アナ・ログ

テレビあれこれ

千坂 紗雪

2023/02/07

 昨年大晦日の「逃走中~大みそかSP お台場大決戦~」、夕方5時から7時間に渡り放送されました。過去の名場面をピックアップした「逃走中アワード」、ヤクルトスワローズの選手達や2ちゃんねる創設者ひろゆきさん、次クールのドラマの出演者の方々などが出演した「逃走中vsスーパースター7番勝負」、フジテレビ本社を中心に史上最大スケールの逃走エリアが舞台となった「逃走中~お台場殿の31人~」、18年の歴史で初めてとなる生放送での逃走中「生逃走中」と盛りだくさんの内容。特に、本編と生逃走中のゲーム内で発動された新鮮かつ豪華なミッションに、私自身「このミッション残酷だな!」「生放送ならではのミッションだな!」と興奮し、声を出して楽しみました。
 「逃走中」実家暮らしの時は本当によく見ていて、遡れば、小学生の頃によく「逃走中ごっこ」をしていました。学校でもやっていましたが、強く記憶に残っているのが兄弟といとことの「逃走中ごっこ」。当時は逃走者の連絡手段として携帯型ゲーム機の通信メモ機能を使ったり、ミッションは「○○を何個集めよ」と某ハンバーガーショップのおまけのおもちゃを家中にちりばめてそれを見つけたり、ハンター役の人はおもちゃのサングラスをしたりと子どもながらに工夫しながら、結構本格的に遊んでいた記憶があります。賞金はありませんでしたが、本家さながらのハラハラ感を味わい、世界観にしっかり浸っていました。
 大みそかSPで改めて「逃走中」の面白さに気づき、また、どの年代になっても楽しめるエンタメとしての凄さを実感しました。これからもずっと見ていきたいです。写真は家で見ている時の再現です。

この話題は私がラストでした。
次回からのお題は「チョコレート」、佐藤拓雄アナウンス部長からです。

伊藤 瞳

2023/02/06

テレビを見ていると「知り合い」が多く出てくるというのは、
アナウンサーになった特権かもしれません(*^-^*)
アナウンススクールや就職活動で知り合った「アナウンサー仲間」が全国に沢山います。
系列を問わず、全国各地のテレビ局で頑張っています。
地方局の放送はその土地に行かないと見られませんが、
宮城にいても、例えば各地からの中継などで活躍を見られる機会はあって、
そんな時はテレビから目が離せません。

そして昨年は、また知り合いの「アナウンサー仲間」が増えました。

昨年10月、フジテレビ系列の新人アナウンサー研修が行われました。
入社三年目までが「新人」というくくりで、一年目の千坂紗雪アナと参加しました。
各局から集まり、30人以上のアナウンサーが参加。
コロナ禍で二年間対面での研修は全くなかったため、
入社三年目にして初めて、
しっかりと系列の仲間と関わることができました。
(写真は、系列研修で仲良くなった、
真ん中:秋田テレビの佐藤愛純さんと
右:東海テレビの篠田愛純さんとのスリーショットです!W愛純アナです♡)

研修では、
「同年代なのに、こんな伝え方を出来るんだ!」という発見が沢山ありましたし、
「こんな番組を担当している」や「中継の時はこんな工夫をしている」など
お互いのアナウンスライフを語り合えたのも有意義で
また頑張ろう!と前を向けたのがこの研修での一番の収穫でした。

系列研修で新たに知り合ったアナウンサー仲間と共に、
私は宮城から、このフジテレビ系列を盛り上げていけるように頑張ります(*^^*)

このテーマラストは、
一緒に系列研修に参加した千坂アナウンサーです。

梅島 三環子

2023/02/03

初めてみた連続ドラマは、「愛し合ってるかい!」でした。
小学校1年生の時だったと記憶しております。
今振り返ってみると、内容を理解していたとも思えませんが
親が笑っていたので一緒に笑ってみていた記憶があります。

その後、記憶にあるのが「子供が寝たあとで」。
子どもが見てどうするんだい…という感じもしますが、
同じ子どもも沢山出てくるドラマということでご容赦ください。
このドラマでは、「区役所に行ってきます」という置手紙と子供を残し、家を出た奥さんのシーンが記憶に残っています。
私の地元である静岡には、当時区役所が無かったこともあり、
「結婚するときは市役所(←これは知っていた。)、離婚するときは区役所」という勘違いをしたまま結構な年数を過ごしました。

