佐藤 拓雄
2018/07/10
今日7月10日は、1945年に仙台大空襲のあった日です。
そんなわけで、戦争と平和のことを少しでも思おうと、写真は、先日訪れた、広島の原爆ドームにしました。
私は、原爆ドームは初めてではありませんが、ここに行く度、これを見て、「戦争は絶対にダメだ」と思わない人はいないだろうと感じます。
では、お題の話に入ります。
「クールビズ」なるものが、世に現れて10数年。
私たちサラリーマンの夏の装いは、随分変わりましたね。
私の場合、特に報道の仕事が中心になってからは、真夏でもネクタイは必須でした。官公庁に取材に行くのに、ノーネクタイはあり得ない、というのが当時の常識でした。
しかし、このネクタイというものは、夏にしていると、本当に暑いのです。
ネクタイを締める、つまり、ワイシャツのボタンを一番上まで止め、首元がピタッとしている、たったそれだけで、体感温度がまるで違います。
その時代、暑い日、というと、至る所で、上着を脱ぎ、ネクタイを緩めて汗を拭くサラリーマンの姿がありましたが、まさに、こうしないと暑さで気を失うのでは?と思うこともしばしばありました。
クールビズが定着し、夏用のさらっとした下着や洋服があふれる今、夏になるたびに、クールビズ前と後の大きな体感温度の差を思い、隔世の感があるなあと訳もなく感慨深い気持ちになります。
とは言っても、私は、ネクタイをするのは、どちらかと言えば好きです。
ネクタイを上手に結べるようになった時、大人になったと感じたから。
ただ、まあ、考えてみれば、ネクタイが礼儀でノーネクタイが無礼、なんていうこと自体、単なる「社会的合意」に過ぎないわけですから、その合意を皆で変えれば、こういうことになるわけですよね。
暑いときは涼しい恰好で、ということでいいと思います。
明日は、いつもスニーカーがド派手です。下山アナウンサーの夏の装いです。