アナ・ログ

力を付けたいときに食べるもの

佐藤 拓雄

2023/11/09

以前、「Myルール」というお題の時にも書きましたが、私は、ルーティンを作らないようにしているので、このときはこれ、という食べ物もありません。
必ずこれを食べる、と決めていて、それがなかったら、気になってしまって、普段通りにできないような気がするからです。

とはいえ、元気が出るなあ、という食べ物は当然あり、結局、焼き肉、ウナギ、とんかつなどがテッパンです。ちょっと前に書いた寿司は大好物ですが、体の内側からエナジーが沸くか、というとそういう感じではないんですよね。

そして、今さらですが、最近気がついたのは、朝カレーは元気が出る、ということ。・・・まさに今さらですよね。すみません。
先日、出張先のホテルの朝食ビュッフェに美味しいカレーがあり、なんだか朝からとても元気を得ました【写真】。カレー以外にも色々たくさん食べて元気が出たのかもしれないですが(笑)

それはともかく、朝からカレーを食べておいしいと感じるということは、「力を付けたい」と思わずとも、すでに元気である証のような気もします。ですから、朝カレーは、「カレーが美味い、今日も健康!」と確認し、元気よく一日がスタート、ということかもしれません。

朝カレーにしても、ウナギや焼き肉にしても、それを食べられない、ということは、かなり体(主に胃腸)が弱っているということでしょうから、そうなったら「力を付ける」も何も、まずは「通常運転」に戻すことが先になってしまいますよね。

朝カレーが「美味い!」と思える健康を維持したいと思う今日この頃です。

続いては、下山アナウンサーです。

マラソンあれこれ

佐藤 拓雄

2023/10/17

一昨日のパリオリンピックマラソン代表決定戦(MGC)、川内優輝選手、惜しかったですね~。今年の「東北・みやぎ復興マラソン」に、招待選手として出場してくださる予定ですので、ついつい川内選手を応援してしまいました。

その「東北・みやぎ復興マラソン」は、台風と新型コロナウイルスの影響で中止が続いていましたが、今年5年ぶりの開催予定です。
今回、「杜の都・仙台を走る初めてのフルマラソン」としてコースも変わり、開催まで半月余りと迫りました。

期待高まる中ですが、私にとっては一つだけ残念なことがあります。
それは、「オンライン復興マラソン」が開催されないこと。
コロナ禍での大会継続を模索する中で始まった、「オンライン復興マラソン」でしたが、私のように、リアルのフルマラソンなんてとてもとても・・・という人間には、この「オンライン復興マラソン」は、非常によかったのです。
このアナ・ログにも以前書きましたが、私の場合、1メートルも「走る」ことなく、通勤の往復の「歩き」で完走、いや、完歩。着々と距離を積み重ねていく感覚が楽しく、毎年の楽しみに・・・と密かに思っていたのですが(笑)
リアル大会復活となれば、オンラインは開催しないのは当然のこと。本来の姿に戻り、うれしい限りですので、横やりを入れるようなことを言ってはいけないですね。

全国から集まってくださる約1万人のランナーの皆さんに、心の中で大きな声援を送ります。

【写真】先日のバレーボールのパリオリンピック予選に合わせ、仙台放送の1階ロビーに飾っていた、選手たちのパネルです。男女ともに熱かった!

明日は、高橋咲良アナウンサーです。

秋に楽しみなこと

佐藤 拓雄

2023/10/10

近くに住む父が、栗の渋皮煮を作って届けてくれました。【写真】
毎年ひそかに「今年は作るのかな?」と楽しみにしています。実の父なのだから、「ひそかに」楽しみにしたりせず、頼めばいいのかもしれませんが(笑)

そして、今年も、鳥取在住の妻の知人の方が、美味しい梨を送ってくださいました。
「二十世紀」と「新甘泉(しんかんせん)」。
去年のこの時期のアナ・ログにも書きましたが、「新甘泉」という梨は、「二十世紀梨を親に持つ」「鳥取県オリジナル品種」「鳥取県でのみ栽培できる希少な梨」だそうで、とにかくみずみずしくて甘い、素晴らしい美味しさなのです。
もちろん伝統の品種「二十世紀」も流石の美味しさで、2つの品種を食べ比べながら堪能しました。
ご好意で送ってくださっているものなのですが、正直、この時期になると、今年は新甘泉を食べられるのかな?と期待してしまっています。

梨にしても栗の渋皮煮にしても、人の好意を「秋に楽しみなこと」とするのは、甘えすぎですね。
でも、今年の梨も栗も、実に美味しかった。
秋の恵みと人の好意、本当にありがたいことです。

