アナ・ログ

ヒヤッとする怖ーい話

堤 勇高

2019/08/01

今日から新しいテーマ、「ヒヤッとする怖―い話」です。

霊感ゼロ、霊体験ゼロの私ですが、恐ろしくヒヤッとした経験はあります。それが、人生で初めて足を縫った時の話です。

大学時代、飲食店でアルバイトをしていました。ある日、ランチでにぎわう忙しい時間帯に皿洗いをしていた時、手が滑ってガラスのお皿が足元へ!
パリンッ!という音がした後、右足に輪ゴムで弾かれたような感覚がして、目を落としてみると「ピューッ」という表現がぴったりの様子で出てくる血!
あっという間に自分の靴下、靴、そして周辺の床まで広がっていく血!
それを見ていたバイト仲間の顔から引いていく血の気!
割れた皿の破片が、靴を突き破って刺さったのです。あまりの出血量に、かなりヒヤヒヤ。

更に急いで病院へ向かうと……
まずは麻酔をということで傷口に刺される注射針!釣り針のような形の針で、傷口の縫合!麻酔も縫合も人生初めての私。未知の体験にここではヒヤヒヤというよりゾッとしました。

完全に自業自得ですが、ヒヤヒヤするやらゾッとするやら、その日はとんでもない1日となりました。皆さんも皿洗いをするときは、くれぐれもお気を付けください。

写真は東北・みやぎ復興マラソン応援番組「かける!」のロケで撮った一枚。この日お邪魔した菓子店「風月堂」さんで頂いた「源氏ボタルアイス」です。この日はヒヤッとどころかかなり暑くて、一段と美味しく感じました!

そしてそして!
8月9日公開の映画「ONE PIECE STAMPEDE」で海賊たちの歓声やヤジ、声援(などなど)で出演させていただきます!いわゆる「ガヤ」としてではありますが、もし劇中で思い出したら意識を向けてみてください(笑)

お次は下山アナウンサーです。

夏休みに行きたい場所

堤 勇高

2019/07/24

パッと思い浮かんだのは北海道です。小学生の頃に一度行ったことがあり、とてもいい思い出になっています。といっても食べ物の思い出がメインで、完全なる「花より団子型」の思い出です。

そんな私が覚えている数少ない「風景」の中の一つがなんでもないただの砂利道の風景です。
北海道らしい長く伸びる砂利道で、両側は草むらでした。生えている草は大人の腰くらいまで高さがあった気がします。
その道の先でビデオカメラをかまえる父。私と妹は「向こうから走ってこい」との指示をもらいました。父の好きなドラマ「北の国から」を再現すべく、私と妹に「純」と「蛍」の役をさせようとしていたのです。
合図をもらって父のいるほうへ走る私と妹でしたが、走り終わった後、父からダメ出しが!
「最初は歩いて、少ししたら純が蛍にいたずらをして、そこから追いかけっこが始まるんだよ」
私たちは「走ってこい」とだけ言われたはずなのですが……笑

あれから十数年。
今は車を運転できるので、広い北海道の地を自分の運転でドライブできます。お酒も飲めるようになったので、北海道限定のビールも飲んでみたいです。
そして新幹線1本で行けるような便利な時代になりました。自分自身関東から東北へと、住む場所が北海道に近づいています。北海道に呼ばれている気がしつつ、現段階でまだどこにも出かける予定がないこの夏です。

写真は、先日行った鬼首の「地獄谷」の写真です。「温泉卵」が作れると聞いていたのですが、うっかり卵を忘れてしまいました。
「また来いよ」と呼ばれているのかもしれません。

次は、飯田アナウンサーです!

七夕

堤 勇高

2019/07/04

「仮面ライダーになれますように」
自分が書いた短冊の中で唯一覚えているものです。といっても当時の自分は幼稚園生だったので、母に代筆してもらいました。
小学生の頃にも短冊を書く機会はあったはずなのですが、何と書いたかどうにも思い出せません。おそらく「サッカー選手になりたい」あたりだろうと思います。

残念ながら、仮面ライダーにはなれませんでした。おそらく代筆してもらったのがいけなかったのだと思います(笑) サッカー選手にもなりませんでした。こちらは自筆のはずなので、単に努力の問題だと思います。

数年前、そんな短冊の「色」にそれぞれ意味があるのだという話を聞きました。いわゆる「五色(ごしき)の短冊」。七夕のあの歌にもでてきますよね。五色とは青、赤、黄、白、黒の5つを指すそうです。
調べてみると青は人間力について、赤は先祖や家族への感謝、黄色は友情や信頼ついて、白は規則や決まりごとについて、黒は学業についてといった意味があるようです。
なので、本来は願い事をそれに沿った色の短冊に書くものなんだとか。当時の自分は派手さに惹かれて、金の折り紙で作った短冊に書いていました…。