自分の意思でドラマを見るようになったのは、ロンバケ・ラブジェネ…あたりからですね。
ロンバケは12歳、ラブジェネは14歳。
「スーパーボールって、あんなに飛ぶんだ。」
「ラブジェネのリンゴは、山梨に行けば水晶で作っているものが売っているらしい。」
ドラマの本筋とはまるで違うあたりで、友達と盛り上がっていた記憶があります。

憧れの目で「ニュースの女」を見ていたのも、14歳。
ドラマの世界とはわかっていても、ついつい引き込まれていった記憶があります。
社会人になり、自分の作るVTRにも密かにBGMとしてこのサントラを使っていました。
まぁ、VTRのスケールとサントラのスケールがなかなか合わなくて困ったんですけれどもね(笑)
色々いい思い出です。

見ていたドラマで世代もバレバレです。
明日は伊藤さん。
ラブジェネレーションの初回放送、1ケ月前のお生まれです。

写真は、スマホに入っていた唯一のウサギです。
ウサギ年なので添えておきます。

堤 勇高

2023/02/02

テレビは視聴者と「何か」をつなげる架け橋となりうる、そう思ってテレビ業界を目指しました。

視聴者と世の中のニュース、視聴者と人気の食べ物、視聴者とスポーツ……。
テレビがお伝えする情報が、それまで全くその「何か」と接点のなかった人も興味を持つようなきっかけになるのではないか?ということです。
就職活動でもよく話していた記憶があります。

さて、実際に働いてみてどうだったか?
それまでその物事と接点のなかった人に興味を持ってもらうことが、いかに難しいかを痛感する毎日です(笑)
しかし、役割という意味では、私のイメージは間違っていなかったと感じます。

その一方で新たな気づきもありました。

取材をし、お伝えをする側にとって、伝えたいことの全てを放送時間内に伝えることがとても難しいのです。

当然最も伝えたいことを優先して伝えるわけですが、取材の中では「これも伝えたい」と感じるトピックが次々と生まれます。
その中から苦渋の選択をし、皆さんが目にするニュースなどが作られていきます。

こうなると改めて感じるのが、働き始める以前から感じていた「テレビが興味を持つきっかけになる」ことの大切さです。
テレビ放送から興味を持ってもらい、興味を持った視聴者の「調べる」という行動のきっかけとなり、「紹介しきれなかったけれどもとても大切な情報」まで知ってもらう。
ここまでつながるように伝えることが必要なのだと感じるここ1年です。

2023年もすでに様々な事件や話題をお伝えしていますが、少しでも皆さんの興味につながるように自分自身も精進していきたいと思います。

写真は先日の雪の翌日にとった泉中央駅前の写真です。
ピラミッド型のモニュメントに白いペンキを塗ったような見た目が面白く、撮りました。
このモニュメントは泉ヶ岳がモチーフだと聞きました。
となるとこの時期は写真のように雪をかぶっているのが正解かもしれません。

次は梅島アナウンサーです。

飯田 菜奈

2023/02/01

大学生で一人暮らしをしていた友人はよく「テレビが友達!」と言っていました。私も仙台で一人暮らしを始めてからは「テレビが友達だよ~」と言うように…。

「友達」と言いたくなってしまうほど、自宅には必ずあって、朝起きたらまず電源を入れる、外出先から帰ってきたらすぐに電源を入れ、消すのは就寝前、というのがテレビ。要するに、常につけています!
一人暮らしをしている身からすると、テレビをつければ、誰かの話している声が聞こえるというのは本当にありがたい。寂しさが紛れますからね!
何か家事をしながら、”ながら見”をしていることも多いですが、何気なく耳にする情報が意外に役立つことも!もちろん、楽しみにしている番組は、テレビの前に体育座りをしてスタンバイしていますが(笑)

海外旅行に行った際も、ホテルではテレビをつけるようにしています。
現地の言葉がわからないとしても、現地の言葉に触れられるツールだと思うので。

ただ時代の変化とともに、ここ数年で、家にテレビを置いていない!という人の声も耳にするようになりましたが、私にはその生活はできないです。。
正直なところ、YouTubeの音楽を聴いたり、NetflixやAmazonプライムなどをテレビで見ることもありますが、だからこそ、よりテレビが手放せなくなりました!
せっかくなら大画面で見たいじゃないですか~(笑)

ということで、何歳になっても、環境が変わっても、私にとって「テレビは友達」というのは変わらないのかなと思います。

☆写真☆
先週のあらかしは敦士さんが来てくれました!
これからも、見てくださる方が思わず笑ってしまうような明るく楽しい番組を目指し、私たち自身も楽しみながら番組をお届けしていきたいと思います!

