アナ・ログ

春といえば

2009/04/09

「春といえば」春高バレーですね。どうも長年の慣習か?自然と足が代々木へと向いてしまいます。そんな訳で、今年も3月21日、22日と取材応援!というか、アナウンサー陣への陣中見舞いに行ってきました。
もちろん、会場に入る前の明治神宮への必勝祈願は忘れずにやってきました。
女子代表の古川学園は、見事な2年連続の決勝進出でしたが、今年もあと1つ足らず、準優勝という結果でした。東九州龍谷(大分)に連覇を許してしまいました。かつて、28回、29回大会で四天王寺(大阪)に決勝で負けた古川商業(当時の校名)の姿が頭を過ぎりましたが、翌年の30回大会は全国制覇、歴史は繰り返します。待ちましょう。

「春といえば」センバツ高校野球。史上初の東北勢同士の準決勝対決は、岩手の花巻東に。21世紀枠の利府のベスト4も見事でしたが、花巻東の東北勢7度目の全国制覇への挑戦は、惜敗でした。
どうして?東北のチームは勝てないのか!
いや、もうそこまで来ているのか?返す返すも惜しい試合でした。

「春といえば」今週はお花見ウィークですね。仙台市の西公園は、去年から地下鉄工事のために花見の宴の場所が少々北へ移動。若いソメイヨシノの下での宴になりました。これまでの桜が伐採された去年、この桜を家具として再生し、その売上の一部を新しい桜植樹の基金にしようという運動が地元の人たちを中心に起こりました。
これまでの慰労と若い桜の成長を願って、私も協力させてもらいました。
西公園の桜で作った貰ったスツールです。
2年目を迎えます。
色艶の経年変化がこれから楽しみです。

あすの「春といえば」話は、牧子アナです。

デビュー

2009/03/31

デビューといえば、新人アナウンサーのデビューです。
とは言っても、アナウンサーの場合は、直ぐには
デビューできません。
宝塚音楽学校だって、2年間の授業があるわけですからね。そんな長くは研修できませんが、4月1日の入社を前に、3月5日からアナウンサー研修が始まっています。
ことしは、女性アナ1人ですから、1対1の研修になりました。この1対1の授業は、講師も生徒も疲れるのです。休む暇がないのです。1日5時間から6時間の集中講義。
ああ~疲れた!疲れた!とは言えないのです。

そんな訳で、今年の新人は飯田菜奈アナウンサーです。まだアナウンサーというのは早いですね。アナウンサー見習いですね。あす早速、自己紹介をさせます。
発声や滑舌、母音発音、子音発音、アクセント、アナウンサーの表現方法等々、数多くのことを勉強しなければなりませんが、一番大事なことは「生きた言葉」です。

すなわち「声は人、まずは人間完成を」
私なんぞも人間が出来ていませんので、新人研修のたびに自分にも言い聞かせているのです。
「共通語や言葉の使い方などをいくら研究し、練習してみても、頭の中や心の中が空っぽでは、その言葉は生きた言葉とはいえません。」
「言葉の勉強は人間の心を勉強することです。言葉は心を伝えるものであり、言葉によって相手の心を知るのです。」
(フジテレビ系列アナウンステキスト基礎編より)

さあ、きょうの研修もここから始めましょう。
その新人アナウンサーはあす登場します。

合格発表

2009/03/19

「合格発表」
今回は、嫌なテーマですね。これが一番緊張したかもしれません。それでは、前回のテーマですね。
どうも私の場合は、「不合格発表」の方が多かったものですから・・・・・・・どうしましょう????
いつも、いつも最後の最後なんですね!!!!!
「最後の砦」です。
最後の「転失気」(てんしき)で何とか救われたという人生だったのです。(笑)
所謂「さいごっぺ」ですね。
野球で例えると、9回サヨナラ押し出しという感じでしょうか?
その分、喜びも大きかったような気がします。
と同時に、涙の分だけ強くなれたのかも知れません。
ですから、ニュースの合格発表シーンでも、いつも気になるのが不合格者の思いですね。
でも絶対に挽回可能ですから、捲土重来という気持ちを持ってくださいね。

そんな少ない私の合格経験の中で、意外と嬉しかったのは、運転免許試験でしょうか。
何しろ、昔の教習所は、教官と生徒の関係は、一触即発の状況でしたからね。
よく我慢したのと、免許証がもらえるという喜びだったのでしょうね。

