アナ・ログ

秋を感じます

堤 勇高

2022/10/21

色づく木々に秋を感じる方も多いのではないでしょうか。
モミジの赤、イチョウの黄色などなど……。

私は特にイチョウに秋を感じます。

私の通っていた小学校には「大イチョウ」と呼ばれるイチョウがありました。
7本のイチョウが集まって1本の木のようになっているもので、3階建ての校舎をはるかに超える高さと、中で人間が暮らせそうなほどの太さ、非常にインパクトのあるイチョウです。
市の天然記念物にも指定され、校歌では1番にも2番にも登場する、学校のシンボル。
秋になれば葉の色が変わり、黄金の大イチョウはインパクト倍増です。

ただ、紅葉の後には当然落葉のシーズンが巡ってきます。
7本の木が集合した大イチョウですので単純計算で落ち葉も7倍です。
周辺は「降り積もる」という表現が似合うほどに大量の落ち葉で埋め尽くされます。
掃除の時間にはその落ち葉を掃除する「大イチョウ」という持ち場があったほどです。

さらにイチョウで避けられないのがイチョウの実、銀杏の存在です。
風のある日は銀杏のボトボトと落ちる音が近くの教室まで聞こえるほど大量でした。
もちろんにおいもインパクト抜群でした(笑)

今でも銀杏のにおいが風に乗ってくると秋を感じるとともに幼少期を思い出します。
顔をしかめながらですが……(笑)

私の中で良くも悪くも秋を感じさせてくれるイチョウ。
写真は街路樹のイチョウですが、すでに色が変わり始めています。
そしてそこに隠れるかのように「ヤツ」もスタンバイしていました。
今年も大いに秋を感じさせてくれそうです。

次は梅島アナウンサーです。

お酒のはなし

堤 勇高

2022/09/28

20代も後半になり、これまで苦手だった種類のお酒をだんだんと飲めるようになっています。大人の階段を上っています。

そんな中いまだに苦手意識があるのが赤ワインです。
あの口に残る渋みがどうにも……。

超が付くほどの高級品を一度飲んでみれば、美味しさが分かるものなのか?
しかし高級品にチャレンジする勇気もなく、なかなか苦手意識を払しょくできずにいます。

苦手ならば別に飲まなくてもいいじゃないかという話ではありますが、ロックグラスでウイスキーを飲む人にシブいカッコよさを感じるように、オシャレなおつまみとともに赤ワインを嗜む人にエレガントなカッコよさを感じるのです。
一言で片づけるなら憧れですね。

日本酒を飲めるようになったのは宮城に来たことがきっかけ、ウイスキーが飲めるようになったのはコロナの流行でしばらくお酒を飲んでいなかったのが(多分)きっかけでした。

何かきっかけがあればきっと赤ワインも好きになるはず。
いまは焦らずにそのきっかけが来るのを待ちます。

写真はお酒のものを……と探したのですが、家飲みばかリだとお酒の写真って全然撮らないんですね。
遡って遡って、大学時代の写真です。
唯一赤ワインが写っている写真でした。
友人と出かけた先で試飲ができると聞いて、赤にチャレンジしたときのものだと思います。
この時は「きっかけ」にはならなかったみたいです。

次は「実は酒豪⁉」と噂の伊藤アナウンサーです。

ファミリー

堤 勇高

2022/09/15

先月、26歳の誕生日を迎えました。
20代もあっと言う間に折り返しです。

私の誕生日は8月2日。学校は夏休み期間なので、教室で友達に祝ってもらうというイベントにはものすごく憧れがありましたが、家族にはしっかりと祝ってもらっていました。飾り付けられたリビングやテーブルにならんだ手巻き寿司が今でも記憶に残っています。

社会人になり、新型コロナが流行し、誕生日に限らずですが会食が思うようにできないここ数年。誰かの誕生日会を開くことも、開いてもらうことも随分と減りました。
そんな近年の誕生日ですが、変わらず家族からはお祝いのメッセージをもらっています。なかなか帰省できていない中、ありがたい限りです。

