アナ・ログ

2015年 ともに

梅島 三環子

2015/03/03

震災から、4年。
着実に、被災地の姿は変わりつつあります。

先日、取材で3年ぶりに南三陸町志津川を訪れました。
当時取材させていただいた、小学6年生の女の子は
この春、高校生に。
すっかり、あどけなさは抜け、
しっかりとした自分の考えを持つ少女になっていました。

成長した彼女と一緒に、
3年前と同じ場所、自宅跡地に行くと、
そこは盛り土がされ
跡地そのものすら見ることが出来ない状況。

復旧・復興工事は、進んでいるものの
かつての街の姿が変わっていくことに、
戸惑いを感じられずにはいられませんでした。

しかし、彼女は、
「さみしいけれど、新しい町が出来ていくのは嬉しいこと」と
教えてくれました。

それぞれが、震災と向き合い、受け止めて、
前に進んでいるのだと実感した瞬間でした。

一方で町内には、震災の記憶が風化されていると感じる風景も…。

県内でも、震災に対する温度差が生じていることを痛感する今日この頃。
あの日の記憶が、多くの人の心に
今も深く刻まれていることを望まざるをえません。

明日は、稲垣アナウンサーです。

(そういう季節なので…)寒い記憶…

梅島 三環子

2015/02/23

寒いというより、ひやっとする記憶でしょうか。
もうすぐ2歳になる息子と生活していると、そんな思いをすることが多々あります。

先日も、料理を作っていたら予期せぬ場所から「ドン!」という鈍い音と息子の悲鳴。椅子の上に登り、バランスを崩し転落していました。

何故…そんなとこに上ったのか。

はたまた、テレビを見ていたと思ったら泣き叫び始める息子。慌てて駆け寄ると、扉と扉の間に指を挟んでいました。

静かにアニメを見ていると思ったら…。

そして、ある日の晩は。
包丁を持って、ニヤついている息子。慌てて取り上げましたが…
これには、こちらが悲鳴を上げることとなりました。

日に日に行動範囲が増し、危険ではなかった場所やものが、危険だらけになってきています。

全て親の責任…わかっていはいるものの、予測不能な彼の展開に、なかなか追いつけないというのが正直なところ。
これ以上「ヒヤっ」とすることが無いように。傾向と対策をしっかり考え直さねばならぬと、日々痛感しております。

写真は、静かにしていると思ったら…
酒びんで遊んでいた息子です。

(受験シーズンなので…)テストの思い出

梅島 三環子

2015/01/27

テストの順位って、今も張り出すのでしょうか?

これこそ、個人情報だろうに…と思いながら眉を細めて眺めていた高校時代が思い出されます。
順位がよければ、そんな考えにはならないのかもしれませんがね。(汗)

そんな私ですが、1回だけ「強運」を発揮したテストがあります。
中学から、高校に進学する為の内部試験です。

中高一貫校なので、高校受験がない代わりに「卒業テスト」という名前で実施されるもの。
学校が定める「基準点」に達するまで、永遠に追試が続く仕組みで、まぁ勉強が苦手な者にとっては、蟻地獄のような試験です。

私の成績では、5教科一発クリアは絶望的。自分自身に期待もしていませんでした。

しかし! 迎えた合格発表…ならぬ、基準点発表。まさかの一発クリアを成し遂げたのです。

人生の運は、全て使い果たしたと真剣に思いました。キリスト教の学校に通いながら、行く先々の神社仏閣、七夕の短冊まで…。ありとあらゆる、願いをかなえてくれそうなものにすがった甲斐があったのでしょうか。

有難い結果に、浮かれすぎていた日々が蘇ります。

とはいえ、内訳をみれば基準点ギリギリセーフでクリアした教科が多数。高校に行っても、お勉強のことでの悩みは尽きないのですが…。
まぁ、過ぎたことなので良い思い出として記しておきたいと思います。

写真は、先日食べたクルチゲ。牡蠣鍋です。
おいしかったー!!