暫く、合格の喜びを味わっていませんので、何かに
挑戦してみようかなあ・・・・・といった気持ちにもなります昨今です。

とうことで、「合格発表」ネタはここまでです。

来週、23日からは新ネタで、林アナウンサーからです。

一番緊張したこと

2009/02/25

いや、化粧はしますが、歌舞伎役者のような化粧ではないですよ。ハイビジョン用薄化粧ですね。
さて、
「放送する時、緊張しないのですか?」という質問をよく受けます。緊張はするのです。逆に緊張しないといい仕事が出来ないのです。緊張感を持って!ということでしょうか。
今回のテーマ「一番緊張したこと」と云われますと、そうですね。その昔は、それこそ、アナウンサー試験ですとか?今とは違う一発勝負だからでしょうか。その怖いの怖くないの!
アナウンサーになっての「初鳴き」所謂、初めてのオンエアーですね。
そういう意味では、「初~~」というのは、緊張する瞬間ですね。

古今亭志ん朝師匠は手のひらに「人」という字を書き、三回飲み込んでから、高座に上がりました。
立川談志師匠の場合は、お客が手のひらに「談志」と書いて、三回飲み込んで師匠を迎えます。
これは嘘です。えへへ。でもいい緊張感ですね。

去年の暮れに、護国神社の福娘コンテストの審査員を務めときに、エントリーしている皆さんの緊張感がありありでした。講評時に、「皆さんはいい緊張をされました。緊張感の中で、どう自分を出せるかが大事なのです。」なんて偉そうなことを述べました。
ですから、いい緊張感を持ってください。

それで、一番緊張したことは?
また戻りますか?
森繁久弥さんにインタビューした時、佐久間良子さんにインタビューした時、岩下志麻さんにインタビューした時、夏目雅子さんにインタビューした時、吉永小百合さんにインタビューした時にしましょうか。

そうそう、写真は「クボタ民謡」の収録で使わせてもらった青葉区大倉地区にある古民家。
秋田テレビの谷アナウンサーと一緒ですが、これまた自局ではないアナとコンビを組むと、緊張するものでなんですが、谷さんはもうベテランですからね。そうでもなかったようでした。(笑)

では緊張のフリは?
お次は原アナウンサーです。


私の最新ヒットソング

2009/02/10

最新のヒットソングと言われても・・・・
私の場合は、昭和で止まっていまして、しかも、その昭和、アクセントで言いますと、頭高の「ショーワ」がいいですね。

昭和歌謡!
昭和歌謡!!
昭和歌謡!!!
いい響きです。

そんな流れでの最新ソングといいますと、カーCDもカラオケのオープニングソングもこの人の歌です。「岡っぱる」いやいや、「岡っぱる」は失礼ですね。岡晴夫先生です。

「憧れのハワイ航路」「東京の花売娘」「啼くな小鳩よ」が大ヒット曲ですが、私のお薦めは、「国境の春」「遭いたかったぜ」「パラオ恋しや」「港に赤い灯はともる」「東京の空青い空」。花売娘シリーズだったら、「上海の花売娘」「広東の花売娘」「港ヨコハマ花売娘」になります。

その岡晴夫の貴重で珍しい音源を去年、フジテレビの牧原俊幸アナウンサーが送ってくれました。実は、何を隠そう!隠していませんが、牧原アナと私とは昭和歌謡仲間です。

それは岡晴夫のライブ音源です。北海道旭川市で開かれた岡晴夫ショーを地元の篤志家といいましょうか、岡晴夫のパトロンといいましょうか、谷町といいましょうか、スポンサーといいましょうか、ファンといいましょうか、そういう方が、自分の録音機で収録したものだそうです。
ライブは、レコード音源より、非常に早いテンポで、カラオケ装置でいいますと、+2~3ぐらいになります。岡晴夫という歌手は、生のステージでは、「テンポ」を一番大事にしたそうです。「上海の花売娘」の早いこと、早いこと。それ以来、私のカラオケも岡メロディーのテンポは+2で設定しているのであります。

こんな話をしても、若いアナウンサーは誰も聞いてくれません。
ね~板垣君。

寒い日のお仕事

2009/01/29

1月10日放送の「テレ花火」は、
寒い!だから温泉であったまろうスペシャル!!!
と題して、秋保温泉・佐勘からの中継でした。
伊達家から拝領した主やを移築したギャラリーには、囲炉裏があります。400年以上も火を絶やさずに、燃え続けている「家宝の聖火」
炭に灰をかけ、また翌日の朝に炭を入れて、この聖火を守っているそうです。そんな話を聞くと、余計暖かさが伝わります。

さて、今回のテーマは「寒いお仕事」ですね。
この日も秋保はうっすらと雪化粧で、寒い日でしたが、中継場所は、暖かい宴会場、助かりました。
最近は、齢のせいで、寒い仕事が回って来ません。
ありがたや!ありがたや!
ということで、「若き頃の寒いお仕事」ありました。ありました。数え切れないほど、ありました。
体験モノが流行った時代でもありました。