もちろん社会人になってから、家族以外に全く祝ってもらわなかったわけではありません。会社の同期の間では、毎年プレゼントを贈りあっています。

そんな同期からは以前「ファミリー」をもらいました。
ファミリー……シルバニアファミリーです。
かわいい人形やミニチュアの家などのおもちゃです。

誕生日前に「何か欲しいプレゼントは?」と聞かれ、ふざけて「家かなぁ」と答えたところ、シルバニアファミリーの「家」を贈ってくれました。軽口を100倍にして返されました(笑)

ちなみに「車」と答えた年にはレゴでつくるフェラーリをくれました。家も車も同期からもらえる、幸せ者です。

さて、写真は先日取材させていただいたyoutuber、「MELOGAPPA」のお二人とながの社長です。MELOGAPPAのお二人も、ながの社長と部下さん(顔出しNG)のお二人も、家族のように息ピッタリでした!

次は千坂アナウンサーです。

今年の夏の総括

堤 勇高

2022/08/25

今年の夏は海に行って、釣りをして、バーベキューをして、私の思う「王道の夏」を満喫しました!
といっても取材で、しかも全部を1日に詰め込んでの満喫でした。

先月、松島湾に浮かぶいかだの上でサウナに入る「海上サウナ」を体験してきました。
非常に良く晴れて、夏真っ盛りという言葉が似合う1日でした。
穏やかな波を感じながらのサウナ、水風呂替わりに海にダイブ、サウナの気持ちよさと海の解放感からくる気持ちよさ、2倍以上楽しめるサウナでした。

さらにそのいかだを拠点に船で沖へ出て、人生初の海釣り体験。
糸の垂らし方や魚がかかったときの吊り上げ方など、手取り足取り教えていただきながらの海釣りでしたが、竿に手ごたえがあった時のドキドキに初心者ながらハマってしまいそうでした。

そして吊り上げた魚などの食材を使っていかだの上でバーベキュー。
自分で釣った魚はまさに一味違いました。

海、マリンアクティビティー、バーベキューと夏の楽しみを駆け足で周回したようなロケ。
あの1日が今年一番「濃い夏」を感じた日でした。

写真は藤崎前で撮った七夕飾りです。
下からのぞくと水色と白の千羽鶴が降り注いでくるような景色が見られ、非常に涼やかでした。
これも仙台には欠かせない夏要素ですよね。

次は牧アナウンサーです。

水のこだわり

堤 勇高

2022/08/03

正直なところ、水にあまり強いこだわりはありません。水道水も、ペットボトルの水も、ガブガブ飲みます(笑)
そんな私が、以前水を選ぶ際にこだわっていたのは硬度です。絶対に軟水を選んでいました。

理由は単純に味です。
軟水は飲んだ後口の中に何か残る感じはしません。一方で硬水は飲んだ後に口の中に独特の風味が残る気がします。

水を飲んだ後は口の中が「無」であってほしい私としてはこの硬水の風味があまり得意ではありませんでした。風味以外にも体に及ぼす効果の違いなどあるそうなのですが、幸か不幸か、それを感じられるほど繊細な体を持ってはいません。

大学の卒業旅行で海外に行ったとき、旅行先は硬水が一般的な地域で苦労しました。売っている水、レストランで飲む水、ほぼすべてが硬水で「やっぱり自分にはしっくりこないなぁ……」と思いながら飲んでいました。

ただ、人間の体は不思議なもので、硬水を数日も飲み続けていると、あの苦手だった風味が全く苦ではなくなっていました。「結局こだわりじゃなくて慣れじゃないか!」と自分に突っ込んだのも一つの旅の思い出(?)です。

写真は先日人生で初めて食べたイカ墨パスタの写真です。
ちなみにパスタを茹でるときは硬水の方が麺にコシが生まれて良いそうです。

次は梅島アナウンサーです。

夏休み!

堤 勇高

2022/07/20

私の中には去年あたりからひそかに練っている夏休みの計画があります。
それは「バイクに乗って海沿いを走りながら旅行する」です。

とはいえ、バイクは持っていませんし、バイクの免許すら持っていません。
今あるのは熱意と妄想と憧れだけです。

海沿いの気持ちいい風を感じながらバイクを走らせ、各地の名所や名物を楽しむ旅。
……をイメージしながら過ごす今年の夏休みとなりそうです。

バイクに乗って風を感じた経験はこれまでもあります。
大学時代、ほんの短い間だけピザ配達のアルバイトをしていました。
その際は原付の2輪や3輪に乗って都内の風を感じていました(笑)
当然スピードは普通のバイクに遠く及びませんが、暑い日も運転中は少しだけ暑さを忘れられた記憶があります。

