アナ・ログ

大好きな紅葉スポット

佐藤 拓雄

2018/09/12

「花より団子」派です。

春になれば、桜にハッとするくらいの心は持ち合わせていると思っていますが、それにしても、「団子より花」にはなりません。

ですから、今回のお題は、なかなか難しいです。
正直に言って、紅葉狩りに行くという習慣がありません。
確かに、家のそばの紅葉には、毎年、ああそんな時期になったなあ、という感慨を覚えますが、そこで次に思い出してしまうのが、広島名物のアレだったりします。

広島名物のアレ。そう、もみじまんじゅうです。
皆さんは何味がお好きですか?
私は、こしあん、粒あん、抹茶。チーズもいいですよね。
最近では、「生」なんていうのもあって、これまた美味しい。

・・・すみません。

そんな私ですが、東日本大震災の直後は、身近な自然に非常に敏感になり、津波で何もなくなった茶色い風景に、小さな花が一輪咲いていたりするだけで、胸が熱くなりました。
自然の脅威の前にあまりにも無力なことを思い知らされた一方で、自然の営みの大きさ・たくましさを感じて、複雑な気持ちでもありました。

今回の【写真】はそんな一枚です。
南三陸町の海沿いの地区。2011年10月、瓦礫が残る土地の斜面に、コスモスが咲いていました。
当時、被災した場所で個人的に写真を撮るのはとてもためらわれました。もちろん取材のカメラは回すわけですが、個人的にこのような写真を撮れるようになったのは、夏を過ぎてからのことでした。

次は、高橋咲良アナウンサーです。

疲れた時には・・・

佐藤 拓雄

2018/09/06

先日、サッカーをしている夢を見ました。

自分のトラップミスでピンチを招き、なんとか切り抜けてカウンター攻撃に転じたところ、ゴール前に走り込んだ私に、ギリギリのパスが来ました。あと一歩!と思い切り足を伸ばしてボールを蹴ろうとしたら、ガゴッという鈍い音とともに、右足に激痛が。
夢ではなく現実の足が、壁を蹴ってしまっていました。
骨折したかと思うほどの痛さでしたが、骨は大丈夫そうでした。ただ、右足親指の爪が少々割れて出血していました・・・
いい歳をして何をやっているのか・・・恥ずかしい限りです。

そして、翌日もまたサッカーをしている夢。さすがに壁キックはせずに済みましたが、2夜連続とは。

ちなみに、私はサッカー経験は小学校時代のスポ少だけで、しかもそれほど熱心ではありませんでした。
今はもちろん、観るだけ。まったくプレーはしていません。というか、できません。

そんな私が、なぜこんな夢を見たのか。
ワールドカップは随分前に終わり、世間のサッカー熱は、とっくに一段落、という最近のことです。
疲れていたのかもしれません。

「疲れた時には・・・」、私は結構変な夢を見ます。
皆さんもそうではありませんか?
というお話でした。

【写真】は、この夏、暑さで疲れた時に心と体がリフレッシュできた飲み物。黒糖梅シロップのソーダ割りです。シロップは妻の自家製。妻と子どもたちは黒糖じゃなく氷砂糖で漬けた方がお好みで、黒糖は私専用になっていました。

明日は飯田さんです。

花火の思い出

佐藤 拓雄

2018/08/27

100回大会が終わり、甲子園ロスで心に秋風が吹いている感は否めませんが、甲子園からもらった体温の上昇感を思い出し、気分を上げていこうと思います。

さて、甲子園の話はさておき。

高校野球と同じくらい、「コード・ブルー」が大好きです。

このドラマには、人生のほとんど全てがあります。
いのち、生命、生と死、家族、親子、夫婦、愛、友情、仲間、不安、葛藤、障壁、成功、失敗、成長、挫折、欺瞞、虚栄心、誠実、憎しみ、別れ、出会い、勇気、強さ、弱さ、病、老い、世代交代、人間の尊厳・・・書ききれません。

とにかく、人間というものを正面から描いています。
私はやはりそういうドラマが好きです。

この夏は、劇場版です。
まだ観に行っていないので、どうかネタバレだけはご勘弁を。

今は、映画に備え、シーズン1からまたこつこつと見直しています。
「この夏は劇場版」と言っておきながら、実際は、ひたすらドラマを見直す夏になっていますが、何度見ても、ストーリーが分かっていても、グッときます。
長女は、シーズン2の濱田岳の回が一番印象に残るエピソードだったと言ってました。
たしかに、あれは辛かった。
私にとっての一番のエピソードはなんだろう。
そういえば、以前、藤川先生こと浅利陽介のことを、濱田岳だと間違えていたことがあったなあ・・・(笑)


