょっとデスクの引き出しに入れて取っておき、デスクワークで、脳の糖分が激減する時間帯に、満を持して食しました。糖分が補給され、頭の中身を立て直すことができました。おかしいですか???子どもの頃から、というか、物心つく前から甘いものが好き、特にあんこが好きで、離乳食を終わってすぐの1歳頃には、あんまんを一つ食べていたとか、幼稚園児時代は大きな葬式まんじゅうを一人で食べてしまったとか、親から聞かされた「あんこエピソード」も数多く、あんこ以外の甘いものエピソードも、語り出したかきりがありません。なぜ好きなのか、と聞かれても、物心つく前からなのだから分かりませんし、本能的に好きなのでしょう。そういう意味では、私にとって、あんこをはじめとする甘い食べ物は、「元気の源」という表現を超えた、「命の源」と言えます(笑)あの羊羹また食べたいなあと思って、ネット検索したら、それではなく、「スポーツようかん」というものが出てきました。「持久力が必要なシーンで、必要なエネルギーを・・・」という謳い文句。羊羹が「命の源」になっているのは、私だけじゃないんですね!と強く共感しました(笑)明日は、千坂アナウンサーです。
ヨーロッパといえば 佐藤 拓雄 2024/07/24 ヨーロッパ留学が夢でした。大学では、国文学専攻、英語は受験英語程度、フランス語とドイツ語は第二外国語で触れただけ、という私のどこがヨーロッパ留学?ですが、夢見ていたのは、大学に入る前のことです。このアナ・ログにも何度か書いていますが、音楽大学を真剣に目指していました。夢破れ、今があるわけですが、その当時、私が師事していた先生が、日本の音楽大学から、ドイツへ留学し、そのままドイツの一流オーケストラの首席奏者にまでなった人で、要するに、その先生の通った道をそのまま自分もなぞるように歩きたい、という強い憧れがあったのです。さらに、当時の私のバイブルの一つ、小澤征爾さんの「ボクの音楽武者修行」も、ヨーロッパ留学への憧れの念を強くしました。小澤征爾さんのように、スクーターで単身・・・などという勇気はとてもありませんでしたが、そういう「大海に飛び出したい」という気持ちを持って、毎日悩みながらも練習を続けていました。それから数十年。皮肉なことに、夢は夢のまま、留学どころか、いまだに旅行でさえ行ったことがなく、ヨーロッパとは全く無縁の人生です。【写真】テーマに合うものがなかったので・・・「ヨーロッパ」帰りのパティシエのご実家という、県南の和菓子店のモナカ。バターが入っています。県南のコンビニで偶然発見!こんなところで出会えるとは!パティシエご自身の、並ばないと買えない有名なモナカと同じだと私は感じました。絶品です!明日は、梅島さんの「ヨーロッパといえば」です。
夏が始まった 佐藤 拓雄 2024/07/09 高校野球宮城大会が始まりましたね。まさに「夏が始まった」という気持ちになります。それと同時に、3年生は「最後の夏」、そして「夏の終わり」に向かう大会でもあり、それが夏の高校野球の切なさであり、良さだといつも感じます。ところで、夏を前に、先日、我が家ではエアコン掃除を行いました。買ってからずいぶん経つエアコン2台を、業者に頼んで掃除してもらったのですが・・・【写真】は、掃除をして出てきた水。真っ黒ですが、これが内部のカビとのこと。このままエアコンを運転していたらと思うと、ゾッとします。対応した妻が業者から聞いたところによると、冷房で内部が結露し、それがカビの原因になるのだということです。対策としては、冷房を使った後に、10分くらい暖房を入れると内部が乾燥してよい、ということですが、真夏に冷房を入れた後、どのタイミングで暖房を入れられるのか?私には今のところ想像ができていません。やはり餅は餅屋、定期的に業者に掃除してもらった方がいいのだろうなあと思っています。ちなみに、掃除してもらったエアコンは、本体カバーの内側もカビで真っ黒だったそうですが(恐ろしい)、これも全てきれいに取り除いてもらいました。エアコン掃除を終えた直後から「夏が始まった」ような気温になり、ギリギリ間に合いました。明日は、堤アナウンサーです。