もし中型や大型のバイクを運転できたなら、さらに海沿いを走れたなら、「ピザ配達」の比にならないほど爽快な風を感じられるのではないかと思います。

考えれば考えるほどチャレンジしたくなる海岸ツーリングですが、まずは免許を取るところから。
もし免許をとっても、そのあとはバイクの購入が必要です。
貯金することなどを考えると……来年、いや再来年あたりに達成できていれば御の字かもしれません……。

写真は夕暮れに会社で撮った窓の写真です。
右に見える「旧勝山館」と左に見える道路は本来の景色、中央は左の景色の反射です。
夏本番が近づいて、夕方でも明るくなり、こんな不思議な窓が誕生しました。

次は千坂アナウンサーです。

宮城の魅力再発見

堤 勇高

2022/07/06

「新鮮でおいしい海のものが気軽に食べられる」
海なし県で生まれ、お刺身はじめ魚介類が大好きな私にとって宮城で食べる海鮮は本当に魅力です。
(もちろん内陸に輸送されてくる魚たちもおいしいものはたくさんあります!)

正直そんな恵まれた環境に、少し慣れてきてしまっていた今日この頃。
美味しい魚介類が日常の一部になっていました。ありがたいことです。

そんな中、先日知り合いから新鮮なカツオの刺身をもらいました。
その日の朝水揚げされたばかりだという、生カツオです。
テンションが上がり、チューブのショウガやらニンニクやらを買って帰りました。

そのカツオが悶絶するほどの美味しさだったのは言うまでもありません。
赤身感のあるさわやかな味、その中にも感じる脂のり、口いっぱいに広がるうま味。
途中登板の薬味たちも大活躍です。

カツオに限った話ではありませんが、こうして海の幸を新鮮なまま、しかも漁港や市場まで行けば比較的安く食べられるというのは、やはり宮城の大きな魅力だと改めて感じた瞬間でした。

……玉ねぎスライスを買っていなかったことが今思い出しても悔やまれます。

さて、写真はそのカツオ!といきたいところでしたが、写真のことをすっかり忘れて食べてしまったという事情がありまして……昔撮ったお刺身の画像です。
奥にカツオのたたきがあります。
今回は刺身でしたが、シーズン中にたたきも食べたいです。

次は梅島アナウンサーです。

贈り物

堤 勇高

2022/06/14

子どもの頃は手渡しが大半だった贈り物の「贈り方」。
遠くに住んでいて直接渡せないようなときも、お店に買いに行き、それを宅配便で届けるという手順を踏んでいました。

インターネット通販を使えるような年齢になると、ネット上で買って、贈る相手の住所などを聞いてお届け先をその住所にする方法が増えました。
もちろん、直接渡すのが難しい場合の話です。

そして昨今「ソーシャルギフト」なるジャンルが生まれていることを、今回のアナ・ログを書くにあたって知りました。

ソーシャルギフト、訳すと「社会の贈り物」ですが、決して社交辞令で贈るプレゼントというわけではありません。
ソーシャルは「ソーシャルネットワークサービス(SNS)」のソーシャルから来ているとのこと。
つまりSNSを介して贈るプレゼントということです。

SNSのアカウントで繋がってさえいれば、相手の住所や本名、顔すら知らなくても手元にプレゼントを届けられるそうです。
なんとも最先端な手法だと感じます。

贈る側がソーシャルギフトを取り扱うサイトでプレゼントを購入、SNSを通じてURLを送り、受け取る側がそのURLから住所などを入力してプレゼントが宅配されるという流れのようです。

思い起こせば、私もソーシャルギフトをもらったことがありました。

数年前の私の誕生日、友人からLINEスタンプをもらいました。しかも共通の友人の写真のみで構成された、オリジナルのスタンプ。
ザ・内輪ネタという感じでしたが、ソーシャルギフトだからこそ気軽に贈れてクスッとくる、ある意味印象の強い贈り物でした。

