牧 広大
2018/03/09
あさってで震災から7年。
7年経って思うこと、7年経っても変わらず思うこと、様々な思いが交錯すると思います。
先日塩釜市内にある災害公営住宅に取材に行きました。
災害公営住宅に入居しても、周りに知り合いがいなかったり、その場所が見知らぬ土地であったりと入居してからも多くの不安を持つ方々も多くいらっしゃいます。
住宅のような形として一つ復興は終わっていても人の心の復興というのは年数では表せない時間がかかると感じます。
その災害公営住宅には人々が集まれる集会所があり、その日はこどもたちの学習を支援するサークルが行われているということでそちらの住宅以外にも近所からも多くの子供がたくさんきていました。
それぞれ宿題をしたり、勉強をしたり、勉強が終わった子は友達と遊んだりと、幼稚園児から小学生まで幅広い年代の子供たちが集まっていました。
こども同士が仲良くなって親同士がつながる、こどもをきっかけに新たなコミュニティができることは非常にいいことと感じました。
7年という期間を経て、完了したもの、まだ途中なもの、新たに出てきたもの。
時間が解決するという言葉もありますが、震災に関して言えば時間だけでは解決できない部分も多くあると感じます。
写真は先日ロケで山元町にあるいちごワールドに行きました。
外は風が冷たく寒かったのですがハウス内は暖かく春を感じる温度。
なによりいちごがおいしい!!
採れたては、みずみずしく、甘さもしっかりとあり、いちごのおいしさを再発見しました。
来週からは新しいお題。
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