アナ・ログ

夏に食べたいもの

金澤 聡

2015/07/22

王道ですが、「スイカ」です。

うり科の食べ物全般が好きで、ゴーヤ、メロン、ユウガオ、キュウリも当然好きですが、中でもダントツが「スイカ」です。

お店で食べる盛岡冷麺が好きな理由も、スイカがのっている確立が高いからではないかと思うほど。
冷麺単体も美味しいのですが、食べ終わって最後にスイカを食べないと締めた感じがしないのです。
スイカを食すのが、私の中だけでの冷麺の流儀となっています。

現在、写真の土の中で成虫に向かっているカブトムシもスイカを待っています。
家族曰く、「スイカは水分が多く、カブトムシの餌としてはあまり良くない」とのこと。
カブトムシ用のゼリーがあって、それが餌に適しているのだそうです。

これでは、スイカを買う口実がなくなってしまう…。
40歳を過ぎてこんな姑息な考えを持つ自分に少し寂しい気分になりますが、
ゼリー嫌いな成虫が誕生することを願っています。(姑息ですね、はい)

暑い夏には、冷えたスイカ。私は、これに尽きます。

次回は、木下アナウンサーです。

夏が来れば思い出す

金澤 聡

2015/07/03

冬が来れば、夏の暑さが恋しくなり、暑い夏が来れば、冬の雪の冷たさが少し恋しくなる。人の思考はつくづく勝手なものだなと思う今日この頃。

とはいうものの、夏休みには太陽がギラギラ照りつける南国へ行くことが多いこの頃。人は太陽の持つ求心力に結局は惹かれるのではないかと、勝手な考えを巡らしています。

しかし、行けば行ったで、いつも太陽にフラれてしまいます。自薦他薦を問わずの雨男でして、中々ピーカンな天気に恵まれません。

エメラルドグリーンに映えない、グレーな雲。
かつては3泊4日の南の島の旅で、晴れ間はたったの30分。その貴重な晴れ間を無駄にしまいと、ビーチに行くも、着いた途端に暴風雨…

よくもまあこんなタイミングを引き起こすものだと、家族は逆に感心しています。笑

夏が来れば思い出す、灰色の重く垂れこめた雲。今年の夏休みこそ、まぶしい太陽に出会えることを祈って!

次回の「夏が来れば思い出す」は、柳沢アナウンサーです。

雨の日の過ごし方

金澤 聡

2015/06/23

休日に雨が降ったら何をするか。
あまり深く考えたことがありません。
朝起きて、雨が降っていたら考えるからです。
そんな屁理屈みたいなことを言っていますが、
概ね決まっています。


読書、それと、確実にしているのはスポーツ中継をテレビで見ています。

雨の日に限ったことではないのですが、
ジャンルは問わず、スポーツ競技全般の中継を見ています。

後輩たちに、
「スポーツの仕事に携わっている以上、中継を見ましょう!」と偉そうに語っている手前、
本人が見ないわけにはいきませんので…笑

ソファーで横になって見ていると、いつの間にか夢の中で実況していることも多々ありますが。


雨の日に出掛けるとしたら、本屋さんか図書館。

喫茶スペースがある本屋さんに行くと、
コーヒーを頼むと本屋さんにある本を借りてきて読めるので、そこで時間を過ごします。

そして、最近、図書館の魅力に改めてひかれてまして、
本の中に囲まれた至福の時間を堪能しています。

結構雨の日はゆったりとした時間を楽しんでます。


次回は、飯田アナウンサーです。

私の好きな宮城県

金澤 聡

2015/06/09

宮城県に住み始めて今年で20年目。
人生で一番長く住んでいるのが宮城県となりました。

人が生活したりレジャーに行くには、最適な環境だと感じています。

入社当時、20代前半の趣味はスノーボード。
仙台市内から車で1時間以内でスキー場に到達。
夜勤前に泉ヶ岳にひと滑り。早朝勤務を終えてから泉ヶ岳へひと滑り。
今思えば相当アクティブなサラリーマンですが、山が近いからこそできたこと。

