アナ・ログ

行きたい場所

伊藤 瞳

2020/09/08

秋を感じる9月に入り、恋しくなるのは、母校の大学祭です(*^^*)

私が通っていた大学では、毎年11月に盛大に行われる大学祭があります。大学構内には、大きなステージが組み立てられ、あらゆるパフォーマンスサークルが公演をし、舞台を華やかに彩ります。

舞台に全力で思いをぶつけるパフォーマンスには、圧倒と感動で胸があつくなるような瞬間があり、毎年の楽しみでした。

私は、大学4年間、放送研究会に所属していて、大学祭では、ステージを支える「裏方」として活動していました。ステージにカンペを出して時間を伝えるFD(フロアディレクター)を務めたり、ステージ出演者を舞台袖で案内するAD(アシスタントディレクター)を務めたりするなど、圧巻のステージを支えられることのやりがいも感じ、正面から見るのとは違う楽しさもありました。
また、パフォーマンスとパフォーマンスの間で、この後のステージでの見どころを紹介する「インターバルMC」も務めました。自分の声で、観客のステージへの期待感を高め、場の雰囲気を熱く盛り上げるという役割は、アナウンスという仕事に魅了された一つのきっかけでもあります。

そのきっかけとなった2016年、私が大学1年生のときの大学祭で、一緒にペアになってインターバルMCを務めたのは、当時大学2年生で、今仙台放送の一つ上の先輩である、堤勇高さんでした。(写真は、そのときのものです!)
堤さんも、同じ放送研究会に所属していて、実は大学生時代からお世話になっていました(*^_^*)
放送研究会は人数が多く、MCのペアになるのも奇跡的な確率だったのですが、まさかその先に、仕事場でも先輩後輩になるという奇跡が待っているとは、本当に驚きました。
大学祭は、人とのご縁も生み出す力があるのかもしれないと感じます。

今年の母校の大学祭は、史上初のオンライン開催ということで、例年とは違ってしまいますが、遠く離れた土地にいる人も、大学祭を見に行けるというのは、新たな可能性だと思います。私も、宮城にいても訪れることができるのは、とても嬉しいことです。画面上で輝くステージを見られる11月が楽しみです。

そして、最後になりましたが、今月20日に、堤さん・伊藤ペアで、2016年以来再びのMCをすることになりました。「東北・みやぎオンライン復興マラソン」のアフターパーティーです。是非、こちらもオンラインにて楽しんでいただけたら幸いです。

次は、高橋咲良アナウンサーです。

ふるさと

伊藤 瞳

2020/08/31

8月も今日で最後!あっという間ですね。
9月になる前に夏らしい一枚を!
今月7日に仙台放送に飾られている吹き流しの前で、浴衣を着て中継をしました(*^-^*)
写真は、そのときのオフショットです。
水色の浴衣は新鮮で、浴衣を着るのすら4年ぶりのことだったので、心ときめく1日でした(*´ω`*)

さて、今回のお題「ふるさと」!
このご時世で、なかなかふるさとに帰ることができていない新人1年目を送っています。

新生活では、不器用ながら自炊をすることもあって、母が教えてくれたレシピで、作って食べることもあります。味はおそらくほぼ一緒なのですが、「自分が作った」と思うと、なんだか美味しさと満足度が半減してしまいます。自分で自分に作る料理は、正直ものすごく萎えます(笑)

そんな私の食生活を見越した母が、支援物資として、気まぐれにクール便で手料理を送ってくれるときがあります。有難く頬張ってみると、母の味に全身が包まれ、美味しくて嬉しくて涙が…(笑)
「母が作った」というだけで、私にとっては、ミシュランの三つ星を超える世界最高級のブランド力を持つようです。

帰省ができず、大きく膨らんだふるさとへの「恋しさ貯金」は、「味の里帰り」によって、少しばかり使うことができています。次はいつ送られてくるのか楽しみに待ちながら、萎えずに自分の手料理と向き合いたいと思います(笑)!

明日からは新しいお題「行きたい場所」です。
堤アナウンサーからスタートです。

この夏は・・・

伊藤 瞳

2020/07/30

7月も残り2日。
8月の始まりに先駆けて、アナログでは今日から新しいお題「この夏は…」のスタートです !!!

