アナ・ログ

出会い

金澤 聡

2020/04/15

「出会い」は「学び」だと個人的には思っています。

私の野球観や人生観にもっとも影響を与えたのは、野村克也さんとの出会い。
楽天の遠征先の空港の喫茶店にたまたま野村監督(当時)がいらして、私があいさつにいくと同席するよう勧められました。名監督を前に恐縮千万でしたが、飛行機の出発までの2時間近く、1対1で貴重なお話を聞かせていただきました。現役時代の裏話からチームの現状や戦略、そして人生訓まで、あっという間の夢のような時間でした。
翌日、お礼のご挨拶に伺うと、「そういや、あんた名前なんだっけな」と言われてしまいましたが、野村克也さんのお話やお言葉は、私の宝であり、人生哲学でもあります。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

ベガルタ仙台の手倉森誠元監督と渡辺晋前監督の出会いもたくさんの学びがありました。手倉森監督の選手だけでなく記者のモチベーションまで高める発信力、統率力。渡辺監督の徹底した理論と戦術分析力。お二人からもサッカー観だけでなく、仕事の向き合い方など学ばせていただきました。

写真は、「デカ盛り定食」との出会い。ロケ先のいわき市の中華屋さんが出しているメニュー。近くの学校の柔道部のお腹を満たすため、そして、町おこしのために発案されたメニュー。話題作りだけでなく、地域貢献のためにと赤字覚悟で頑張っているお店のご主人からも学ぶことはたくさんありました。

様々な出会いから得る学びで、不安渦巻く現状を少しでも払拭できるよう前向きに進んでいきたいと思っています。

次は牧アナウンサーです。

NEW

金澤 聡

2020/03/26

子供たちは本来ならいよいよ春休み!と期待に胸膨らませる時期ですが、新型コロナウイルスの影響で今月上旬から臨時休校へ。相当前倒ししての長期休暇となってしまいました。
家にいる時間が長くなるのを覚悟して、普段学校に行くのと同じように規則正しい生活を心掛けてはいますが、親子ともに少しずつ何となくストレスが溜まってきている感じがしています。

せめて、部屋の空気だけでも新鮮なものにしようと、新しい植物を買ってきました。『サンスベリア』という空気清浄効果の高い観葉植物を購入しました。
天然の空気清浄機は、マイナスイオン効果で癒してくれたり、水分を放出して室内を保湿してくれたりと様々な効果があるそうです。新たな緑のアクセントが増えて目にも優しい部屋になりました。

とある日、狭い我が家でキャッチボールを始めた子供たち。予想通り、見事に『サンスベリア』の鉢にストライク。
植物は無事でしたが、床に土が散乱…。
我が家の子供たちを癒すには、『サンスベリア』が10鉢ぐらい必要なようです。

次は梅島アナウンサーです。

サンキュー

金澤 聡

2020/03/09

新型コロナウイルスなど不安要素はありましたが、サッカー2020明治安田生命J1リーグが開幕しました。
ベガルタ仙台は6シーズンぶりに新監督を迎え、2月22日開幕戦名古屋戦に臨みました。
木山新体制の船出は1対1の引き分け。リーグ戦の開幕ゲームは2年連続引き分けで、6シーズン連続で“負けなし”となりました。ベガルタはリーグトップのJ1開幕戦の勝率をキープしています。
今年の開幕戦は、ベガルタサポーターにとっては『神』と称される歌手の松崎しげるさんが来場しました。松崎さんがユアテックスタジアム仙台でライブをすると負けないという『不敗神話』があり、今年も見事に神通力(?)は継続!来場通算成績は『4勝2分』となりました。あぁ、ありがたや、まさにサンキュー、毎試合来ていただきたい…。

