アナ・ログ

父の日あれこれ

寺田 早輪子

2021/06/02

母の日に贈る花といえば、カーネーションが定番。
では、父の日には贈る花といえば…、いまでこそ「ミニひまわり」などを父の日におすすめの花として店頭でよく見かけますが、子供の頃にはよく父の日がくるごとに悩んでいました。どんな花をプレゼントしたら良いのだろうと。
父は絵を描くことを趣味としていましたので、父の日には花ではなく、私も父の真似をして自分で描いた絵を贈った記憶があります。

父は20年以上前に病気で亡くなりました。亡くなる一年前にプレゼントしたものはよく覚えています。筆を握ることもままならなくなる前に、絵を描くことを楽しんでほしいと、水彩絵の具と筆セット、スケッチブックを贈りました。父は笑顔でとても喜んでくれましたが、結局、絵の具はほとんど減ることなく、父は旅立っていきました。

私が生まれる前に父がキャンバスに描いた絵が実家にあります。渓流の美しい景色を描いた風景画で、川のせせらぎと森の音が今にも聞こえてきそうな一枚です。深呼吸したくなるような景色に包まれながら、父が遺した絵の具で、いつか私もこのような絵を描けたらいいなと思います。

☆写真は…、息子が学校で頂いてきた「早口言葉」のプリント。かなり難解です。お気に入りは「バナナの謎はまだ謎なのだぞ」。

「アナ・ログ」 続いては金澤アナウンサーです。

朝ごはん

寺田 早輪子

2021/05/28

私自身は朝ごはんにあまりこだわりはないのですが、息子は「朝はこれを食べる!」と、いつの頃からかルーティーンが決まっているようです。

彼が必ず朝に食べるもの、それは「納豆」。

「朝食の定番」ともいえる一品ですが、これを食べないと一日が始まらん!と言わんばかりにモリモリ食べます。
実は、私は子供の頃は納豆が大の苦手。学校給食にも納豆はよく登場したのですが、いつも友達に食べてもらっていました。大人になってからは食べられるようになりましたが。息子は離乳食でもよく納豆を食べていました。
親子とはいえ、食の好みはそれぞれだなー、不思議だなーと、いつも思っています。

最近は新型コロナの感染を防ぐため、お出かけがなかなか難しい状況です。
そこで、「毎日食べる納豆でお出かけ気分を味わおう!」と、全国のおいしい納豆を通販で取り寄せています。
地方によって、ちょっとずつ異なる味わいを楽しんでいます。

「全国納豆めぐり旅@自宅の食卓」。
息子のおかげで楽しみが増えました。


☆写真は…、今年の母の日の一枚♪
「アナ・ログ」 続いては佐藤拓雄アナウンサーです。

集中力が切れたときには

寺田 早輪子

2021/04/30

集中力が切れたときに、私は、歌っています。
歌うのです、会社で。

進めなければならない仕事があるのに集中力が途切れてしまう時には、私の場合、他にとても気がかりなことがあったり、モヤモヤしていたりということが多いのです。そんな時には、大抵、喉が詰まるような不快感も覚えます。それでも、平日夕方には毎日、生放送を控えているため、どこかでうまくリセットして、夕方に向けて集中しなければなりません。

そんな時に、ニューススタジオ近くのアナブース(録音のための個室。もちろん、防音)で、発声練習を兼ねて、歌うのです。喉のつかえを振り払うように、基本に立ち返って、「あえいうえおあお…」と一通り発音し、滑舌練習文を読み込み、自分の現状のコンディションを確認。それでも、声の伸びが感じられない時、最終手段として、歌うのです。

歌うといっても、私、自作の「あえいうえおあお」ソング。恥ずかしくてちょっと人には聞かせられない感じの歌です。高音はどこまで出るのか、反対に低音はどこまで…と確認しながら、のびやかな声と集中力を取り戻すのです。そして、何ごともなかったかのように、すました顔でアナブースを出て、再びデスクワークに戻るのです。

「普段よりちょっと大きめの声を出して、気分をリセットする」…というのは、皆様にもおススメです。私のオリジナル「あえいうえおあお」ソングは、本当に恥ずかしいのでご紹介できませんが…。

でも、一度、アナブースのマイクのカフ(オン、オフのつまみ)が、「オン」になっているのに気づかずに歌ってしまっていたことがありました!途中で気づき、赤面しながらアナブースを出たら、報道フロアにいた皆さんが、「何か、念仏みたいな音が聞こえたよね?」と、ざわついていました…。
恥っ!

