アナ・ログ

雨の日のすごし方

林 佳緒里

2008/06/27

雨の日の過ごし方というか、今年は雨の日に“楽しみ”が出来ました。それはこのゴム製“レインブーツ”、つまり“長靴”のおかげです。先週土曜日に届いた新品です。

これまで雨の日というと、髪の毛がウネウネとうねり、パンツで通勤しようものなら裾に泥がはね、私にとってはちょっと厄介な日でした。

レインブーツ購入のきっかけは思いつき。雨の日にレインブーツが履きたい!普通の靴タイプのゴムバージョンと迷いましたが、大雨にも対応ということでブーツタイプに。
その後は早かったですよ。まずおしゃれな長靴を求めてインターネット検索。「あっ素敵!」と思ったある一足の長靴。ネット販売の日、パソコン前に座りスタンバイOK。
時間が来ました!アクセス!でも・・・。あっという間、1、2分で完売。購入できませんでした(悲)。女性と言うのは執念深い。次なるブランドを探しインターネットを検索。今回購入したフランスのブランド「UMO」の長靴に出会いました。予約をして1週間、首を長くして待っていたところにこの商品が到着しました。包装も簡易包装で紙袋に無造作に入っていただけでした。でもこの時代、そんなところも気に入りました。

黒一色のブーツ。ゴムのため、伸び縮みせず脱ぎにくい部分もありますが、履くとなかなかグー!普通のブーツ感覚です。
たかが“長靴”されど“長靴”。雨の日こそおしゃれを!今年、何回出番があるのか楽しみです。

お次は“ミズ”。雨の日はのんび~りだそうです。

私の必須アイテム

林 佳緒里

2008/06/16

会社のデスク周りには私が手に持っているB5ノートが何冊もあります。「取材ノート」です。仕事に欠かせません。
ノートには「取材ノート」「使いはじめた日「kaori」の3つを記すようにしています。myノートの完成です。

取材ノートを使い始めたのは、入社4年目、ニュースを担当するようになってから。無地のノート、ジュニのノートなどその時の気分で変え、もう50冊近くになるでしょうか?

ニュースの取材に行くと、カメラマンが現場で撮影、会社に帰った後、撮影したテープを見直します。そこで登場するのがノートです。
どんな映像が撮影され、取材対象者へのインタビューはどんな内容だったか?書き留めておくのです。手書きのため手間がかかりますが、自己流速記で何とか自分だけは解読できるぐらいの字でサササッと。
ノートの内容は、その後の原稿書きや編集に必要なため、重要箇所には“蛍光ペン”で線を引く。これが習慣になっています。

ノートをもとに原稿を書いたら、デスクのチェックをもらい編集。写真に写っている編集機前で、編集マンと「あ~でもない、こ~でもない」と、VTRを完成させます。
1本のVTRを完成させるには、いくつもの工程があり、「取材ノート」は“超”必須アイテムです。

何でもパソコンの時代、なぜかやめられない手書きのノート。
取材対象者の名前、取材先での出来事なども書かれたノートは、メモ代わりではない“大切なアイテム”でもあります。

明日はデスクが隣、携帯の充電器を貸してもらう事も多い寺ポンです。
寺ポンの必須アイテムは?私達は時間との勝負ですもんね。

みどりと言えば

林 佳緒里

2008/05/23

先日、またニュース担当気象予報士の高沢ちゃんと菅原知江ちゃんとおいしい夕食を食べました。今回は仙台市内の自宅レストラン「Numahata」さんで。”みどり”や色んな色の野菜をオリーブオイルなどでいただくこの一品は“美味でございました~”。

生物学科出身の私にとって「みどりと言えば」“カエル”です。これまで何かとカエルに縁のある生活を送ってきました。

小学生の時、オタマジャクシを家で育てていました。後ろ足出る→前足出る→尾っぽなくなる→カエルになる。これをすべて見届けました。水槽には子ガエルが登りやすいよう石を入れたり。巣立っていったカエルは本当に小さかったです。1センチぐらい。一体、どのくらいの子ガエルがその後、天敵の多い自然界で大きくなれたのでしょうか?親心です。