今や「五色」にのっとって書いている方、どれくらいいるのでしょうか。
七夕が「お星さまキラキラ」だった記憶もありません。今年こそ晴れますように。

写真は先日行った「読み聞かせキャラバン」の様子です。幼稚園や保育園に伺い、減災絵本(災害時にとるべき行動を学べる絵本)を読み聞かせしたり、みんなでジュニ君と一緒に「ジュニ体操」を踊ったりする活動です。子どもたちは私の質問に常に全力で答えてくれて、元気を分けてもらうことができました!この子たちは短冊にどんなことを書くのでしょうか?

お次は金澤アナウンサーです。

温泉

堤 勇高

2019/06/21

6月26日は「露天風呂の日」。

温泉全般大好きな私ですが、露天風呂はその中でも特に好きです。とりわけ、夜の露天風呂。

温泉に入りながら夜景を見たり、星空を眺めたりすると本当にいつまでも入っていられるような気がします。小さい頃は湯船に5分も入っていられなかった自分にとって、成長を感じる瞬間でもあります。

中でも大学時代に友人3人と行った、奥飛騨にある旅館の露天風呂が忘れられません。露天風呂自体は大きいものではありませんでしたが、山の中だけあって星空がきれいでした。
さらに、露天風呂の明かりは自分でつけたり消したりできるシステム。試しに周辺のすべての電気を消してみると…
まさに、満天の星空!
電気をつけている時と比べて3倍以上の数の星が空を埋め尽くしていました。奥飛騨の涼しい空気と温泉の温かさと、圧巻の星空。もう一度行きたい温泉の一つです。

一方、露天風呂でまだ成し遂げていない「夢」があります。

「雪の降る中、露天風呂に入りながらお酒を飲む」です。大人の温泉の楽しみ方として、ずっと憧れをもっています。冬の露天風呂、お盆や桶にのった徳利とお猪口、景色を見ながらの一杯。漫画やアニメに出てきそうなお約束的光景ですが、自分はこれまでなかなか機会に恵まれず…

しかし調べてみると実際にそのようなサービスをしている旅館はいくつもあるようで、このアナ・ログ執筆を機に、夢に一歩近づくことができました。

写真は先日行った仙台市内の温泉で撮ったものです。カメラアプリを使って「映え」を狙ったのですが、結果はご覧の通りです(笑)
「露天風呂に入りながら日本酒」は未経験ですが、「風呂上がりのコーヒー牛乳」も格別ですよね。

次は寺田アナウンサーです。

大切な場所

堤 勇高

2019/06/18

ズバリ、家です。

「『大切な場所』で選ぶのが家?」と思う方もいるかもしれません。

私が極度にインドア派や出不精というわけでもありません。
むしろどちらかというと出かけるのは好きなタイプです。

しかし、日々の生活において家はとても大切な場所だと思います。

仕事から帰ってきた後、ゆっくりとくつろいだり、ボーっとしながらお風呂に入ったり、次の日にそなえて眠ったり………。

携帯電話で例えるなら「充電」の部分で、家はかなり大きな役割を果たしていると思います。

とはいえ、普段から当たり前にある「家」の大切さを感じる機会はあまり多くありません。
自分もつい最近まで家について特に考えたことはありませんでした。

しかし宮城に引っ越してきたとき、最初の一週間ほどは新しい家への違和感を強く覚えました。
今まで住んでいた家と、壁や床、間取りなど何から何まで違うので、当たり前の話ではあるのですが………。

さらに新居の「見た目」以外で一番記憶に残っているのが「におい」です。

外から帰ってきて玄関を開けるとすぐに感じる新しい壁紙のにおいや微かな薬品のようなにおい。
嫌なにおいというわけではないのですが「自分の家」という感じはしませんでした。

そして、現在。

新居にもすっかり慣れて、家は私の生活におけるまさに「ホームグラウンド」になりました。

家でしっかりと「充電」して、日々の仕事をより一層頑張っていこうと思います。

写真は「おもしろいし市場」に行った時のものです。
実は、私のニュース読みが初めてオンエアされた日(いわゆる「初鳴き」のとき)の内容がこの「おもしろいし市場」オープンのニュースでした。
私のアナウンサー人生において間違いなく大切な場所なので、これは行くしかないと思い、車で行ったのですが