お次は堤アナです!

西ノ入 菜月

2023/01/31

テレビ放送が始まっておよそ70年。
映像が白黒からカラーとなり、アナログからデジタルになり、テレビ機器本体の厚みもどんどん薄くなり、最新技術を取り入れた超高画質の「8K放送」も登場するなど、テレビの進化は止まりません。

そんな中、ここ最近は「テレビ離れ」という言葉がよく聞かれるようになりました。

SNSでニュースを見ることが出来たり、YouTubeなどで自分の好きなタイミングで自分の知りたい情報を簡単に得られるようになった今、テレビを見るという選択肢を第一に選んでいただくことは非常に難しくなっているなと感じます。

実家に帰省した際もその変化を直に感じました。
以前はテレビをたくさん見ていた父と母が、ここ数年はテレビを見る時間よりも、YouTube動画や、アプリで番組の見逃し配信、映画やドラマの動画配信サービスを利用している時間が圧倒的に多くなっているのです。

これは帰省するたびに感じることで、世代関係なく、時代の変化の波は押し寄せているんだなということをより一層感じました。

時代の流れに敏感になって、最新アプリなどを駆使している両親を尊敬する気持ちが大きいですが、一方で「娘がテレビ業界にいるのだから、できれば・・・もう少しだけテレビを見てほしいな・・・」とも正直思いましたけれども…(笑)

しかし、そういう私も自分で編集した動画をYouTubeのアナウンス部公式チャンネルで配信することもあるので、何も言えないですね(笑)

このような世の中でも、少しでも「面白かった」と思っていただけるようなテレビ番組をお届けできるように、これからも仕事に邁進いたします!よろしくお願いいたします。

写真は、その実家に帰省した際に撮った猫のルナの写真です。
紐で新聞整理をしながら、「新聞もテレビも文化を大事にしていきたい!」と思っていたところ、その紐で遊び始めて本格的に邪魔をし始めたときの奇跡のウィンク写真。

明日は飯田アナです。

牧 広大

2023/01/30

テレビを趣味で見るときは、ネタ番組やバラエティ番組などお笑い関連のものが多いです。
木曜日の「千鳥のクセがスゴいネタGP」
金曜日の「ネタパレ」で思いっきり笑ってスッキリし、
土曜日の「さんまのお笑い向上委員会」でお笑いのいろはを学ぶ、
週後半のルーティーンができています。笑
そのほかの曜日でも、お気に入りは大体お笑い番組です。

そしてもちろん、お笑いの賞レースはいつも楽しみに見ています。
今は、昨年末のM-1優勝ネタで「夢がない」なんて言われていた(笑)「R-1グランプリ」の時期を迎えていますが、今年の5月にまた一つ、楽しみなショーレースが始まるみたいです。
結成16年以上のコンビが競う、新たなお笑い賞レース「THE SECOND」。
賞レースには結成年数がオーバーし出られない中、実力ある漫才師たちにブレイクのきっかけを(セカンドチャンスで)つかんでほしいという思いが込められているとのことで、今からどんな漫才師たちがしのぎを削り合うのか、ベテランの漫才師たちがどんなネタを披露するのか、まだ3カ月以上先の番組ですが、今から非常に楽しみです。

写真は先日あらかしにゲストで来ていただいた和田アキ子さん!
ではなく(笑)
ものまねタレントのMr.シャチホコさんと!
アッコさん以外にもいろいろなモノマネをして盛り上げてくださり、たくさん笑った放送回でした。

続いては西ノ入アナです。

下山 由城

2023/01/27

家にあるテレビは4K 55型のものです。

大学を卒業してテレビ局に入社したので、大きいテレビが欲しい!と思って2013年の年末あたりに購入した記憶があります。はやいもので10年ほど経ちますね!当時はまだ4Kテレビが出始めたばかりだったので、かなりの高額でした。今は探せばクオリティに差はあるかもしれませんが、余裕で10万円を切るものも見当たります。それに当時はまだ4Kのソフトがあまりなかったので、正直あまり効果を感じることはできませんでしたが…(笑)