明日は、寺田アナです。

お正月と言えば

梅島 三環子

2015/01/19

2015年、初ブログです。
皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回のテーマは、「お正月といえば」。
みなさんは、どんなお正月を過ごされていますか?

私は…と改めて考えてみると

対して「らしい」ことは、してないですね。
しいて言えば、実家に帰って正月料理をつまむことぐらいでしょうか。

しかし、実家も滞在は1泊。
元日の朝には、何の正月準備もしていない仙台に戻ってくるのではっきり申して…あまり正月モードはありません。

子供もいるので、こういう季節の行事は大切にしなければいけないと思うのですが難しい状況です。

そう言えば…「最近の子供は、おせちを食べない」というようなことを耳にしました。おせちや雑煮に込められた意味を考える機会がないということにも繋がりますね。

振り返れば、私も、季節・食卓から色々なことを学びました。これからは、大人という立場で「THE 日本の正月」を伝えて行くべきなんだなぁと考えさせられたお正月でした。

でもやっぱり…
迎春準備って大変そう(笑)。
心の葛藤はしばらく続きそうです。

明日は、稲垣アナのお正月話です。

振り返る2014

梅島 三環子

2014/12/11

気がつけば、今年も1カ月をきりました。
「1年を振り返る…」そんな季節になっていますね。

今年は、何といっても復職の1年でした。1年ちょっとの産休と育休を頂き、復帰した4月。しばらく欠席した、学校に行くような気持ちで出社いたしました。

「仕事、すっかり忘れているんじゃないかな?」
「思ったように動けないんじゃないかな?」
「仕組みも、人も…色々変わっているのかな?」
不安が大きかったような気がします。

ただ、おかげ様で色々な人に助けていただきながら、復職の2014年を過ごさせていただきました。

色んな人に、支えられて働かせてもらっているとこれほど強く感じたことはありません。会社でも、取材先でも、もちろん家でも。
いい歳して、今さらですが…
一人ではできないことばかりだなぁと実感した1年です。

気を使ってもらって、助けてもらってばかりだった2014年。
来年は、もうちょっと周りに迷惑をかけず自己完結できればいいな。と思います。

写真は、取材先で見つけた素敵なクリスマスツリー。
一足?二足?
ちょっと、早いですがメリークリスマス!ということで。

明日は、稲垣アナです。

得意な!?料理

梅島 三環子

2014/11/26

ななちゃん、料理本を片手に料理ですか!
ありました。ありました。私にも、そんな時期が(笑)

今となっては、久しく開いていない料理本が本棚の片隅を占領しています。

母になって、早1年半…。今まさに、料理は時間との戦いです。

数か月前までは、泣き騒ぐ息子をおんぶし料理。今では、隙をみては食材を持って脱走する息子を追いかけ料理。
しかも帰宅後…息子の寝かしつけ前までに、食べる時間も計算しなければならないとなると、もはや料理時間は無いに等しいわけであります。

「朝起きて、準備をしておけ」という声も重々聞こえてまいりますが自分に甘い性格なのか…なかなかそうもいかず。最近では、食材本来の味を楽しむ日々が続いております。

夏はトマト。冬は白菜。1年を通して、きのこと豆腐。我が家の定番メニューは、当分は変わりそうにありません。

写真は、もはや私の料理ではありませんが…今年旅行先で食べた美味しいもの!沖縄のアーサそばです。

明日は、高谷アナです。

運動してますか?してました?

