アナ・ログ

(受験シーズンなので…)テストの思い出

金澤 聡

2015/01/23

完全なる文系の私は、高校時代、数学のテストは戦々恐々としていました。
本当に大変でした。
今年のセンター試験の数学の問題を覗いて見ましたが、目まいが…。
そんな理系苦手男子の私も、唯一好きだったのが『化学』でした。
何故かはわかりませんが、この化学とは相性が良かったのを記憶しています。

語呂合わせで覚えるのが結構楽しくて、特に、淡色反応(Li:赤 Na:黄 K:赤紫 Cu:青緑 Ca:橙 Sr:深赤 Ba:黄緑)の覚え方は、授業中に笑いをこらえるのが必死でした。
語呂合わせは、「リアカー無きK村、動力借りようとするも、くれない。馬力にしよう」です。

化学の先生が、黒板にこの語呂合わせをチョークで絵を描きながら真面目に説明してくれたのがおかしくておかしくて。(写真参照:このくらい丁寧に絵を描いて教えてくれたのを覚えています)

先生「えー、リアカーを持っていない“K”という名前の村があって、その村に行く途中に車が壊れて、何か動力を借りようとしたのですが、その村は動力を貸してくれない。そこで、馬にしようという話です」

先生の授業のお陰で、いまでも覚えています。20年以上も経っていますが(笑)
数学も「好き」にさえなっていれば、理系男子に…、なってないですね…。


次回は、高谷アナウンサーです。

お正月と言えば

金澤 聡

2015/01/15

改めまして、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
無病息災、家内安全を第一に心がけることと、
そして、微力ではありますが、復興の一助になれるような一年にしたいと思っています。

さて、私にとって正月と言えば、『バレーボール』です。
これまで3月に開催していた「春の高校バレー」が1月開催となりました。
自分の意識の中にも、「正月=バレーの季節」というのが習慣化し、年中行事のひとつとしてすっかり定着しています。
正月のスポーツといえば…、
箱根や高校サッカーが頭に浮かぶ方が多いかと思いますが、「春高バレー」も是非加えていただいて、“こたつにバボちゃん”が定着してくれたら幸いです。

バレーつながりでもう一つ、去年の年末にVプレミアリーグの女子の取材で山形県米沢市に行きました。
仙台から福島まで東北新幹線「やまびこ」に乗り、福島から米沢までは山形新幹線「つばさ」に乗り継いで…?と思ったら、乗り継いだ列車は耳慣れない名前の「とれいゆ つばさ」でした。

JR東日本によりますと、「とれいゆ」とは「トレイン」とフランス語の太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語で、車内には畳の「お座敷指定席」や、山形県産の地酒やワイン、ジュースを取りそろえた「バーカウンター」、そして車窓を眺めながらくつろげる「足湯」を設置。事前に予約が必要とのこと。

そんな列車とは全く知らず、私が購入したチケットは、普通の座席…。
知っていたなら、足湯につかって30分の旅を楽しめたのでしょうが、残念でした。

今年は4年に一度のワールドカップバレーが仙台で開催されます。
世界の人が訪れた際、東北の魅力にもたくさん触れてほしいと思います。
“足湯にバボちゃん”… 定着しますかね?(笑)

次回は、高谷アナウンサーです。

振り返る2014

金澤 聡

2014/12/10

今年は、“去る美学” これに尽きます。

シーズン終盤で、イーグルスの闘将星野仙一監督が退任を発表しました。
全く予期していないことだったので、正直、驚きました。
昨年は球団創設9年目で日本一に導き、公言通り東北を熱くしました。
今シーズンは、エース田中将大投手が海を渡るなど戦力ダウンが否めない状況でペナントを戦い、なかなか結果が伴わない中、シーズン途中で星野監督が闘病のため戦列を離れました。
球団は監督代行を交代するなど何とか浮上のきっかけをつかもうと策を施しますが、功を奏せず、最下位と低迷します。
明るい話題といえば、手術から星野監督が復帰してきたことでした。
闘病生活中にサッカーW杯ブラジル大会が開催されていました。
星野監督は復帰初日に発した言葉は、『ブラジルは暑かった!』
歩行も困難な状況で大変なリハビリをして復帰だったと思いますが、やや頬がこけた表情で、ジョークで第一声を放つ闘将の姿に感動しました。

体調が戻ったはずの闘将が、まさかの退任発表…。
『監督たるもの、いかなる理由でも戦列を離れてはいけない』
退任の理由は、星野監督のぶれない信念と勝負の哲学でした。

今シーズンは複数年の監督契約をしていたにも関わらず、信念を曲げずに退任。

去り方を見せることで、残されたものが大きな財産を得ることもある。
闘将が去る寂しさと闘将の去る美学に立ち会えたことのオマージュ。
今シーズンは感謝の1年でした。ありがとうございました。

