アナ・ログ

おうち時間

金澤 聡

2021/07/07

在宅ワークも含めて家にいる時間は長くなっています。少しでも癒しの空間にしたいと思い、家の中がどんどん緑化しています。
休日のたびに観葉植物や野菜の苗を見に行っています。行けば必ず何かしら購入します。
そんなサイクルが続いています。

もともと観葉植物が好きで、部屋を『ジャングル化』したいという願望があったので、いわゆる「おうち時間」が長くなる中で、いよいよ“ジャングル”傾向に拍車がかかっているのは確かです。

最近我が家にやってきたのは写真のゴムの木です。「フィカス・ベンガレンシス」という種ですが、葉の形が丸くリラックス効果があるのではないかと思い購入しました。
なんでも丸い葉の観葉植物はお金がたまる象徴とされていて、金運に効果があると言われているようです。
あくまでも私は『癒し』を求めたのであって、金運どうのこうので買ったのではない…はずです…たしか…はい。

今度は1m以上の丈がある「モンステラ」という観葉植物を置きたいと思っていて家中緑化推進計画は着実に進んでいます。あとは、きゅうりとトマトの成長を眺めつつ、収穫の時期を待っている「おうち時間」です。

次は高橋アナウンサーです。

雨といえば

金澤 聡

2021/06/21

梅雨明けのころ、蛍光色の淡い光が明滅する幻想的な光景が好きでした。幼少の頃よく目にした、たくさんのホタルが飛び交って作り出す景色。たった2週間の成虫期間の命を燃焼している光だと思うとどことなく儚さを感じた一方で、いよいよ夏本番の合図だと高揚する光でした。

「あの景色を子供たちに見せたいなぁ」

そんな思いから、先日ホタルの幼虫放流活動に参加してきました。
写真の手の上にのっているのがホタルの幼虫です。幼虫のときには、トンボの場合は「ヤゴ」、チョウならば「いもむし」など個別の名前がありますが、ホタルの幼虫は「水ボタル」と呼ぶそうです。確かに幼虫期でも光を放つので、水中で生息する幼虫が「水ボタル」というのも納得がいきます。

水ボタルは約9か月間水中で生息し、充分成長すると、水底から上がってきて岸辺に待機。雨が降り始める夜に岸辺から一気に陸へと上がってきて、さなぎから羽化して成虫となるそうです。
1年近くもかかって成虫になって、たった2週間の寿命とは、やはりどことなく儚い昆虫です。

雨と関係が深いホタルの生態。雨水が「にがいぞ」とか「あまいぞ」とか識別できるかは分かりませんが、今回放流した幼虫が幻想的な光景を作り出すのはあと1年後、ホタル、来いっ!

次は高橋アナウンサーです。

父の日あれこれ

金澤 聡

2021/06/03

父親歴13年です。
想像していた理想の『良き父』になかなか到達できないものです。
三歩進んで二歩下がるような状態でしょうか。いや、二歩進んで三歩下がりながら後退しているのかもしれません・笑

『感情的に怒らない』
『勉強しなさいと言わない』
『急かさない』

よく子育ての手引き書にこの3つの「ない」が記されていますが、子より親の心を整えることから始めないと、継続して実践することはなかなか難しいものです。と考えると、四歩も五歩も後ろに向かって歩いていますね、はい。笑

毎度そうなのですが、子育てのことについて時に悩んでいると両親の偉大さに気付かされます。
よく育ててくれたなぁと。
そういえば、あの「3ない」なんて言われず育ったよなぁと。
ですから、私の父の日は、両親に感謝の日としています。となるとほぼ毎日が私にとっては「父の日」ということになりますね…。感謝、感謝です。

さて、梅雨時期の使者が我が家のベランダに立ち寄りました。写真のカエルです。鮮やかなエメラルドグリーンで曇り空にきれいに映えていたので写真に撮りました。何かを伝えようとわざわざやってきたのかもしれません。
なになに、

『初心にカエル…』

御意!

次は下山アナウンサーです。

朝ごはん

金澤 聡

2021/05/27

いままでの人生で毎日欠かさずにしてきたことは、朝食に味噌汁を飲むこと。
大音量の目覚まし時計と格闘しながら、学校にいく時間のギリギリまで布団の中にいた学生時代。
母親に味噌汁だけは飲んでいきなさいと毎朝言われ送り出された日々。
怠惰の中に無理やりにでも押し込んでくれた正しい習慣のお陰で
一人暮らしをしていた時も必ず欠かさず味噌汁を食していました(インスタントがほとんどでしたが…)

今は、味噌汁はもちろんですが、ごはん、納豆、目玉焼き、緑茶が朝食のルーティンメニュー。
変化があるとすれば、味噌汁の具材です。
味噌汁は基本的にシンプルな具材の組み合わせを好みます。
玉ねぎ、豆腐、わかめ、油揚げ(熊本「南関あげ」が味噌汁に合います)が個人的にはベスト。