☆写真は…、
取材で訪れた加美町にて。鳴瀬川沿いのサクラ。横に悠々と広がる立派な枝ぶりでした!

「アナ・ログ」 続いては、西ノ入アナウンサーです。

朝型?夜型?

寺田 早輪子

2021/04/09

今の私は、完全なる「夜型」!!
アナウンサーは、担当番組によって体質が変わるような気がします。
新人の頃、朝の情報番組で生中継リポーターをしていた時は、午前2時、3時起きでもさわやかに仕事ができていたので、「朝型」体質になっていたのだと思います。

夕方のニュース番組を担当して長いので、今は、気力・体力のピークが夕方に向けてMAXになるように、無意識に体も調整しているのかもしれません。加えて、仕事が終わってもしばらくはアドレナリンが出ているのでしょうか、なかなか「眠い…」という気持ちにならないため、午前0時を過ぎても眠れない日も、しばしば。だから、早起きは苦手です…。

国政選挙の特番などでは、当確が判明するのは午前0時を大幅に回る頃。そのあと、帰宅しても、まあ寝られない…、寝られない…。

目の下のクマをコンシーラーで消して、今日も頑張ります !!

☆写真は…、母が通所リハでいただいてきた早口言葉のプリント。超難題だらけ !!

「アナ・ログ」 続いては、牧アナウンサーです。

お部屋づくりのこだわり

寺田 早輪子

2021/03/30

冬はお部屋は暖かいのが一番。
青森で暮らしていたことがあるのですが、私が住んでいた賃貸アパートには蓄熱式暖房機が設置してありました。留守の間もお部屋の暖かさを保っていてくれる優れもので、雪が降り積もる冬でも部屋の中では、半袖Tシャツ一枚に、短パン、裸足という常夏ルックで過ごしていました。
そして、雪が積もったベランダでキンキンに冷やしてある缶ビールをとり、鮭とばを肴に、キュ――――っと、一口!
あーーー!これがたまらない!!

…あれ?「お部屋作りのこだわり」の話が、いつの間にか「冬のビールの冷やし方のこだわり」の話に…。

とにかく、冷え性なのでお部屋は暖かいのが一番です!

☆写真は…、仙台駅東口。東北楽天応援のフラッグが、そこかしこに!
田中将大投手が、帰ってきてくれました !!!

「アナ・ログ」 続いては、佐藤拓雄アナウンサーです。

東日本大震災10年

寺田 早輪子

2021/03/11

「震災発生から〇年」とお伝えすると、取材先で、「何か『区切り』を付けないといけないように聞こえて、つらいのよ」というお話をいただき、深く考えさせられます。
「震災発生から10年」という言葉は、より、そう感じさせる響きに、私にも聞こえます。

10年で、かさ上げ工事などで被災地の景色は大きく変わりました。また当時、取材でお話をうかがった小学生は、高校生や大学生に。コロナ禍の就活に歯を食いしばりながら頑張っている子もいます。

このように、大きく変わったことがある一方で、変わらない「思い」があることを、取材を通して実感する日々です。

心の復興には一人一人、違いがあります。個々の思いにどれだけ向き合えるか、宮城で取材を続けてきた一人として、「あの日のことを、話したい」と思った時に、そばにいるアナウンサーでありたいと感じています。

「アナ・ログ」 続いては、金澤アナウンサーです。

鍋のお話

寺田 早輪子

2021/02/23

うちの鍋に欠かせない野菜…、
それは、白菜です。
主人の実家から義父が育てた白菜が届くと、ザクザクと切って鍋に投入!
ぐつぐつと煮たまろやかな食感で、野菜は苦手なが息子もパクパク食べてくれます。

白菜って、水分を吸って鍋の中でかさが増す気がするのは、私だけでしょうか?
先日もたくさん入れすぎて、味付けをする前に、急遽、5つの鍋に分割!
「キムチ鍋」「いかすみブイヤベース鍋」「味噌とんこつ鍋」「カレー鍋」「石狩鍋」を、
一回の夕食で出すという荒技を披露し、家族もびっくり!