しかし・・・。大学生の時、生物学科だった私の「解剖実習」の時間。白衣に身を包み解剖道具セット片手に実習室へ。私を待っていたのは、見たこともない20センチほどの大きな大きな“ウシガエル”。こんな大きなカエルがいるとは・・・。じっとしていれば怖くありませんが、こちらが動くと向こうも敏感に反応。ここからは想像にお任せしますが、生物学科に入ると必ずある解剖の授業。罪悪感も一杯でした。女子しかいない大学、自分を含めクラスメイトは皆たくましかったです。

そして社会人、仙台に来て始めて行った県内の旅行先は松島、お土産で買ったのは「カエルのガラスの置物」、なぜか惹かれたんですね~。

これから梅雨に入るとカエルの鳴き声を良く聞くようになりますし、姿を見かける機会も多くなります。道路の真ん中でじっとしているカエルがいれば、黙って見過ごすことは出来ません。
本当にカエルとは不思議な縁があるようです。
田んぼに取材に行く機会も多い私、これからもカエルとの出会いは続きそうです。

次はまっこ。「卒論」にまつわる“みどり”のお話のようです。よろしく~。

子ども時代の宝物

林 佳緒里

2008/05/07

皆さんどこにいるか分かりますか?久しぶりにわが愛ウサギ“アリス”登場。体長は頭から尾っぽまで30センチ弱、体重1キロ、可愛い盛りです。
そして一緒に写っているのは、今大切にしているテディベアです。

子ども時代の宝物は「プーさんのぬいぐるみ」でした。あまりに愛用しすぎてボロボロになり、見かねた母が捨ててしまったようで、写真でお見せすることが出来ないのが残念ですが・・・(涙)。

私が3歳までずっと一緒だった「プーさん」は、体長40センチほど。黄色のプーさんが着ていたのは赤の半そでTシャツ。そこに黄色の文字で「POOH」と書いてありました。鮮明に覚えています。クラシックなプーさんでした。

どこに行くのも一緒。寝にいく時も愛用のタオルケットを片手に、もう一方の手にプーさん、とこんな感じ。小さい時を振り返ってみて、同じような格好をしていたな~という人いませんか?ぬいぐるみとタオルケット定番ですね。

そして私の友達「プーさん」との最後の思い出は、3歳の時に一緒に飛行機に乗って旅した事。それほどいつも一緒だったプーさん。一緒に過ごせば過ごすほど、可愛がれば可愛がるほど、反対によれよれになっていったプーさん。たくさんの思い出をありがとう。私が最初に出会った宝物でした。

前回のアナログで梅ちゃんが書いたようにぬいぐるみは、いくつになっても女性の宝物。今のテディベアも大切にしようと思います。

次はウサギではなく、「愛犬家」原ポンです。

私のひとり暮らし

林 佳緒里

2008/04/17

ひとり暮らしをしたのは9年間。
そしてひとり暮らしをして気付いた事は「音がない事」です。

就職するまでは実家で家族全員で暮らし、いつもどこかで人の声や物音がしていて、その時はそれが当たり前でした。でもひとり暮らしをしてみると、どれだけその「音」が安心感を与えてくれていたか実感しました。

ひとり暮らしを始め「音がない」寂しさを感じ、自宅に帰ればいつもしていたことがありました。
いつ何時も常に音を感じていたい!
帰宅後まず、ダイニングのテレビのスイッチON、寝る時は枕元のラジオをON、さらにお風呂に入る時も防水ラジオをON。こうして寂しさを紛らわせていました。

★写真は、以前アナログに登場してくれた“かのんちゃん”のママからかなり昔にいただいた防水ラジオです★もちろん現在も使用中!

