佐藤 拓雄
2018/08/10
「冷やし○○」という食べ物がとにかく好きです。
・・・と書いてみて、あれ?同じようなこと以前にも書いたな、と調べてみたら、去年の今頃、「夏だからこそ、冷たいもの?熱いもの?」というお題で書いていました。
同じ内容を書くところでした。
気を取り直して違う話を。
【写真】は、岩手県宮古市の名物、牛乳ビン詰の生ウニです。
そろそろ旬が終わってしまいますが、北三陸では、この牛乳瓶ウニが初夏からこの時期にかけての風物詩のようです。
このウニは、とんでもなく美味です。
クセが全くなく、甘みと香りがたまりません。
ビンからドバドバとどんぶりのごはんにかけて、ガーーーッとかっこみ・・・たいところですが、
ご覧のようなお値段なので、少量ずつスプーンでビンから大切に取り出して食べる、というのが現実です。
でも、生ウニですから、2~3日のうちに食べきらなければならず、いつまでもチビチビ食べているわけにもいかないという、悩ましい代物でもあります。
最近一番おいしいと思っている食べ方は、海苔の上にごはんを乗せ、さらにウニを乗せ、しょうゆを1~2滴たらしてパクッと一口で。ウニと海苔の香りの相乗効果で、ウニ単独よりさらにおいしく感じます。
ウニで思い出すのが、大学時代の夏休み。
友人たちと「生ウニ丼」を食べようと、気仙沼大島まで行きました。
さあ、ウニだウニだ!とはやる気持ちでお店に入ったところ、しけでウニが上がらず生ウニがないというタイミングの悪さ。
仕方なく「蒸しウニ丼」を食べたのですが、これだって相当美味しいはずなのに、何とも味気ない記憶になってしまった、というお話でした。
続いては、高橋アナウンサーです。