・・・ということで、「HANABIの思い出」でした。

失礼しました。

【写真】はこの夏の思い出。「お肉の打ち上げ花火や~」
最後までふざけてすみませんでした。

明日からは、新たなお題、寺田さんからです。

好きな夏の食べ物

佐藤 拓雄

2018/08/10

「冷やし○○」という食べ物がとにかく好きです。

・・・と書いてみて、あれ?同じようなこと以前にも書いたな、と調べてみたら、去年の今頃、「夏だからこそ、冷たいもの?熱いもの?」というお題で書いていました。
同じ内容を書くところでした。

気を取り直して違う話を。


【写真】は、岩手県宮古市の名物、牛乳ビン詰の生ウニです。
そろそろ旬が終わってしまいますが、北三陸では、この牛乳瓶ウニが初夏からこの時期にかけての風物詩のようです。

このウニは、とんでもなく美味です。
クセが全くなく、甘みと香りがたまりません。
ビンからドバドバとどんぶりのごはんにかけて、ガーーーッとかっこみ・・・たいところですが、
ご覧のようなお値段なので、少量ずつスプーンでビンから大切に取り出して食べる、というのが現実です。
でも、生ウニですから、2~3日のうちに食べきらなければならず、いつまでもチビチビ食べているわけにもいかないという、悩ましい代物でもあります。
最近一番おいしいと思っている食べ方は、海苔の上にごはんを乗せ、さらにウニを乗せ、しょうゆを1~2滴たらしてパクッと一口で。ウニと海苔の香りの相乗効果で、ウニ単独よりさらにおいしく感じます。

ウニで思い出すのが、大学時代の夏休み。
友人たちと「生ウニ丼」を食べようと、気仙沼大島まで行きました。
さあ、ウニだウニだ!とはやる気持ちでお店に入ったところ、しけでウニが上がらず生ウニがないというタイミングの悪さ。
仕方なく「蒸しウニ丼」を食べたのですが、これだって相当美味しいはずなのに、何とも味気ない記憶になってしまった、というお話でした。

続いては、高橋アナウンサーです。

祭りの思い出

佐藤 拓雄

2018/07/24

【写真】仙台で7月の観測史上最高の36.7℃を観測した7月22日の夕方。見事な夕焼け空が広がっていました。


さて、私は、子ども時代を、多摩ニュータウンなど郊外の大規模開発団地で過ごしてきました。
そんなわけで、「ふるさとの祭り」的なものは身近ではなく、「祭りの思い出」といっても、ぱっと思い出せるようなものがありません。

何かあったかなあ、と考えて思い出したのが、大学祭。

所属していたサークルでは、1年生が何か屋台をやる、というのが通例になっていて、私たちがやることにしたのは、焼き鳥とクレープでした。
なぜ、そんな組み合わせになったのか、さっぱり分かりませんが、とにかく、そういう屋台をやりました。

私は焼き鳥をひたすら焼く係。
2日間で何本焼いたのか分かりませんが、結構売れたので、一日中、煙まみれ油まみれで焼き続けた記憶があります。
終わった頃には、全身が燻されたような状態。
当時、風呂なしのアパートに住んでいたため、銭湯に直行しました。

この時のことで、もう2つほど、強い思い出があります。

一つは、クレープ班が、カセットコンロでクレープを焼いたところ、風で火力が強まらず、全く焼けない。
困った挙句、大学の近くに住んでいた部員の家で焼いて、それを次々に運ぶ、というかなりの強硬手段に出て、なんとか成立しました。

もう一つは、事前準備の時。
前年も焼き鳥をやったというので、先輩たちに、どこで仕入れや機材を準備したのか聞いていると、「タレは、車で新潟県まで取りに行ったんだ。大変だった」と言う先輩が。
新潟県?なんで???と頭の中がクエスチョンマークだらけになりましたが、それは、私の仙台生活が短かったためと、後に分かりました。
この話、以前もここに書いたと思うのですが、勘のいい宮城県民ならばお分かりですね。
そうです。
「新潟県」ではなく「苦竹」。
「ニイガタケン」ではなく「ニガタケ」。
仙台市の「苦竹(にがたけ)」にタレを取りに行った、というお話でした。

明日は高橋アナウンサーです。山形のお話でしょうか?