さらにもうひとつ、この秋の楽しみは、これも何度も書いていますが、仙台在住の作家・伊坂幸太郎さんの新刊です。「2年ぶりの完全書下ろし」とのこと。新刊としても、約1年半ぶりです。
もう楽しみで楽しみで。
発売前に予約して、発売日に届きましたが、例によって、大切にじっくり読みたいので、まだ手をつけていません。じゃあ予約しなくていいのでは?とも思いますが、まあそれは「熱量」ということで(笑)
楽しみを程よく先送りして、存分に味わいたいと思っています。


明日は、千坂アナウンサーです。

好きな寿司ネタ

佐藤 拓雄

2023/09/13

アナウンス部内では、私は肉好きのイメージがあるのかもしれませんが、寿司も大好物です。一日三食寿司でもいいくらいです。でもそうすると肉が食べられませんね。
どうでもいいですか。

ネタには、全く好き嫌いがありません。
とにかく寿司と名がつけば、スーパーのパック寿司でもいいくらいですから。
ただ、予算が許すなら、大トロや中トロは食べておきたいところ。(結局脂っこいものが好きということなんでしょうか。)

そんな私が、「究極」と思っているのが、【写真】。
岩手県宮古市の寿司屋さんで食べた、「北三陸ごはん」という、海鮮丼です。海鮮丼が「寿司」なのか、ということを議論すると話が続かないので、そこは置いておいて・・・どうですか、これ、すごいでしょう?
食べながら数えただけでも、
マグロ、中トロ、イクラ、ホタテ、筋子、サーモン、ウニ、ホヤ、毛ガニ、タラバガニ、タコ、甘エビ、ホッキガイ、明太子、かつお、イカ・・・等々、20種類近いネタが乗っていて、そのどれもが極上でした。
寿司好きの欲望を全て満たす一品。究極、贅沢、豪華、至福・・・満足度200%です。

蛇足ですが、魚介類以外がネタになっているものは、あれば食べますが、私の中では「寿司」と認定していません(かっぱ巻き、かんぴょう巻きを除く。あくまで個人の見解です)。
「肉寿司」みたいなものも、おいしいと思いますし、好きですが、自分の中では、それは寿司ではなく、肉を食べているという感覚です。

明日は、千坂アナウンサーです。

再会

佐藤 拓雄

2023/09/04

今年、小学生の時以来、およそ45年ぶりの再会がありました。

と言っても、再会したのは、人ではなく、原爆を描いた漫画「はだしのゲン」。
要するに、「はだしのゲン」を、この夏、読み直したのです。

多くの人がそうだろうと思いますが、小学生の時に学校の図書室で読み、非常に大きな衝撃を受けました。
原爆投下の直前直後を描いている1巻2巻は、特に衝撃が大きく、恐怖に震えながら、それでも繰り返し読んだため、今でもかなりの場面が記憶に残っています。

大人になってから、いつかまた読もうと思っていましたが、今年の「原爆の日」を機に、電子版を全巻購入し、2日間で全10巻を読み終わりました。
(便利な世の中で、思い立ったその日に読み始められました。)

45年ぶりの再会、いや、再読で、子どもの頃には気がつかなかったことも多く、色々なことを考えさせられました。
そして、改めて思ったのは、後世まで読み継いでいきたい作品だということ。
私自身は、これから、少なくとも毎年8月には読み直そうと決めました。

【写真】広島を訪れる度、必ず原爆ドームには足を運ぶことにしています。

明日は、伊藤瞳アナウンサーです。

暑い日のお供

佐藤 拓雄

2023/08/21

夏に熱々のラーメンを食べる、という西ノ入さんの後ですが、私は、「冷やし○○」派です。冬でも「冷やしなんとか」の方が好きです。
そういう意味では、「暑い日の」ではないですね。
ちなみに、一番の理由は、猫舌だからです。
・・・こんな話を何年か前にもこのアナ・ログに書きました。

【写真】は、山形名物の「冷たい肉そば」。このお店のは油少なめで、割とあっさりしていました。「冷たい肉そば」といっても色々あるのですね。
やっぱり私は、暑い日でなくても、真冬でもこれを食べたいです。

さて、「冷やしなんとか」の話はこのくらいにして、ここ数年、夏に重宝しているのが、日傘とアームカバーです。
どちらも、オジサンが使うことはあまり多くないものかもしれませんので、ひょっとしたら奇異な目で見られているかもしれませんが、そんなことは気にしていられません。

