金澤 聡
2007/02/22
受験でいい思い出はないっ!です。大学入試は1浪したし、就職試験は全国飛び回り金銭的に辛かった…。
さて、1浪時代、僕は東京の大手予備校に通っていました。当時、受験アイテムで流行していたのが、「黒の水性ボールペン」。
水性ボールペンは、普通のボールペンより芯の減り具合が早い。ですから、たくさん書く=たくさん勉強している=たくさん水性ボールペンを使用する=使い終わった水性ボールペンがたくさんの山となる、いわば、“俺はこんなに勉強したんだ”という自己暗示的な自己満足に繋がるわけです。
当時の友達との会話も、「もう俺なんて水性ボールペン100本使い切ったよ!」「すげ~」というのが挨拶代わりに行われていたものです。偏差値が上がったよりも、水性ボールペンの数が上がった方がちょっと嬉しかったりした様な…。まさに、本末転倒です。
いまたくさんの受験アイテムがありますが、やはり、最後は『自分の力』だと思います。もっと気づくのが早ければ赤門をくぐっていたかもしれません。それは…、ないですね・・・はい・・・。
今では、ボールペンの減りもかなり遅くなりました。それだけ飛躍的に記憶力が上がったと自分勝手に思っています。(ただ単に勉強していないだけですけど…)
次回は、赤門の先輩です、…違いますね…、色は近いですけど、オレンジ門(?)の同じ大学の先輩です、浅見アナウンサーです。