佐藤 拓雄
2021/05/31
我が家の次男(小6)は、朝から食に貪欲です。
まだ小さな頃から、起きてすぐ「きょうの朝ごはんは何ですか?」と聞いてきたような子です。
晩ごはんではなく、朝ごはんのメニューを聞くことって、あまりない気がしますが、これを食べたい、というのが、その都度はっきりしていて、とにかく、食に対して、強い意思と欲を持っているのです。
朝から食べる分量もかなりしっかり、しかもあっという間に平らげて、学校へ出かけていきます。これは、親として、見ていて非常に気持ちがよく、ほっとさせられます。
先日亡くなったエリック・カールさんの「はらぺこあおむし」さながら、生まれてこのかた、ずっとはらぺこ君。
学校では給食の「おかわり争奪戦」にも毎日参戦しているようですし、学校から帰っても、すぐに「お腹が空いた」とおにぎりやごはん(米)をペロリ、ということもしばしば。おやつにお菓子類よりもごはんを欲しがるのも、親としてはとても好ましく感じています。その分、体が大きくなるのも早いようです。
そんな次男ですので、朝ごはんが少しでも進まない様子だと、体調が悪いのかな?と心配になったりします。
実は、だいたいそういう時は、前の日の晩ごはんをドカ食いして、お腹の減りが遅い、というだけだったりしますが(笑)
上の二人の小学生時代は、朝ごはんは毎日ちゃんと食べていましたが、「きょうの朝ごはん何?」と聞いてくることはまずありませんでしたし、分量もスピードも、次男とはだいぶ違い、なかなか食べ終わらない子どもたちに「はやくしないと学校に遅れるよ」と、しょっちゅう言っていた記憶があります。
きょうだい同じように育てているつもりですが、朝ごはんひとつとっても、それぞれ違うもので、とすると、環境ではなく、持って生まれた特性なのでしょうか。
ともかく、朝ごはんを美味しそうにしっかり食べる次男を見ると、今日もわが子が健康でいることへの感謝の気持ちと、その元気をこちらももらえたような気持ちになります。
【写真】先週26日の皆既月食。写真に撮ると、肉眼で見たのと違うのですが、珍しいものを見られたので、ここに載せます。
明日は、新しいお題で、牧アナウンサーから。