アナ・ログ

8月8日はお米の日

梅島 三環子

2021/08/12

子供のころ、冷夏によるコメ不足問題に直面しました。
平成の米騒動というものですか。
それまで当たり前に毎日食べていた日本のお米が手に入らない。
輸入米ばかりが続く食卓。
失って初めて気づいた日本のコメの美味しさでした。
それまで正直、コメの味など気にも留めていなかった子供でも気づいた味の違い。
輸入米に食べ慣れていないというところも大きかったと思いますが
同じコメとは思えない食感と味に非常にショックを受けました。
それと同時に、これはいつまで続くのだろうという怖ささえ感じていたように思います。

テレビでは、チャーハンを筆頭に輸入米をおいしく食べるための特集を連日放送。
私は、普通に茶碗でおいしい白飯が食べたいのだと思いながら見ていたことが
懐かしく思い出されます。

最近では、すでに美味しかったコメもさらに品種改良がされ
様々な特徴のある、様々な好みに合わせたコメも多く出て来ました。
冷めても美味しいコメもたくさんありますしね。
悩める贅沢な環境にも感謝したいと思います。

写真はコメより鰻が主役になっていまいましたが、季節ものですので…。
明日は下山君です。

アナウンサーを目指したきっかけ

梅島 三環子

2021/07/20

何を書こうかと考えたのですが、昔のことを思い出すと、なかなか恥ずかしいです…。

小さなきっかけは色々あったと思いますが大きかったのは中学校の面談の時、将来の夢を聞かれて咄嗟に答えたことによるものが大きかったと思います。
「無い」というのも悔しいし、私の理科の点数では幼いころからの夢だった「獣医になりたい」とは口が裂けても言えず(笑)。
頭が真っ白になった時、何となく頭の中にあった「アナウンサー」という言葉が出たのだと思います。笑い飛ばされるかと思いきや、先生から思いもよらず夢の後押しをするような言葉をかけてもらい、まんざらでもなくなって今に至っています。
もちろん目指した理由は、しっかりありますよ。きっかけというだけです。

大学の面接でも、将来の夢を聞かれ、行きたいテレビ局やその理由まで聞かれて、大学の試験なのか就職試験なのか、わけがわからない状況でした。
私にとって当時は叶うとも思っていなかった「夢」について語るのは恥ずかしいことでしたが、案外口に出してみると励ましてくれる人も多く結果よかったのかなと思っています。

将来の夢でさえも、何がきっかけになるかわからないものですね。

写真は、「ともに」の取材で伺った東松島市の水耕栽培されたメロン。
試験栽培とは思えない素晴らしい出来でした。

明日は、牧アナウンサーです。

おうち時間

梅島 三環子

2021/07/06

おうち時間が増えて1年以上。例年以上に、盆栽が売れているそうです。
先日、生まれて初めて「盆栽園」に行ってきました。調べてみると仙台にも立派な「盆栽園」があるんですね。園内に入ると、ずらりと並ぶ盆栽。その数、300余り。
初めてじっくり盆栽をみましたが、盆栽と一言で言ってもこれだけ個性があって魅力が違うのだなぁと実感しました。

私が一番気に入ったのは、「懸崖(けんがい)」という樹形の盆栽。樹の先端が、鉢縁より下にあるものを総じてこう呼ぶそうで、切り立った崖など厳しい環境でも負けじと生きる樹の力強さがあらわされています。
中でも目を引いたのは、写真に撮らせて頂いたエゾマツ。お値段は300万円ということで、写真だけで楽しむことにしました。

一方で、園内には数万円から楽しめる作品も多くあり楽しみ方はそれぞれだとも感じました。30代くらいのご夫婦が数万円の盆栽を買って食卓に飾るなんてお話も伺いました。
いい御趣味ですよね。
私もそんな素敵なおうち時間を演出してみたいものです。

