牧 広大
2021/07/21
声を使う職業に就きたかったこと、放送局に憧れがあったこと、この二つがきっかけでテレビ局のアナウンサーを目指しました。
目指し始めたのは、大学3年生の時。就職活動でいろいろな職業を見たときに、自分の声で勝負するアナウンサーという職業を見つけ、やってみたいと思うようになりました。そこから試験を受けるための準備を進め、ニュース読み、フリートーク、パネルトーク、模擬実況…、
今まで全くやったことないものが、すぐに上達するわけがなく、いろいろと悪戦苦闘しながら、日々練習していました。まわりは小さいころからなりたかったという人も多く、アナウンサー試験に向けていろいろ鍛錬して準備をしていて、目指す人たちのすごさに日々圧倒されていました。
もっと小さなころから自分の将来をしっかり考えておけばよかったと後悔しましたが、笑
なんとか今の会社に内定をもらい、無事にアナウンサーとして働くことができています。
先日バスケットボールの国際強化試合を実況させていただく機会を頂きました。Bリーグでは仙台の試合を喋ったことはあったのですが、代表戦は他の競技を含めて初。
少し…、いや、けっこう興奮気味に喋ってしまい(笑)、いろいろなミスをたくさんしてしまいました…
ただ日本のトップレベルの選手たちが集まり、目の前で精度の高い技術を見て話せたことはとてもいい経験になりました。自分の中では今回できなかったことのほうが多いですが、今回得たこの経験を今後のバスケット実況はもちろん、他の競技や仕事に活かしていきたいと思います。
社会人、そしてアナウンサーになって7年目、まだまだたくさんミスはしますし(自分の力量の問題もありますが笑)、バスケットだけではなく、知らないことも多くあります。
どんな仕事でもそうかもしれませんが、アナウンサーという仕事も、日々進化し、終わりがない仕事。だからこそ面白いと感じる部分もあれば、日々勉強していかないといけない職業と常に感じます。
写真は日本代表戦の時の様子。利府町にあるセキスイハイムスーパーアリーナで行われました。毎年春高バレーの県大会で使われる体育館でもありますが、国際試合ということもあって、いつもとはまた違った雰囲気が出ていました。
続いては西ノ入アナウンサーです。