ひとり暮らしをして初めて知る家族の存在のありがたさでもありました。
人は寂しい気持ちを乗り越えると強くなれると言いますが、これに関しては違ったみたいです!
これからも常に音、人の気配を感じられる空間に身を置きたいと思っている私でした。

拓雄さんのひとり暮らしは「え~こんなアパート?」で始まったようです。

私の新人時代

林 佳緒里

2008/04/10

新人時代を振り返るには、女性陣の中では最も長い年数をさかのぼらなければいけない私がラストです。あ~切ない。

10年前になります。その時の写真には額にしっかり前髪があります。前髪を作り、しかも眉毛よりも短い「まゆ前(ぜん)」が流行していたような。今となっては貴重な写真です。

1998年4月、高校生の時から憧れていたアナウンサーとして仙台放送に入社しました。それはそれは、毎日発見と反省のくり返しでした。普段おしゃべりは得意なのに、マイクを!カメラを!前にすると上手に話せない!でもその理由が分からない。指導を受け、涙を流し、先輩のしゃべりを学ぶ。いろんな経験をさせてもらう中で10年たち、アナウンサーとして楽しみながら仕事ができるようになりました。

あらためて新人時代の思い出をとなると、なかなか思い出せませんが思い出の取材はというと・・・、
“北海道のムツゴロウ動物王国”に1週間、子供達と行く番組でしょうか?今はなくなってしまいましたが、新人の登竜門といわれていました。
フェリーに乗って北海道に、動物王国を訪れ犬とふれあったり、ジャガイモ畑や牧場を訪問し色んな体験をする。親元を離れ旅する子供の成長を描く番組でしたが私自身が一番成長させてもらったような気がします。
上手に取材が出来ずディレクターからしかられ、悔し涙を流す。すると「これからまだ仕事があるのに泣いたら目が赤くなって仕事にならないだろ」とまたしかられる。すべてが裏目にでてしまう。大自然の中の取材、虫にもたくさん刺される。いろんな意味で悔しいやらどうしていいのやらで、楽しいより苦行となった一週間でした。
でも10年たった今では、この時のことを振り返ると、取材の基礎を教えてもらった貴重な取材だったな~と思えるようになっています。

4月から11年目。丸10年が過ぎ、新しい1年目が始まります。広瀬君のようなフレッシュな気分、初心を忘れずに・・・を心がけたいです。

どうしても捨てられないもの

林 佳緒里

2008/03/11

寺ポンからバトンタッチ!

私は、自分のお気に入りのお店でもらった紙袋をなかなか捨てられません。柄が可愛いもの、色が素敵なもの、とにかくたくさんとってあります。何か贈り物をする時にそれにいれて差し上げようと…。でもいざとなると、可愛いから使うのもったいないな~。こうして紙袋がたまっていくんです。ため始めたのは仙台で暮らし始めてからですので、その量といったら…。

衣替えの時に一緒に整理して、回収紙類にまわしたりしますがそれでも捨てられず。かなり大き目の紙袋の中に詰め込み、その紙袋が数セット。押入れの中、クローゼットの中の隅の方においてあります。

今、レジ袋削減が進められ、私もマイバッグを持参して買い物に行きますが、紙袋はそうはいきません。
一応、何軒かで買い物した時は、その度に紙袋をもらいそうになるので、一言「この袋にまとめますから~」こう言うようにはしています。
お店側からすれば、買い物客には自分の店の名前が書かれた紙袋をもって町中を歩いてもらえれば宣伝にもなるし、かといって私達からすれば何枚ももらってきてはたまる一方だし、悩みます。

一層の事、レジ袋削減のためのマイバッグのようにショップ紙袋削減のためのバッグも出来れば良いですね。

次は、拓雄さんにバトンタッチ!

あたたかくなる話

林 佳緒里

2008/02/28

本格的な冬が終わればあたたかな春がやってきます。待ち遠しいですね。
冬は寒いのが当たり前とはいえ、今年は特に寒かったような気がします。

あたたかくなる話、体の芯から温まる鍋料理話を・・・。
写真は仙台市内の某有名ちゃんこ店で、スーパーニュースの気象予報士・高沢ちゃんと仙台放送の気象予報士チームを支える菅原知江ちゃんと遅い新年会の一コマです。ちゃんこ鍋を食べてお腹いっぱい、体ポカポカで大満足な一夜でした。