次回は、梅島アナウンサーです。

得意な!?料理

金澤 聡

2014/12/02

料理は得意ではありませんが、作るのは好きです。
作っている間は料理のことに集中するので、日常の雑念を忘れストレス解消にもなっています。
かといって、物凄い手の込んだ料理を作るのかといえば、
そうではなく、カレーやシチュー、オムライス、チャーハンなどごくごく一般的なものしか作れません。

レパートリーは限定的ですが、最近、自分が作った中で美味しいと思うのが、『みそ汁』です。
一番好きな具は、玉ねぎ、豆腐、わかめ。
そして、味の決め手は…
市販の「ねこぶだし」です。

色んなダシを買ってきて試作してきましたが、
いま一押しが「根こぶだし」です。
みそ汁に入れると味が締まります。
作った自分が驚くくらい、最高の一杯に出来上がります。


その他、卵焼きにちょっと加えると、何とも言えない優しい甘さになります。
カレーの隠し味にもなります。
写真は、もう残りわずかな根こぶだし。ストックを買いにいかないと!

美味しい料理にはやはりダシが決め手。実感中です。

次は、柳沢アナウンサーです。


運動してますか?してました?

金澤 聡

2014/11/12

運動していません。
しょうと思って、ウェアやジョギングシューズを購入しましたが、3日坊主に終わりました。
意志の弱さを改めて思い知ることとなりました。
『運動しないといけない』と何だかよくわからない義務感に駆られて始めると、
当然、長続きしません。
「ホノルルマラソンで完走したい」とか「マッチョになりたい」など
目的や目標があって始めればおそらく運動をするのだろうと思い考えてみましたが…
運動心に火がつくような動機は見つかりません。

先日の休みの日に、フットサルリーグのFリーグ、ヴォスクオーレ仙台の試合を家族で見に行きました。
その時…これだ!と思いました。
学生時代サッカーをやっていた私の運動心の導火線に火が付きました。これなら体育館でも出来るし、楽しく気軽に運動ができる!そうだ、フットサルをやろう!そう心に決めました。
ところが、一日寝て目が覚めたら、導火線の火は消えていました。そうとう私の運動心は湿気ていました。
「無理せず、ウォーキングくらいから始めよう」そう思ってベッドから出て、リビングへ向かうと、長男が激しくサッカーをやっていました。どうやら、導火線に火が付き運動心が燃え盛ったのは長男のようです。
連日、サッカーボール型のクッションを家の中で蹴り、ソファーに向かってシュートしています。

何か火がつくまで運動するのを待ちます(笑)

次は、燃焼型の広瀬アナウンサーです。

芸術の秋

金澤 聡

2014/10/22

芸術とはなにか?
『人間だけの特権だ』と言ったアーティストがいるそうですが、
私は疎い…。

絵は褒められたものじゃないし、楽器は何一つ演奏できません。
芸術に触れ感動する心はあるので、鑑賞といった部分では『特権』は享受しているのでしょうが、
いざ自分発信のアートとなると、やはり疎いのは否めません。
音に敏感でないのか、はたまた、空間をとらえる力が欠けているのか、
理由はわかりません。
確かに図形パズルは決して得意とは言えません。

先日、図形パズルを引っ張り出して(温泉旅館にいくとテーブルによく置いてある、アレです)
やってみましたが、どうもうまくいかない。
諦めて本を読み始めた横で、
6歳の子どもがいとも簡単にロケットを作り(写真)、オットセイを並べてみせ、
「おじいさんのシルエット」も作るではありませんか。
一時、図形パズルに没頭した息子は、連日色々な形を作っていたのを思い出し、
『特権』を享受できる才能は、偶発的に突如生まれるものではなく、努力から生まれるものというのを
改めて感じました。「天才は1%のひらめきと99%の努力」です。

そうです、私は努力をしなかったので、感動させてもらうという受け身の『特権』しか得られなかったのです。
大層なことを書いていますが、要するに、やらなかったことの結果ですね(笑)

特権を無駄にすべからず、芸術の秋にしようと思います。


次回は、柳沢アナウンサーです。

シーズンということで…「学園祭の記憶」

金澤 聡

2014/09/30

大学生の1、2年時、世はバブルでした。
当時東京では、アルバイト代時給1500円というところもざらにありました。3年で好景気が崩壊したとはいえ、世間は浮かれっぱなしの状況でした。
大学4年になると、バブル時は電話帳ほどの厚みがあったアルバイト求人雑誌もさすがにページ数が大幅削減され、時給1500円以上なんていうアルバイト先もなくなりました。高額な時給アルバイトは胡散臭いビジネスにしかなくなりました。

