アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

初○○

2008/01/21
さてさて新年早々振り返りもなんですが…
2007年は仕事でもプライベートでも“お初”のことだらけの年となりました。見るもの、行くところ、食べるものなど…数え切れないほどの初挑戦、初体験ができました。世の中、知らないことだらけなんだということを改めて実感した1年です。

その中で振り返るなら、24歳にして「初めて海に入ったこと」ですね。自動車免許についで、人生2つ目の免許「ダイビングライセンス」を取得しました。
海水浴をしたことがない、と夏のアナログに書きましたがその後一念発起!泳ぐ!ではなく、もっと深~いところに潜ってみました。いやぁ、ほんと、すごく気持ちよかったですよ。そしてたくさんの発見がありました。
まず海水のしょっぱさに驚かされる位ですから、海の中にもぐると感動の連続です。見る物すべてが初めて!触るものもすべて初めて!自然は実に偉大です。
マンタを目の前に、もっと上手に泳げるようになろうと海の中で誓いました。海の中では、なかなか体が思うように動かないことも初めて勉強したのです。
何回か挑戦したら、もっと海の中の色んなものが見えてくるのだろうと今からワクワクしています。

2008年。今年も、たくさん色んなことにチャレンジしていきます。
だいぶ遅くなりましたが、みなさま今年もよろしくお願いいたします。

初○○

2008/01/18
そうなんです、スケジュールきっち吉。
ってあの、板垣くんなかなかのダジャレですね。
私は小吉です。堅実に、一歩ずつ今年も精進します。

さて、今週火曜日めざましテレビでフジテレビの倉田大誠アナと一緒に中継しました。ごはんにあう究極のおかずを紹介する『くらたびごはん』のコーナーです。倉田アナも私も左利きという、絵的にとても違和感のある写真ですが・・・倉田アナ、男前ですね~。
と、お題からそれるところでした。
今回中継したのは「牛たん」です。改めて牛たんの魅力を確認した中継でした。

今日書こうと思う私の『初○○』は大学3年の冬。
仙台放送の試験の帰り、一緒に試験を受けた仲間と初めて牛たんを食べたのです。
有名なお店に8人くらいで入った私たちは、牛たん屋での作法を知らなかったために驚きの連続でした。
メニューは牛たんしかない(今ではシチューやいろいろ置いているところもありますが)!!
しかも店に入ると「食事ですか?」と聞かれる。
食事ですが何か??・・・でもそれは、定食かただ焼きを頼んでお酒を飲むのかという意味だったんですが当時は??マークです。
焼きを頼んだら、牛たんとつけものと南蛮味噌しかのっていない・・・しかも4人分一皿にまとまっているではありませんか。みんなで枚数を数えながら食べました。ケンカにならないように、です。そして、学生なのである程度食べた後お酒ばかり飲んでいたら、お店のおばあさんに怒られました(*_*)ゴメンナサイ。
今となっては、本当に無礼者で申し訳なく思うのですがいい思い出です。
今ではしばらく食べないと禁断症状が出るほど、私には欠かせない料理ですし、お客さんが来たら自信満々に注文したりうんちくを語ったりするようになりました。今や世界で活躍するゴルフの宮里藍さんも、仙台から牛たんを取り寄せて食べているとか!嬉しいですよね。
仙台の牛たんを知ってしまうと、なかなか一般的な牛たんでは満足できなくなってしまうのかもしれません。
あぁ、なんだか牛たん食べたくなってきました(^^)

初○○

2008/01/17
あけましておめでとうございます。元日に早速新年初仕事をいたしました、板垣です。
写真は同じく元日初仕事メンバーと寂しく?賑やかに?ランチタイムです。一緒におせちをつつきました。気付けば男性のみ、何とも男らしいお正月でございました。

さてさて、アナウンス部の先輩方が帰ってくるのと入れ替わりで、私は遅めのお正月休みを頂きました。そこで友人と、大崎八幡宮へ遅めの初詣にお出かけ。お清めを済ませ、お賽銭を投げてお願い事。そして迎えた勝負の時!おみくじです!
今年は何としてもリベンジを果たしたかったのです!
というのも、去年気合を入れて引いた結果が、『末小吉』!す、末小吉?そんなのあるの?と思いませんか?皆さんは引いたことありますか?
吉の下の半吉、さらに下の末吉、もう1つ下がこの末小吉!吉の中で一番下のランクらしいです。一応吉ですが、いいことはほとんど書いていません。英語訳も載っていまして、「Final Little Fortune」と書いてありました。直訳すれば「最後の小さな運」…ちっちゃいなー !!
驚くのはこの末小吉、引く確率は3%とか!さらにその時一緒にいた友人もこの『末小吉』を見事引き当てました。二人とも引く確率は単純計算で0.09% !! 逆に運いいんじゃないかとさえ思います。それにしてもなんと中途半端な…むしろ一思いに凶にしてくれた方が割り切れます。
そんなわけで今年は一層気合が入りました!今年こそまともな運勢を!目を閉じて大きく息を吸い込み、すべての精神を右手にこめ、引いたくじは……大吉です !! やりました!見たか末小吉!悪いことなんて1つも書いていません。眺めているだけで幸せになります。結んで帰るなんてもったいない、お財布に大切にしまってお守り代わりに持ち歩いてます。今年は良いことありそうです!