なぜその当時から4Kにしたかというと大学時代の影響ですね。
映像身体学科という名前だけあって、映像に力を入れている学科です。設備に4Kプロジェクターが導入されていました。「見る力」を養い、十数年後にも通用する知識を身につけるための有効なシステムということで取り入れていたものだそうですが、2009年当時ではまだ“4K”の認知度も低いものでした。4Kとはそもそも、映像における画面解像度のことです。フルハイビジョンの4倍の画素数があるわけですから、高精細な映像が見られます。大学の授業で「映像の力」というのは自分なりによく学べたかなと思っています。それがあったからお金はかかりましたが自宅にすぐに導入しようと踏み切ったわけです。

そろそろ新しいテレビが欲しいな…とも思いますが、それはクオリティの問題というよりもインテリアコーディネートの点です(ですのであまり優先度は高くない…)。
壁掛けにしてみたいとか、プロジェクターにしてみたいとか、いろいろな理想はあります。さらに大きな画面サイズに憧れはありますが、55型より大きいと逆に見づらい…のでしょうか?そもそも今持っているテレビにはタイムシフト全録画機能が付いているので、それが便利すぎて変える理由がないというのもあります。…これは壊れない限り変えないな(笑)

写真はテレビと関係ありませんが、友人がくれたお肉ケーキです。迫力があります。肉を食べながらお酒を飲んで、ゆっくりテレビをみる休日を過ごしたいです。

お次は牧アナウンサーです!

高橋 咲良

2023/01/26

この写真のウサギ…何だか見覚えありませんか?(笑)
そうです、私の前の担当だった金澤アナが載せていたウサギと同じウサギです(笑)
なんという偶然でしょう…(笑)見事にかぶりました(´▽`*)
これは新年1回目の「みやぎ御朱印散歩旅」で、「鷲巣山文殊堂」に訪れた時の写真です!
そして、私が手に持っているのは…うさぎ型の絵馬なんです!
好きなお顔や願い事を書けるようになっていて、どんなウサギを描こうか悩んだ私は、金澤さんが仰ったように、色鮮やかでインパクトのある、まさに「テレビ的な」ウサギに目をつけて、このウサギをモデルに描いてみました!いかがでしょうか…(´▽`)
想像より派手な仕上がりになりまして、ギャルうさぎと名付けました…(笑)
このウサギのように、常に明るい表情で過ごせる1年になればとお願いしてきました。

さて!お題に参りましょう…「テレビあれこれ」
朝めざましテレビを見て、必ずイマドキコーナーと占いをチェックしてから学校へ行き…
学校では「トリビアの泉」や「はねトび」やドラマの話題で盛り上がる…
中学生の頃放送されていたドラマ、イケパラこと「花ざかりの君たちへ」が放送された翌日には、小栗旬さん演じる佐野派か、生田斗真さん演じる中津派か、友人ときゃーきゃー盛り上がったなぁと懐かしく思います。
同世代の方には、似たような経験があるのでは…?(笑)
というような感じで、私は小さい頃からテレビが大好きで生活の一部でした。

あの頃の私は、まさか自分が将来テレビ局で働くとは思いもよらなかったですが…
テレビに関わる仕事についたことで、テレビの見方があの頃とは大きく変わりました。

正直学生時代まで、バラエティ番組やドラマばかり見ていた私ですが…
今1番良く見ているのは、ニュース番組。ニュースのキャスターを務めるにあたって、圧倒的に視聴時間が増えました。
帰宅したら、午後9時からは各局のニュース番組をそれぞれ順番に視聴します。
ただ見るのではなく、結構集中して番組を見ていて、何がトップニュースなのか、同じニュースでもどんな伝え方をしているのか、アナウンサーの1つ1つのニュースに対するコメントなど、見るポイントは沢山あります。
各局のニュースを順番に見ていってフジテレビのLiveNews αを見終わると、全局の夜のニュースを見たぞー!という満足感と安心感に浸って眠ります。
ただ、疲れていて早く寝たい日や、次の日が早い時はどうしてもこれが叶いませんが…!
なるべく、全局の夜のニュースを見られるよう努めています。
こんな風にテレビを見ているだけで、日々の仕事のヒントが見つかるのは、テレビ好きとしては有難いですね(笑)