さて、木山新体制のもとベガルタ仙台はどんな戦術と戦略をもってシーズンに臨むのか。
個人的にサッカー戦術が好きで戦術に関するあらゆる著書を読み漁っていますが、さすがに独学では分からないことも多く悩んでいるのが正直なところ。であるならば元プロ選手や指導経験のある方に直接伺って戦術レベルを上げようと思い立ち、この度、Web上で実現させました!
題して、『ベガルタ研究所(ラボラトリー)』
ゲスト解説には元日本代表・ベガルタ仙台の岩本輝雄さん、前ベガルタ仙台ヘッドコーチの小林慶行さん、元ベガルタ仙台の田村直也さんを予定しています。ゲストの皆様には私の趣味に近い企画にご協力いただき、この場をかりてサンキューです!
ホームゲームを中心に研究所を開設したいと思っております。
お時間のある時にyou tubeで覗いて見てください。
開幕戦の解説は、岩本輝雄さんに出演していただきました。4-4-2の守備ブロックのフォーメーションにおける、FW赤﨑選手、ジャーメイン選手の守備位置と中盤の連携はどうなのか、攻撃時におけるボランチの吉野選手と松下選手の役割として何が必要だったのかなど、なるほど納得の解説をしていただきました。
個人的には楽しすぎて何時間でもやりたいのですが、20分から30分にまとめております。
番組宣伝になってしまいました(汗)見ていただければこの上なくサンキューです。
ただ新型コロナウイルスの感染拡大防止のためJリーグの試合は延期となりました。再開後に研究所を開設予定です。
※映像提供:cベガルタ仙台

次は、牧アナウンサーです。

誕生日

金澤 聡

2020/03/02

“ニワトリが先かタマゴが先か”

そんな謎解きの思考を無にしてしまう可愛らしさ。50歳近いおじさんが何を言っているのだろうかと疑問、あるいは不審に思われたかもしれません。
動物たちに触れることができる横浜にあるアミューズメント施設『オービィ横浜』に行った時の事。姪二人とうちの息子二人を引率して中に入ると、ネコやリス、そしてなんとカピバラまでも実際に触れることができました。
鷹の被り物をして、実際に鳥が空を飛んでいるようなバーチャルリアリティ体験もできました。

中でも最も可愛かったのが、誕生して間もないヒヨコでした。100羽くらいの小さくふわふわのヒヨコに触れた時のあたたかく優しい感覚の可愛いこと!
ちなみに不審なものではございません。
ここのヒヨコにとっての誕生日は人間に触られまくる日ですが、人間にとってはまさに癒しであり、子供たちにとっては命の尊さを学べる貴重な体験になります。
それにしても何とも言えない可愛らしさでした。時間を忘れるほど長い時間触れていました。不審者ではございません。

アミューズメントの外に出てふと思ったのが、『ニワトリが先かタマゴが先か』
その後脳裏にふとよぎったのが『ピンチの後にチャンスあり』か『好投が攻撃の流れを作る』か。
『個の能力向上』が先か『チームの戦術理解』が先か。
答えは出ませんが、いずれにしても誕生して間もないヒヨコは格別にかわいいという事です。

次は西ノ入アナウンサーです。

寒さあれこれ

金澤 聡

2020/02/13

今年は雪が降ることも少なく、例年に比べたら温かい冬です。
我が家で暮らしている、ウーパールーパーやハムスター2匹にとっては比較的過ごしやすい今シーズンの冬だと思います。ウーパールーパーがこの時期でも温度調整器具の全くない水槽で元気に泳ぎまくっているのが何よりの証拠かと。

数年前に、「ミニチュアピンシャー」という小型犬を飼っていました。顔はイケメン犬ですが、毛が短くて、お腹のあたりは肌が丸出しの犬でした。
夏は爽快感があるのですが、冬はさすがに寒そうで、散歩に行くと体をブルブルと震わせていました。あまりに気の毒なので、内側に起毛のついたノースリーブ的な服を着させていました。
ペットショップに行くと色んな種類の犬用の服が売っています。飼い主のセンスが問われるのではないかと、よく吟味して選んだのを覚えています。星条旗だろうが黒一色だろうが、犬にとっては全く関係のないことですが…。