お鍋調理は、計画的に。

肝に銘じます(^^)


☆写真は…、5色の赤べこ。みんなカメラ目線♪

「アナ・ログ」 続いては、下山アナウンサーです♪

私の苗字は・・・

寺田 早輪子

2021/02/16

私の両親は秋田県出身。「寺田」姓は、秋田県に多いと聞いたことがあります。

突然ですが、早口言葉に挑戦してみましょう~!
「てらだ」と早口で10回、言ってみてください。
どうぞ!

てらだてらだてらだてらだてらだてらだてらだてらだてらだてらだ

…どうでしょう?意外と難しいですよね。

「てらら」とか、「てああ」とか、「れらら」などとなりませんでしたでしょうか?
実は、「ラ行」と「ダ行」がつながった「らだ」の部分は、舌使いが難しく、アナウンサーの中でも訓練が必要な組み合わせとして知られています。アナウンサーが発声や滑舌の練習をする際に使うテキストにも、このような練習文が掲載されています。
どうぞ!早口で!10回!言ってみてください♪

「らだらでらぢらづらでらどらだらど」

…実は、発音が難解な私の苗字「寺田」。
ぜひ、滑舌練習に唱えてみてくださいね(^^)

☆写真は…、息子があやとりで作った3色フラワー。

「アナ・ログ」 続いては、梅島アナウンサーです♪

今年こそは〇〇!

寺田 早輪子

2021/01/25

毎日ニュースをお伝えしている身としては…、やはり、今年こそ、「日常」を取り戻したいと切実に願います。

取材を通して知り合った、ある一人暮らしのご高齢の女性はぜんそくの基礎疾患があり、
「コロナにかかったら怖いから、ほとんど外に出ない」と、電話でお話しされていました。

マスクをする生活が、今、私たちの日常になっています。感染予防のため、手洗い、消毒も欠かさない…、そんな毎日に慣れてはきましたが、毎日、感染者が増えていくことや、医療機関に勤める方が戦々恐々とした毎日を送っていること、子供たちは学校の給食で会話もせず、黙々と食べる…、このような毎日に、慣れてしまってはいけないのだと感じます。

「みんなで思いを合わせて、一日でも早く、感染を収束に向かわせたい」。
この意識が大事だと思うのです。
マスクの下の笑顔に会える日が来ることを信じて、一人一人が、できることからしっかりと感染予防していきたいですね。

☆写真は…、念願のカラーべこ(黄色)が届きました !!!

「アナ・ログ」 続いては、牧アナウンサーです♪

2021年コレが気になる

寺田 早輪子

2021/01/05

あけましておめでとうございます。
今年は丑年。気になる存在は、断然!「赤べこ」です。

私は元来、伝統工芸品と呼ばれるものが大好きなのですが、インターネットで「赤べこ」と検索すると、今は、一風変わった赤べこが、いっぱいあるのですね!

色鉛筆のように、青、紫、黄色、緑…など、様々な色に彩られた「カラーべこ」や、12月によく見かけたマットな赤と緑の「クリスマスべこ」、金運がアップしそうな「金べこ」、思わず食べちゃいたい!「バニラべこ」(食べられません)!
…などなど。みんなとってもクール。目移りしちゃう。

ぜーーーーんぶ欲しい。けれど、我慢。

今年一年かけて、ゆっ~~くり、買い揃えます。
ふふふ。

☆写真は…、会社のデスクにいる私の赤べこちゃん♪

「アナ・ログ」 続いては、伊藤瞳アナウンサーです♪

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