梅島 三環子

2014/10/31

10月も今日でラスト!
月日の流れの速さに「ヤバさ」を感じる今日このごろです。

さて今日からは新テーマ、「運動してますか?してました?」です。


誰も知らないと思いますが…
ここだけの話、私は運動が苦手です。

苦手なだけであって嫌いではないのですが、あんまりその手の神経が良くないようなんですね。

小学校時代の「卓球クラブ」くらいで、運動系の部活・クラブ・サークルの類にまるで入ったことがありません。

そんな、わたしでも出来たのがヨガ。

あまり“動”という感じではないところが、性に合っているのでしょうか。ちょっと難しい、イヌワシのポーズも頭立ちのポーズもそれなりにやっております。

そして先日、水族館に行ってきました。
ひらひらと泳ぐクラゲ。魚(?)の好みも“動”より“静”のようだと実感。

俊敏な動きを求められる運動は、根っから向いていないのだと改めて思いました。

明日は、拓雄アナウンサーです。

芸術の秋

梅島 三環子

2014/10/28

芸術の秋-
舞台ということで。

今年は、「みちのくよさこい祭り」を堪能してきました。

2日目は、番組も担当!
何年振りだろう…
YOSAKOIの空気を肌で感じ、お伝えしました。

仙台の秋の風物詩と、番組でもお伝えしましたが本当に県内外、広い範囲から集客を見込めるビッグイベントだと痛感。
ほんと、すごいお祭りです。

そうそう、そういえば、今年は東北ドリームコレクションも堪能。
仕事なので、堪能してどうする…という声も聞こえてきそうですが私が今まで触れたことのない世界観に、ただただ、驚かされるばかりでした。

子供連れでは、なかなかゆっくり芸術に触れる機会もありませんが、仕事の役得を生かし、様々な世界を楽しんでいます。

次は、何だろう。
せいぜい、息子のお遊戯会か…。
いきなりスケールが小さくなりますが(笑)
これもまた良しではないでしょうか。
ね!

明日は、高谷アナです。

シーズンということで…「学園祭の記憶」

梅島 三環子

2014/10/02

私の記憶に残るのは、やはり中学・高校の学園祭。
中高一貫の私の学校では、学園祭のグランドフィナーレの時にフォークダンスを踊るというしきたりがありました。

中学1年生は、入学すると先輩から代々伝わるフォークダンスを伝授され、ひたすら練習を重ねます。

仙台の企業が行う、すずめおどりのレッスンと同じイメージでしょうか。

私たちが踊るのは、マイムマイム。
それから、マドンナさんの「マテリアルガール」。
郷ひろみさんの「いつも心に太陽を」。
そして、中島みゆきさんの「時代」。

この4曲を、毎年毎年踊るのです。そうすると、祭りがようやく終わるのです。

客観的にみると、とても不思議な光景でしたが、やっている本人たちは、とても楽しく充実した瞬間で…。
あれが、青春というやつなんですかね(笑)

それにしても、郷ひろみさんの歌詞は1200人近くの女子学生が、笑いながら歌い踊るような内容ではないような気がしていたのは私だけでしょうか。

まぁ、今となっては、いい思い出です。

写真は、高校の卒業時にもらった校章入りの印鑑ケース。あれから10年以上…。
朱肉は、もうボロボロです。

明日は、飯田アナです。

読書の秋…「読み返してしまう本」

梅島 三環子

2014/09/11

現実逃避か…はたまた妄想癖か。
何度も読み返してしまう本は、「5日間の休みで行けちゃう! 楽園・南の島への旅」です。

中には、確かに5日間で行けると言えば、言えるけど…
といったような、若干強引な旅行プランもありますが。
でも、夢が膨らむ話です。

拓雄アナの以前のアナログにも書いてありましたが、旅行なんて本当になかなか行けないもの。予算と時間と体力が、一斉にそろうなんて滅多にありませんから。
ここ最近、特に痛感しています。

まぁそこで、この“5日間”というキーワードが私の心をくすぐるわけです。どうにかすれば、どうにかなるんじゃないかと(笑)。

しかし、現実は…
本を見ては、ネットで調べ、手帳をみて、あきらめて。
ほとぼりが冷めたころに、また見て、調べて、あきらめて。を、繰り返しています。

ただ、行けはしないもののインターネットで航空会社を調べ、乗り継ぎから飛行時間を調べ、ホテルを調べ、その国の気候を調べ、観光名所を調べ…
していると、なんだか楽しくなってくるのも事実。
電車の時刻表を見る方と、似たような境地になるのでしょうか。

南の国へ足を踏み入れることはないものの、この本1冊で、だいぶ南の国を感じることはできています。

しばらく、飽きずに読むんだろうなぁ。

明日は、夏休み明けの飯田アナです。
おかえりなさい。

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