アナ・ログ

不思議な話

堤 勇高

2020/06/23

摩訶不思議の摩訶ってどんな意味なんでしょうか?
全然意味も知らず、使っていました。なんとも不思議な言葉です。

調べてみると……
「摩訶」の元はサンスクリット語だそうです。サンスクリット語というのは古代インドの言語。梵語という呼ばれ方もあります。
そんなサンスクリット語の中で「大きい」とか「非常に」といった意味をあらわす仏教用語が「摩訶」ということでした。つまり、摩訶不思議は「非常に不思議」という意味になります。

ところで、サンスクリット語の「サンスクリット」ってどんな意味なんでしょうか?

またまた、調べてみると……
サンスクリットは「完成された」という意味だそうです。サンスクリット語が使われていた当時、その語圏では大きく分けて2種類の言葉が使われていました。その中で学術や宗教など「あらたまったもの」に使われていたのがサンスクリット語だそうです。

「完成された」の意味も何となく分かる気がします。
家にいる時間が多い最近ですが、このように気になったことをどんどん調べていくという暇つぶしの仕方もありなのではと思います。普段だったら調べない「雑学」のような領域のものとか、さらにその「雑学」から派生した新たな疑問とか……

雑学が好きな私ですが、経験上、そういった知識が意外なタイミングで話のネタになったりします。疑問から疑問へと渡り歩く、知識の摩訶不思議アドベンチャー、おすすめです。

以上「不思議な話」というより「不思議の話」でした。

写真は、先日飯田アナウンサーと一緒に「かのおがダンス体操」をおどった時の写真です。飯田アナウンサーに便乗して、あらかしのスタジオで撮らせてもらいました!実はこれを撮影する数日前に、先に収録した西ノ入アナウンサーの、まさに「摩訶上手い」ダンスを見てしまいました。
経験者との差を感じつつ(写真のポーズ1つで分かるセンスのなさ)、それでも高校の文化祭以来のダンス、一生懸命おどりました!

次は佐藤アナウンサーです!

歯の話

堤 勇高

2020/06/10

数年前の話ですが……
ある日、上の犬歯が痛くなりました。虫歯のように常にズキズキ痛むというより、何かを噛んだ時などに急に走る痛みです。鏡で見ても虫歯ができている様子はありません。

そのうち治るだろうと思っていましたが、そんなこともなく……
ふとした瞬間になかなかの強さで襲ってくる痛み。気になって何にも集中できないような日が数日続きました。

意を決して歯医者に行き、相談することに。問題の歯を見てもらうと、すぐに診断が下りました。歯ぎしりです。寝ているうちに歯ぎしりをしていて、それが痛みにつながっていたようです。

症状がひどい場合にはマウスピースなどをつけるそうですが、今回はそこまでには至っていないといわれました。とはいえ歯ぎしりの癖はなおさなければなりません。
そこで先生に言われた治し方は「意識すること」でした。
歯ぎしりをしないよう、意識すること。寝ている中で意識することなんてできるのか?と、なんだかすっきりしないまま帰りました。

しかしその2、3日後には痛みが全くなくなりました。寝ている間なので意識できていたかどうかすら覚えていませんが、痛みがなくなったということは歯ぎしりもしなくなったということ。「無意識に意識」はできるのかと驚きました。
歯ぎしりの癖がある方、ぜひ「寝ている間に意識」してみてください。

写真は2年前にヴェネチアで撮った写真です。最近、スマホの壁紙を変えようとアルバムを探していたら見つけた1枚。最近は家でアルバムを見返す時間が多くなっている気がします。

さて、「歯の話」は今回でおしまいです。
明日からは新テーマ、飯田アナウンサーからスタートします!

図書館にまつわる話

堤 勇高

2020/05/13

恥ずかしながら学生時代の私は読書があまり好きではありませんでした。外で遊んだり、スポーツをしたりというほうが断然楽しく感じていたので、家で静かに本を読むという選択肢はめったに出てこなかったのです。

しかし、そんな私も図書館に足しげく通う時期というのがありました。受験やテストの期間です。

中学3年の夏休み、家から自転車で10分ほどの図書館へ行き高校受験の勉強をしていました。涼しくて静かで、勉強にはこの上ない環境です。加えて「周りも集中して勉強している」という状況も私に「この人たちに負けられない!」という謎のライバル心を起こさせ、家よりも長い時間机に向かっていられました。

高校時代、学校の自習室が開いていない時や混雑しているときなどは学校から自転車で10分ほどの図書館へ。そこでは自分と同じく大学受験の勉強をしている人も多く、中学時代よりもさらに「ライバル感」が高かったのを覚えています。