最近のヒット具材、いやホームラン具材は、写真のネギです。
このネギは母親が家庭菜園で作ったもの。
小ぶりのネギですが、実家の土は養分が多いのか、
ネギのうまみと甘みが濃厚で、他の具材との味の関係性が抜群。
このネギが実家から送られてきた当初は、大胆に、ふんだんに味噌汁に入れて食べていましたが、
このネギを使い切って食べられなくなってしまっては大変だと強烈に名残惜しい感情が沸き起こってからは、
少しずつ大切に味噌汁に入れるようにしました。

我が家のベランダでもこんな美味しいネギが栽培できないかと本気で考えています。
そうなったら、毎日朝晩必ず味噌汁が食卓に並ぶのでしょうが…。


次は寺田アナウンサーです。

集中力が切れたときには

金澤 聡

2021/05/10

考え事が多いと集中力が持続しません。
最近そんな憂いが増えてきたような気がします。これもコロナ禍の影響なのでしょうか。
とくに心配事があると色んなことを思案して、あーでもない、こうでもないと悪い事ばかりが去来してなかなか集中できず事が前に進まないという、集中力欠如の負のスパイラルに陥ってしまいます。

そんな時は、背中を押してくれるような言葉がたくさん記してある本を読んでカタルシスを求めます。
が…
この読書も集中力が相当必要でして、最近小さい文字が見えにくくなってきていますし、読み始めると睡魔が襲って来たりしてと、背中を押されるどころか、向かい風の嵐の中に突っ込んでいくような状況下に晒される時があります。こんなささくれ立った心では折角の良書も全く受け入れず、精神浄化の妙薬にはなりません。

そんなこんなで最終的に何に落ち着いたかというと、「緑茶」です。
集中力が途切れそうになったら、濃い緑茶を入れて一息つきます。
ちょっとした心の休憩に緑茶が沁みます。
縁側でお茶を飲めたら心がさらに落ちついて集中力が高まるだろうなと暮れなずむ日曜日に「サザエさん」の家を見ながらふと思ったりするのです。
集中力を切らすなんて、『ばっかもーーーーん』と叱られないように、また策を練ります。

次は、佐藤アナウンサーです。

朝型?夜型?

金澤 聡

2021/04/21

我が家は、「朝型」です。
行動するのは朝が多いです。朝というよりは早朝です。いまはコロナ禍の状況で、なかなか家族で出かけるのは難しいですが、コロナ以前の行動は早朝でした。

清少納言よろしく、我が家は『春はあけぼの』がいとをかし…といったところでしょうか。
花見は早朝に趣があります。
誰もいない公園で、朝日に輝くさくらの花を愛でるのが何とも清々しい。
花見をしながら朝食を食べるのもいとをかし。
その日一日を気持ちよく過ごせるので、断然早朝の花見をお勧めします。
残念ながら、今年の春も花見はお預けですが…。

さて、我が家が「朝型」なのは、セキセイインコを飼っているのも理由のひとつです。
言葉は一切しゃべりませんが、朝早くからよく鳴きます。
「ピロロッ!ピロロッ!!」と大きな声で朝6時前からよく鳴きます。
たぶん起こしてくれているのでしょうが、どんなに夜が遅くなっても、うちのインコは容赦してくれません。身体全体を使って必死に起こします。いとわろし…

次回は、伊藤アナウンサーです。

お部屋づくりのこだわり

金澤 聡

2021/03/29

高校卒業後から一人暮らしを始めました。その頃から部屋探しの鉄則は、“東側に窓があって、朝日が差し込むこと”
高校の頃は朝が苦手で起きられず親頼りだったのですが、大学生になったら一人暮らしなので、当然親に甘えられず自立せざるをえない状況になります。ならばと、目覚まし時計(2個)に加え、朝日が直接顔に照らして起きるように部屋を配置していました。
東側の窓のカーテンに隙間を作り、ベッドの位置を調整して、顔にピンポイントに日差しが当たるようにしていました。
季節ごとに微妙に日差しの角度が変わるので都度微調整しながらですが、雨や曇りの日はご想像り、目覚まし時計をいつ止めたのかわからないほど深い眠りに入ったままですが…。

さて、今住んでいる家も東に窓があり朝日が降り注ぎます。年齢とともに勝手に朝は起きるようになりましたので、カーテンに隙間は作っていません(笑)

いま部屋づくりのこだわりは、“シンプルで緑多め”です。あまり物を置かず、緑に囲まれているのが落ち着きます。部屋の角には何かしらの植物を置いています。
観葉植物が好きすぎてジャングル化にしたいのですが、“シンプルに”の定義が壊れますのでほどほどにしています…。