みなさんはいかがでした?末小吉には出会えましたか?ある番組でやっていたのですが、中には『平』なんてものもあるそうです。へぇ~…さてお次は!めざまし中継で大忙し、きっち吉(きち)だった出射アナです!

初○○

2008/01/16
去年秋のアメリカ・メディア研修での出来事。
サービス精神旺盛な国、アメリカだからなのか、講義では必ずコーヒーやデニッシュ類、ベーグルなどが会場の後方に用意され、セルフサービスで自由にいただけるようになっていました。朝などは特にありがたいサービス。日本でもこんなサービスがあったらいいのになあ、などと思いながら、毎回いただいていました。
その中で、バツグンにおいしかったのが、あるテレビ局で出されたドーナツ。見た目は、砂糖のついたフツーのリングドーナツでしたが、一口食べると、その食感に「おっ!」。ふわふわしていて、しっとり、そして、実に丁度よいモチモチ感。今まで食べたどのドーナツとも違う、まったく初めてのおいしさだったのです。サービスのケータリングだというのをいいことに、ちゃっかりもう一個食べてしまいました。
このドーナツ、実は、最近日本に上陸し、3つしかない日本の店では、長ーーーい行列ができているのだと、研修仲間の一人が教えてくれました。そうだったのか。そう言えば、店の名前こそ聞いたのは初めてでしたが、行列のできるドーナツショップ、テレビで見たことがあったゾ。もうこの時点で、いずれ機会を見つけて日本で買って食べよう、と決意は固まっていました。
その機会は意外と早く訪れ、先日、東京の店に行くことができました。平日の昼間だというのに、やはり店には長い行列、そして、入り口には「ただいまの待ち時間1時間」(!)とのインフォメーションも出ています。覚悟を決めて並び、実際には、30分程度でドーナツにありつけましたが、うれしかったのは、並んでいる人たちに、その場で食べてくださいと、1個ずつサービスでドーナツが配られたこと。僕などはそれで満足してしまい、もう、これで帰ってもいいかな、というくらいの気持ちでしたが(ウソです)、並びながら食べたできたてのあの味、これまた何とおいしかったことか。
結局、ここぞとばかり、3ダースも買って、家族だけでなく、喜んでくれそうな人を選んで配りました。
話題のドーナツ、初めての食感をぜひお試しあれ!

続いては、去年、「初スポーツ実況」を経験した板垣アナウンサーです。

初○○

2008/01/15
皆さん新年いかがお過ごしでしたでしょうか?今年もよろしくお願いいたします。
私は、正月三が日を実家の茅ヶ崎で過ごした以外は仙台でのんびりしていました。★写真は元日の茅ヶ崎の海にて★

さて本題に。私は“初ヒリヒリ”話を・・・。

初ヒリヒリを体験したのは“ユズ湯”に入った時の事でした。
普段はユズを丸ごと湯船に入れているのに、この時に限って4つ切りにしてポン!あ~いい香り!ここまでは順調でした。しか~し悲劇はここから!!
香りをもっと楽しみたいと欲張った私は、ユズをギュッ~と何絞りも。浴室はユズの香りで満たされ大満足。でもそれも束の間。あれ?あれあれ??次第に背中がヒリヒリ、気のせいかと思ったら次は足がヒリヒリ。今までこんな経験一度もないのに!

間違いない、これは明らかにユズのせいだ。ゆったりのんびりのユズ湯が一転、すぐに湯船からあがり、シャワーを浴びる羽目に。ユズ湯の効果はあっという間に流されてしまいました。
ヒリヒリも収まらず痛いの痒いのもう大騒ぎでした。皆さんはこんな経験ありませんか?

その後いろいろ調べたところ「ユズの成分が逆に肌には強い刺激になることもあるため、もんだり絞ったりしない方が良い」との事でした。
30歳をすぎて初めて知ったユズの事。
皆さんは、こんな事がないようユズ湯をゆっくりお楽しみ下さい。

今年もスーパーニュースをよろしくお願いいたします。この先輩とお伝えします。次は拓雄さんです。

初○○

2008/01/11
初○○って言われたら、やっぱり初めての体験ですよね♪そう、私の初体験話は、オーディションです!!

初オーディションは、幼稚園の年長の時。
ミュージカル「アニー」のオーディションを日テレに受けに行きました。
きっかけは、もちろんアニーを見に行き、その日の帰り、母親に、私もアニーになりたいと言ったことです。

でも、人前で何かをするということが苦手な私は、審査員がたくさんいる中で固まってしまい、演技ができませんでした。その時、子供ながらに、何も出来なかったことにショックを受け、それからは、「ダメもとでやってみる!」という精神が芽生えました。

それから・・・
高校に入り声優を目指すときも、仕事を取る事はできなかったけど、アーツビジョンの第15期無料新人オーデションに受かり、特待生になることもできました。

今年も、始まったばかり!
まず、やってみよう!とポジティブに生活出来るように頑張りたいです。

明日は、かおりさん。
初めて、体に大変なことが起きたそうで・・・
大丈夫ですか???