夏の装い

佐藤 拓雄

2018/07/10

今日7月10日は、1945年に仙台大空襲のあった日です。
そんなわけで、戦争と平和のことを少しでも思おうと、写真は、先日訪れた、広島の原爆ドームにしました。
私は、原爆ドームは初めてではありませんが、ここに行く度、これを見て、「戦争は絶対にダメだ」と思わない人はいないだろうと感じます。


では、お題の話に入ります。

「クールビズ」なるものが、世に現れて10数年。
私たちサラリーマンの夏の装いは、随分変わりましたね。

私の場合、特に報道の仕事が中心になってからは、真夏でもネクタイは必須でした。官公庁に取材に行くのに、ノーネクタイはあり得ない、というのが当時の常識でした。
しかし、このネクタイというものは、夏にしていると、本当に暑いのです。
ネクタイを締める、つまり、ワイシャツのボタンを一番上まで止め、首元がピタッとしている、たったそれだけで、体感温度がまるで違います。
その時代、暑い日、というと、至る所で、上着を脱ぎ、ネクタイを緩めて汗を拭くサラリーマンの姿がありましたが、まさに、こうしないと暑さで気を失うのでは?と思うこともしばしばありました。

クールビズが定着し、夏用のさらっとした下着や洋服があふれる今、夏になるたびに、クールビズ前と後の大きな体感温度の差を思い、隔世の感があるなあと訳もなく感慨深い気持ちになります。

とは言っても、私は、ネクタイをするのは、どちらかと言えば好きです。
ネクタイを上手に結べるようになった時、大人になったと感じたから。

ただ、まあ、考えてみれば、ネクタイが礼儀でノーネクタイが無礼、なんていうこと自体、単なる「社会的合意」に過ぎないわけですから、その合意を皆で変えれば、こういうことになるわけですよね。
暑いときは涼しい恰好で、ということでいいと思います。

明日は、いつもスニーカーがド派手です。下山アナウンサーの夏の装いです。

好きな香り

佐藤 拓雄

2018/07/04

我が家は、一家5人、かなり香り・においに敏感です。

窓を開けているとき、どこかの「ホタル族」のたばこの臭いが少しでも部屋に入って来るや、ほぼ全員が同時に「タバコくさいっ!」と言って顔をしかめます。

よいにおい、特に食べ物のにおいに、並外れた臭覚を持つのが、妻と長男。
妻は、子どもの頃、玄関を開けた瞬間に、母親がマドレーヌを焼いたことに感づき、においだけをたどって棚の中にしまってあったマドレーヌを見つけ出したといいます。警察犬か!
長男は長男で、帰宅した玄関先で、その日の晩ごはんを当てていました。

私はさすがにそこまでではありませんが、鼻は敏感です。
私の場合、どちらかというと、嫌な臭いに敏感なので、例えばエレベーターで服の生乾き臭のする人と乗り合わせてしまったとか、不快な思いをしながら耐えていることが多い気がします。
花の香りもあまり好きではありません。花粉を吸い込むようなイメージで、鼻がむずがゆくなってしまうのです。

さて、本題の「好きな香り」。
ごく普通のものとしては、
コーヒーの香り。これは飲むより香りの方が好きなほど。
パン屋のにおいもいいですね。
お店つながりで言えば、本屋。いるだけで気持ちが落ち着くというか。
寿司屋。酢飯のにおいと、清潔なまな板やカウンターの木の香り。
・・・また、枕草子的な羅列になってしまいました。

そうそう、寺田さんが書いていたように、我が子のにおいも大好きです。
特に乳児期は、だっこしながら、クンクンかいで癒されていました。ミルクくさいというか、なんと表現したらいいのか・・・。
今はさすがに、上の子ども2人は、もはや大人と同じなので、においをかぎたいとは思いませんが(笑)、小3の次男はまだまだ子どものにおいがします。でも、抱きしめて匂いをかごうとすると、全力で拒否されるので、眠っているときにかぐのが毎晩のルーティンです。・・・なんかこう書くと、変態ですね。

【写真】粽は笹の香りがたまらないですね。祖母から母へと受け継がれ、母が亡くなった今は、なんと父が毎年作っています。

明日は、金澤アナウンサーのお話です。

落ち着く時間

佐藤 拓雄

2018/06/20

【写真】梅雨の晴れ間の通勤路。イチョウの緑と青空の眩しさ!目と心が洗われた気分でした。


さて、落ち着く時間。

確認ですが、これは、冷静だとか、人物としてゆったり構えているとか、そういう話じゃありませんよね。
「あー、のんびりするなあ」という話ですよね?

