緑 堤 勇高 2026/05/07 以前も触れた記憶がありますが、運動会の時期について……私の小学校では運動会は秋、紅葉の季節に行われる行事でした。少なくとも群馬県内では秋に運動会を行うところが大多数でした。運動会シーズンの図工では運動会の絵を描きましたが、一緒に色づいた紅葉も描いた記憶があります。現在は新年度始まって少し経った4月から5月ごろに開催する学校も多いと聞きます。新緑の中での運動会です。残暑の問題や台風の問題を考えるとこの時期に開くというのも納得です。今の小学生たちは絵の中に鮮やかな緑の葉を描いているのでしょうか。なぜ急にこんなことを思い出したかというと……先日、ある小学校の前を通りかかったとき、校庭から元気な声が聞こえてきました「どっこいしょ~どっこいしょ!」という威勢の良い声、ソーラン節です。ソーラン節、私は5年生の時の運動会で踊りました。当時から声が大きかったので、授業中などは注意されることもありましたが、この時ばかりはよく褒められたのを覚えています。今の小学校でもソーラン節を踊るんだなあと、横目に見ながら歩いていましたが、使用されている曲も、踊りの振り付けや掛け声の内容も、私が5年生の時に習ったままでした。もう15年以上前に習った踊りですが、曲を聞くと記憶が呼び起され、次にどんな動きをするのか、どんな掛け声を出すのか、しっかりと思い出すことができました。人目がなければ踊っていたかもしれません。当時は「動きがそろっていない」「掛け声が小さい」などなど、先生たちに厳しく指導されながら、何度もやり直しをさせられました。通り過ぎるまでの短い時間だったので、今がどれだけ力の入った指導なのかはわかりませんでしたが、子供たちは一生懸命でした。自分がソーラン節を踊ってから15年余り。子どもたちの元気な掛け声に「元気でよろしい!」という感想を持つようになった私、時の流れを感じます。写真は緑の補色(反対の色)、赤でいきます!(笑)お肉!子どもたちの声と同じくらい元気になります!
気持ち 堤 勇高 2026/06/19 ニュースなどでリポートをすることも多いですが、その中で特に表現が難しいと思う分野が二つあります。「気持ち」と「味」です。どちらも感覚であり、非常に主観的なものです。「ワクワクする」という気持ちを表現するとき、どれくらいの強さでワクワクしているのか、思わず体が動いてしまうような抑えきれないワクワクなのか、静かにその時を待つようなワクワクなのか……細かく考えていくとキリがありません。「甘い」をとっても、果物のようなさわやかな甘さ、ミルクチョコレートのようなまろやかな甘さ、野菜から感じるほのかな甘さなどなど……一言で100パーセント言い表せないところがもどかしいです。一方で、感じている気持ちについて説明すべく、あれこれと言葉を尽くしてしまうと「嘘っぽく」見えてしまうというジレンマもあります。人間、普段は楽しければ「楽しい!」、悲しければ「悲しい……」など表現は一言で終わることが多いもの。どれくらい楽しくて、どんな風に楽しいのかまで説明する場面はごく稀です。気づけばアナウンサー人生も8年目に入っていますが、続ければ続けるほど、できないことが増えていくような感覚です。正しくは何ができていないのか見えるようになってきて、その課題をクリアしようと取り組むと、その先でも自分のできないことや課題が見つかる……といった調子です。8年目とは言いましたが、まだ1ケタ。引き続き精進します。写真は先日の取材で伺った蔵王の御釜です。蔵王ハイラインの開通日に撮りましたが、直前に暖かい日が続いたこともあり雪はあまり残っておらず、火口湖もしっかりと見えていました。(ただ、風はやはり冷たかったです)御釜など、自然のスケールを感じるスポットも、写真やテレビ越しだと迫力を100パーセント伝えるのは難しいですよね。表現の試行錯誤は続きます。
新 堤 勇高 2026/04/22 新習慣ができました。乳液を使うという習慣です。これまでは洗顔後に化粧水をつけるだけで終わっていました。もっと言うと、5年位前までは化粧水すら持っていませんでした。当時は「化粧」という名前なので、メイクをするために塗るものだと思っていました。20代前半は、洗顔後に何もしなくても肌が突っ張ることがなかったのです。それが20代後半になると、肌が乾燥しやすくなったと感じるようになり、ちょうど世の中は男性のスキンケアが注目を浴びるように。その流れにのって化粧水を使い始めました。そして間もなく30代突入の現在。冬場は化粧水を使っても少し経つとまた乾燥を感じるような場面が出てきて、乳液という次のカードを切るに至りました。これまでは化粧水を塗れば乾燥を感じなくなっており、逆に顔がべたつく感じがしたため使ってこなかった乳液。アラサーになった私にとっては水分を逃がさない救世主だったのかもしれません。10代は日焼け止めも塗らずに部活動。20代前半もそんな調子で来てしまいましたが、その負債を返しているようなものだと思って続けていければと思います。写真は以前も一度登場しましたが、大学時代かなりの頻度で食べていた思い出の油そばです。今年に入ってまた食べてきました!「新」もいいですが、昔ハマっていたものを再びやってみる、食べてみるというのも、新鮮な気持ちになれます。温故知新とも言いますし……
