伊藤 瞳
2023/03/03
時間は刻一刻と過ぎ、東日本大震災発生から時間が遠ざかっていくのを毎年のように感じます。それと同時に新たな地震が近づいているのかもしれないそんな胸のざわめきもあります。
先日、これまで行ったことのなかった海沿いの建物に行きました。
一緒にいたメンバーでこんな話になりました。
「もし、今、地震が来たら、どこに逃げたら良いのか」
その日は、北海道で大きな地震があった翌日でそんな話になりました。
幸い、メンバーの何人かが土地勘があり、避難タワーの場所などを分かっていたため事前の想定は出来ましたが、もし、自分一人だったら。もし、誰も分かってない状態だったら。それを考えると恐怖でしかありませんでした。
東日本大震災発生以降、「自分が住みなれた場所で地震が起きたら」の想定は多くの人が出来ている状態になったのではないでしょうか。
ただ、住みなれていない場所に行ったときの避難まで想定できているかというとそうではないかもしれません。
南海トラフ地震や首都直下型地震など近い将来起こる可能性を示唆されている地震もあります。あらゆる場面まで行き届いた想定を常に当たり前にできることが、命を守ることにつながると思います。
東日本大震災12年の中で得た教訓と共に、改めて、大切にしていきたいです。
写真は、3月1日おとといのよく晴れた空です。
次は、下山アナウンサーです。