明日は金澤さんです。

雨といえば

梅島 三環子

2021/06/29

先日、久々に会社の置き傘を使いました。
家まで歩いて帰ったら、鞄はもちろん、服も濡れ、頭には雨粒が落ち、顔まで流れ落ちてくる始末。以前はそんなことにならなかったと思うのですが…。

傘が小さくなるわけもなく、そこまで私が大きくなったつもりもありませんが、もうこの傘は使えないとお別れすることにしました。

久々にネットで調べたら、軽量で機能的なものがたくさん出ていることに驚きました。早速購入してみると、本当に軽い。持っている感覚すらない軽さです。これならばと思い、毎日傘を鞄に入れて持ち歩くことにしました。
しかし、準備万端な時に限って一切突然の雨には見舞われません。お守りみたいなものでしょうか。
これからも鞄に忍ばせ、いざという時のために備えておきたいと思います。

ちなみに写真は、「ともに」の取材で頂いたホヤとマンゴーとなますの一皿。
ホヤ好きの私も初めての組み合わせに驚きました。

明日は堤くんの雨トークです。

父の日あれこれ

梅島 三環子

2021/06/07

書こうと思っても、「あれこれ」というほど父の日の思い出がありませんでした。
なかなかひどい娘です。
父との思い出は沢山あるんですが、父の日の思い出はあまりありません。イベントものにあまり熱心でなかった我が家。父の日はそもそもイベントなのか、という話はさておき特別なことをした記憶がありません。
あれが欲しい、これがしたい…とあまりリクエストを言わない父だったからでしょうか。
いや、こちらから察してすべきなんですけれどね。

そんな父も唯一欲しがるものがありました。
犬です。
飼いたい犬種はいつも大型犬。
今もたまに実家に帰ると、結構な確率で「始めまして」の大型犬がいます。触っていい犬といけない犬の判断は父がするのですが、触っていい犬は私も一生懸命可愛がります。
跳びかかると私と身長が変わらないので、初対面の犬を信頼するしかないのですが今のところ事故はありません(笑)
父の見立てがいいのでしょう。

父の日のプレゼントはありませんが、父の大切な犬を大切にすることで、きっと日頃の感謝を感じ取ってもらっていることと思います。

写真は、以前旅先で食べたカレーライス。
そういえば父は、カレーはつまみでしか食べなかったなぁ。

明日は、佐藤部長です。

朝ごはん

梅島 三環子

2021/05/20

2月に胃炎になりました。
その時、しぶしぶ食べたお粥にはまり今もお粥ブームが続いています。
夜にお粥を作って、残りは朝に。これが私の毎日の朝食です。
以前は、干し貝ひもとワカメの組み合わせがお気に入りでしたが、今は干しキクラゲとワカメの組み合わせが気に入っています。

その時々のブームを毎日食べ続けるのが私の朝食です。食べたいものを食べたくなくなるまで続けてしまいます。でもピタっと、ある日食べたく無くなるのです。自分の限界まで食べたということなのかなと考えています。

そういえば子供の頃に、一生分のふりかけを食べたと思っています。大人になってからもあまり食べたいと思えず、口にすることはありませんでしたが、先日子供の残りを食べたら、久しぶりにおいしいと再び感じることができました。さすがに20年くらい経つと、飽きたことさえも忘れることがあるようです。

写真は、テイクアウトの豆腐。
もつ鍋屋さんに特注で作ってもらうのですが、息子が全部食べるのでほぼ食べたことはありません。
明日は、伊藤さんの朝ごはんです。

集中力が切れたときには

梅島 三環子

2021/05/13

集中力が切れた時は、別の仕事をします。そこまで頭を使わなくても出来る仕事をひとしきりして、頭がすっきりしてから改めて取り組むようにしています。
あとは、一回外に出て一人になる。机で悶々と悩んでいるより、歩いて考えていた方が、ふと いいアイディアが浮かぶこともあります。ただ、帰り際にふと忘れてしまうこともありますが。

そして集中力って、結構伝染するような気もしています。あくまで私の場合ですが、みんな集中しているなという現場では自分も集中力が高まる気がします。家で勉強できなくても、静まり返った自習室では勉強がはかどるみたいなイメージです。

つべこべ言わず、いつでも集中して取り組めと言われそうで非常に書きづらいので今回はこのくらいにしておきます…。

写真は先日取材したフルーツサンド。
その人気っぷりに驚かされました。

明日は下山君です。

朝型?夜型?

