金澤 聡
2020/06/02
その昔、定期的に歯科クリニックに通い歯のクリーニングをしてもらっていました。1か月に2度ほど、多いときでは3度も。
何でも私のあごは細くて、下の歯が重なるように生えているとのこと。歯間ブラシは重なった歯の隙間にうまく入らず、フロスだと引っかかって切れ、その切れたフロスの繊維が歯の間にはさまって取れなくなったりと、歯間磨きに苦労したためクリーニングに通うようになりました。
とある年末、いつものように自分の歯に合わないフロスをしていたとき洗面台に響く、「カラン、コローン」という音。歯のかぶせものが取れて洗面台に落ちた音でした。
12月31日の朝の出来事です。
翌年1月3日から実況の仕事があるのに、なぜこんな年の瀬にこんな事態が…
重なった歯を恨みました。しかし、いまや歯医者さんは年末でもやっているところが多く、すぐ治療してもらい安堵しました。
待合ロビーで思ったことは、結構、年末に歯の治療されている方が多いということ。待っている人皆さんが、詰め物が取れて慌てて駆け込んだのではないかと勝手に仲間意識を持ちました。
(そうではない方がほとんどだとは思いますが)
自分の歯に合ったフロスを探し求めて何種類も試すようなフロスジプシー生活を続けていましたが、5年ほど前にようやく奇跡のフロスと巡り会えました。
写真のフロスがそれです。普通のフロスのように見えますが、この繊維の部分の太さが私の歯間に絶妙にマッチしていて、詰め物が取れることもなく、スムーズに歯の間にスッと入ってかき出してくれる、まさに最高の逸品です。
私の歯の健康のためにも永遠に販売してくれることを願っています。
次は、梅島アナウンサーです。