続いては、下山アナウンサーです☆

金澤 聡

2023/01/25

前回の新年最初のアナ・ログで我が家のウサギを掲載しましたが、今回は違うウサギを紹介します。

初詣にウサギの神社と言われている仙台市内にある「鷲巣山 文殊堂(じゅそうざん もんじゅどう)」へ赴き参拝してきました。さすがウサギの神社だけあって、境内のあちらこちらにウサギの像がありまして、中でも、写真の張り子の巨大なウサギはインパクトがありました。
艶やかな色使いと存在感に「テレビ的だなぁ」と独り言を放った瞬間、平成生まれの息子に「昭和だなぁ」と言われました。この「テレビ的」という表現は前時代的な言葉になってしまったのかと一抹の寂しさを覚えましたが、テレビ映えする張り子のウサギを写真に収めました。

さて、幼少のころは、何とかテレビに出られないか、どうやったらテレビに出られるのかを常々考えていましたが、結局、初めてテレビに出られたのはアナウンサーになってからでした。27年前のことです。
初めてテレビに出た日は、嬉しさと緊張でハイテンションになり、なかなか寝付けなかったのを覚えています。

いまの時代、テレビに出るってどんな感覚なのでしょうか。
当然我々の時代とは違うのだと思います。
多様性と多メディアの時代。テレビの存在と役割を考えることが多くなったこの頃です。

そういえば、張り子のウサギに “沢山の方がテレビを見てくれますように” とお願いしてきました。
でも、写真だと、このウサギはSNS映えしますね…。

次は、高橋アナウンサーです。

佐藤 拓雄

2023/01/24

この1月期のドラマは、私にとっては「当たりシーズン」でした!
観るものが多すぎて、時間が足りない!うれしい悲鳴です。

ところで、私のテレビ史を振り返ると、記憶の最初にあるのが、NHKの幼児番組です。
当時の「うたのおにいさん」田中星児さんが私のスターでした。(田中星児さん、分かりますか?)
番組のレコード(CDでもダウンロードでもなく、レコード盤のことです)も、新しいものが出るたびに買ってもらい、擦り切れるまで(レコード盤ですから、文字通り擦り切れることがあるのです!)毎日何度も聴いたと、もう少し大きくなってから母親によく聞かされました。

そんな物心ついた頃、テレビに夢中になると同時にいつも思っていたのは、テレビに人が出てくるのはなぜなんだろうという疑問です。
この箱(ブラウン管テレビですので)の中に小さな人がいるのか?時間になるとどこからか人が入ってくるのだろうか?と本気で考え、それでも答えは出ず、不思議で不思議で仕方なかった記憶が鮮明に残っています。そのくらい、テレビを見る度に不思議に思っていたということです。実に純粋で素朴ですが、家庭にビデオカメラもない時代ですからね~。
映像メディアだらけの環境にいる今の子どもは、そんな疑問を持つことはないのでしょうか。

私が、いつその仕組みを子どもなりに理解して不思議でなくなったのかは全く覚えていませんが、そういう不思議も含めて、テレビをつけるワクワクは、私の今につながる原点なのかもしれません。

【写真】6年くらい前に、カメイアリーナ仙台の会議室で見かけたブラウン管テレビ。もはや骨董品レベルでなんとなく触るのも憚られたので、写真だけ撮っておいたものです。

明日は、金澤アナウンサーです。

寺田 早輪子

2023/01/23

「チャンネル回して、いい?」
今でも不意に使ってしまうこの言葉。
私と同世代、または私より先輩の皆様ならばご理解いただけるかと思いますが…。
子供の頃、私のうちにあったブラウン管のテレビは、まさにこの「チャンネルを回すタイプ」でした。
テレビ画面の右横にチャンネル選択のためのダイヤルが付いていて、それをガチャガチャと回しながら、見たいテレビ局のチャンネルに合わせていました。
ですから、テレビに一番近い位置に座っている家族に、「チャンネル、回して~」と言っていた頃の名残ですね、今でもこの言葉を使ってしまうのは。
今で言う「リモコン、取って~」と大体同じ意味です。
当時は、ダイヤルを回してチャンネルを変えるたびに「砂嵐」が画面に映し出され、しっかりチャンネルを合わせないと、画面が乱れてしまうこともしばしば。
そんな面倒臭さも、今となっては懐かしい。
あ、また昭和トークをしてしまいました…。
昭和レトロ好きの皆様は、どうぞ心の中で、「イイネ!」にチャンネルを回してください。

☆写真は、現在取材中の「石巻こけし」。
ユニークなデザインと微笑みに癒されています!

アナ・ログ。続いては、佐藤拓雄アナウンサーです。