アナ・ログ

夏が来れば思い出す

寺田 早輪子

2015/06/25

ほのかな硫黄の香りが、懐かしい。
ほっとする…。

地元・いわき市の湯本温泉に浸かってきました。
父の墓参りの帰りに、寄ったのです。

3歳の息子は、温泉に初めて浸かる「温泉デビュー」!
広い湯船にびっくりしていましたが、喜んで3回も入っていました。

私が子供の頃に、家族で浸かった湯本温泉に、今、息子と入っている…。

う~ん♪(^-^)

感慨深いものがあります。

いわき市湯本にあったプールには、かつてすぐ脇に、体を温める温泉の湯船がありました。
水着のまま入るのです。

父とプールに遊びに行った際にも、その温泉に浸かったなあ~。

子供の頃の、夏の思い出。
温泉の香りで、思い出しました(^^)

☆小口さんの結婚式での一枚!木下さん、高谷さんと(^^)

アナ・ログ、続いては、木下さんです!

雨の日の過ごし方

寺田 早輪子

2015/06/16

雨の日の、グレーの空。
眺めていると、心までぼんやり憂鬱になります。
傘を差して歩くと、視線も自然と下向きに…。

元来、明るい性格ではない私が、どっぷり「陰」のオーラに包まれてしまうのが、梅雨の季節。

下を向いて歩いていると、淀んだ空気に浸食されそうになる~!!!…という時に、
私を救ってくれるのが、道端の『お花たち』。

抜けるような青空の日は気がつかないような小さな花。
薄い紫、可憐な黄色の花の美しさに、ハッとさせられます。

より一層、色鮮やかに見えるのは、色の濃い花。
写真は、近所の公園に咲いていた花です。

福島に住んでいた子供の頃に、庭に咲いていたのを思い出しました。

緑の葉?の部分が、水分を多く含んでいて、プニプニと柔らかい。
家の白い壁ですりつぶして遊び、父によく怒られていたものです。
 
なつかしいなー。

子供の頃と変わらず、美しく咲いている花を前に、

「大人になった私が、こんなにどんよりした気持ちでいるなんて、子供の私が知ったら、悲しいのだろうなー」などと思い、気持ちを、明るい方向へ切り換えています。

この花。今度、子供と一緒に、見に行こう(^^)

続いては、浅見アナウンサーです!

私の好きな宮城県

寺田 早輪子

2015/06/08

ほぼ毎週末行っているJR仙台駅新幹線ホーム。
息子が1才の頃からの「休日お決まりコース」です。

新幹線が大っっっーーー好き!である息子の付き添い…ではありますが、実は私も「ママ鉄」(^▽^)

私は新幹線に縁のない地域(在来線の駅も遠かったー)で生まれ育ったためか…、

新幹線=都会。
新幹線=行きたいところへ、どこへでも素早く行ける。
新幹線=夢の乗り物。
新幹線に乗る人=芸能人など、スタイリッシュな生活をされている方々。
新幹線に乗っている自分=なんだか芸能人みたいで格好いい。

…などというイメージが、大人になった今も消えません。

「あ!E5系!!」「E6系と連結してるーーーー!」
ホームで絶叫する息子の気持ちもとても良く分かります。

入場券を買って入る新幹線ホーム。
今のお気に入りスポットです。
(JR長町駅ホームも、通過する新幹線が格好良い!)

☆写真も、仙台駅新幹線ホームにて。

続いては…、先日、新幹線ホームでバッタリお会いした金澤アナウンサーです。

OVO !!

寺田 早輪子

2015/05/12

とても幸せなことです。
3作品連続で、裏側を見られるなんて…!

この上なく幸せなことです。
世界最高峰と称されるシルク・ドゥ・ソレイユのアーティストにインタビューできるなんて…!

「アナウンサーになってよかった!」
そう実感する仕事の一つが、シルク・ドゥ・ソレイユの取材です。

前々回の「ドラリオン仙台公演」では、スーパーニュースのフィールドキャスターとして、舞台裏(アーティストの練習場や食堂、衣裳部屋にメイクスペースなどなど)に特別に入ることができ、アーティストの隣に座って、独占インタビューすることができました!

前回の「コルテオ仙台公演」では、スーパーニュースのキャスターとして、やはり、独占インタビュー取材を敢行!

今回は「もう、私は担当から外されるかな~…」などと弱気でいたら、巡り巡って、取材を担当することに!!!!!!!(^▽^)

う~れ~し~!!!

子供の頃には知らなかったシルク・ドゥ・ソレイユの存在。そのパフォーマンスには、大学生の時にテレビで初めて出会いました。それでも「ラスベガスなど、海外で観劇するお金持ちでないと観られない世界なのだろう…」と思っていました。

その!夢の!スーパーサーカスが!
今!仙台に!来ているのです!!