途中で大渋滞につかまり、わずか数分の差で営業時間に間に合わず………。
営業時間を調べていなかったため、間に合わなかったことに気づいたのも建物の前に立った時でした……。

次はもっと早くに出発することを誓いつつ、訪れた証拠にと、この写真を撮りました。

今回のテーマ「大切な場所」はこれにて終了です。
明日からは新しいテーマ、下山アナウンサーからスタートです。

最近ヒットしたもの

堤 勇高

2019/05/28

仙台で生活を始めてから、自炊に力を入れています。

一人暮らしは大学生の時に始めたのでこれまでも自炊はしていたのですが、いかに楽に作るかがメインテーマでした。中でもパスタには大変助けられ、三食連続でパスタの日もありました。一人暮らしの「あるある」ですよね?

しかし今は栄養バランスや満足感をしっかり考えるようにしています。
そんな中、個人的にヒットした料理がキーマカレーです。ひき肉を使ったカレーですね。ここ最近は2週間に一度のペースで作っています。大ヒットです。

カレー自体は、鶏肉や豚肉を使って大学時代よく作っていました。一度にたくさん作れますし、簡単に作れます。玉ねぎやニンジンなどの野菜も食べられます。パスタと同じく心強い味方でした。

ではなぜ今さらカレーの中でもキーマカレーがヒットしたか
その理由は満足感!
ひき肉なら、量が少なくてもルー全体に行きわたってくれるのでしっかりと「肉の味」がします。「具の中に肉が少なくてなんか物足りないなあ。」なんてことがありません。具材にかかるお金を抑えつつ、ちゃんとおいしい。せっかく自炊を頑張るからには、そんな「ヒット料理」のレパートリーをもっと増やしたいと思います。

写真は人生初ロケの際の写真です。東北・みやぎ復興マラソンを応援する番組、「かける!」を今年は私が担当させていただきます!
その第一回ロケに先日行ってきました。
雨予報を跳ね返し、途中からは快晴!・・・だったのですが、海風がかなり強く、なかなかハードなロケデビューとなりました。

「かける!」放送開始は5月29日(水)午後9時54分(予定)です。
ぜひご覧ください!!

お次は飯田アナウンサーです!

新元号

堤 勇高

2019/05/09

「昭和レトロ」とか「大正ロマン」といった「元号+○○」の形をとった言葉があります。
昭和レトロの方にははっきりとした定義がないようですが、広く捉えれば二つとも「その時代らしさのある文化」などをあらわした言葉のようです。

平成のイメージや文化などに対してはどのような名前がつくのでしょうか。
私が一番に思い付いたのは「平成サイバー」ですが、令和のほうが「サイバー」な時代になる気もします。

そもそも平成がどのような特徴をもっていたか、すなわち「平成らしさ」は令和の時代をしばらく過ごすまでわからないのかもしれません。

そんな「平成らしさ」が憧れや懐古の対象である場合はいいのですが、私は最近、マイナス要素にもなるのではと密かに心配しています。

例えば「あの人、平成だよね」や「平成くさい」といった言葉。

昭和に流行った言葉を使う人が「昭和な人だ」「昭和くさい言葉」などと指摘をされる場面を皆さんも一度は見たことがあると思います。
昭和という元号に時代遅れというニュアンスをつけて使うということです。

この流れを考えると「平成くさい」「考え方が平成」などといった言葉が十数年後には一般的になっているのかもしれません。
自分が生まれ、成長した時代の元号がこのような使われ方をするのは、ちょっと複雑な思いです。

新元号になった以上、「平成くさい」と言われないよう頑張ろうと思います。

写真は私の平成最後の旅行となった松島の写真です。雨の日が多かったゴールデンウィーク中でしたがこの日はよく晴れ、福浦橋の赤もよく映えました!

次は金澤アナウンサーです。

キュリオス

堤 勇高

2019/04/25

キュリオスの仙台公演がスタートしてからおよそ一週間です。私も先日見に行きました。サーカスは幼いころ1度見たことがあるだけで、シルク・ドゥ・ソレイユに至っては人生初です。

そんな「初シルク」は終始興奮しっぱなしでした。開演直後から出し惜しみなしのパフォーマンス!しかも様々なパフォーマンスが同時に披露されるのです。少しもったいないとすら感じるほどです。
サンドウィッチマンの富澤さんがCMで言っていた「目が何個もあればいいのに」という言葉をふと思い出し、「こういうことだったのか」と深く納得しました。

そして一番印象に残ったのが、音楽です。それぞれのパフォーマンスと音楽が息ピッタリなんです。単純にパフォーマンスや世界観に音楽の雰囲気が合っているのももちろんですが、大技が決まる瞬間にシンバルの「シャーン !!」という音が鳴り、技のインパクトをさらに大きくします。これが最高に格好いいんです!