まずは、「どんと祭」1月14日といえば、昔は極寒。
午後2時からの情報番組「2時ですOXです」のリポーターを務めていた20代、何年裸参りをしましたかね。
そのお陰です。この強靭な体が作られたのは(笑)

雪祭り取材も寒かったですね。岩手・小岩井農場の雪祭り、札幌・雪祭り中継。でもこちらは裸ではありませんのでね・・・・・

富士登山駅伝中継の夏の富士山も寒かった!5合8尺地点の中継点ですので、頂上や7合5尺よりは、低位ですが、とにかく寒かった!フジテレビの技術スタッフからダウンジャケットを貸してもらいました。有難かった。

県内各地の小正月行事の取材ロケも厳しい寒さの中でしたね。

春を告げる塩釜神社の花祭り、氏子は禊ぎを受けての参加になりますが、2月でしたか、3月に入ったか、
夜の神社での禊ぎの体験。所謂、体を清める水掛です。これは、最高潮に達しましたね。
そのお陰です。この強靭な体が作られたのは(笑)

今の若手アナウンサーは甘い!!!!
もっともっと体で体験したまえ!!!!なんて。

さて、あすは、出射由佳アナウンサーですが、これが最後のアナログになります。1月をもって、仙台放送を卒業することになりました。7年間、お疲れ様でした。本人からのメッセージもあろうかと思います。
では、出射アナお願いします。



かつてお年玉で買ったもの

2009/01/05

新年 おめでとうございます。
本年も仙台放送を宜しくお願い申し上げます。

2006年の冬から始まったこの「アナログ」も3回目のお正月を迎えました。
今年も「ちょっといい話」「ちょっと役に立つ話」「ちょっと変な話」などなどを・・・・・・・・
お届けしたいと思っております。
「アナログ」今年もご愛顧を賜りたいと存じます。

新年最初のテーマは「かつてお年玉で買ったもの」ということになりました。
では、僭越ながら私から申し上げます。
申し上げるほどのことではありませんが。

買いたいものを直ぐに買うタイプではなく、じっくり
品定めしてからとか、こちらとあちらを比べてからとか、そんな少年であったようです。ですから、お年玉を貰っても、現物を手に入れるのが、3ヵ月後ですとか、半年後ですとかになってしまうのですね。
野球盤にするか?ホッケーゲームにするか?
結局は、ホッケーゲームにしました。これはアイスホッケーゲームで、野球盤の人任せ性よりは、運動神経と瞬発力を必要としたからです。
テレビでは西部劇全盛期ですからね。
「ローン・レンジャー」するか?「拳銃無宿」するか?拳銃のスタイルが違うのです。今こんな話をすると物騒なことになりそうですが、「ローン・レンジャー」にしました。
何か低レベルな話をしていますね。

そんな反動からか!
今では、見るもの見るものみんな直ぐに手にしたいが・・・
やっぱり直ぐには買えない性とその逆の直ぐに買ってしまう性が同居しているのであります。

でもですね。自分へのクリスマスプレゼントは買いましたし、今度は自分へのお年玉プレゼントか?
いいテーマでした。

さて「アナログ」今年も、アナウンサーが襷(たすき)をつないでいきます。
第2走者は、出射由佳アナウンサーです。

2008年総決算

2008/12/24

年末恒例、ことしも「第九」で締めくくり!という方も多いと聞きますが・・・・・・・
暮れは、やっぱり「芝浜」で聞き納め!という方も多いのです。

わたくしの2008年の総決算は、「芝浜」でした。
落語「芝浜」は、落語の祖・三遊亭円朝が創作、三代目桂三木助が十八番として人情噺です。
{魚屋の勝五郎、腕はいいが、大の酒好き、酒に溺れ、仕事をもう何ヶ月も休んでいる。釜の蓋が開かない。ある朝、女房に起こされ、しぶしぶ浜の問屋へ。浜で一服していると、波打ち際に見えたのが革財布。中には大金が。これはまた飲めると友達呼んで、どんちゃん騒ぎ。翌日また女房に仕事に行ってくれと起こされる。芝の浜で拾ってきた、あの金があるだろうと勝五郎。浜にも行っていないのに、そんな金あるわけないだろう、金を拾った夢をみたんだと女房。そんな夢をみたのか、と勝五郎。以後酒をやめ、仕事に精を出す。店ももてるようになった三年後の大晦日。女房が、革財布を見せる・・・}