私にとって夏といえば、小さい頃から「東北」でした(*´ω`*)
子供のころから、毎年夏休みは、宮城県と山形県の祖父母の家に遊びに行っていました。遊びに行く1か月前から荷造りを始めるほど、楽しみで仕方なかったのをおぼえています。

宮城県では、七夕まつりに行って、七夕飾りの鮮やかさにときめきながら、人の賑わいに驚いた記憶、松島に行って、貝殻の可愛いお土産を買ってもらって喜んだ記憶、祖父母の家で、チョーク遊びをしたり、竹馬遊びをしたりした記憶など、沢山の思い出がよみがえります。

また、地元とは違うローカルのテレビ局名や、テレビ番組にも興味津々でした。まさかその一つ、仙台放送に自分が就職することになるとは、人生は面白いなあと感じます(*^-^*)

こうした、地元から北上した「東北」の地で、いつもとは違う非日常を見たり感じたりする、「夏休み特有の特別なわくわく感」は忘れられません。

この夏は、これまでとは異なり、夏休みに遊びに行く非日常だった場所が、大切な日常を過ごす居場所になっています。宮城の街並みをこれまでとは違った目線で眺め、向き合う2020年の夏。過去の思い出に新しい風を吹かせる発見はあるのでしょうか(*^^*)楽しみです。

写真は、左が、仙台七夕祭りに行くのに浴衣姿になった5歳の私です。
右が、仙台放送入社時の22歳の私です。
笑った顔は、ほとんど変化していないのに笑いました(*'▽')

仙台放送アナウンス部でもそれぞれの夏が始まります。
続いては佐藤拓雄部長です。

リモート○○

伊藤 瞳

2020/07/20

先日、初めて、仙台放送YouTubeの動画「アナルーム」の撮影に参加しました。とても緊張しましたが、先輩の高橋咲良アナと西ノ入菜月アナにリードしていただきながら、温かい雰囲気の中で、楽しくトークさせていただきました(*^^*)
動画は、近々、仙台放送の公式YouTubeサイトにアップされる予定です!是非、覗いていただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します。
写真は、収録のときに撮ってもらったものです。

仙台放送に入社し、アナウンサーになってから、早4か月目に到達しました。YouTubeで紹介していただけるまでになりましたが、振り返れば、この4か月間、毎日濃厚で、様々な思い出が蘇ってきます。その中でも印象深かったのは、在宅勤務期間に行われた、佐藤拓雄アナウンス部長との「リモート研修」です。
仙台放送アナウンス部史上、初めての「リモートアナウンス研修」だったそうです。

回線に不具合があったり、時差が生まれてしまったりして、うまく研修が進まないのではないかという不安もありましたが、繋いでみるとその心配は無用でした。画面も声も明瞭に聞こえて、原稿読み練習を中心に、スムーズに研修を行っていただくことができました。

現代のツールの利便性を実感するとともに、アナウンスをオンラインで研修していただくという、従来なら考えにも及ばないようなことが、「できること」なのだと知れたことは、とても大きな収穫でした。
このご時世で、今年はイレギュラーなことが続きますが、いつもと違うからこそ、新しいことに向き合えるきっかけにもなるのだと信じています。

「イレギュラーに対応して、そのときにできることと向き合い、一生懸命やる。失われた1年にしないよう、迷わずに突き進もう」という、拓雄部長にいただいた言葉を胸に、アナウンサ-人生5か月目以降も精進してまいりたいと思います。

次は、これまでの研修でたくさん御指導いただいている金澤アナウンサーです!

