アナ・ログ

昆虫

金澤 聡

2016/06/13

我が家では、毎年夏に昆虫を飼っています。
毎年、カブトムシを飼っています。

カブトムシはほぼ買ってきます。
私が小さいときは考えられませんでした。
むしろ私が小さいときは売っていました。
それくらい捕まえていました。

写真のカブトムシは初めて幼虫から育て我が家で羽化したものです。
さなぎから羽化した瞬間は神秘的で感動しました。
あまりに感動したため家で羽化したカブトムシは家族同然の扱いを受けました。
ソファーでくつろぐ始末です。
ペットよろしくしばしば放し飼いもしていました。

当然、カブトムシにも命が途絶える日がきます。
2カ月の短い命です。
動かなくなったカブトムシを実家の新潟まで運び、
庭の片隅に埋めてきました。

今年も夏の2ヶ月間、カブトムシとの同居が訪れます。


次回は、木下アナウンサーです。

癒し

金澤 聡

2016/05/27

先日、自然豊かな場所に行きました。
田植えの手伝いをする約束をしに。

我が家の男子たちの成長とともに、お米の減りが急激に早くなりました。
食育も兼ねて、食べるだけではなく作ることも学ばせようと田植えの手伝いをお願いしてきました。

稲刈りは体験したことがあり、収穫は学びましたが、
米作りのスタートは未知の世界でしょうから、実際に手で植えてみる感覚を学ぶのもいいかと。

訪れたのは、信濃川流域です。
この豊かな水が、日本一の米どころを支え、美味しい米を育みます。

川の流れが響く盆地に、囲む緑の木々。
日々の喧噪を全て吸い込んでくれそうな原風景に癒されました。

今度は、働き手の男子たちとともに、癒しの風景を力に変えて
田んぼに苗を植えてきます。
おそらく、泥遊びに一瞬で変わるでしょうけど…笑


次は、柳沢アナウンサーです。

お母さん

金澤 聡

2016/05/11

結婚式のスピーチの定番といえば、『3つの袋』
「胃袋」 「堪忍袋」、そして、「お袋」


一浪時代も大学時代も親元を離れて暮らして、
これほど母親のありがたみを感じたことはありませんでした。
特に、食事です。

毎日3食、当たり前のように用意してもらえることが
いかに幸せなことか。

上京した当初は、自炊していましたが、
1カ月もたたないうちに、
朝食は摂らなくなり、ファーストフード行脚。

そんな怠惰な食生活を救ってくれたのが、
池袋にある洋食レストラン『ハーイハニー』

同郷の店長が作る野菜多めのランチは当時500円(写真)
日替わりでこの値段とボリュームは、「胃袋」だけでなく
「財布の袋」も助かりました。

10年以上お店に足を運んでいませんが
何故かハードロックが流れる東京の「お袋」の味を
食べに行こうと思います。


次回は柳沢アナウンサーです。

お弁当

金澤 聡

2016/04/15

きょうからアナログのテーマは、「お弁当」です。

入園、入学、そして、入社にともなって、お弁当を毎朝作っている方も多いかと思います。

高校生までは、作ってもらって当たり前と思っていましたが、一人暮らしをして、そして、親になって、お弁当の大変さとありがたみを感じました。

独身時代お昼はほとんど外食。食べたいものを好きなだけ食べ、お腹いっぱいにする毎日。栄養のバランスなど考えず、油ものの食事ばかり…
さすがに体調を崩しました…。

一日3食、ほぼ外食では体は持ちませんでした。食事のバランスの大切さを痛感しました。

写真のような、美味しいお寿司を食べたら、他は野菜多めの食事にする。当たり前のことと言えば当たり前なのですが、病気をしてから、やっと、実践するようになりました。

痛い思いをする前に、自炊したり、お弁当を持っていったりしたら良かったなあと後悔先に立たずです。良い子のみなさん、作ってもらったお弁当は残さず食べましょう!笑

あーそれにしても美味しそうなお寿司だなあ。笑

次は、牧アナウンサーです。

新年度

金澤 聡

2016/04/12

4月で入社して丸20年。
新年度を迎え、アナウンサー歴21年目に突入します。

思い起こせば20年前、色んな人生の道の選択肢がありましたが、アナウンサーとして就職。
当時は、なかなか仕事がうまく出来ずに、毎日自己嫌悪。
自己肯定など到底できず、苦悩の日々。
今でも、完璧に仕事ができたことなどなく、満足いかずに20年。

