佐藤 拓雄
2021/04/19
幼少期は、超朝型、というか超早寝型に育てられました。
小学校低学年までは、遅くても午後7時が就寝時刻。6時ごろ就寝ということも少なくなかったと記憶しています。昭和の子どもだったということかもしれませんが、これほど早く寝る人も周りにはあまりいなかったように思います。
小学校高学年になっても、午後8時までには寝ていました。
おかげで、中学に入って、テスト勉強というものをし始めたところ、すぐに眠くなってしまい、午後9時で、もうフラフラ。時間が足りない、と焦りました。
かと言って、朝極端に早いかというとそうでもなく、だいたい午前6時が起床時刻。
こんなに睡眠をとったのに、身長はさほど伸びず、「寝る子は育つ」なんて、言葉だけのことなんですね。
そんな私でしたが、中学高校と少しずつ夜起きていることにも慣れ、大学に入って一人暮らしを始めると、すっかり夜型に。
特に卒業論文を書いていた、大学4年の秋から冬は、完全に昼夜逆転でした。静かな夜のほうが、はかどるためで、明け方まで論文書きをして、そこから布団に入り、午後3時ごろ起きてまた卒論、という繰り返し。今思うと、非常に不健康ですが、それで何とか大学は卒業できました。
その後については、しばらく話を飛ばしますが、40代後半になったころ、何時に寝ても、朝5時過ぎに目覚めるようになりました。いよいよ「老人化」が始まったのか、と思ったのですが、ここ2年くらいは、そんな時間帯に目覚めることはなくなりました。夜は日付が変わる前には就寝しますが、起きていられないようなほど眠たくなることもあまりなく、とはいえ、あまり夜更かしもできず、一方で、朝型です、と言えるほどでもなく、7時間以上は睡眠をとりたいのが常で、いわゆる「ショートスリーパー」とは対極です。だからといって、寝坊するようなこともなく・・・
結局、今の私は、朝型でも夜型でもなく、睡眠時間を確保できれば大体いい、という「中間型」といったところでしょうか。
【写真】は、我が家のコクワガタ。どうやら越冬に成功したようです。先日、おそるおそる飼育箱の中の木をどかしてみたら、そこにいて、足をモゾモゾ動かしていました。たくましさに感動です。
明日は、梅島アナウンサーです。