佐藤 拓雄
2019/10/08
私は去年の夏までは、大のコーヒー好きでした。
しかし、この1年ちょっとコーヒーを全く飲んでいません。
胃の調子を悪くして、どういう訳か、コーヒーを飲もうという気が一切なくなってしまったのです。胃の調子がよくなっても、香りだけは大好きですが、重たいというか、胃に入れたくない感覚なのです。(酒は平気で飲むのに・・・苦笑)
代わりに好んで飲むようになったのが紅茶。
今までのコーヒーと同じ頻度で飲むようになりました。
そうなって感じるのが、コーヒーと紅茶の、似て非なるところ。
味とか、そもそも豆と葉だし、ということではなく、社会における位置づけです。ちょっと大げさか。
まず、コーヒーはだいたいどこにでもあります。
会社でも、コーヒーは、全員の共有のものとして豆を買い、常に淹れて置いてありますが、紅茶はそんなことはありません。自分でティーバッグを持ち込み、自分のために淹れて飲む。
打合せや会議などでは、当然のようにコーヒーが出てきますが、紅茶が出てくることはまずありません。「コーヒー飲めません」と言いにいことも多く、そんな時は黙って残すしかありません。
先日は、系列の会議で「コーヒー飲めませんので私の分は結構です」と言ったら、気を遣って紅茶をわざわざ持ってきてくださり、かえって恐縮してしまいました。
街にもコーヒー店はいくらでもあるのに、紅茶店はほとんどありません。(コーヒー店に紅茶は置いてありますが。)
ペットボトルや缶でも、コーヒーは迷うほど選択肢があるのに比べ、紅茶は実に少ない。駅の売店や自販機など、スペースの少ない所では置いてないことさえあります。
「お茶飲みましょう」は、「お茶」なのに、実態は「コーヒー」。
こんな世の中ですので、紅茶派の人はどこか肩身が狭いように思うのですが、それでも声を上げないほど慎み深いのか、そもそも本当に少数派なのか。
たかが紅茶ではありますが、少しばかり世の不条理を感じつつ、今日も職場ではマイ・ティーバッグで紅茶を飲んでいます。
【写真】最近お気に入りの、石巻産の紅茶「KITAHA」。東北では唯一の国産紅茶です。渋みが少なく、すっきりさっぱりした味わいが好きです。
明日は、高橋さんです。