春になれば県内各地で桜が楽しめます。
仙台市内から車で1時間以内で県南、県北の桜の名所に行くことができます。
20代の頃は、春になると、ご機嫌なナンバーを聴きながら(言い回しが古いですかね…汗)
満開の桜を見に出かけました。

宮城県の魅力は車で1時間以内で海や山など色んなところに行けるところ。
寒さが和らぐ3月下旬から4月にかけては、朝ご飯を食べた後、デザートが食べたいなと思ったら、車を走らせ30分。
あっという間にイチゴ狩り農園。
こんな貴族みたいなこともできますから。笑

宮城に住んで節目の20年目。車に1時間乗って、新たな魅力を見つけたいと思っています。

さて、次回のテーマは「雨の日の過ごし方」です。
1回目は、木下アナウンサーです。

OVO !!

金澤 聡

2015/05/20

魅了する夢のスーパーサーカス「オーヴォ」

空中ブランコなど圧巻のパフォーマンスに、何度も感嘆の声をあげました。さらに、パフォーマンスだけでなく、「オーヴォ」の世界観にも感銘しました。


「オーヴォ」=「卵」をめぐる虫たちの世界。

誕生と生の神秘と力強さをパフォーマンスとうまく織り交ぜながら表現しているようで、魅了され続けた時間を過ごしました。
笑いもたくさんありましたので、子供たちも楽しんでいるようでした。

3歳の次男は、「僕は卵から生まれてきたの?」
6歳の長男は、「虫や魚は、卵をあたためないのになんで生まれてくるの?」とパフォーマンスだけでなく、「卵」「生」に関心をもったようでした。

まあ、当然子供ですから、卵を見るたびに「オーヴォ」!「オーヴォ」!とさけび、弁当に卵が入っていれば、「きょうはオーヴォ弁当だ!」などと言っています。

この子たちが、将来の「金のオーヴォ」であることを願ってはいますが…

公演後もしばし「オーヴォ」の魅惑な世界観にとりつかれています。笑

次回は高谷アナウンサーです。

便利アイテムと言えば

金澤 聡

2015/04/22

なぜいままでそうしなかったのだろうと思ってしまうほどの、私にとっての便利アイテム。
リュック。

何が便利かといえば、荷物を持っていても両手が空く。当たり前ですが。
取材でメモをとるのもラク。
旅行行くのも、子供と遊ぶのも両手が空いているのは何かとラク。

いままでリュックを背負うのを躊躇していていたのは、普段着のときは問題ないのですが、スーツのときにリュックはちょっとどうなのかと…。
フォーマル? ラフ? どっち付かずな感じがどうなのかと…。

ところが、いまはスーツに合う様なリュックが服屋さんに並んでいます。
格好良くて機能的。できる男は背中で魅せる。
どこぞのちょい悪なファッション誌に載ってそうなキャッチコピーですが、
リュックはとにかくラク。
当分手放せません。
無論、いらん責任は背負いませんが…。笑

次回は、佐藤アナウンサーの便利アイテムです。

金澤 聡

2015/04/14

新たな年度が始まりました。
4月は期待と不安が同居する季節です。

プロ野球も球春到来。2015年シーズンが始まりました。
おととしはリーグ優勝と日本一、去年は最下位転落。
まさに、「禍福はあざなえる縄のごとし」
楽天にとっても期待と不安がハイブリッドした4月です。

星野前監督は、「応援が力になる。ヤジが選手の力になる」と話し、大久保監督は、「ファンのみなさんと一致団結」することが大切だと言います。
球場での声援がチームを後押しするのは間違いないでしょう。

今シーズンも試合は当然エキサイトしますが、楽天野球団の新しい仕掛けも期待します。
球場の外に新たに設置された多目的施設「イールスドーム」(写真)
その他試合前に行われるイベント、ライブなど、新規球団のファンサービスへの取り組みは12球団No.1と言ってもいいでしょう。
毎年感心させられます。

野球好きもイベント好きも多く訪れる、野球版の『シアター オブ ドリームス』を感じられる球場で、新たな常勝劇が繰り広げられることを期待します!