しかし、考えてみれば、満足することがなく、正解をなかなか見つけることができないからこそ、この仕事を続けてきたのかもしれません。
それこそが、アナウンサーとして働く魅力なのかもしれません。
いつかアナウンサーとしての理想郷に辿り着けるのでしょうか…。

希望に満ちた未来への期待と、新たな一歩を踏み出す不安が同居する新年度の4月。
春の花の香りがほのかにする4月の空気。凛とします。

プロの世界に挑んだ18歳のルーキーは、不安など口にせず『日々研究と勉強です』と謙虚に前をしっかりと見据えています。
歓喜の春は近そうです。
凛とした空気の中、懸命に花を咲かそうとする姿に、心は希望に満たされます。

21年目の春、何か咲きますかね…(笑)

次回は、木下アナウンサーです。

卒業式の思い出

金澤 聡

2016/03/31

「春」
「希望に満ちた春」
「雪の国にも、」 「春は訪れ、」 「きょうは晴れの卒業式」


小学校での卒業式の『別れの言葉』
兄の卒業式のとき、冒頭の「春」を小4のときに担当したのを覚えています。
その「春」を噛まずに良く言えたと、母が褒めてくれました。
まあ、普通は噛みませんけど…笑

その帰り、ご褒美にお寿司屋さんに連れっていってくれました。
まあ、普通は噛みませんけど…何のご褒美か分かりませんが…笑

好きなものを食べて良いと言われ、次々と注文しましたが、
母の財布に、2000円しか入っていないことが発覚!
まあ、アニメのちびまる子ちゃんに似たようなストーリーがありましたが…事実です…笑

早々にお寿司屋さんでのご褒美寿司を切り上げようと、
親方に、汗をかきながらモゴモゴ理由を話して帰ろうとする母に
何故か、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのを覚えています。

「春」…、この一言が言えただけでお寿司ですから、なんとなく申し訳なくなったのと、
まあ、「春」一言なら、そのくらいの寿司の量が妥当かと…普通は噛みませんからね…笑

さあ、次回は年度が変わって4月です。
新たなテーマでスタートです!

2016年 ともに

金澤 聡

2016/03/09

震災から5年が経ちます。
節目は単なる時間的な表現であって、ものや心の復興はまだまだ継続していかなくてはいけないと。

ベガルタ仙台の渡辺晋監督は、こんな思いも抱きJ1の2016年シーズンに挑みます。
チームスローガンに『興す』という文字を入れました。
当然、そこには復興の意味も込められています。

前監督の手倉森誠リオオリンピック代表監督は、ベガルタ退任会見で “東北から世界の希望の光になる”とメッセージを残しました。
アジア最終予選のドーハで見事オリンピック出場権を獲得し、さらに優勝まで成し遂げました。

“希望の光になる” この言葉はとても強い、だから、一旦口に出せば、そのプレッシャーは相当なものになると思います。
でも、ベガルタの時も、U23日本代表の時も光になりました。
本当に強く、持ってる監督だと思います。

手倉森誠前監督の薫陶を受けた渡辺監督。
シーズン開幕前に『希望の光になる』と言いました。
サッカーに、チームに、そして、選手やスタッフに真摯に真面目に向き合う渡辺監督が被災地を『興す』、強い決意のシーズンに向かいます。

次は、柳沢アナウンサーです。

ウインタースポーツ

金澤 聡

2016/02/17

今回から新しいテーマ 「ウインタースポーツ」です。

雪国育ちの私としては、
ウインタースポーツといえば…、スキー、スノーボード。
小学生のころは、スキー場のシーズン券を購入し、
土日はもちろん、冬休み、春休みはほぼ毎日スキー場に通っていました。
苗場スキー場、上越国際スキー場などなど。
中学の部活は、ノルディックスキーで足腰と体力を鍛え、とにかく冬のシーズンは、スキーを履いて生活しているんじゃないか、というくらいウインタースポーツとともに過ごす日々でした。
就職してからも、蔵王に雫石、泉ヶ岳などなど休日は、スノーボード三昧でした。
いまは、さすがに体力的な面や経済的な面で、三昧とはいきませんが…笑

