アナ・ログ

あなたの2012年を漢字一字で表すと

金澤 聡

2012/12/17

宮城のスポーツに携わったこの1年。
『光』の年でした。

復興元年と位置づけ、被災地東北の希望の「光」になろうと誓った今年のベガルタ仙台。
復興のシンボルとして被災地から出港したベガルタ号が、
順風を帆に受けJ1の大海原を勇敢にわたる様は、多くの人に勇気と夢を与えてくれました。
クラブ史上最高のJ1で2位という成績を収め、燦然と輝く東北の「光」となりました。
来年はアジアの舞台で輝き、サッカーを通して、世界へ復興へのメッセージを伝えてほしいと思います。

一方、楽天はあと一歩のところで、クライマックスシリーズ進出を逃しました。
3位とのゲーム差は、わずか1でした。
しかし、今シーズンは、
世代交代を図った星野楽天にとって、若手台頭という新たな「光」も見えました。
この冬と春に若い選手が自己研鑽を積めば、さらに光り輝く成績も見えてくると思います。
「若手を成長させながら優勝も果たす」
常勝チームの定石となる礎を作ったので、来季こそ、夢実現の飛躍の年です。

さて、自分自身のこの1年はというと…決して光っておらず…
来年は厄年ですが、輝ける1年になるよう頑張ります。
因みに写真は、
ロンドン五輪フェンシング団体で銀メダルを獲得した千田健太選手にメダルをかけてもらった瞬間です。
被災地代表として戦った様は、まさに光輝いていました。

私は年内のアナログはこれが最後です。
少し早いのですが、
改めまして、今年1年、ありがとうございました。
来年も番組などを通じて復興の一助になれるように努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
来年は皆様にとって良い年となりますよう、心より願っております。

次は、広瀬アナウンサーです

さー!この冬は何をする?

金澤 聡

2012/11/27

あと1ヶ月でクリスマス。わが家ではクリスマスツリーを飾りました。
1年過ぎるのが早く感じる今日この頃、ついこの間サンタクロースになってプレゼントを渡したような気がします。

さて、去年サンタさんがプレゼントしたおもちゃは、いまではおもちゃ箱の底のほうに…
悲しいかな、忘却の彼方です。
子供の流行も本当に早い。長く遊んでくれる玩具探しにサンタも苦労しています。

『ものより思い出』というどこかのCMのコピーにもありましたが、この冬は、おもちゃ遊びもいいのですが、子供と本格的にウインタースポーツをしようと思っています。

去年初めて息子たちをスキー場に連れていき、ソリ遊びに大興奮していました。今シーズンは、もうワンランク上の、スキーに挑戦させようかと思っています。
リフトに乗れるようになれば楽しくなると思うのですが、そこまで興味を持たせるのが結構大変なんでしょうね…、たぶん…。
想像するに、スキーの練習に飽きて、雪上ウルトマンごっこが始まるんだろうな…。
私は怪獣『ウー』を演じないといけないかな…。
まあ、とにかくスキー場に行けば楽しそうなので挑戦してみます。

ということで、サンタさんにはスキー用具をお願いしようかな、でも身長もあっという間に伸びるしなぁ。毎年サンタさんにスキーをお願いするようになるのもなぁ。
比較的ネガティブサンタは、まだ時間があるので考えます(笑)

次は、梅島アナウンサーです。

霜月に思う事

金澤 聡

2012/11/14

先日、秋保の二口(ふたくち)にある「ばんじ山荘」というところで芋煮をしました。気の置けない家族とのプチ芋煮会でした。
そこに辿りつくまでの道のりはちょうど紅葉が見ごろだったのですが、道中ぱらぱらと雨が降り始め、ばんじ山荘に着いたころには本降りになり、相当冷え込んでいました。 

結局、芋煮は室内で敢行。
しかし、これが、大正解!

室内はもちろん暖房完備。
芋煮は旅館の人が作ってくれて、私みたいなド素人では醸し出せない絶妙なクオリティに仕上げてくれました。

私たちの隣の部屋では大人数での芋煮会。カラオケまで始まりました。その部屋の前を子供たちが横切るたびに、お菓子がもらえて子供たちは大喜び。

しかも、温泉は無料入浴可能。
子供たちがどうしても入りたいとしつこくせがむため、
我々お父さんチームがしぶしぶ子供たちと入浴。
ところが、これが大正解。
ちょっと熱めのお湯が冷えた体に心地よく、渋っていたお父さんたちが長湯をする始末。
芋煮会が、雨のお陰で日帰り温泉の旅になり最高の休日になりました。

もう秋保も晩秋を迎え、もうそろそろ冬支度。
この季節、秋保で芋煮会をするのが楽しみの一つになりました。
もちろん雨天に決行です(笑)