昨今では、落語立川流家元・立川談志師匠が、どう演じてくれるかが落語界の一大事にもなっています。
先日、ラジオのある番組で、いつもはこの番組の最後は談志師匠の小咄で締めるのですが、何と!なんと!
ナント!その日は「芝浜」の下げをやってくれました。「飲んじゃイヨ」「うん 飲もう」・・・・・・・「よそう、また夢になるといけねえ」いやあ、思いもかけずの「芝浜」でした。夫婦の会話にリアリティーがあるのです。いやあ、感激でした。家元ありがとうございます。

そんなラジオの放送から何日たったでしょうか。仙台での独演会で、立川談春さんが「芝浜」をかけてくれました。
今年、東京・歌舞伎座で「談志・談春親子会」を打ち出した談春さん。
歌舞伎座での落語会はこれまた巷で大きな話題にもなりました。
この時も実は、談春さん「芝浜」だったのですが、仙台での高座の出来は、素晴らしいものでした。語りに語った、たっぷりの50分間でした。時期が時期だけに期待はしていたのですが、やってくれました。

打ち上げでも喋りまくっていた談春さん(写真右)
ありがとうございます。

お次は佐藤拓雄アナ。
今年も観ました・・・・・・・・・

クリスマスソング、私はこの一曲

2008/12/17

本当ですね。私も「ホワイト・クリスマス」

早速、出射アナと梅島アナとでホワイト・クリスマス気分です。
朝から、このテンションですからね。
困ったものです。


その「ホワイト・クリスマス」は
ビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」でしょう。クリスマスソングの巨人軍なのだ!!!永遠に不滅なのです!!!
(何だか彦磨呂さんみたいになってしまいました)

1942年に発売、全世界で4500万枚を売り上げたそうで、これはギネス記録にも認定されているそうです。
中低音からの声の伸びがいいですね。

{浅見の独り言}
少しフランク永井が入っていますね。神戸一郎にも通ずるところがあるかもしれません。
フランクさんだと、吉田正が先生ということになりますか?時代が違うでしょう!!!
そうか?クロスビーは1903年生まれで没年が1977年ですもね。

ウィキペディアによりますと、
「クロスビーは1930年代当時、ラジオと共に普及し始めたマイクロフォンの増幅機能を活かして、声を張り上げずに滑らかに発声する歌唱法 クルーナー・スタイルを最初に確立した歌手としても知られる」とあります。歌唱にスマートさと洗練さを与え、その後のポピュラー・ソングの曲作りに大きな影響を与えたといいます。

そうかですか。やっぱりね。
ビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」
出だしがいいのですよ。
「歌は人なり」ですね。

さて、このテーマ最後は、林佳緒里アナです。


これはスグレもの(お気に入りグッズ)

2008/11/20

いや、目出度くもあり、目出度くもなし!ですね。
さて、
下着ドロの押収品の公開写真のようになってしまいました。(笑)
そうではありません。

巾着です。広辞苑で「巾着」を引くと、①布・革などでつくり、口をひもでくくり、中に金銭などを入れて携帯する袋。②江戸時代の私娼の一。③江戸時代、(遊里などで)客を指す隠語。とあります。②と③は遊郭系ですね。
もちろん、①の「きんちゃく」です。
集めている訳ではないのですが、何故か?貯まるのです。(お金は貯まりませんね。)金銭は入れませんが、旅行・出張に重宝します。小物入れですね。

例えば、写真上、真ん中に革の巾着があります。色は、片方が黒で、もう片方が茶色。デジカメを入れています。
写真左、片方がミッキーで、もう片方がミニー。携帯や髭剃りのAC電源コード入れにこの間は使いました。
写真右上、色はうすいベージュ、ロイヤル・コペンハーゲン(デンマークの磁器)の紅茶を買うと、この巾着が付くのです。この巾着に、コペンハーゲンの紅茶が入って売っているのです。巾着の左下にコペンハーゲンの刻印みたいなプリントが入っています。紅茶欲しさではなく、巾着欲しさの買い物でした。先日の出張で、帰りのキップ等を入れておきました。
写真下、江戸情緒たっぷりの少し大きめの巾着です。何でもご自由にお使い下さい。この間は、そうそう化粧品系を入れていましたか。
ゴルフでも、ボール・ティー入れに巾着を使っています。鞄の中にも、ラジオ・プレーヤー入れに巾着を入れています。

巾着銀(きんちゃくがね)でも貯まればいいのですが、巾着切り(きんちゃくきり)には、くれぐれもご注意を!

さて、あすは寺田アナですが、
そうそう、きょう20日は寺田アナの誕生日じゃないですか。私と連続になります。目出度い!目出度い!

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