私は、日光アレルギーなのか、日焼けするとそこが湿疹のようになって腫れ、とても痛痒くなってしまうのです。特に腕がひどく、腕の日焼けは厳重注意です。
車に乗っていても、窓ガラスは一応UVカットのはずですが、それでも腕が日焼けてしてしまい、ひどい目に遭ったこともあります。
日焼け止めは面倒くさいし、塗っても汗で流れてしまい、効果が続かないこともあります。
そんなわけで、UVパーカより涼しく過ごせて、かさばらず、日焼けを防ぐアームカバーは、本当にありがたい。これを見つけた時は、こういうのが欲しかった!と心の中で小躍りしました。
実際、効果は抜群で、腕の日焼けに苦しむことは少なくなりましたが、Tシャツにアームカバーという姿になると、なんだか、これから野球ですか?みたいになります(笑)


このお題は、私が最後でした。
明日からは新しいお題で、高橋咲良アナウンサーからスタートです。

まつり

佐藤 拓雄

2023/07/28

私が育ったのは、東京の多摩ニュータウンという大規模な開発団地で、地域の伝統的な祭りなどはありませんでした。そのせいか、「まつり」といっても、どうもこれといった思い出が出てきません。

真っ先に思い出したのが、美空ひばりの「お祭りマンボ」だったりします(苦笑)
それも、仙台放送アナウンス部の大先輩のカラオケ。
入社した時、アナウンス部のカラオケで一番盛り上がっていたのが、その「お祭りマンボ」で、先輩たち皆が、当然のことのように「ワッショイワッショイ」と合の手を入れるのです。私はそもそも曲を聞いたのが初めてで、怖いくらいのあまりの一体感に圧倒されつつ、いったいこれは何なんだ??と内心あ然としながらながらその場にいたことを覚えています・・・

とここまで書いていて急に思い出したのですが、そういえば、多摩ニュータウンでも団地のお祭りがありました。
小学生の頃、そのお祭りで弟とやった金魚すくいが7、8匹という「大漁」で、大きな水槽に入れて飼っていました。
種類も様々で、出目金(赤、黒)、和金、琉金、それに、よく分からない白い金魚もいて(もしかしたら鉄魚だったのかもしれません)、その後、中学校の美術科の課題で、泳ぐ金魚たちを題材に、木彫の浮き彫りを彫ったくらいですから、結構長生きしたことになります。
木彫の浮彫りは、何が楽しかったのか、夏休みも、勉強もせず、毎日自宅のベランダでひたすら彫り続けた記憶があります。自分史上1、2を争う出来だったと、文字通り「自画自賛」し、しばらく部屋に飾っていました。
美術の先生の評価は覚えていませんが、その学年の時は、何を作ってもべた褒めされたので、多分絶賛されたと思います。
それが翌年美術の先生が変わった途端に、同じような作品を出しているのに、全く評価されなくなり、理不尽だなあと納得がいかなかった経験もあり、のちに中学生の子を持つようになって、美術科の評価はそういうことではいけないだろうと、強く思いました。

まつりの話が、いつの間にか美術の課題の話になってしまい、すみません。
今回はこのへんで。

【写真】は、今週、車の助手席から撮った定禅寺通。「仙台の夏」という景色に感じました。

次は、牧広大アナウンサーです。

夏と言えばこの曲!

佐藤 拓雄

2023/07/05

夏と言えば、サザンオールスターズ。
私は、春も秋も冬もサザンですが、いずれにせよ、名曲があり過ぎて、「この曲」なんて絞れるわけがありません。

【写真】は、ニヤリとした方がいらっしゃったらうれしいですが、スイカと言えば、サザンオールスターズの今や幻のベストアルバム「すいか」。スイカそのものを模した缶のパッケージに入っていました。
調べると、発売は1989年7月21日。
数量限定、あまりの人気で予約なしでは買うことができない、というか、予約そのものができない、という、ある種のパニック状態となったように覚えています。
私は、仙台のレコード店をいくつも探し歩き、運よく予約枠を見つけて手に入れることができました。
CD4枚組ながら1万円と、学生にとってはちょっと躊躇するような価格でしたが、これは本当に買ってよかったと今でも思っています。ファンなら絶対に持っていたい、これぞベスト中のベスト、というアルバム。
あ、でもサザンのベストアルバムは、「バラッド」、「海のYeah!!」とか、名盤がほかにもたくさんありますね。
ちなみに、この「すいか」は、当時、周囲の友人に持っている人は一人もいなくて、やたらと「貸してくれ」と頼まれた覚えがあり、その中の一人にケースを傷つけられ、こんなヤツに貸さなきゃよかった、と腹が立ったというケチな思い出まであります(笑)