バブルの時代に大学の青春時代は過ごしましたが、バブルの恩恵を受けて浮かれた生活など全くできませんでした。
『バブル期に苦学生』
生活費と学費を稼ぐために、大学が休みのときはアルバイトをしていました。学園祭の日も例外ではなく、アルバイトをしていました。
少々遠回りになりましたが、大学時代の学園祭の記憶と言えば、アルバイトを一生懸命していたという記憶しかありません。
引越し屋さんのアルバイトをしていたとき、学園祭の日に、ちょうど大学の近くで荷物運びをしていて、校内で開かれていた学生プロレスの実況、解説の声がかすかに耳に届いてきたということもありましたが、額に汗して働いていました。
誤解しないでほしいのですが、決して悲観した学生生活ではなく、仕事と学業を両立しているような清々しさと自立心に満ちていました(笑)
学園祭に一度くらい参加してもよかったかなぁ、と少しは後悔の念もありますが…。やるなら、ガンダム祭かなぁ。

次は、高谷アナウンサーです。

読書の秋…「読み返してしまう本」

金澤 聡

2014/09/10

読書の秋。毎年思いますが、良書を選んで読みたいと思う「読書の秋」

私は基本的にせっかちな性格。
性格が読書にも反映されていて、読書派閥なるものが存在するならば、『短期間にたくさんの本を読みたい』派です。
派閥にはルールがありまして(私個人の勝手なルールですが…)、ひとつは、常に10冊近くの本を並行して読むこと。
ふたつ目は、小説、政治、経済、スポーツなど色んなジャンルの本を読むこと(マンガも結構読みますが…)。
三つ目は、今回のテーマに反するのですが、読み返さず、とにかく次から次へと読んだことがない本を読むこと。
これについては生涯で出会う本は限られているので、できるだけ多くの本に触れた方がいいのでは?という方針に基づいての派閥の考え方です。単なるせっかちなだけかもしれませんが(笑)

ただし、私の勝手な読書法にも、例外のない規則はありませんで、真山仁氏の著書だけは、何度か読み返しています。経済小説を主とする著者ですが、大きな組織に痛快に立ち向かうストーリーが私にとってはストレス解消になっています。
大学時代は、外資系の証券会社に憧れていた時期もあっただけに、経済小説の中の主人公を自分に置き換え、読みながら自己陶酔、いや、バーチャル体験しています。

今年の秋に、「どうしても読み返したい!」という本に出会えるように、たくさん読書をしたいと思っています。
秋の夜長に読書に集中しすぎて眠れなくなったら、この写真の羊をご利用ください。
あっ、でも、羊の方が先に寝てますね…。失礼しました。

次は、梅島アナウンサーです。

休み明けといえば…

金澤 聡

2014/09/01

ふと好きな食べ物を考えていたら、旬が『夏』の食べ物ものが多いと気付きました。

「スイカ」、「ウニ」、「イカ」、「ピーマン」「トマト」…。

先日、石巻で獲れたてのウニをお腹いっぱいになるまで
スプーンですくっていただきました。
スプーンですくって食べる行為自体が相当贅沢に感じますが、それを、お腹を満たすまで食べられるというのは、「贅」の極みでした。

スイカは、夏の間、必ず冷蔵庫に冷やしておいて、ほぼ毎日食べているくらい大好きで、
また1年我慢しないといけないと思うと、寂しい思いが募ります。

ピーマンも生で食べるくらい大好きで、夏の食卓は私にとっては毎日が贅沢三昧のような気がします。

ですから、夏休み明けは、旬の時期に大好きな旬なものを食べる機会が少なくなることに
寂寥感を覚えます。

来年の夏がいまから待ち遠しく、暦を見ればまだ9月。
毎年ですが、休み明けは相当首が長くなります。

あっ、でも、梨も好きですし、秋の味覚サンマも…
そんなに首を長くしなくても大丈夫ですかね…(笑)


次は、木下アウンサーの「休み明けといえば…」です。

思い出の味

金澤 聡

2014/08/06

両親は共働きだったので、小学生のときは祖母がよくご飯を作ってくれました。
学校から帰ってくると、おやつの用意も祖母がしてくれました。
甘酒、ピーナッツでつくった豆腐、茶碗蒸し、そして、お稲荷さんに手巻き寿司とおやつというより「おかず」ですが、いつも何かを作って孫たちが帰ってくるのを待っていてくれました。

その祖母のレパートリーの中でも、一番好きだったのが、『ちまき』です。
きな粉をまぶして食べるのが、最高のおやつでした。

先日、実家から荷物が届きました。
ちまきが送られてきました。
懐かしい味に舌鼓。
変わらない味に癒されました。
最高のおやつになりました。

中華ちまきも好きですが、素朴な『ちまき』も急に食べたくなる味です。

次回は、高谷アナウンサーです。

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