梅島 三環子

2021/04/20

私にとっては、難しいテーマですね。
朝も弱ければ夜も弱い。
ダメ人間のようですが、正直そんなところです。

ただ仕事をしているとそうも言っていられないので、朝型でも夜型でも、もはや関係ないという雰囲気もあります。起きなければいけない時間に起きるし、起きている必要があれば寝ません。
これまで一番悩んだのは、朝3時半に会社を出発する取材。
寝たら起きるのが怖いし、寝ないと取材中に頭が働かなさそうだし。
結局ちょっと寝て、1時位に起きて支度して出かけた記憶があります。

でも、この仕事のおかげというべきか海外旅行をしても時差ボケというものを体験したことがありません。
一回寝たら、もう次の日。
何時間寝ようが自分の体がそうなっているので割と元気に初日から動けます。
しかし、昼寝は苦手になってしまいました。
一回寝ても、すぐ夜がやってくると具合が悪くなります。
この辺りは、人それぞれでしょうね。

写真は、食べられる花・エディブルフラワーを使ったサラダ。
取材したもの。
サラダが花畑になりました。

明日は、金澤さんです。

お部屋づくりのこだわり

梅島 三環子

2021/04/06

今住んでいる家は色々リフォームしました。
自分で選んで決めたので、割と自分好みになっていると思います。
ただ、こだわり始めるとお金もかかってくるわけでして…。

まず水回りは、ショールームに行った途端予算が跳ね上がります。
ショールームに行くと、目移りするんですよね。
これに少しお金を足すと、汚れが付きにくい素材になります。
少しお金を足すと、掃除がしやすい仕様に変更できます。
少しお金を足すと、このデッドスペースを収納スペースに変えることが出来ます。
好きな質感・色味を選ぶと、またまた追加料金。
隣にいいものが並んでいれば、さらによく見えますよ。
妥協するか、支払いを頑張るか自問自答の時間が過ぎていきます。
決断するって難しい。

また家が物で大変なことになってきた頃、一室を収納専用の部屋に改造しました。
この時は、自分で設計図も書いて業者に見積もってもらったので
だいぶ予算を抑えられたように感じます。
ただ、設計図を描くのはもちろん初めての事。
自分で収納したいもののサイズを測り、作り付けの棚のサイズを決めて発注しました。
正解だったのかどうか、完成した今もよくわかりませんが
とりあえず収納の悩みは解決したのでよしとしています。
でも、新たな悩みが。
余裕ある収納が欲しくて部屋を改造したのに、あっという間に収納部屋がいっぱいに。
収納あるあるでしょうか。
やはり定期的な断捨離は大切なようです。

写真は、我が家といいたいところですが
取材先のショールームです。
ため息が出るような素敵なキッチンです。

明日は堤君です。

東日本大震災10年

梅島 三環子

2021/03/18

10年前に行った沿岸部。
復旧復興なんて、全く想像すら出来ませんでした。
こんなことが起こるのだろうか、というのが正直な感想でした。

あれから10年。
沢山の声をこれまで伺ってきました。
多くの涙も見てきました。
時の流れは、心を少し整理してくれるかもしれませんが、あの日の記憶は傷を負った方々にとって、絶対に忘れられないことと感じます。10年経ったって、何年たったって、悲しみが癒えることはありません。
未だに震災の話すら聞くことができないという方もいらっしゃいます。それが現実なんだと思います。
10年とはいえ、何の節目でもないと思っています。一方、10年だから一歩を踏み出したいというご遺族の声も忘れられません。
それぞれの10年、そして、それぞれのこれからと私なりに寄り添っていければと思います。

明日は拓雄部長です。

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