一方で、図書館で勉強することの唯一といっていい弊害がありました。
それはたくさんの本があること。
図書館に本があるというのは当たり前のことなのですが、長時間勉強をした後や勉強に行き詰った時などはこの本が敵になります。

最初に言った通り私は読書があまり好きではありませんでした。しかし勉強を続ける中で、その読書がなんとも魅力的に感じてきます。休憩にと適当な本を手に取り、読み始め、気づいたら数時間経っていたなんてこともありました。これは本のせいではなく単純に当時の私の意志が弱かっただけですね(笑)

社会人になってから、学生時代より本を読むようになりました。さらに昨今の「STAY HOME」で、普段にもまして読書の時間が増えそうです。近くに図書館があり、学校にも立派な図書室があったころより、今の方が読書の機会が多いというのも不思議だなと思います。

写真は何の変哲もないお刺身の写真です。
過去の写真を見ていた際に見つけたのですが、これを見てふと「最近お刺身食べてないなあ」と思いました。飲み屋に行くと必ずと言っていいほど頼んでいたお刺身なのですが、ここにも「STAY HOME」の影響が出ていました。
今度、「おうちでお刺身」してみようと思います。
(独り暮らしだとなかなか買わないので……)

次は金澤アナウンサーです。

子ども時代のエピソード

堤 勇高

2020/04/22

暗いところは怖いのに、高いところやスリルのあることは大好きな子どもっていますよね。まさしく昔の私です。
小学校低学年の時などは夜、リビングから寝室のある2階に上がるとき、怖さを吹き飛ばすために毎回歌いながら階段を上っていました。一方で遊具はできるだけ高いところに上るのが好きでしたし近くを流れる川では岩から岩へ飛び移って遊んでいました。

しかしそんな堤少年も「スピード」だけは苦手でした。坂道などで自転車にスピードがついた状態がひどく怖かったのです。というのも、一度自転車で派手に転んだ経験が当時トラウマになっていました。
どのように転んだのかというと……
自転車に乗って家に帰る途中、突然雨が。
家までは「飛ばせば5分」という場所だったので、濡れたくない一心でがむしゃらに自転車をこぎ、かなりのスピードを出していました。すると普段なら引っかかるはずがない、道路に面したコンクリートの壁に左ハンドルが引っかかり、大クラッシュ。私は体ごと前方へ放り出されました。バランスを崩していたわけでもないので、本当に突然体が浮いた感覚でした。
さいわい命にかかわるようなけがはしませんでしたが、ひじや腰を打ったり、すりむいたりしてしまいました。特に腰は、ほぼダイレクトにアスファルトに打ち付けたこともあり、しばらく立ち上がれませんでした。

その時の痛みや恐怖がトラウマとなり、自転車はもちろんのこと、スキーやスノーボードをしているときも、スピードが一定以上になると体がこわばり、思わずブレーキをかけるようになっていました。
今は昔ほどの「スピード恐怖症」ではありませんが、恐怖症であるくらいが、事故防止にはちょうどいいのかもしれません。

写真は先日取材させていただいた「こだまのどら焼」本店です。
仙台市内の公立小中学校の入学式延期により、紅白餅を納品する予定だったこちらのお店も多大な影響を受けました。私が小学生の頃、紅白餅の入ったずっしりと重い箱を受け取ったとき、その特別感に胸が高鳴ったのを思い出します。

今回、そんな何気なくも印象深い一幕すら奪っていったコロナウイルス。今は1日でも早い終息を願う毎日です。

次は高橋アナウンサーです。

出会い

堤 勇高

2020/04/06

今日から新しいお題「出会い」です。

私が最近出会ったのは「MARUMORI-SAUNA」です。先日Live News it!内のコーナーで取材をさせていただきました。

最近ブームになっているサウナ。様々な番組で取り上げられているのを見かけます。
サウナと水風呂で1セット、これを3セット繰り返すと最高に気持ちいい状態になるそうです。サウナ―と呼ばれるサウナ愛好家の間ではこの状態を「整う」というんだとか。

私はサウナ―ではなく、銭湯などに行った際に「あったら入る」程度です。しかし、今回の取材でサウナと水風呂との往復をしているうちに、突然体にフワッとした感覚が……!
これが「整う」ということなのでしょうか?とにかく一言でいうと「気持ちいい」に集約されます。

後程調べてみると、どうやら私が到達したのは「整う」の一歩手前?くらいみたいです。真の「整う」はもっと深~いリラックス状態になるそうです。惜しい!!