自宅の食卓で冬に出番が多いのが鍋です。おいしいのは当然、一度にたくさんの食材を食べられ、体が温まるだけでなく調理時間が短くてすむため、仕事を終えた後の夕飯の仕度も苦になりません。
キムチ鍋、水炊き、寄せ鍋、湯豆腐、そして今年はトマト鍋、ホルモン鍋、カレー鍋などレパートリーを増やし、週に2回鍋という時もありました。今はインターネットで検索すればいろんな鍋料理特集が掲載され、それを参考に作る事ができます。便利ですよね。

でもそろそろ春、暖かくなると鍋の出番も少なくなります。
ラーメンにも冷たいラーメンがあるように、鍋料理好きな私としては、是非、1年を通して食べられる鍋料理を考案してほしいものです。
とはいえやはり鍋料理は、冬にフーフーして食べるのが一番だったりする気もしますが・・・。

私の次は前回と同じ原アナ、話をきくだけであたたかくなりそうですよ。

私のカゼ予防法

林 佳緒里

2008/02/12

去年11月末、久しぶりにひどい風邪をひきました。どう頑張っても声がでない。
毎日手洗い、うがいを欠かさないのになぜ風邪を引くんでしょうか?
朝起きた時の喉の異変で気づく風邪。今年こそ風邪知らずでいきたいと思います。

アナウンサーは風邪をひくと自己管理が悪いとなります。声が商売道具。熱があっても声さえでれば仕事ができます。でも声が出なければ元気でも意味がありません。だから風邪を引いて声が出なくなってしまった時は、自分が情けなくて仕方ありません。

アナウンサーはそれぞれに予防法があると思いますが、去年風邪を引いた時、拓雄さんと寺ポンに聞いてへ~と思ったのが“寝る時もマスク”。恥ずかしながら初めて知りました。即実行してみましたが、苦しい事。朝起きたらマスクはどこかへいっているし、私には就寝時のマスクの習慣付けは難しいかもしれません。

で、ようやく本題。私は強いて言うなら“寝室で使っている電気ファンヒーターの使い方”でしょうか?内蔵されている加湿器部分にちょっと“魔法”を。
“蒸気が出てくる部分にアロマオイルを2滴ぐらい垂らす”んです。就寝中の乾燥を防ぐのにちょうど良い潤いと心地よい香りでよく眠れます。
おすすめは、スーッとする「ユーカリ」、リフレッシュの「柑橘系」、安らぎの「ラベンダー」「カモミール」。その日の気分にあわせて香りを決めます。
これが唯一ご紹介できる風邪予防法でしょうか?
規則正しい生活で十分な睡眠が本当は一番かもしれません。

さて原ぽんは、とにかく体を冷やさずで風邪予防だそうです。

雪といえば

林 佳緒里

2008/01/23

処分せずとってある「ボード」、10年ものです。雪のシーズンがやってくる度に「今年こそ・・・」こう思います。

就職で仙台に来てから始めたスノーボード。どうしてもスピードに慣れず、技術もそんなに上達せず、結局3シーズンしかこのボードの出番はありませんでした。でもボードはこの10年間、部屋の中でずっと存在感“大”なんです。

私は小学1年でスキーを始め、高校卒業まで毎年1回は、泊りがけでスキーに行っていました。ま、スキーの技術もこれまたなかなか上達しませんでしたが。
でも仙台に来てからは、たいていのスキー場が日帰り可能ということもあって、早朝勤務の後、夜の勤務の前など時間さえあればマイカーでスキー場に行って、スノーボードを楽しみました。その時は、このうえない、リフレッシュ感というか、「私!ウィンタースポーツを満喫してるわ!」という満足感を味わえました。仙台に来て良かったなと思えた事の一つでもありました。

でもそれもたったの3シーズンだけ。
なぜ長続きしないのでしょうか?もしかしたら、ボードは涙を見せませんが(笑)泣いているかもしれませんね。これをきっかけにボードの今後を今度こそ決断しなければならないと思っていますが、どうすべきでしょうか?あ~、新年早々悩みが一つできました。

さて、まっこは飽きずにコツコツと続けるタイプかしら?まっこ、よろしく!

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