次回は寺田アナウンサーです。

東日本大震災10年

金澤 聡

2021/03/12

2011年3月11日の地震発生時は出張で東京にいました。
明朝6時、東京にいる仙台放送の社員とともにジャンボタクシーに乗って仙台に向かいました。
新幹線と高速道路は使用できず国道4号線を只管北上しました。
食料と当時2歳の長男のオムツを買うためにスーパーに寄りました。この日は首都圏内でも食料は陳列棚にほとんどなくビーフジャーキーとナッツ詰め合わせしか買えませんでした。オムツは数量限定販売だったため1パックしか購入できませんでした。

国道4号線は渋滞でした。上り車線は避難する車で混雑し、下り車線は被災地へ向かう車で停滞。10時間近くかかり福島入りし、給油のためにガソリンスタンドに向かうも長蛇の列。車のラジオから「福島原発で爆発が起きました!」と連呼するアナウンサーの声。渋滞は続きました。

13日未明に信号機も作動していない暗闇の仙台に到着。2歳の長男と妊娠7か月の妻にオムツを渡して無事を確認。その足で会社へ向かいました。

数日後、南三陸町へ向かいました。道路はえぐれて、津波の引き波で家屋などが沖へと流されました。何もない町を見て平衡感覚を失い、しばらく座り込みました。車中泊が続きました。眠れない真夜中に、車から出て夜空を見上げると満天の星。輝きが増して見えたのは、停電で灯ひとつない漆黒の闇に包まれていたからだと気づき、何とも言えない不条理感に。

その後気仙沼に移動しました。取材で何日も家を空けている間、身ごもの妻は幼い子の手を引いて毎日炊き出しに並び、エレベーターが停止しているマンションの8階まで水を持って階段を上っていると聞きました。取材中に多くの方にお願いされたことがありました。娘の行方が分からないのでカメラを通じて話しかけたい。赤いランドセルを手に携えた方には入学控えた孫の安否がわからず、どこにいるか調べてほしいと。切実な思い全てにお答えすることはできませんでした。

3月の梅の花を見ると毎年思います。震災の時、家族のことをどうすればよかったのか、被災地のこと、被災された方のことをどう伝えればよかったのか。これからもずっと考えていきます。


次は西ノ入アナウンサーです。

鍋のお話

金澤 聡

2021/03/04

この冬の我が家の人気鍋の変遷をたどると、
寄せ鍋→水炊き→みぞれ鍋→豆乳鍋→おでん→すき焼き。
いまはすき焼きが我が家の人気鍋です。

すき焼きの具材の肉にこだわってみようと思い、ふるさと納税のお礼品のサイトで肉探しをしました。
気になったのが、香川県のブランド黒毛和牛の「オリーブ牛」
オリーブの搾り果実を与え育て上げた牛の肉で、すっきりした脂に上質の味が口に広がるお肉でした。

(※写真は、ふるさと納税のお礼品の佐賀県のいちごです。なぜ、和牛の話なのにいちごなのか… そうです、興奮のあまり写真を取り忘れたのであります!同時期に送られてきたいちごは、しっかりと写真を撮りましたが、肉に関しては完全に撮り忘れました。しかも、その後香川県に住んでいる兄からオリーブ牛が送られてきましたが、それも撮り忘れました。またあの和牛が食べられると興奮し、撮らずに調理したと思います。だいぶ長くなりましたが、撮り忘れの言い訳です。失礼しました。ちなみにいちごも相当美味しかったです。ご馳走様でした。)

さて、割り下だけでご飯をお替りできる、我が家の割り下王子(小3)にとっては、当分、すき焼きブームが続きそうです。

(※写真って大事ですね…また何かの機会に「オリーブ牛」を写真付きで紹介したいと思います。失礼しました)

次回は、牧アナウンサーです。

私の苗字は・・・

金澤 聡

2021/02/05

私の苗字は、「金澤」です。入社する前まで、普段は「金沢」と書いていました。
入社して初めてニュースを読むときに、名前の表記(スーパー)をどうするのか尋ねられました。
『金沢』?『金澤』? 
迷っていると当時の上司が「戸籍に登録してある方を使いなさい」と指示してくれました。ということで、私の名前の画面表記は『金澤』となりました。

さて、「金澤」という苗字は珍しい苗字ではないので間違えられることはまずありませんが、名前の『聡』はよく間違われます。
領収書に『金澤“恥” 様』
年賀状にも『金澤“恥” 様』
ホテルの受付でも『金沢“恥” 様』

人名用漢字の新字旧字で、『聡』が『恥』になったのかなと思うくらい
(注:なっていません)
年に1,2度は間違えられます。
私は間違いに慣れてむしろネタにしているくらいですが、名前はその人にとっては大切なものですから、普段から間違えないよう特に気を付けています。

写真は、お正月に出張先のホテルの窓から見えた富士山です。縁起がいいと思い収めました。
今年は、お“金”が“沢”山入りますように…、いやこんな私利私欲にまみれた苗字ではないので、そんなお願いは富士山にはしていません。
「金のように輝く、豊かな価値をもった人間になりますように…」 です、はい…汗…。

次は、「下山」アナウンサーです。

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