だとすると、そのようなものは一体いつあっただろう、というくらい、私には縁のないもののような気がします。
いくら考えても、このテーマに相応しい話題が全く思い浮かびません。

今テレビをつけていたら、「何もしないのが贅沢でしょ」とカレーのコマーシャルで反町隆史さんが言ってました。
それは頭では分かりますし、そんなことを言ってみたい、そんな時間を持ちたいととても思いますが、何もすることがないなら、せめて本を読むか、レコーダーにたまってしまったドラマを見るか、何かしないと、と思ってしまう私です。

だいたい、貧乏性で小市民、しかも実は意外とせっかちという私が、落ち着く時間を持とうということ自体が無理なのかもしれません。
情けない話です。

かといって、いつも忙しそうにしていたり、「寝てない自慢」をしたり、スケジュール表をびっしり埋めないと気が済まない、というタイプの人間ではない(と自分では思っている)ので、こうしてあれこれ考えてみると、結局そのいわゆる「落ち着く時間」への憧れは強いのだ、ということを自分の中で再確認できました。

だからなんだ、という話ではあります。
今回は、ホントに中身がなくてすみません。

そういえば、小学校低学年の頃、通知表にいつも書かれていたのは「落ち着きがない」でした。そんな私が落ち着くわけないか???

明日は高橋咲良アナウンサーです。

最近のマイブーム

佐藤 拓雄

2018/06/01

「マイブーム」という言葉を生み出したのは、みうらじゅんさん。
そのみうらじゅんさんが「仏像大使」を務める「東大寺と東北」展に行ってきました。

入り口にいきなり東大寺大仏の右手【写真】。
もちろんレプリカですが実物大です。ここは写真撮影OKということで、すかさず1枚。

さて、展示物は、国宝17点をはじめとする、貴重な寺宝の数々。
このなかで、私が目を奪われたのは、「源頼朝書状」。国宝です。
源頼朝の書いた(!)手紙です。いやーすごい!
驚きポイントが違いますかね?ま、それは人それぞれということで。
ともかく、これ頼朝が触ったのか!と思うとゾクゾクしてきました。
だって、源頼朝ですよ!頼朝!
「いい国作ろう鎌倉幕府」ですよ!
・・・あ、今の教科書では、鎌倉幕府は「1192」じゃないらしいですね。

書状の中身は、焼失した東大寺の再建に奔走する重源上人に、自分も協力する気持ちだから、という内容、だったはずです。
頼朝は、「奥州藤原氏にも協力を要請したらいい」というようなことを言っていましたが(涌谷町で金が出てますからね)、その後、奥州藤原氏を滅ぼしてしまうという、東北人としては、なんだひでえヤツだな、と感じたりして。
これまたレベルの低い感想ですみませんが、まあとにかく、頼朝の書状でしたね、私にとっての「東大寺展」は。

そんなわけで、かなり興奮した東大寺展でしたが、「仏像や東大寺がマイブーム」とまで言うと言い過ぎな気がして(すみません)、最近のマイブームは、「梅しそ」味の柿ピーです。
失礼しました。

次は、牧アナウンサーのマイブームです。

記憶に残るニュース

佐藤 拓雄

2018/05/23

まずは写真から。
今月20日の朝、「青葉祭り」の交通規制に見事に引っかかってしまいました。お神輿が通るまでの15分ほどでしたが、足止めにあって運が悪いのか、それとも、お神輿を見られて縁起がいいのか。
後者ということにしておきましょう。


さて、幼少の頃、「ごらんしんぶん」というものを自分で発行していました。

と言うと、大それたことのように思うかもしれませんが、B4の紙1枚に絵と文字で記した、絵日記のようなものです。
タイトルは、新聞風に書いていました。

なんでそんなことを始めたのか、全く記憶がありませんが、両親によると、3歳の時に突然書き始めたそうです。

タイトルの由来は、「ゴラン高原のPKO派遣」・・・ではありません、もちろん。
これも、両親によると、「みてごらん、よんでごらんだから、『ごらんしんぶん』なんだよ」
と3歳の私は答えたそうです。

思いつきの割には長続きしたようで、毎日ではありませんでしたが、3歳ごろから小学校入学前くらいまで書いていたはずです。
相当な枚数が我が家の物置のどこかに保管されています。

で、その記念すべき第1号が、

「ふねがしずんだ
 ひとがしんだ」

という衝撃のニュース。
大きな文字で、これだけ、です。
絵日記でも何でもありません。本当に新聞でした(笑)
なんでそんなことを書いたのか、今の自分には全く理解できません。

今ネットで検索してみると、この当時、確かに複数の人が亡くなった船の事故があり、このことを書いているようです。
3歳で文字と文章を書く神童ぶりはさておき(冗談ですよ)、
当時の私にとって、相当「記憶に残るニュース」だったのでしょうね。

ということで、お題にたどり着きました。

明日は、牧アナウンサーの記憶に残るニュース。
何でしょうね。

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