堤 勇高
2023/02/15
子供の頃食べ物は、自分の中で好きなものの順位をつけて、1位のものを1番最後に食べる派でした。
最後の最後、口の中を1番好きなものの味で締めくくりたいという思いでした。
さて話は変わって小学生時代のバレンタインデー。
友人伝いに、当時好きだった女の子からチョコをもらったことがありました。
超のつくビッグイベントです。
可愛らしくラッピングされた箱に3つほどの手作りチョコ。
どんな味がしたかまでは覚えていませんが(あまりの緊張で味がしなかったのかもしれません)、とてもうれしかったのは覚えています。
そして残り一つとなったとき……
好きなものを最後に食べるという当時の習性が発動しました。
いっぺんに食べてしまうのが非常にもったいなく感じたのです。
堤少年は一旦チョコの箱を閉じ、家の勉強机の中にしまい、最後の一個を後日食べることにしました。
しかし、一度「後日までとっておこう」と思った最後の一個、それ以降食べるタイミングが見つからず……。
今日食べようと思い立つものの、なくなってしまうのがもったいないという思いに駆られて結局とっておいてしまう日々が続きました。
最終的に最後の一個を食べたのは14日から1か月ほど経ったタイミングだったと思います。
多分本当においしくいただくなら食べるタイミングは早ければ早いほうがいいはずですが、舞い上がった私と当時の習性がそうさせてしまったのです。
今思うと作ってくれた人には申し訳ないと思いつつ……
幼少期の思い出話でした。
さて今回の写真はスイーツつながりということで、先日食べたティラミスです。
子どものころは苦みが苦手だったティラミス、美味しさが分かるようになってきたところに成長を感じます。
次は千坂アナウンサーです。