堤 勇高
2021/04/27
大学の受験勉強をしていた時期、集中が切れても気合いと根性で乗り越えようとしていました。集中が切れてもひとまず勉強を続ける、そうしていればそのうち再び集中の波に乗れるという理論です。科学的に正しいのかはわかりませんが、6割か7割くらいは成功していました。逆に残りの3~4割は集中が切れながら数時間勉強をする苦しい時間となっていました。
大学に入って以降は、ベタですがラジオを聴きながら作業を再開することが多くなっています。以前は「他の人の話を聞きながら作業をするのは、集中できないのでは?」と思っていましたが、実際にやってみると集中への「導入」としてとても役立ちました。
ラジオを聴いて作業をしているつもりが、いつの間にか意識が作業に集中しています。私はマルチタスクがあまり得意ではないほうなので、効果的なのかもしれません。
さらに、1時間や2時間など放送時間が決まっているので、「この1時間で作業を終わらせる」と決めたときなどの時間の目安にもなります。ある意味ゴールの設定をすることで、作業に身が入ります。途中からは作業に集中しているため、好きな番組の内容が全く頭に入らない状態ですが、あとで聴きなおせば、ある意味「二度おいしい」とも言えます。
写真は数年前のものですが、金沢市に行ったときに食べた「のどぐろの蒸し寿司」です。
集中が切れたとき、美味しいものを食べるのも一つの方法だなあと思って過去の写真を探して見つけました。
「なかなか思うように旅行に行けない世の中になった」と度々このアナ・ログにも書いているうちに1年以上が経ってしまいました。感染症対策への「集中力」も今一度高めなければと思う今日この頃です。
次は牧アナウンサーです。