夏 堤 勇高 2026/07/06 夏の暑さに対応するための必需品、エアコン。皆さん、試運転はされましたか?大学時代、一切試運転をせずに冷房を使おうとして痛い目を見ました。在学中に一度引っ越しをしたのですが、新たなアパートに移って最初の夏、エアコンを使おうとしたところ冷たい風が全く出ず。電源を入れなおしてみたり、念入りに掃除をしたりと自分でできる手は尽くしたものの改善しませんでした。結局大家さんに相談の上で業者に見てもらい、故障していることが判明。交換しかないということになりましたが時期はすでに「繁忙期」。数日間はエアコンなし生活を送ることになりました。当時の私はかなりギリギリまでエアコンを使わない派で、エアコンの初稼働は「暑すぎてどうにもならなくなったとき」でした。「限界」を超えてからさらに数日間エアコンが使えない日々。昼は大学で暑さをやり過ごすなどできましたが、本当の地獄は夜でした。窓を開け、風邪の時に使うようなアイス枕を使い、熱中症対策として暑さで目が覚めたタイミングで水分をこれでもかというほど飲み……命にかかわるということでかなり厳重に対策しました。さらに、大家さんから借りた扇風機を使い、その風の通り道に凍らせたペットボトルを置くという苦肉の策も実行。これが意外と効果を実感できました。(調べたところ、扇風機の前よりも後ろ側に保冷剤をつけた方が効果的だそうです)これらの対策で当時は何とか数日間を乗り切ることができましたが、年々暑さが深刻化している中、今同じ状況になることは絶対に避けたいと強く思います。今シーズン、試運転せずにエアコンを使い始めたという方々、是非来シーズンは忘れずに試運転を!今シーズンまだ冷房を使っていないという方はぜひ試運転を!(本来は6月前半までに行ったほうがいいようです)写真は夏らしい食べ物ということで、先日食べた冷麺です!冷麺のおいしさを知ったのは大人になってからですが、それ以来毎年夏にはコンビニなどでよく買って食べています。
ランドセルあれこれ 堤 勇高 2026/03/19 これは以前もお話ししたかもしれませんが……私のランドセル、黒は黒でもただの黒ではありませんでした。その名も「黒チェック」。ベースカラーは一般的なものと同じ黒ですが、透かし模様のようにチェックが入っていて、光の当たり具合によってそのチェックが見えるというものでした。私が小学生の頃はまだ「男の子が黒、女の子が赤」という時代でした。女子ではピンクが出始め、男子はごくまれに青やネイビーがいるといった具合。8割くらいが黒か赤のランドセルを背負っていました。そんな中で、ベースは一般的な黒ながら、よく見るとチェック柄が入ったランドセルを選んだ堤少年。小学生ながらシブいおしゃれを心得ています(笑)そこから20年以上が経過して、現在。街では本当に様々な色のランドセルを見かけます。メーカーのホームページなど見ても「ここから親子で絞り込んでいくのは相当大変だろうなあ」と感じるほどバリエーション豊富です。男の子向けのラインナップはいまだ黒が主流のようですが、同じ黒でも側面は別の色が使われたツートンカラーや、ステッチで別の色が使われているものもあり、非常に驚きました。かと思えば原点回帰のようなクラシカルなデザインのラインナップも取り揃えられており……29歳の私が見ても少し心躍ってしまいました。さらに10年後、果たしてランドセルはどんな進化を遂げているのでしょうか。「小学生はランドセル」という概念すら変わっている可能性もあります……。写真は先月いただいたチョコレートです。太陽、地球などなど、太陽系の惑星がイメージされていてとてもカラフルです。ランドセル同様、バレンタインデーのチョコレートも近年ユニークなものがあふれていますね。次は佐藤アナウンサーです。