次回は寺田アナウンサーです。

秋風に誘われて

金澤 聡

2012/11/06

秋風も厳しいか…

季節の変わり目は体調管理が難しいのですが、最近、朝夕にくしゃみが出ます。風邪かなと思って体温を測っても平熱。喉も痛くない。日中はいたって元気です。倦怠感もなにもありません。関節も痛くありません。

これは、もしや…。

私は花粉症です。スギ花粉です。でも、季節は限定されています。春「だけ」です。そう春だけです。
春だけは本当につらい季節です。体も頭も重く感じて、ボーっとする時間が長くなる季節です。
仙台に来てから発症しました。その当時を思い出すと、確か、朝起きると、くしゃみが止まらなくて…

いや、違います。絶対に違います。

『あれ』を自覚した瞬間から、秋の『あれ』もどんどん症状が進行しそうなので、決して認めません!病は気からですから…

秋の『あれ』には誘われません。違います、絶対に、たぶん…。

次回は、小口アナウンサーです。

神無月に思う事

金澤 聡

2012/10/16

2000年のシドニー五輪行きを掛けた、女子バレーボール世界最終予選。日本はクロアチアに敗れ、日本のお家芸とまで言われ脈々と続いてきた五輪出場の道が途絶えた。
代表に合流してわずか3カ月の選手が戦犯として扱われた。小さい選手では世界と伍してはいけない。なぜ彼女を起用したのか。激しいバッシングで彼女は心を閉ざし、引きこもった。彼女はほどなく引退を表明、バレー界から姿を消した。

しかし、卓越した運動能力と想像を超える努力に裏打ちされた速い精緻なトスを日本バレーが見捨てるはずはなかった。彼女は復帰を決意する。バレーから離れたことで彼女にプレーの幅が広がった。
いまや日本女子バレーは彼女の存在なくして勝利はない。その証拠に屈辱のシドニーから12年を経て、彼女中心のチームは悲願のメダルを獲得した。
「世界最小、最強セッター」 竹下佳江。

春高バレー全国大会が新春開催となり、県大会は10月に行われるようになった。成功の裏には、必ずたゆまぬ努力と信念がある。
今年はどのチームが夢の全国大会に出場するのか。
最後まで絶対にあきらめない竹下選手のようなプレーをたくさん見たい。

「神無月に思うこと」次は佐藤アナウンサーです。

秋の気配

金澤 聡

2012/10/05

先日、長男の運動会に行ってきました。
息子は幼稚園の年少なので、親として始めて参加する運動会でした。
この日は、日差しはまだ暑く、時折吹く風になんとか秋を感じるような陽気でした。


「這えば立て 立てば歩めの親心」という言葉がありますが、息子がかけっこをする姿をみて、その言葉に加えて「もっと早く走れの鬼心」が生まれました(笑)

ビデオを握る手に思わず力が入っていましたが、うちの息子を含め、子供たちが一生懸命走っている姿やダンスを踊っている姿に逆に励まされました。

未熟な私は、「子の背中を見て、親は育つ」です。トホホ…(笑)

でも、やっぱりかけっこが速い男の子はカッコイイ!
クラス対抗父母リレーで足の速いお父さんはカッコイイ!

来年こそは、一緒に1位になろうと、夕暮れに赤く染まるうろこ雲に向かって誓いました。

今回のテーマ「秋の気配」はこれで終わりです。
次回もまだ秋にちなんだテーマは続きます。次は「神無月に思うこと」です。
小口アナウンサーから始まります。

9月になれば

金澤 聡

2012/09/18

夏から始めようと思って、出来なかったことがあります。マラソンです。

8月で40歳を迎えるにあたって体力と気力の再興をはかろうと、夏前に、ジョギングウェアー、シューズなどマラソンに必要なものを購入しました。
ひとりで始めると3日坊主になりそうだったので、『家族でホノルルに行こう!』と希望と夢を吹き込んで、家族を巻き込んだまでは良かったのですが…

この夏の酷暑が「ヤル気」をどんどん溶かしてしまい、あっという間にヤル気は昇華。
「堕落は暑さに比例する」という誠に勝手な自堕落論で納得させ、結局、1度も走ることなく夏は過ぎていきました。

上記のような、継続性の無い人間からの脱却をはかる意味でも、涼しくなる9月からマラソンを始めようと思っています。家族が私に抱いている「口だけ男」のレッテルをはがすためにも、頑張らないといけません。

まずは3km完走から、夢はホノルル完走へ。長期的なスパンで目標をクリアしようと思います。毎日走ると考えると3日坊主が生まれてきそうなので、週に2回くらいのペースでいこうかと。
最初はウォーキングから始めれば、継続できるのかと…。