緊張と、笑いと、驚きと…、観るとみんなが幸せな気持ちになれるショーです。
ぜひ、体感してください!

☆写真は、仙台ビッグトップにて。「アンツ」が実際にショーで使うキウイです!
意外と重く、意外と硬い!

アナ・ログ、続いては、佐藤拓雄アナウンサーです!

便利アイテムと言えば

寺田 早輪子

2015/04/27

リュックは、いいよ~!

心の底から、そう思います。

これまで出社する際は、多めに物が入るトートバッグを肩からさげていましたが、子供を抱っこするようになってからは、断然、リュック派に。
どちらか一方の肩に重さが偏らず、しゃがんでも、走っても、ジャンプしても、鞄から物が落ちない!

何より、14キロの3才児(息子)抱っこしても、荷物を背負える!!

大人になってからはあまりリュックを使ったことがなかったので、会社に背負っていくと、いまだに「お!」「寺田がリュック!?」などと驚かれますが。

便利だから、今日も背負います!リュック!

☆写真は、宮城野区・榴岡公園の桜。今年は、芝生にシートを広げて、子供とビスケットを食べながらお花見しました!

アナ・ログ。続いては、柳沢さんです!

寺田 早輪子

2015/04/07

「女川町の未来に向けて、出発進行!」

3月21日に全線開通したJR石巻線。
再建された女川駅での出発式で響きわたった号令です。

新しく生まれ変わった女川町。
200mほど内陸側に再建された駅舎の前に立った私は一瞬、方角が分からなくなりました。

それほどに、真新しい駅舎の誕生により、震災で大きく傷ついた街の景色は変わりました。

震災直後に、私が最初に取材に入ったのは女川町でした。

がれきが山となっていたあの光景は一生忘れることはありません。

新しい街の要となる「駅」が、震災から「4年」で開業しました。
「復興は時間がかかるものだ」と…、それでも、「一歩一歩、確実に前に進んでいるのだ」と、新しい駅が開業した女川町に立って、実感しました。

まちびらきの記念式典に出席していた方々のお話しも綴ります。

震災で、3歳の孫を亡くしたという女性。
「孫を亡くした悲しみは変わらない。変わらないけれど、こんなににぎわっている女川を見るのはうれしいね」

4年前のちょうど3月21日に、ご両親の遺体を女川で確認したという女性。
「震災直後のがれきだらけの町とは、全く別の町のようにきれいになった。
悲しいことが起きた場所だけれど、また人でにぎわう女川になりますように。」

女川駅に響いた号令のように「女川の未来に向けて…」、前を向いて進む。
そして、二度と災害で命を奪われる人が出ないよう、
「震災でどれだけに多くの命が奪われたのか」、絶対に忘れない。伝えていく。

真新しい女川駅の駅舎を前に、きっとみんなが、そう誓っていたと感じます。


☆写真は、仙台駅・JR仙石線のホーム。
足元で見かけた表示です。
踏まれても、踏まれても、頑張って仕事をしているけなげさに、共感…。

アナ・ログ、続いては、小口アナウンサーです!

卒業

寺田 早輪子

2015/03/27

抱っこひもは、いつ「卒業」できるのでしょうか?

おかげさまで、息子はこの3月で3才になりました。

まだまだ赤ちゃんだと思っていましたが、いろいろな言葉を覚え、走り回ったり、
公園では、ちょっと年上のお兄ちゃん達と、難易度の高い遊具でアクティブに遊び回っています。
私の方がハラハラドキドキ。

いつの間にか、身長も私の半分以上に。

子供の成長は、本当に早いものです。


が!しかし!
ママとお出かけすると、すぐに「抱っこ!」。
ちょっと歩くと、すぐに「抱っこ!」。

保育園までの道のりはほぼ抱っこしています。
長距離なので、いまだ抱っこひもが手放せません。

きのう、体重を計ったら14.4kgでした。
先日は「『ママに抱っこされている』というより、『ママに、へばりついている』って感じですね!」と言われました(^^;)

鏡で見たら、本当にそんな感じです。

重いです。
でも、いいんです。

子供に「抱っこ」とせがまれるのは、きっと今のうちだけなのでしょう。
先輩ママ達のお話しから、その様に推測します。

0歳の子が、あっという間に3歳になったように、
きっと「抱っこさせて」とお願いしても、「やだよ」と言われる日が、すぐに来るのでしょう…(;▽;)

今だけの重さ、密着感を味わいながら、
今日も今日とて、抱っこひもで14.4kg君とともに歩きます!

☆写真は「3歳の誕生日ケーキ」。大好きなケーキ店でデコレーションしてもらいました!

アナ・ログ、続いては、柳沢アナウンサーです!