東日本大震災15年 堤 勇高 2026/03/06 去年7月30日、カムチャツカ半島東方沖で地震が発生し、宮城県沿岸には津波注意報が出され、のちに津波警報へと切り替わりました。津波注意報が出た当時、私は取材で塩釜港にいて、いざ船に乗り込もうという状況でした。そんな時に私の携帯電話から「エリアメール」を受信したときのあの着信音が鳴り、ほかの人のポケットからも同様の音が聞こえ、画面を見ると「津波注意報」の文字。途端にサイレンが鳴り始め、陸閘が自動で閉まり始め……その光景には寒気を感じました。初めての「沿岸部にいる時に津波注意報が出される」という経験。避難をしなければと動き始めました。しかし同時に「誤報か訓練の類だろう」という考えが頭の中を駆け巡っていました。一応避難はするけれど、すぐに注意報は解除されて取材は少し遅れながらも今日中にできるだろうと考えていたのです。体感できる大きな揺れがなかったことも、そう考えた一因だと言えます。しかし今振り返ると、最大の要因は自分の中にいわゆる「正常性バイアス」が働いていたのではと思っています。予期せぬ出来事に接したとき、身に迫る危機などを過小評価する心理的作用、それが正常バイアスです。簡単に言うと「自分は大丈夫だろう」と楽観視してしまう思考です。最終的に私含む取材班は塩釜神社に避難しました。その道中も、なぜか頭の中がふわふわしていて、津波注意報が出されているのはどこか遠い地域、気を抜くとそんな気持ちが湧いてきていました。津波注意報が津波警報に切り替わったのは、私たちが塩釜神社に到着して間もなくのことでした。ここで私はハッとしました。港の、海のすぐ近くで「誤報だろう、大したことはないだろう」という思いがどこかに浮かんでいた自分に、実は相当な危険が迫っていたと気づきました。今思い返してもその当時の自分の思考には不気味な恐ろしさを感じます。東日本大震災に関する取材をしていると、この正常性バイアスについて接する機会も少なからずあります。逃げ遅れた人の中には、正常性バイアスによって避難行動が遅れた人もいるとされています。今回、それを自分が身をもって体感しました。そしてそれがいかに取り除きにくい、思考にこびりつくようなものかを感じました。今後は同じような状況になった場合、常に自分の思考を疑い続ける必要があると思っています。今とっている避難行動が本当に最善か?「状況」を過小評価していないか?震災発生から15年。少しずつ時間が経つ中で、自分自身が気を引き締めなおそうと感じた出来事でした。写真は2月にとった「がんばろう石巻」看板です。この日は快晴で比較的暖かく、風も穏やかでした。今年の3月11日当日はどのような天気になるのでしょうか。次は高橋アナウンサーです。
ウィンタースポーツ 堤 勇高 2026/02/16 私の中でウィンタースポーツといえばスノーボードです。幼いころはスケートやスキーもやっていましたが、中学生か高校生になったあたりでスノボをはじめ、それ以降はスノボ一本です。今スキーをやれと言われたら、ちゃんと滑れるか自信がありません。大学時代は友人のおさがりのボードを持っていたので、気軽に滑りに行けました。学生対象の「リフト券無料」のようなサービスもあったので、気分的にも経済的にもハードルが低かったのです。卒業後、仙台に住むことになりました。宮城県内には車ですぐ行けるゲレンデが複数ある!と教えてもらったときには「毎週いける!」とうれしく思いました。しかしいざ仙台で過ごして早7年。実績は「シーズン数回程度」にとどまっています。さすがに大学時代ほど時間がないというのも理由の一つですが、前述した友人からのおさがりボードが壊れてしまったのも非常に影響しているように思います。マイボードが無いと当然レンタルになりますが、そこでの出費にリフト券代、交通費も考えると、1シーズンに何度も行くというのが難しくなってきます……。かといってマイボードを買うとなると、それはそれでまとまった出費になります。長期的に見ればマイボードを買ったほうが良いのはわかっていますがなかなか手が出ずに足踏み中です。そのほかの道具は全てあるので、本当にボード1枚だけなのですが……。とりあえず今シーズンも「様子見」となりそうです。写真は山形の蔵王温泉スキー場に行ったときの1枚、樹氷です。樹氷を見ながら滑ることができるコースで、ピークシーズンということもあり多くの人が訪れていました。樹氷ができるほどの環境とうことで、やはりとんでもない寒さでしたが、滑り以外を楽しみながらというのは面白い体験でした。次は金澤アナウンサーです。