さて、私が「整う」の一端を味わった「MARUMORI-SAUNA」。キャンプ場の中にあり、水風呂の代わりに目の前を流れる川に入るというダイナミックなサウナです。この時期の川は今まで私が浸かった水の中で間違いなく1番冷たかったのですが、もしかしたらサウナと水の「温度差」も私を「整う」に導いてくれたのでしょうか?

今回はそんな丸森サウナの「リビング」の写真を載せました。サウナ後などに休憩するためのスペースなのですが、インテリアやクッションが本当におしゃれで、モデルルームのよう。そのほかの設備もおしゃれな内装で、こだわりを感じます。サウナ後の体のフワフワと部屋にあるハンモックのゆらゆらが最高にマッチしていました。

この出会いの季節に、「また行きたい場所」が一つ増えました。
次は、先日街を歩いていたらばったり出会いました、下山アナウンサーです。

NEW

堤 勇高

2020/03/24

もうすぐ4月ですね。
私にとって、去年の4月から新社会人や新入社員として過ごしたこの1年がいわば「NEW」そのもの。逆に言うと、その多くの「NEW」がこの4月を機に終わりを迎えます。

そんな中、何か新しい局面を迎えたものはないかと考えた末に思い浮かんだのが「花粉症との戦い」です。毎年この時期になるとひどい症状が出て、くしゃみも鼻水も止まらない状態。ひどい時には熱っぽくなるという重症度でした。
これでは仕事に支障が出るということで、早々に対策を講じてきました。
まず、空気清浄機の購入。気分の程度の違いしか出ないのでは?と思っていたのですが、自宅にいる間症状が出なくなり、効果を実感しています。今では足を向けて寝られません。
次に、通院。夏ごろから病院へ通い、「症状の抑制」ではなく「治療」を行っています。半年や1年では完全な効果は出ないそうですが、それでも昨シーズンと比べて症状が圧倒的に軽いと感じられます。

もちろん、今年の花粉の飛散量や薬を飲み始めたタイミングなどほかの要素もあると思いますが、自分の中では上の二つが大きいのだと思っています。来年は今年よりさらに症状が軽くなることを祈ります。

写真は一目千本桜です。これは1年前、まだ私が新人研修真っ最中の時に撮ったもの。美しさはもちろんのこと、桜並木に迫力を感じたのは初めてでした。
今年は桜まつりが中止となってしまい非常に残念ですが、来年こそは祭りの賑わいの中「団子より花」の花見をしたいと思います。

次は寺田アナウンサーです。

サンキュー

堤 勇高

2020/03/16

宮城に来てから1年が経ちました。

本当にあっという間です。
人は20歳までに、体感時間での人生の半分を終えていると聞いたことがありますが、
今年24歳になる私はまさしくそれを体験しているような気分です。

ただ、充実した1年だったことの裏返しとも言えます。

例えば、様々な宮城の魅力との出会い。

美味しい食べ物、美味しいお酒、たくさんの人、たくさんの場所。
これから2年、3年……と宮城で過ごすうちに、更に多くの魅力に出会っていきたいです。

そのためには自分から動いて、魅力を「知る」を止めないことが大切だと思います。
なにしろ、体感時間での人生は半分以上過ぎているのですから。

……布団の中とかで考えたら眠れなくなりそうです。

とにかくこの1年たくさんの出会いをくれた宮城に「サンキュー」と感謝し、宮城生活2年目を迎えます。

そして宮城で過ごす中で、何年目だろうと忘れてはならないのが、東日本大震災です。

震災に関連して、私が去年最も触れる機会の多かった「東北・みやぎ復興マラソン」。
東日本台風により残念ながら中止となってしまいましたが、津波の被害にあった地域を訪ね、見て、大会に参加している方々とお会いし、お話を伺い……大きな意味のある経験をさせていただきました。

宮城の魅力と同じように、震災のことについても、
これから先、「知る」を止めないことが重要だと思っています。

写真はその東北・みやぎ復興マラソンのコースで、まさに大会直前に咲いていたコスモスです。
「オレンジロード」として、ランナーの皆さんを元気づけるスポットでした。

今年こそは、沿岸のあの道を、たくさんのランナーに笑顔で走ってほしいと思います。

次は佐藤アナウンサーです。

誕生日

堤 勇高

2020/02/27

私の誕生日は8月2日です。
多くの8月生まれにとって、これはあるあるだと思うのですが、「誕生日が夏休み中なので学校でクラスメイトに祝ってもらえない」部活のない小学生時代はなおさらでした。
もちろん、家族にはちゃんと祝ってもらっていたのですがクラスのみんなから誕生日を祝われる人を見て、ないものねだりするときもありました。