次回は稲垣アナウンサーです。

卒業

金澤 聡

2015/03/25

写真は、先月宮崎市で行われた紅白戦の観客の様子。
紅白戦ですが、スタンドはほぼ満員です。

残念ながら、楽天イーグルスの紅白戦ではありません。
昨シーズン日本一になったソフトバンクホークスです。
連日多くの人がキャンプ地の宮崎に足を運んだそうです。
選手たちの一挙手一投足を多くの目がつぶさに見ているわけですから
気を抜いたプレーなど、当然、絶対できません。
強さの一端を見た気がしました。



いよいよ今週、プロ野球が開幕します。
日本一の翌年に最下位に転じてしまった楽天。
楽天にとっては、Bクラスを永く卒業する礎のシーズンが始まります。
下馬評は高くありませんが、
東北の団結力を見せ、ペナントでの躍動を期待します。



東北の温かい多くの目がコボスタ宮城から注がれれば、
否応なく強くなるのではないでしょうか。
またパレードしましょう!



次は、佐藤アナウンサーです。

2015年 ともに

金澤 聡

2015/03/02

2011年4月23日。雨の等々力競技場。

東日本大震災の影響でおよそ1カ月半中断していたJリーグが再開。

ベガルタ仙台にとっては特別な川崎フロンターレ戦となりました。
1点先制されましたが、太田選手が足をつりながらゴールを決め同点。
終了間際の87分にコーナーキックから鎌田選手のゴールで逆転勝利。
被災地チームとして絶対に勝利したいという執念が生んだ白星でした。

試合終了の笛が響くと、手倉森誠監督(当時)は感極まって涙を流し、記者会見でこう話しました。

『東北の、被災地の我々のチームに対しての日本全国からの思いというのがね、あのボールに乗り移って勝たせてもらったのかなと思います』



あれから4年。
手倉森監督のもとでコーチをしていた渡辺晋監督がチームをけん引。

今シーズンの開幕戦の相手は、モンテディオ山形。
3月7日。「みちのくダービー」で幕が開きます。
渡辺監督はこう意気込みを話します。

「3・11前に開幕戦を迎えられ、しかも相手は同じ東北の山形。ホームだし、特別な思いで臨む試合なので絶対に勝ち点3をあげないといけない。我々はそれにむけてしっかり準備してきた。サポーターと一緒にひとつになって勝利したい」と。

サポーター、そして、地域とともに歓喜のその瞬間を目指して、
5年目の希望の光は今年もいよいよ船出を迎えます。

(写真:ベガルタ仙台宮崎キャンプ場)

次回は梅島アナウンサーです。

(そういう季節なので…)寒い記憶…

金澤 聡

2015/02/20

先日取材で秋田に行ってきました。
この日は低気圧が日本海付近に接近していて、強風を伴った雪が降っていました。

秋田には何度か車で行ったことはありましたが、大荒れのこの日は初めて新幹線に乗って秋田に向かいました。

盛岡から秋田に向かう道中は窓から銀世界が広がり、雪の小さな塊がスーパーこまちの車体にぶつかってバラバラと時折音を立てながら進んで行きました。

秋田駅のひとつ手前の大曲駅に付いたとき、仙台駅で買った弁当を広げました。
すると、車内アナウンスがありました。
『この大曲を出ますと、お客様の座っている向きと逆方向に新幹線は進んでいきます。どうぞご了承ください』

ん?そうなんだと思っていると、スーパーこまちは、私の座っている向きとは反対の方向に動き出しました。何か違和感を感じながら弁当を食べ始めると、ちょっと気分が悪くなってきました。10分後、完全に車酔い状態に。
半分以上弁当を残して、目的地の秋田駅に到着。降りたら極寒。
胃は気持ち悪いし、顔に風雪が当たり目を開けているのも困難な状況。そして、これから取材が待っている。
取材先の体育館行きのバスに乗ろうと停留所に向かうと、1分前に発車済み。次まで30分待ち。
こんな凍りつくような最悪なタイミングは、年に数回はありますが、よりによってこんな日に来なくても…
色んな意味で、寒い経験でした。
試合は熱かったので幸いでしたが…。

次回は、梅島アナウンサーです。

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