ということで、今回も、お題から外れていきましたが、今私の頭の中にヘビロテで巡っているのは、「真夏の果実」です。

次は、下山アナウンサーです。

気分が上がるお弁当

佐藤 拓雄

2023/06/26

お弁当といって思い出したのが、自分の幼稚園児時代。
生まれて初めてお弁当を持っていく生活だったわけですが、自分のお弁当よりも、周りの友だちのお弁当に目が行きがちでした。
覚えているのは、ある子がカレーを持ってきたこと。それも、半分に切ったゆで卵の黄身を取り除き、白身の部分をカップ代わりにして、そこにカレーが入っていたのです。非常にうらやましくて、自分の母親にも作ってくれと言ったはずですが、実際に作ってもらったかどうかは覚えていません。
寿司屋の子が、お寿司を持ってきて、これまたうらやましかった、という記憶もあるのですが、今考えると、本当にそうだったか、「寿司」といっても、どういうものだったか、ちょっとうろ覚えで記憶に自信がなくなってきました(笑)

そうやって人の弁当ばかりうらやましがって、かつ、食べずにおしゃべりばかりして、しかも食が細かったので、いつも食べ終わるのは最後のほう。皆が昼食を済ませて園庭に遊びに行ってもまだ食べ終わらないということもある、そんな幼児園児でした。
それが、高校生になると、自分はどうなっているのかと思うくらい常に空腹で、朝食を食べているのに、1時間目が終わるともう早弁。それでは足りないので、早弁用の弁当まで作ってもらい、帰りも家まで空腹が持たず買い食い、となるのですから、不思議です。

なかなか「気分の上がるお弁当」というテーマ通りの話になりませんが、今、毎日会社に持っていく弁当で気分が上がるのは、サンマの甘露煮とサンドイッチですね。「サンマのサンドイッチ」じゃないですよ。別の話です。
サンマの甘露煮は、妻が圧力鍋で作ってくれるもので、いわゆる「無限に」食べられます。それを弁当でも食べられるなんて!という上がり方ですね。ただ、このところ、サンマの不漁と高騰で、食べる機会がほとんどなくなっているのが残念です。
サンドイッチも、うれしいですね。私の母が「手間がかかる」と言ってあまり作ってくれなかったため、これまた、弁当で食べられるなんて!という感覚があるのかもしれません。ありがたいことに、妻はサンドイッチを作るのは面倒ではないらしく、手際よくサッと作ってくれます。

まとまりのない話になってしまいましたが、今回はこのへんで。

【写真】は先日名古屋で食べた「ひつまぶし」です。あまりに美味しかったためか、あるいは、もっと食べたかったのか、その夜、夢でも「ひつまぶし」を食べていました(笑)
うなぎは確実に気分が上がりますが、これまた高値でそうそう食べられるものではなくなってしまっています。

明日は、伊藤アナウンサーです。

学生時代のアルバイト

佐藤 拓雄

2023/05/29

結構いろいろなアルバイトをして、そのどれにも印象深い思い出がありますので、このお題は何回でも書けそうですが、今回は、高校生の時に、生まれて初めてしたアルバイト、引越し屋のことを書きます。

高校のクラスメートに誘われたのがきっかけで、なんとなく行ってみた初アルバイトでしたが、いきなり、お金を稼ぐことの厳しさを知りました。

どこの引越し業者もそうなのかちょっと分かりませんが、とにかくスピードと効率を求められました。それも生半可ではないのです。
基本的に、常にダッシュ。
最初に行ったのは、エレベーターのない集合住宅の5階か4階くらいのお宅。階段を、段ボールを持って駆け下り、リレー形式で次の人に手渡したら今度は猛スピードで駆け上がり、また段ボールを持って駆け下りる、という無限ループにも思える繰り返し。ちょっとゆっくりしていると「遅い!」と言われ、文字通り休む間もありません。
さらに衝撃だったのは、洗濯機は一人で運ぶもの、という暗黙のルール。ウソでしょ?と思いましたが、一人で持ち上げ、これまた階段を出せる限りのスピードで下りる。
とんでもない体力勝負です。
何だこれは?罰ゲームか?山岳部のトレーニングか?これで一日体力が持つのか?と頭がクラクラしました。
しかし、高校生の体力、若さとはたいしたもので、あっという間に慣れてしまい、小遣い稼ぎのためしばらく続けました。

引越し屋ならでは、と思ったのが、他人の生活空間に足を踏み入れ、その一端を垣間見るということ。100軒あれば100通りの生活があるのだなあと、世間というものを実感するような経験でもありました。

とにもかくにも、アルバイトは、学生にとっては社会を知る第一歩ですね。

【写真】は、先日の仙台駅東口の新緑です。風の心地よい日でした。
内容に関係する写真が何もありませんでした。アルバイトはもちろん、引っ越し屋とも何の関係もありません。あしからず。

続いては、伊藤瞳アナウンサーです。

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