先日、横浜の妹のところへ遊びに行った時です。
猫を飼っていました。その猫が服を着ていたのです!
さすがに寒さ対策ではなく、おしゃれ目的ですが毛が抜けても抜けても一年中ふさふさ、もふもふの猫に服でしたので、ちょっと驚いて二度見したのは確かです。
考えてみれば、今は炬燵がない家も多いので、丸くならず、服を着てしゃんとしている猫もいて当然かなと思ったりしました。

炬燵にみかんが寒さしのぎの定番の時代、リモコンのないブラウン管のテレビのチャンネルを誰がこたつから出て変えるのかで兄弟げんかをしたこともあったような…。

次は、梅島アナウンサーです。

1月22日はカレーライスの日

金澤 聡

2020/01/29

我が家では、おそらく週に1回はカレーが食卓に並びます。
食べたいものを聞くと、必ず『カレー』と答える小学生が我が家にいるからです。
私もよくカレーを作りますが、毎度、カレーを流布させた人に感謝しています。
こんなにも簡単に作れて、野菜もたっぷり入って、子供に喜ばれるからです。
私にとっては最高の家庭料理です。

私は圧力鍋で作ります。時短ですし、具材がトロトロになります。
隠し味にと少量のバターと牛乳を加えて作ったら、
これが思いのほか、我が家のカレー評論家の小2の息子に好評でして、
いまカレーの隠し味探しにハマっています。

2020年のスタートもカレーで始まりました。
『おせちもいいけどカレーもね』です。
(カレールーCMのキャッチコピーです。分かる世代と分からない世代があるかもです)
先日、横浜の中華街で中華を食しているときも、カレーの話になりました。
我が家にとっては
『中華もいいけどカレーもね』です。

カレー万歳の我が家です。


次は、下山アナウンサーです。

2020

金澤 聡

2020/01/08

新たな年を迎えることができました。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

オリンピックイヤーの今年は、『子(ね)年』です。
4度目の年男です。
なので、新年早々パワースポットなるところに行ってきました。茨城県にある『御岩神社』です。

『ナクレ』というフレンチ店のシェフの方に、「御岩神社に行ってみてください。本当にパワーもらえますから』と勧められ、ならばと新年に行ってきました。そのシェフの行動力と前向きな生き方をリスペクトしているので、これはご利益があると信じ足を運びました。

しかし、これが結構山の中にありまして、御岩神社までの道のりはなかなかハードでした。
年男の私にパワーが宿るならと踏ん張って神社に到達、折角なら御岩山の山頂まで行ってしまえということで、さらに山頂目指して登ること20分。
山頂からの景色は連なる山々を見渡せる絶景、疲労感も吹き飛び、全身にパワーがみなぎった感じがしました。思い込みかもしれませんが、そう感じました、はい。

かくしてパワーアップした今年は、色んな事にチャレンジする年にしたいと思います。

写真は、御岩神社の境内にある『三本杉』これも相当なパワーを放っいるそうです。
確かに感じました、たぶん、はい。
とてもいい年になる予感は十分です!

次は、高橋アナウンサーです。

2019年を振り返って

金澤 聡

2019/12/25

今年、仕事で広島に行きました。
就職活動で訪れて以来、25年ぶりの広島でした。
広島に到着したとき、街を歩いている多くの外国の方の姿を目にして驚きました。
色んな言語が飛び交うオープンテラスの喫茶店の光景は、お洒落なイタリアのカフェのようでした。

宿泊先のホテルに戻ると、窓から原爆ドームが見えました。
仕事用の資料作りの手を止めて、原爆資料館と称されている平和記念資料館へと向かいました。
平日でしたが、入り口は海外からの観光客の列。
街で見た多くの外国の方は、資料館を訪れた方々だと知りました。

