最近こんなことしています 堤 勇高 2024/03/04 それほど頻繁というわけではないですが、最近ゴルフをするようになりました。数年前に初心者向けのゴルフセットを買って以降、家で「熟成」させていましたが、最近ようやく日の目を見るようになっています。その程度なのでもちろん技量は「初心者以下」の状態です。その分打ちっぱなしに行くと、うまくボールが遠くにまっすぐ飛んだ時のうれしさが格別です。もちろん何が良くて上手く打てたのかは不明です。そんな、ボールが(なぜか)まっすぐ飛んで、(なぜか)遠くに飛んでいく爽快感が、他大多数を占める「爽快ではない」ショットを忘れさせてくれます。何球か打っているうちに、頭から雑念がなくなり、無心で打つフェーズに入ります。ある意味でゾーンに入るような集中の時間が過ぎていきます。気持ちの良いショットのほかに、この無心の時間も最近ゴルフをやる理由となっています。ただ、先日家に帰ったあとよく考えてみると、集中しているのは良いとして無心であることは果たして良いことなのかと気づきました。何も考えずに打っていて一生上手くならないだろうと。このままでは多分いつまでたってもカッコ悪いフォームのフニャフニャショットしか打てないことになりそうです。コースに出て爽快なショットを打つことなど夢のまた夢。今後はそうならないように気を付けながら上達していきたいと思っています。あーでもないこーでもないと考えながら打つと、奥深さが魅力に思えるかもしれません。写真は雪降る仙台駅です。この日は風も強く吹雪のような状態。駅舎の上にある「仙台駅」の文字にも雪がついて、オレンジから白になっていました。次は高橋アナウンサーです。
寒さの話あれこれ 堤 勇高 2024/02/06 今年は暖冬と言われていますが、当然寒い日はとことん寒いですね。数少ない雪の降った日などはなおさらですし、風が吹けばより一層です。先日、スキー場に取材に行きました。仙台市内の平野部でもまとまった雪が降った日で、雪不足に悩むスキー場や利用者の声を取材するという内容でした。雪不足でクローズだった複数のコースを営業する目処がつき安心していたスキー場。新雪で滑ることができて喜びの声が聴かれたスキーヤーとスノーボーダー。まさに恵みの雪でした。一方で平野部ではそれほどでもありませんでしたが、スキー場では風がとても強く吹いていて一時はホワイトアウト状態に。私も万全の防寒対策はしていたつもりですが、肌が少しでも出ている部分は無数の針を刺したかのような痛みが走るほどの寒さでした。何度もゲレンデと室内を往復して、寒さを耐えしのぎながら取材を無事に終了させました。これで一件落着ということで帰りの車に乗り込み少しすると、指先にピリピリとした感覚が。それから少しすると耳にも同じようなピリピリが現れました。何年振り、何十年ぶりかもしれませんが、しもやけ(多分)になってしまいました。その日はその後1日中定期的に、特に指が痛痒い状態が続き、なかなか仕事にも集中できませんでした。症状自体は軽かったのか、次の日にはかゆみも収まりましたが、子どもの頃に味わったあの症状を、よりにもよって暖冬の今シーズンに味わうことになるとは思いませんでした。写真はそんなスキー場取材の際に撮った一枚です。顔は全く出ていませんが(笑)次は寺田アナウンサーです。
試験の思い出 堤 勇高 2024/02/02 何か資格試験を受けたいと思う今日この頃です。具体的に何の資格を取ろうかなどは「検討中」です。なぜそんなことを思い始めたのか。有用な資格を取りたいということはもちろんなのですが、裏テーマとして「集中力を取り戻す」があります。学生時代は数か月に一度はテストがあり、その前には試験勉強としてまとまった時間勉強をするサイクルがありました。特に大学受験の時などは学校から「平日に授業以外で8時間、休日は10時間以上勉強だ!」と言われ、達成したかは怪しいところですがそれに近い時間は頑張っていたと思います。試験の思い出と言えば、試験本番よりもまず「よくあんなに長時間集中して机に向かっていたなあ」という試験勉強の思い出が蘇ります。社会に出て、オンエア―に臨むときなど、短い時間に一点集中で集中(ややこしいですね)する場面はむしろ増えましたが、試験勉強のような長時間一つのことのみにジッとして取り組む機会は減りました。そうなると、じっくり取り組む必要がある仕事をしているとき、自分でも驚くほど早く集中が切れてしまいます。集中の持久力低下とでも言いましょうか、それをここ数年感じていました。集中の持久力を取り戻すにはやはり学生時代のように試験勉強をするのが良いのではないか?ということで検討中なのが資格試験ということです。では何の資格を取ろうか?とまずはどんな資格があるのか調べています。……調べているんですが、その最中に集中が切れて気が付けば別のことを検索しています。乗り越えるべき関門はいくつもありそうです。さて写真は「ローザ・ロッサ」という赤ワインとアマレットのカクテルだそうです。味もそうですが2色に分かれた見た目がきれいだったのでパシャリ。しかし確認するとピンとは奥のマドラーあたりに合っていて、肝心のカクテルはボケてしまいました。集中!集中!次は飯田アナウンサーです。