そんな8月2日は、語呂合わせから「パ(8)ンツ(2)の日」だそうです。これを知ってすごく驚きました。
というのも、大学時代に誕生日プレゼントとして友人からパンツをもらったことがあったからです。しかも鮮やかな水色の、高級なパンツ。
なぜ友人たちが私の誕生日に高級パンツを、それも鮮やかな色のものをくれたのか、そこにはしっかりとした意味が込められていました。

まずは「高級パンツ」に込められた意味ですが
「高級=(品物が)良い」そして「パンツ→下着→まわし」
パンツは、あのお相撲さんなどがしている「まわし」の代用品でした。

これに鮮やかな水色の「鮮やか」部分を足して「鮮やかな良いまわし」
読み方を変えて「鮮やかな言い回し」

つまり、アナウンサーとして「鮮やかな言い回し」を「身につけて」ということ。以前からアナウンサーを目指していた私に友人たちはダジャレでエールのこもったプレゼントをくれたのです。忘れられない誕生日プレゼントになりました。
パンツの日に生まれ、パンツの日にパンツをもらった私。浅からぬ縁を感じます。

写真はチョコレートケーキ。先日、同期の誕生日会で食べたものです。
味もさることながら、表面が鏡のように周りを映す見た目の美しさが印象的でした。

次は牧アナウンサーです。

寒さあれこれ

堤 勇高

2020/02/07

秋の暮れにダウンコートを買いました。
日中は暖かくても朝晩は冷えるといった日も多く、ダウンに足を向けて寝られない日々が続いています。外に出る際には必ずと言っていいほど着て、そのたびに「まさに着る布団だなあ」と感じます。
これで外出時の寒さ対策はおおむねクリアです。

問題は部屋の暖房です。現在はエアコンのみで過ごしている私ですが、困っているのが夜寝るときです。エアコンをつけたまま何も対策せずに寝ようものなら、翌朝、喉の痛みに起こされてしまいます。
声が出しづらくなるというのは絶対に避けたいですし、その日がお休みだとしてもしばらくはいちいち痛みが気になってしまいます。体がだるくなることもありますし、風邪にもつながります。

現在は仕方なく、夜はエアコンを切り、布団にしっかりとくるまって寝ています。しかし先日、ついに「鼻の冷たさ」で起きてしまいました。
なんとか部屋を乾燥させずに、かつ適度に温めてくれる暖房器具はないものか……
できれば部分的ではなく部屋全体が温まるものを……

あれこれ考えているうちに、どんどんと冬が過ぎていきます。このままだと購入を決めるころには春になっていそうです。
このようにのんきな考え事をしているとふと思い出すのが「今年の冬は暖かい」ということ。1年後の冬に向けて、早くも準備と覚悟をしておこうとおもいます。

写真は友人とメキシコ料理店に行った時の写真です。手前の帽子は友人からもらったドイツ土産。自分の持てる技を駆使して最大限「それっぽく」撮りました。
スパイシーなメキシコ料理で体も温まりました!

次は牧アナウンサーです。

1月22日はカレーライスの日

堤 勇高

2020/01/21

今日から新しいお題、カレーライスについてのお話です。

自分で作るカレーライスも、手軽にできて失敗が少ないので好きですが街のカレー屋さんのカレーもよく食べに行きます。特に、インドなどの方が作っているインドカレー屋。家で作るのとは一味違う、本場のカレーが食べられます。

カレー自体もそうですが、そういったインドカレー屋で食べるナンが好きです。
パンよりもご飯派の私。カレーについても、普段はご飯が一番合うと思っています。
しかしインドカレー屋さんに行った際には、悩みに悩んだ末毎回ライスではなくナンを注文します。

すでに話題がカレー「ライス」ではなくなっていますが……

端の部分はパリパリで中心はフワフワ・モチモチな食感、焦げ目は香ばしく、そのほかも小麦の優しさを感じる香り、それらがカレーの辛さや香りと絶妙にマッチします。
さらに、インドカレー屋さんのナンでよくあるサービスが「おかわり自由」。1枚でもかなりの大きさがあるナンをおかわり自由にするお店の気前の良さを感じます。

しかし、それと実際に食べられる量とは別の話。2枚目を食べ始めてすぐに、満腹感が出てきます。最後は2枚目を頼んだ自分を戒めつついただくことも珍しくありません(笑)
どこかのカレー屋さんで「ナンのおかわり、サイズ選べます」といったサービス、ないでしょうか…。

写真は先日食べたお肉の写真です。
カレーにせよお肉にせよ、美味しいものはいつ食べてもおいしいですよね。
結局最後まで「ライス」関係ない話ですみません!

次は梅島アナウンサーです。

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