ソーシャルギフトの普及で誰かに贈り物をするというのがどんどんと気軽になるのは良いことだと思います。

さて、今回の写真は何のひねりもない眼鏡の写真です。
ここ数年で少しずつ視力が落ちてきたため、25年間裸眼を貫いてきた私がついに買った人生初眼鏡です。
日常生活に支障はないのでかける状況は限られますが、かけると見え方がかなり変わるので感動しました。
ある意味今まで裸眼で戦ってきた目への贈り物です。

次は伊藤アナウンサーです。

今〇〇に夢中です

堤 勇高

2022/06/03

「夢中」というには2、3歩足りないのですが……

長らく苦手意識を持っていたウイスキーが飲めるようになりました。

これまでの人生の中で私が苦手だと感じていたお酒は二つ。
一つが日本酒で、もう一つがウイスキーでした。

日本酒については、宮城に来てから美味しくて飲みやすい日本酒にたくさん出会うことができ、早々に克服していました。
一方でウイスキーについては、宮城に来てから美味しいと評判のものや飲みやすいと評判のものを飲む機会があったのですが、苦手意識は治らず……

ウイスキー愛好家が好むであろう香りの部分がどうも合わなかったのです。
コークハイボールやジンジャーハイボールなども、少し香りがするだけでダメという、ピーマン嫌いの子供のような状態でした。

さて、コロナが流行し、お店でお酒を飲む機会はグンと減り、もともと家で頻繁にお酒を飲むわけでもなかったので「いつの間にか1か月飲んでいなかった」なんてこともしばしば。

そんな中、久々にお酒を買って帰ろうというタイミングで目に留まったのがハイボールでした。
全く根拠はなかったのですが「しばらく飲まなかった今ならいける!」という謎の自信のものと缶のハイボールを購入しました。

その自信は帰宅後確信へと変わりました。
あれだけ苦手だった香りもイヤじゃない!と思えたときの空が晴れ渡っていく感じ……さすがに大袈裟ですね。
それが確か半年ほど前の話です。
以来、ビールを買う頻度よりもハイボールを買う頻度の方が多くなっていて、すっかり「一杯目」のトップ候補群に。
この先もっと活発に出歩けるようになったら、過去に美味しさを堪能することができなかった「良いウイスキー」にもチャレンジしていきたいと思っています。

写真は、以前飲んだ評判の高いウイスキーを探しましたが……残念ながら見つからず。
遡って最も新しく撮ったと思われるお酒の写真「松島ビール」です。
ハイボールが飲めるようになったといえど、ビールも捨てがたい!
(最新のものですらコロナ感染拡大する前、つまり3年ほど前というのが驚きです)

次は千坂アナウンサーです。

理想の休日

堤 勇高

2022/05/13

休日、どうしても起きるのが昼の12時前後になってしまいます…。
前日の夜にどれだけ決意を固くしても、目覚ましをしっかりとセットしても、結局起きるのは昼です。目覚ましはいつの間にか解除されています。

「休む日」と書いて休日なので、体が満足するまで休んでいる今の状況は間違いというわけではないと思うのですが、平日にできない活動をするというのも休日の醍醐味ですよね?

ということで私の理想の休日は「少し遅め(10時くらい)に起きる休日」です。
休日をフルに楽しんでいる人たちの話を聞くと、やはりそれくらいの時間に起きている人が多いようなので、私もその人たちに倣おうという算段です。
自分で書いていて情けなくなるような低い理想です。理想の休日という話題フォーカスされるのは一般的に「何をするか」の部分だと思います。

とはいえ、現実をしっかり見て、「何をするか」の理想はしっかり狙った時間に起きられるようになってから設定するということで…。
きっと10時に起きられるようになれば、県内様々な名所を巡ったり、気になっているイベントに出かけたりできるはずです。それが少し遠い場所にあっても、堪能するのに十分な時間はとれるはずです。

現状、正午前後に目が覚め、「早く起きようと思っていたのに」と打ちひしがれ、いろいろと準備し、ようやく出かけて、目的地についた頃には日が傾き始めている……というのが定番になっています。

真に理想の休日へ近づくための起床という一歩、果たして踏み出せる日は来るのか !?
乞うご期待です。

写真は先日取材した「デコトラ」の画像です。
今まであまり知らなかったデコトラの世界、装飾の豪華さが際立つ日中と、電飾の美しさが魅力的な夜、二つの楽しみ方があり、非常に勉強になりました。

次は寺田アナウンサーです。

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