2024年どんな年に? 堤 勇高 2024/01/05 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、最近私は自炊を再開しました。去年の11月ごろから続けています。社会人1年目に力を入れていた自炊も2年目3年目とおろそかになっていました。健康面でも金銭面でもこれではいかん!ということで、重い腰を上げて再開しました。劇的とまではいきませんが、毎回毎回の食費もやや抑えられていると感じます。問題はこれをどこまで継続できるかです。大学時代含めて自炊に取り組んだ期間はあれど、お恥ずかしい話、年単位で続いたことがなく……現状はその「年単位の自炊」が当面の目標となっています。そしてこれまで自炊の継続を阻んできたのが「バリエーション」問題。一人暮らしの自炊は食べきれる量が限られる上、冷凍保存などすると食感が変わってしまう素材もある……さらに、バリエーションを増やそうとすると必要な調味料も増える、結果的に一度の自炊にかかるお金が高くなり、一部の調味料はその後日の目を見なくなる……超えるべき課題は山ほどありますが、少しでもかしこく取り組んで自分自身の2024年を「自炊年」にできればと思います。写真は先日行ったロケの出先で食べたハンバーグです。大きくて厚くて柔らかくてジューシー、お肉のうま味とデミグラスソースのコクで「ご飯何杯でもいける!」ハンバーグでした。自炊ではなぜかこうはいかない……研究のしがいがありそうです。次は飯田アナウンサーです。
2023年を振り返って 堤 勇高 2023/12/18 今日から新しいお題「2023年を振り返って」です。あっという間に年の瀬です。ようやく何も迷わずに日付に「2023」と書けるようになったのですが……(これは去年の年末にも言っていた気がします)ちなみに元号についてはいまだに令和4年と書いてしまいます。これは今年に入ってから出現した新たな症状です。マズいです。さて、兎年だけに「脱兎のごとく」過ぎ去っていったこの1年ですが、その中でも9月から夕方のニュースでスタジオキャスターを務めるという大きな変化がありました。初めの頃は日々の放送を無事に終えられるか?という点がなかなか頭から離れませんでしたが、回を重ねるうちに「もっとこうやってみよう」「こうしたほうが伝わるのでは?」というチャレンジの意識が少しずつ芽生えてきました。迎える2024年。さらに多くの回を重ねる中で、芽生えつつある意識をさらに成長させていければと思っています。もちろんニュースを「伝える」という基本は忘れずに日々のニュースと向き合っていきたいです。最後まで気を抜かず、画竜点睛を欠くことのないように……辰年だけに。写真は先日親戚の結婚式に出席した際、会場の窓から撮った1枚です。夕暮れの雰囲気、魚眼レンズで撮ったようにも見える構図など相まって、個人的2023年の風景写真部門でベストショットだと思います。次は西ノ入アナウンサーです。
冬に思うこと 堤 勇高 2023/12/04 「唇が乾燥して痛い」これが、私が毎冬思っていることです。空気の乾燥する冬。もともと乾燥肌体質ではないので、肌自体の赤切れやひび割れはそれほどケアしなくても良いのですが、唯一唇だけは毎年荒れてしまいます。もちろん全く対策をしないわけではありません。リップクリームはシーズンが来ると必ず買っています。しかしここで新たな問題が。それが「リップクリーム、2週間以内に必ず失くす問題」です。それほど大きなものでもないので、スーツやカバンとあらゆるポケットに入る持ち運びやすさが裏目に出て、どこかしらのポケットに入れたまま忘れてしまいそのまま行方不明になるのが毎シーズン数回あります。もちろんスーツのポケットに入っているときは、次にスーツを着たときに発見されますが、発見された後も数日で再びどこかへ旅立ちます。自分の管理能力のなさを呪うばかりですが、それが数回続くと、とうとうあきらめてリップクリームなし生活がスタートします。結果私の唇にとっては酷な冬となるわけです。最大の影響は仕事などでしゃべるとき。普段の生活より大きく口を動かす場面もあるため、そのタイミングで唇にひび割れができるとかなりの痛みが走ります。仕事に支障が出るのは当然良いことではありません。この冬こそはリップクリームをしっかり管理して、ひび割れのない唇を目指します。写真は定禅寺通りのケヤキ。11月に行われた定禅寺通りのケヤキの「樹勢調査」を取材した際のものです。ケヤキの根がどのように生えているかなどを調査するため、一部を掘って根を露出させていました。写真はその掘られた穴の中から撮ったもので、左手前がケヤキの根、右奥がケヤキの幹です。