もうすでに、弱気の虫がわいてきていますが、家族で楽しく、気長に続けられるように、さわやかな9月の秋の風に背中を押してもらいながらとりあえず、やってみます(笑)

次は、梅島アナウンサーです。

2012年 夏の総決算

金澤 聡

2012/08/24

例年になく勝負に忙しかった今年の夏。
夏風邪をひいて声帯が炎症し、ストレスを抱えて始まった今年の夏でしたが、
気温の上昇とともに、炎症が治まり、体力が回復。

夏休みには、実家に帰り、家族で4日連続プール遊び。
連日36度を超える暑さでしたが、子供に負けずはしゃぎました。

熱中症予防に、すいかを食べまくりました。
すいかの種飛ばしを子供と競いました。圧勝でした。

夜は連日花火。
線香花火で、消えるまで玉を落とさずにいられるかを子供と競いました。
結構負けました。

深夜はオリンピック観戦。
日本勢は結構勝ちました。
寝ていた息子に翌朝、日本勢の活躍を熱く説明しても、全く興味を示しませんでした。
負けました。

仙台七夕まつりにも出かけました。
吹流しをじっくり見たかったのですが、子供が欲しがっていたキャラクターの「お面」探しに東奔西走。
息子の諦めない購買欲に完敗でした。

2013年の夏は、どんな勝負をしょうかな(笑)

次は、林アナウンサーです。

あー夏休み!

金澤 聡

2012/08/14

子供たちにとっては、楽しい夏休み。
親にとっては、楽しくさせなきゃいけない夏休み…(笑)

暑さが生む肉体的な疲労とオリンピックの寝不足からの倦怠感に覆われる中、
子供に夏の思い出作りをしてあげなきゃいけないという変な義務感に駆られながらソファーで横になっている解放感。
色んな思いが同居し葛藤する夏休み。

そんななか、車好きの私は先日、子供の思い出作りというのを口実に、自動車フェスタに長男と行ってきました。
私は往年の名車を眺められてご満悦。長男は消防車に乗れてご満悦。かき氷にもご満悦。
いい一日でした。

でも、最近思ったことがあります。
子供は遊びの天才。
何でも遊び道具にして、どこでも楽しみます。
ダンボールで剣を作って、妄想仮面ライダー戦闘ごっこ。
隠れるところがほとんどない一室で永遠に行われるかくれんぼ。
一緒に遊んでもらえるだけで、笑いが絶えません。
真剣に遊ぶことが、親も子供もお互いに大事な思い出作りをしているのかなと。

8月は、見つけられないフリをするかくれんぼの鬼と、
決して勝つことが許されない仮面ライダーの敵役に徹して、
一生懸命遊びます!

次は、梅島アナウンサーです。

夏にご用心!

金澤 聡

2012/08/02

宮城の夏はスポーツで熱くなりそうです。
ベガルタ仙台も楽天イーグルスも好調を維持。
今シーズンの成績を左右するのは、おそらく「この夏」です。

毎年ベガルタ仙台は、7月8月の夏場に苦しみます。
選手たちは押し並べて、「自分たちは苦手意識がなんだけど、結果的にそうなっている」と話します。
そこまで戦ってきた、肉体的と精神的疲労が徐々に蓄積し、微妙に影響しているのかもしれません。
いずれにしても夏は鬼門です。

クラブ史上初のJ1制覇もこの夏にかかっていると言っても過言ではありません。
手倉森監督は、優勝のために『夏場の6試合を最低でも5勝2敗でいきたい』と意気込んでいます。
けが人も続いていて、アウェーで暑さの試練も待ち受けるいばらの夏を克服できるか。ご用心です。

主力のケガが相次ぐ中、日替わりヒーローで勝ち星を積み重ねている楽天。
若手の台頭が目覚しく、結果もしっかり残す。星野監督の起用に選手が応える形で、好調を続けてきました。
ただし、楽天も夏にご用心です。
月別の試合数最多が8月。暑さの中、タイトな試合スケジュールが続きます。
東北の夏とはいえ、厳しい暑さがKスタを襲い、選手たちの体力を奪うことも十分考えられます。
元気な若手が好調をキープしてくれれば、初の優勝も視野に入ってくるのではないでしょうか。
若手のみなさん、ケガにご用心です。

楽天、ベガルタの快進撃で日本の夏が熱くなることを期待します。
地元のチームが優勝を狙える位置にいる、こんな幸せなことはありません。
夏に熱い応援をしましょう!

私はこの夏、40歳。日焼けに十分に注意です。もう注意を超えた焼け具合かもしれませんが…、ご用心です。はい。

次回は今回のテーマ最後です。林アナウンサーです。

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