涙のお話

伊藤 瞳

2020/07/10

アナウンサー受験を通して仲良くなったグループで、ちょうど一年前のこの時期、皆の進路が決まった後、おつかれさまの食事会をしました。
同じ夢をもって頑張ってきたメンバーとの話は、尽きることなく盛り上がりました。時間もあっという間に過ぎていき、もうそろそろお開きかな~と思っていたそのとき…。お店の人が人数分のプレートを持ってこちらにやってくるではありませんか。
運ばれてきたら、もうびっくり仰天です。

そこには、美味しそうな二種類のケーキ、そして「内定おめでとう」の文字と共に、それぞれが入社するテレビ局のイメージキャラクターが描かれてあったのです!
私の目の前に到着したのは…!そうです(*^^*)
赤い服を身にまとい、ヘッドホンをつけて、赤い帽子の上から黄色い角を2本生やしたあのキャラクター、仙台放送が誇る「ジュニくん」のプレートでした !!(*´ω`*)
心なしか、プレートに描かれたジュニくんの表情は、「おめでとう!やったね !!!」と言ってくれているように感じました。

グループの二人のメンバーが、イメージキャラクターのあるテレビ局を目指していたグループだからこそ、
「みんなが受験を乗り越えることができたら、絶対やりたかったサプライズ」
だったそうです。嬉しさと感動でうるっとしました。

改めてジュニくんのいる仙台放送に内定できた喜びを感じるとともに、同じ夢を目指して頑張ってきた仲間たちの存在に、心からの感謝と愛溢れた「涙サプライズ」でした。

さて、来週からは新しいお題「リモート〇〇」
下山アナウンサーからスタートです(*^_^*)

不思議な話

伊藤 瞳

2020/06/16

私が通っていた中高一貫校では、挨拶が「ごきげんよう」でした。

先輩と廊下ですれ違うときも「ごきげんよう<(_ _)>」
授業の始まりと終わりの挨拶も「ごきげんよう(*‘∀‘)」
校門を出るときも「ごきげんよう!(^^)!」
朝でも夜でも「ごきげんよう(*^-^*)」

その時々で、トーンは違いますが、朝なのか夜なのか、相手が誰なのかなどを気にせずに使える万能な挨拶「ごきげんよう」。

入学したての頃は、この挨拶になれなくて、異世界に迷いこんだような気持ちになったのを覚えています。
ですが、そんな学校の中で日々暮らしていくと、もう「ごきげんよう」を言わずにはいられない人間に生まれ変わってしまうから驚きです。ついには、クラスで友達と「ごきげんよう」の歌詞だけで構成される歌を即興で作ってしまうほど、「ごきげんよう」の挨拶に愛着を持ってしまいました。
学校を出て家の近所の人に会っても、うっかり「ごきげんよう」と言ってしまうこともありました( *´艸`)

こうして6年間「ごきげんよう」と一緒に過ごし、「ごきげんよう」なくしてはうずうずする体質になってしまった私。なので、高校を卒業し、大学に入学したての頃は、「ごきげんよう」のない生活が違和感でしかありませんでした。
それでも、不思議ですね。また大学での新生活になれてくると、6年分の愛が込められていた「ごきげんよう」も自然と体の中から抜けて、「ごきげんよう」のない生活に元通りになってしまったのです。

環境が変われば、気がつかぬうちに自分も変わっていってしまうのかもしれません。
大学を出て、新社会人となった私。変わってしまうこともこれから沢山あるかもしれないけれど、当時自分が大切にしていたものは、忘れないでありたいと思います。

写真は、中高の友達と成人式で再会したときの楽しそうな瞬間です(*^^*)

次は、優しさ溢れる牧広大アナウンサーです。
ごきげんよう!

歯の話

伊藤 瞳

2020/06/04

入社から2か月が経ちました。最近では、定時ニュース、宣伝CM、東北・みやぎ復興マラソン応援番組「かける!」などを通して、少しずつ、皆さまに見ていただける機会がでてきたかなと思います。

今後、皆さまにこんな人がいるんだと覚えていただけるよう、今日は私の顔のパーツの特徴をご紹介します。

是非、私の前歯2本に注目していただきたいです。
私は、ビッグサイズの前歯を持っています!
大きいので、にやっと笑うと唇の上にいつも乗っかっています。
横顔のアングルは、より前歯の大きさが際立っているらしいです。
一度、矯正について歯医者さんに相談したら、「これも個性なので、このままで良いと思いますよ!」と言ってもらいました。

そのままにしていて良かったと思うことも多くありました(*^-^*)
大好きなご飯を食べるとき、この前歯で思いっきりがっつくことができます。前歯のおかげで美味しそうに食べているように見えるとよく言われます。
そして何よりも、これまで、この前歯で顔を覚えてもらえたことが多く、「前歯ちゃん」と呼ばれたりもしました( *´艸`)