そろそろ冬支度 堤 勇高 2023/11/27 11月、例年なら日中でもコートを着る時期になりました。しかしこれを書いている時点ではまだ不要、それどころかジャケットすら暑く感じるタイミングすらあります。ですので今年の冬支度について書くことに迷いつつ……現時点でほぼ唯一の冬支度として、少し前に冬シーズンに向けて早めにダウンを買い換えました。こういった買い物はいつもギリギリになるか少し遅いくらいのタイミングになってしまうのですが、ふと思い立ってシーズン前に購入したのです。これまた私としては珍しく、「もうすぐ寒くなるから、売れてしまう前に買おう」と、とんとん拍子で購入までこぎつけました。ところがまだ少し先に思えるダウンの季節……。「虫の知らせ」の逆バージョンとでも言いましょうか、全くそんなことはないのですが損をした気分になっています。お気に入りのデザインをしっかり選べたのでむしろ得していると言えるのですが。自宅のクローゼットで熟成中のNEWダウン、初登板はいつになるのか。このペースで冬の本格化が遅れるようなら、年内にデビューできるかどうかといったところでしょうか。さて写真は先月7日に行われた白石市の伝統行事「鬼小十郎まつり」の様子です。少し時間がたってしまいましたが……気温も暑かったですが大迫力の「合戦」も熱かったです!次は飯田アナウンサーです。
力を付けたいときに食べるもの 堤 勇高 2023/11/01 どんな力をつけたいかによって食べるものが変わってきます。肉体的なパワーが欲しいなら断然肉。焼肉よりもステーキの方が「肉を食らっている」感じがあるので、より一層力が付きそうだと思っています。ただし調子に乗って食べ過ぎると翌日胃が大変なことになり本末転倒なので、腹八分目を心掛けます。精神的なパワーが欲しいなら寿司。何となく寿司を食べると肉を食べるより「贅沢をした」気がします。そんな贅沢をしたんだから頑張るしかないよな?と自分を奮い立たせてくれます。さすがに行くのは回転ずしです。アナウンサーとして使う喉のパワーが欲しいときは家系ラーメンです。家系ラーメンは豚骨ベースで脂が多いのが特徴の一つ。十中八九プラシーボ効果だと思っていますが、その脂が喉にとても良い効果を与えてくれる気がします。これまでの経験上家系ラーメンを食べた次の日は喉のコンディションが安定しています。そんな気がします。そもそも味が濃く塩分が高いはずなので科学的に喉に良いかは怪しいところですが。とはいえ上に挙げたもの以外でも、美味いものを食べれば元気が湧いてくる、単純な脳と胃袋をしております。写真は私的力の付く食べ物その1、肉です。「焼肉よりステーキ」と言いつつこれは焼肉の写真。ただ、ここまで分厚いともはやステーキを超えてくるほどの食べ応えでした。しっかり力が付きました。次は西ノ入アナウンサーです。
マラソンあれこれ 堤 勇高 2023/10/24 長距離走は子どもの頃から大の苦手です。ちなみに、短距離走も苦手です。でも、マラソン大会は好きです。来月5日に行われる「東北みやぎ復興マラソン」。実は私、入社してからは1度も東北みやぎ復興マラソンの「リアル開催」を経験していません。1年目は台風、2年目以降は新型コロナウイルスの影響でリアル大会は中止となりました。唯一経験したリアル大会は内定者のとき。お手伝いという形で大会スタッフとして参加しました。建物もあまりない秋の沿岸部。そこにランナーの皆さんが作る「人の線」が描かれて、コース上それぞれの道を結んでいくような景色でした。そして数キロごとに設置されたエイドステーションのお祭りのような活気。用意された食べ物をほおばるひと、その食べ物と自身の記録を天秤にかけて名残惜しそうに通り過ぎる人、様々な方の表情が見えました。それから早いもので5年。当日は現場で特番の中継などを担当しますが、走る皆さん、食べる皆さん、ボランティアとして働く皆さん、参加するみなさんの表情を見るのが今から楽しみです。写真は蔵王の御釜です。この日山頂周辺は曇り気味でしたが、一瞬日が差した瞬間を収めました。次は千坂アナウンサーです。
秋に楽しみなこと 堤 勇高 2023/09/28 宮城に住んでいると海産物のニュースに触れる機会が多いと感じます。海なし県で生まれた私にとってはなおさらなのかもしれません。先日、サンマ初水揚げのニュースを読みました。サンマ自体は幼少期から秋の味覚としての認識がありましたが、宮城に住んでより身近な話題と感じています。さらにこのサンマに関して、宮城に来てから知った「新境地」が。それがサンマの刺身。社会人1年目の時に、居酒屋でサンマの刺身を初めて食べました。それまでサンマは焼き魚以外のイメージがなかった私にとって衝撃のメニュー。恐る恐る食べたのをおぼえています。一口食べて、その不安は解消されました。焼き魚としても魅力になる脂の乗りをまさしく「生」で味わうことができる感覚、恐れていた臭みも感じず、小骨も気になりません(これは料理人の方の丁寧な調理が故かもしれません)。今考えてみればアジやイワシといった青魚の刺身も好きな私なので、サンマの刺身が苦手なわけがないのですが、これまでは自分の中に発想すらなかったサンマの刺身。秋に楽しみなことの一つとなっています。さて写真は先日取材で訪れた、松島湾の観光スポット「馬の背」です。天然の桟橋と言われるだけあり、松島湾の海面を歩いているような、不思議な場所でした。次は牧アナウンサーです。