私の体調管理 堤 勇高 2026/01/22 昔から体は比較的丈夫らしく、体調を崩す頻度はそれほど高くありませんでした。なのでこれと言って確立された体調管理法はありませんが、いくつか思い浮かぶものとしては……冬の夜はマスクをして寝る乾燥対策としてマスクをして寝るようにしています。特に鼻が詰まっているときなどは大きな効果があります。自分の寝相の悪さからか、朝起きたらマスクが足元にあるなんてこともありますが、起きたときに喉がイガイガすることは減りました。喉に違和感があったら家系ラーメンを食べるこれは以前のアナログでもお話ししたかもしれませんが、家系ラーメンが喉に良いという話を昔聞いたことがありまして……科学的な根拠を調べたことがあるわけではありませんのであくまで「民間療法」的なものだと思っていますが、喉が痛いなあと感じたときは家系ラーメン屋に駆け込むことも少なくありません。とにかくこまめに飲み物を飲む喉に侵入した菌やウイルスを水分で流すことで、風邪をひかないようにするというものです。もともとかなりこまめに水分をとる方なので、意識的にそうしているというよりは結果的に体調管理につながっているというものですが、自分の風邪予防にはかなり貢献してくれている気がします。この先、体調管理が大事になってくる場面が増えてくる時期です。勉強も大事ですが本番に万全の体調で臨むことも重要なタスク。勝負の時を迎える皆さんが100%の力を発揮できることをお祈りしています。写真は何か縁起の良いものはないかということで探した結果……先日食べたカニクリームパスタです。上にのったカニの爪で勝利(victory)のVということで。こんなものしか見つけられず……すみません。次は千坂アナウンサーです。
2026年 堤 勇高 2026/01/20 皆様今年もよろしくお願いいたします。「2026年になった」と聞いてももちろん「早い!」と感じるのですが、それ以上に「令和8年になりました」と聞いた方が衝撃を受けるのは私だけではないはずです。あれほど騒いでいた「新元号」がもうすでに8年に突入。当時は発表前から様々な人が予想を行ったり、発表後には出典元となった万葉集やゆかりの地が注目されたりとフィーバー状態でした。たまたま名前に令和が入っていた会社の株価が上がったというニュースもあったように記憶しています。最初は違和感もありましたし、なぜか令和と口にすることに気恥ずかしさもありました。しかし今や平成に懐かしさを感じるほどには令和が馴染みきっています。実は私は「令和元年入社」の代です。正確には元号が変わったのが5月からなので入社時は平成なのですが、「令和元年戦士」を自認しています。つまり私の社会人歴は令和とともに。4月から8年目に入るということになります。この先令和の時代が何年続くかわかりませんが、令和より長くこの仕事を続けていけるように頑張ります。写真は年末に群馬に帰省した際に食べた、まぜそばです。帰省した際には必ずと言っていいほど食べているので、もしかしたら過去にも同じような写真を載せたかもしれません。気持ちがはやってピントも角度も向きもめちゃくちゃな写真になったのはご愛嬌ということで……さて今回のテーマは私がアンカーでした。次回は新しいテーマ、トップバッターは門間アナウンサーです。
振り返る2025 堤 勇高 2025/12/11 人間は体感時間で言うと20歳で人生の半分を終えると聞いたことがあります。20代前半のことは「そんなわけないだろ!」と過ごしていましたが、近ごろはその説を身をもって体感しています。2025年もあまりにも早く過ぎていきました……。体感の経過時間が早かったからといって、今年1年の中身が薄かったかというとそんなことはありません。今年も大変貴重な経験の連続でした。中でも印象的だったのがサッカーJ3リーグのヴァンラーレ八戸について。ヴァンラーレ八戸は2025シーズンはJ3(ベガルタ仙台が戦うリーグの1つ下のディビジョンです)に所属していたチームです。私はJリーグの公式映像で、実況として八戸のホームゲームに1年を通して関わりました。5月ごろから波に乗ったチームはリーグ内の有力チームに次々と勝利し、昇格争いへ。リーグ最終節に悲願のJ2昇格を決めています。あの波に乗ったチームの勢いや、負けないだろうなと思わせる安定感、そして上位争いを続けるにつれて増えていくサポーターの数や街全体の盛り上がりは、本当に印象的でした。こうして自分が関わるチームが昇格するという場面は本当に貴重な経験だと感じました。今年、ベガルタ仙台は残念ながらJ1復帰を逃しましたが、来シーズンは今年の八戸のように「負ける気がしない」ような勢いと安定感をもって、快進撃を見せてほしい……!そう祈って、まずは2月からの特別リーグの開幕を待ちます。写真は八戸関連ということで、八戸で食べたイカそうめんです。イカの食感と濃厚な味、薬味やめんつゆとの相性も素晴らしかったです。次は金澤アナウンサーです。