なんでこんなに動きと音楽がぴったり合うのか、よく見てみると…セットの奥側にギターやベース、バイオリンなどを弾いている人たちが!
パフォーマンスに合わせた生演奏、こちらもかなりの神業です。私は音楽や楽器が好きなので、その「楽器隊」にも目が行ってしまいます。ここでも「目が何個もあればいいのに」と思いました。

今回の写真はそのキュリオスの演者さんが大集合した瞬間です。公演の大部分は写真撮影禁止なのですが、終演間際の数分だけは撮影OKになります。自分は「見る」ことに夢中になっていたので「撮る」方は出遅れ、慌てて撮った一枚です。

次は、寺田アナウンサーです。

わたしのおすすめお花見スポット

堤 勇高

2019/04/22

ここ最近、桜の話題を聞かない日はないような気がします。
中でも宮城県内の桜の名所がテレビなどで紹介されていると思わず見入ってしまいます。

というのも、私にとって宮城で過ごす初めての春。県内の花見スポットはどれも新鮮に映るのです。
「榴岡公園」や「一目千本桜」などの名所情報を見たり聞いたりするたびに「できるなら全スポットを巡りたい!」と強く思いつつ、まだ一つも行けていない状態です………。

そんな私は今回、私にとって身近だった「花見スポット」を紹介しようと思います。それが「観音山の桜」です。
宮城の皆さんは「観音」と聞くと仙台の街中からも見えるあの観音像を思い浮かべると思います。私も堂々たるあの姿にはかなり衝撃を覚えました。
しかし今回は「観音」といっても私の出身地、群馬県の話です。

実は群馬にも有名な観音像があるんです。
大きさは仙台のものよりも小さいのですが、山の上にあるためこちらもなかなかのインパクトです。
その観音像が立っている山が今回紹介する「観音山」です。

高校時代は部活動のトレーニングで一年を通してよくこの山を走っていました。
春になると道の両脇の桜が咲いて、「桜のトンネル」をくぐりながらのランニングになります。特に頂上に近づくにつれて見えてくる大きな観音像と桜のコラボが本当に華やかで、それまで上り坂を走ってきた疲れも一瞬で吹き飛ぶ!
……はずなのですが、当時の私はヘトヘトに疲れてそれどころではなかったような気もします。

写真はその観音像と桜です。撮影時はまだ寒さが残っていてなかなか咲いている桜に出会えませんでした。
仙台の観音像と桜のコラボレーションはどうなのでしょうか?「私の行きたい花見スポット」は増えるばかりです。

今回のお題はこれでおしまいです。
明日からは新しいお題、飯田アナウンサーからスタートです!

新年度!

堤 勇高

2019/04/01

みなさん初めまして!
今年3月に大学を卒業し、今年度から仙台放送に入社しました、堤勇高(つつみゆたか)と申します。
勇高と書いてゆたかと読む珍しい読みの名前です。
どうぞよろしくお願いします!

私は生まれてから高校を卒業するまで群馬県に住んでいました。
群馬はからっ風という強くて冷たい風が吹くことで有名なのですが、小さい頃の私はどれだけ風が吹いていても「休み時間は絶対に友達と外で遊んでいたい!」と思うほど活発な子供でした。
今もその活発さは失わず、スポーツ(見るのもやるのも)が大好きです。特に小学生の頃に始めたサッカーは、観戦していると自分もボールを蹴りたくなりウズウズしてしまいます。

他にも野球やバドミントンなど様々なスポーツに挑戦してきました。
最近は宮城に住み始めたということもあり、スノーボードをもっと上手になりたいと思っています。(時期的に来シーズンからでしょうか...)

スポーツと同じくらい好きなものが音楽です。
音楽も聴く・弾くの両方が好きで、祖父や親戚を含めて音楽好きの一家だったこともありピアノやドラムなど様々な楽器に挑戦してきました。

スポーツや音楽も含めて、とにかく様々なことに挑戦してきた私ですが、その中で大切にしているのは情熱を持って取り組むことです。
この「熱さ」は4月からも大切にしていきたいと思っています。
宮城の方々からたくさんのことを学び、アナウンサーとして挑み続け、本当の意味で「宮城のアナウンサー」だと認めていただけるよう情熱を持ってこの仕事と向き合っていきます!

まだまだ知らないことばかりですが、「平成最後の新入社員」をどうぞよろしくお願いいたします!

続いては研修でも大変お世話になっております!飯田アナウンサーです。

次へ ≫