しかし、よく考えるとウインタースポーツが盛んなのは雪山だけではありません。
バスケットボールはウインターシーズンが盛んですし、
バレーボールも高校、大学、Vリーグと冬が主戦場になります。
高校サッカーも年始に行われるし、マラソンや駅伝など長距離走は、寒くなるとホットシーズンを迎えます。

40歳半ばに向かう今年、いろんなスポーツで健全な身体を作るべくウインターシーズンから鍛えたいと思います。
あぁ、新しいスキーウェア欲しいなあ、スキーの板もビンディングもブーツも新しいの欲しいしなあ。
そうそう、スマートなジョギングウエアに、サングラス、それに、クールなランニングシューズもいいなあ。
私みたいな物欲の鬼は、心身ともに厳しく鍛えないといけませんね…。

ちなみに写真は南国宮崎です。やっぱり鍛えないといけないですね。笑

次回は、牧アナウンサーです。

寒いからこそ!

金澤 聡

2016/02/12

寒いからこそ、実家に帰りたくなります。
実家は、長いトンネルを抜けると銀世界の雪国です。
今年は暖冬というものの、それでも家の周りは雪が1mほどしっかり積もっています。
スキー少年だった私にとっては、寒くなればなるほど雪山が恋しくなります。
実家へ、スキーやスノーボードをしに帰りたくなる季節です。

上京したての時、東京が大雪に見舞われたことがありました。
電車が運転を見合わせるなど交通機関が大混乱し、通勤通学の人も滑って転倒、ケガ人続出という事態に。
そんな中、慎重に歩いている人たちを横目に
ひとり何事もないように、完全に乾いた路面を闊歩するかのように、
したり顔で、悦に入った表情でスタスタ歩いていたのを思い出します。
そんな経験があったのか、寒くて雪が積もる景色は、嫌いではありません。
最近、雪で滑って転んで着替えに家に帰ったこともありましたが…笑

寒さに厳しい冬があるからこそ、春の暖かみがやさしく感じられる。
これは、写真の土器が有名な豪雪地帯に住むと、
雪解け促す春の日差しのなんとありがたいことかがよく分かります。
私がそこに住んでいましたから。

次回は木下アナウンサーです。

神頼み

金澤 聡

2016/02/01

毎週欠かさず見ているアニメがあります。
「ちびまるこちゃん」 「サザエさん」 そして、「ドラゴンボール超(スーパー)」
(弊社放送のものばかりですが…笑)

中でも一番楽しみにしているのが「ドラゴンボール超」
息子二人より真剣に見ているのは、どうかと思いますが、
童心に戻ってテレビの前で釘付けになっています。

「ドラゴンボール」のストーリーはご存知の方が多いかと思いますが、
主人公とその仲間たちが、悪い奴らをやっつけるという、勧善懲悪の物語。
 “武道”を身につけ強くなっていく、やんちゃな男の子たちが好きそうなアニメです。

「ドラゴンボール」には色んな神様が登場します。
主人公の孫悟空が強くなりたいとき、あるいは、困ったときに神様のところに伺います。
ある神様からは、どんなケガも治し、体力も回復する豆=『仙豆(せんず)』を渡されます。

先日とあるショップで、その『仙豆』(*写真)を発見!
興奮して買いました!

息子たちも大興奮。
何かにぶつけて痛いときやケガをしたとき息子は、「仙豆を食べれば治るから、1個食べていい?」と聞きます。
『仙豆』といっても中身はチョコレートのお菓子ですから癒されるはずもありませんが、
食べ終わると、「治った~!」と言い放ちます。
「疲れた~」と言っては仙豆を食べ、「明日学校で掛けっこあるから」と言っては仙豆を食べる始末です。笑
そんなの効く訳がないと思いつつも、出社前に一粒。
すると…
特に何もありません。当たり前ですが…笑

無病息災は初詣にしっかり祈念、あとは『仙豆』の暗示の効果がいつまで我が家で続くか、それこそ「神頼み」です。

テーマ「神頼み」は今回で最終回。
次回から、新たなテーマです!

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