2015年 ともに

寺田 早輪子

2015/03/06

「家族と離れたくない」

そう言った途端、少女の目から涙がこぼれました。

石巻市で、津波で妹を亡くした女子高校生。
仙台放送では震災直後から彼女を取材してきました。

4年前は中学生だった彼女も、
今年4月には大学進学のため、宮城県を離れることに。

旅立ちを前に、先月、私は彼女にインタビューをしました。

「家族」というキーワードが出た時、彼女は涙を流したのです。

その涙は、彼女が私たちの前で見せた初めての涙でした。

知らない土地での新生活への不安と期待…、それだけではない「涙」でした。

震災で彼女は妹という大切な存在を失いました。
そして、「家族」が、かけがえのない、大切な大切なものということを痛いほどに、気づかされたのです。


家族は大事。命は大事。

これは、4年前のあの日、世界中の誰もが抱いた思いです。

2011年3月11日。世界中の誰もが、深く思い知らされたこのことが、
今、まるで、忘れ去られてしまったかのようなひどい事件や事故が世界中で起きています。

「家族」を思って涙を流した彼女の思い。
世界中の人々が、共有すべき思いです。

家族は大事。命は大事。
何気ない毎日を、たんたんと過ごせることは幸せなことだと…。

もうすぐ、あの日から4年。

今年も、被災地・宮城から、「大切なもの」を世界に発信します。

☆写真は取材で訪れた小学校で5年生と一緒にいただいた給食!何十年ぶりの給食!美味しかったです!

アナ・ログ、続いては、高谷アナウンサーです。

(そういう季節なので…)寒い記憶…

寺田 早輪子

2015/02/18

泣きながら、すべり台を楽しむ赤ちゃんを見たことはありますか?

私は今年の元日に見ました。広島で。
うちの息子です。

東北生まれの私にとって、夫の生まれ故郷である広島のイメージは「南国」。「冬だけれど、広島は暖かいのだろう」と思いこみ、お正月の帰省の際、息子の「手袋」を持っていかなかったのです。

…が !! しかし !!
2015年、広島の元日は「雪」!!
朝起きたら雪が積もっていて、寒い!寒い!

初詣の帰りに、夫の母校の小学校の校庭で、子供を遊ばせていたら、「つめたーーーーい!」と泣きながら、すべり台を楽しんで(?)いました。

息子はすべり台が大好きなのです。
滑りたいし、手はかじかむしで、わんわん泣いて…。

「もう帰る?」と私が言っても、
「だめー!」「さむーい!」「あそぶー!」「つめたいー!」「かえらないー!」

2015年は、のっけから寒い思い出ができました(^^)

☆写真は、JR仙台駅の新幹線ホームの「トキムネくん」。
仙台駅のオリジナルキャラクターです。
ホームに降り立つたくさんのお客さんに踏まれながらも笑顔で頑張る姿に、ホロっと涙が出てきます。

アナ・ログ、続いては、柳沢アナウンサーです!

(受験シーズンなので…)テストの思い出

寺田 早輪子

2015/01/28

「もう一回、タイムスリップして戻れるとしたら、何歳の頃に戻りたい?!」

そんな夢のような話をして、仲間で語り合ったり、笑いあったりすることありませんか?

「中学3年生に戻って、もっとちゃんと勉強して、受験し直したい!」

「高校生のころに戻って、一から勉強をやり直したい!!」

こうおっしゃる方、多いです。

私は、テスト前日の苦しみを思い起こすと、とてもじゃないが中学3年、高校3年には戻りたくない。

「暗記」が本っっ当に苦手でした。

しかし!
アナウンサーになった最初の年、朝の情報番組の生中継リポートを担当することになり、まず面食らったのが、台本を覚えて、与えられた時間内に、動きをつけてリポートするという状況!

もう、苦手なんて言っていられない!
本気で取り組みました
どうしたら、覚えられるのか。

一番、私に向いていたのは本番前日の夜、寝る前に、動きをつけて台本を読むこと。
そして、すぐ寝ること。

覚える文章を、声に出して読んでから、一度、睡眠をとり、目覚めると頭に入っているんです。

この方法で、ここまでいろいろと乗り越えて参りました。(^▽^)/


「もう一回、戻れるとしたら、何歳の頃に戻りたい?!」

う~ん。
アナウンサーになってから身につけたこの暗記術を(「術」ってほどでもないですが…)、
受験生の私に教えるため、中学3年生の夏頃にタイムスリップしてもいいかも。


☆シルク・ドゥ・ソレイユ「オーヴォ」観覧のため、名古屋に行ってきました!!
カラフルでかわいらしいキャラクターに、アクロバティックなアクション、
一瞬も目を離せない充実のショーでした!!
仙台公演も始まったら、また絶対!絶対!見に行きたい!

アナ・ログ、続いては、小口さんです!

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