まずは前歯から(*^^*)
皆さまにいとうひとみの顔、どうか覚えていただけたら幸いです。
今後も皆さまに見ていただける機会を大切に一生懸命頑張ります!
よろしくお願い致します。

写真は、「かける!」のロケでのオフショットです。

次は、うっとりするくらい可愛い先輩、飯田菜奈アナウンサーです。

図書館にまつわる話

伊藤 瞳

2020/05/25

大学生時代、ゼミの発表準備のために、友人とよく大学図書館の談話スペースにこもって、議論をしていました。議論が白熱し、気が付けば、図書館には、二人のお腹から、ぐうぐうと、大きな音が鳴り響いていました(笑)

図書館で頑張った後は、お楽しみの美味しいご飯会が待っています(^O^)
友人との二つのお決まりのコースがありました。

一つ目は、図書館近くのお蕎麦屋さん!
二人でかつ丼を食べるのがお約束。
お蕎麦屋さんのかつ丼は、深い出汁が一層しみこんでいて、一口一口が特別に幸せでした。
「頑張ったご褒美だ~」とにやにやしながら、二人でがっついていた記憶がよみがえります。

二つ目は、学生人気のカレー屋さん!
お店のナンが大好物でした。もちもち食感のナンは、とにかく大きくて、その大きさに
「なんだ、このナン !! なんなんだー!!!!」と叫んで喜んでいたのを思い出します(笑)
写真は、まさにその瞬間を友人が撮ってくれていたものです。

懐かしい思い出を振り返りながら、今にもお腹が鳴りそうなところで( *´艸`)
続いては、アナウンス部の女神様、寺田早輪子アナウンサーです。

子ども時代のエピソード

伊藤 瞳

2020/04/30

小学6年生のとき、サッカーの授業でリーダー達がドラフトでメンバーを選び、チームを決めるという企画がありました。怯えました笑 私は運動音痴で、サッカーが下手だったからです。案の定、私は最後まで選ばれず、仕方なくチームに組み込まれました。

そんな私の役割がたまたまゴールキーパーになったある授業の日!対戦相手のチームには、学年の中でも一番強い男の子がいるではありませんか。笑 こわくて震えました。

しかしそういうときこそ奇跡は起きるんですね。
彼が蹴る渾身のボールを、私の足は無意識に蹴り飛ばしていました。わけもわからず跳ね返し、相手方の得点を0におさえることができたのです。

ドラフト最下位でチームに入った私ですが、その日、つけられたあだ名は、「守護神 伊藤」
そのあだ名は、結局その日限りの幻になってしまいましたが、私にとっては人生を振り返った時の一瞬の誇りです笑!
アナウンサー人生でも奇跡を生み出せますように。

写真は、数年前に運動施設でサッカーゲームをして蹴った瞬間の写真です。足が直角になってるところに注目です笑

次は、スポーツニュース、実況でご活躍されている下山アナウンサーです。

出会い

伊藤 瞳

2020/04/17

写真で私が持っているのは、ポルトガルの「ガロ」というお土産です。

これは、大学でいつも一緒だった4人の友人からのお土産です。本当は、昨年私も一緒に卒業旅行に行く計画だったのですが、どうしても予定が合わず、行けなかった私のために友人たちが買ってきてくれました!

「ガロ」は、バルセロスの雄鶏伝説で、「奇跡を起こすもの」「幸せのシンボル」としてポルトガルで親しまれているのだそうです(*^^*)
友人たちは、ガロを渡すとき、「宮城で奇跡を起こすアナウンサーになってね!幸せになるんだよ!」と願いを込めて言ってくれました。

こうして自分のことをいつも応援してくれる友人と出会えたことこそ、私にとって奇跡であり、幸せなことだなと感じます。ガロはそれを教えてくれました!まさに「幸せのシンボル」です(*^^*)

今日もデスクの上では、ガロが見守ってくれています(^O^)
遠くから応援してくれている友人たちの思いも背負って、立派なアナウンサーになれるよう頑張ります!

次は、「出会った」頃からいつも温かく見守ってくださる佐藤部長です。

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