25年ぶりの資料館。
改めて平和であることのありがたさを感じました。

当たり前のように仕事ができることの尊さを胸に
広島でスポーツ実況ができることに感謝して実況席に向かったことを覚えています。

来年は大きな災害などなく平穏無事な年になるよう願って。

(※写真は、平和と自由を祈願して自由の女神像を掲載しました。お台場ですけど…)

今年の『アナ・ログ』は今回で最後です。
今年もご覧いただきありがとうございました。
アナウンサー一同感謝申し上げます。
新年は1月6日からスタートです。
これからも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
では、良いお年を!


11/26 いい風呂の日「お風呂と私」

金澤 聡

2019/12/03

先日、山形の山寺へ行ってきました。
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」
芭蕉の句で有名ですが、当然この時期は蝉の声は無く、閑さの空気にどっぷり浸かるような山寺でした。
朝8時すぎに立石寺を目指して、階段を一歩一歩確かめるように登っていきました。
スタートは快調なペースでしたが、300段あたりから突然腰痛が発生。一段一段登るたびに煩悩が一つ一つ消えていくとガイドに書いてあったので、ここでやめるわけにはいかないと100段登って休憩、50段登って休憩を繰り返しながら、なんとか階段を登り切りました。

頂上で待ちくたびれた息子二人には、「遅すぎない?」という労いの全くない言葉をもらいましたが、額に汗しながら腰痛に耐え登り切った達成感と心地いい疲労感を得ることができました。

帰りに饅頭屋さんに寄って、出来立ての「山寺まんじゅう」を茶釜の湯で煎れたお茶でいただきました。茶釜の湯がとてもなめらかでやわらかく、お茶の美味しさを引き出していたのと、できたばかりの温かい饅頭が最高に美味しく、腰の痛みとふくらはぎの痛みを和らいでくれました。
茶釜を見ていたらなぜか温泉に行きたくなり、家族を温泉に誘いましたが、息子のスケジュールが詰まっているとのことで却下。泣く泣く家に帰りすぐに我が家のお風呂に入りました。
「あ~やっぱり我が家が一番だな」という旅先から帰ってくると定番の一言を漏らしながらゆったり湯船に浸かり完全に疲労を拭い去りました。

気持ちよくお風呂に入るために、もっと運動しようと決意した山寺。煩悩が消えたかどうかは…わかりません・笑

次は、西ノ入アナウンサーです。

七五三

金澤 聡

2019/11/20

うちは息子が二人。ふたりとも小学生。七五三を迎えたとき、スタジオで写真を撮りました。定番の手に刀を持って撮影しました。
すると、『兜を被りたい!』『鎧を着たい』と言い始める訳です。
さすがに端午の節句でもないので、何とかなだめて、 “The七五三” という写真を撮ったのを覚えています。
あれから下の子は3年がたち、いまでは、海で鎧をまとっているカニやエビといった甲殻類を食すのが大好きになりました。無類の甲殻類好きです。

そんな下の息子を連れて、先日、会社の有志の方が催してくれた釣り大会と芋煮会に参加しました。
私と息子は塩釜の漁港の岸壁で釣りと芋煮を楽しませてもらいました。そこで、会社の後輩が見事シャコエビを釣りあげました。甲殻類好きの息子は大興奮です。
さっそく七輪で火をおこし、息子が率先してシャコエビを焼いて、率先して食べていました。「最高に美味しい」と笑みをこぼし、会社の後輩に感謝していました。

こうやって父親と一緒に遊びに行ってくれるのはいつまでなのだろうかと、成長していく息子を見ながら思う休日。まさか、こんなにエビやカニが好きになるとは思いませんでしたが…。
将来は「お寿司屋さんを経営したい」とポロっと息子は言っていましたが、『経営かいっ!』と心の中で突っ込む父親なのでありました。

次は、高橋アナウンサーです。

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