初○○

2008/01/10
早坂アナの言う通り、去年11月の「初香港の旅」は夢のような4日間でした。

まずは画像からはみ出さんばかりのマンゴープリン。一番上がマンゴーアイス、土台はマンゴーゼリー入りのマンゴープリン、器の脇に添えられているのはもちろん生マンゴーのマンゴー尽くし!見た目以上のボリュームなのに500円程度、ジューシーで大満足の美味しさでした…♪

中国に返還されて10年が経つ香港は、アジア的な異空間・・・とでも言うのか日本以上に雑多で活気に溢れ、何よりも針山のようにそびえる高層ビル群が圧巻です!人口の多い香港の建物は超高層。一般マンションでさえ見上げると首が痛くなってしまう程の高さなのです。
窓枠からにょきにょき出た竿には大量の衣類が…ビル風にヒラヒラ煽られ今にも落ちそうΣ( ̄□ ̄)!!
香港湾を一望できる展望台ビクトリアピークからの夜景は、超高層ビルに光が灯って息を飲むような美しさ。また有名な街のネオン看板を堪能するのは、手が届きそうなくらい低い看板をすり抜けて走るスカイバスがおすすめ!途中「水道橋」などと書かれた日本料理店?の看板もちらほらあって、なかなか面白いです。

食事もフカヒレスープや北京ダック、飲茶に中華粥とどれも安くて美味しい♪
お茶はお代わりし放題で、空になったと見ると次から次へとお湯を足されるのです。この時畳んだ指でテーブルを2・3回を叩くと「ありがとう」という意味になるんだそう。確かにお茶を淹れて貰う度にお礼を言うのは結構面倒?かもしれません。
ガイドさんいわく「お茶を沢山飲むから香港人は太らない」と。確かに街行く人は皆スリム・・・私も帰国後は脂肪燃焼!とばかりに中国茶を飲んでいます。成果は謎ですが香り高くてとても美味しいので、結構気に入ってます。

旅って色々な「初めて」に出会う貴重な機会。初めての「新鮮さ」「感動」というものは大きいもの!
皆様にも今年、素晴らしい「初めて」が訪れますように。

ああ又旅がしたい…( ̄▽ ̄)

明日は水上アナ
何でも子役?時代の「初○○」とか♪

初○○

2008/01/09
はい、寺田先輩!
まきこおねえさんはいつも元気はつらつニッコニコでジュニ体操を踊っております♪


さて、先月高校時代の友人Sが仙台に遊びに来てくれました!
仙台で牛タンを食べて、松島で1泊して、船に乗り、塩釜でお寿司食べるという贅沢な女2人旅♪

そこでの初体験は「円通院の数珠作り」

以前、同期の原アナが番組で数珠作り体験リポートをしていてずーーーっと気になっていました。
そこでSを誘って初体験☆

方法は簡単。直感で自分の気になる石を選んでいくだけ。
私は大好きな薄ピンクと紫の石を組み合わせポイントに橙色を少々選んでみました。

直径5ミリくらいの小ぶりなものなので、完成するとおしゃれな数珠アクセサリーになるのです☆

そして円通院の方が、選んだ石からその人の心理状態を読んでくれるのです。

私は・・・「どんなことがあっても冷静を保ち、知識・知恵を持ち、恋愛の力を持つ」という石を選んだようでした。
つまり上の3つを私の心が欲しているということですよね。
足りないものってことかしら??

この数珠によってパワーが強まるかも☆あくまで前向きに捉えます!

さて2008年も様々なことに挑戦して「初○○」なことを増やしていきたいと思います!!
本年も皆さま、どうぞ宜しくお願い致します。


お次は同期・原アナです~!
かなり夢のある「初○○」のようですよ。

初○○

2008/01/08
私が初めてテレビでニュースを読んだ「初鳴き」は、今から9年前、1999年6月。入社して2カ月目でした。今、考えると、ずいぶん遅いデビューのように感じられますが、当時としては「最近の新人アナは、初鳴きが早過ぎる!もっと訓練してからでないといけないのでは?!」というご意見もいただいたほど、早いデビューでした。
同期のアナウンサーなどは、初鳴きの感想を…、「心臓が爆発するかと思った!」「緊張しすぎて、立ちくらみをしそうになった!」となどと言いますが、当時の私は、「テレビに出たくて!出たくて!もう…、早く出たかった!!」のです。
初鳴き、本番5分前、ウキウキしながら、昼ニュースのスタジオに入り、ニッコニコしながら、開口一番…、「こんにちは!!お昼のニュースを、お伝えします!!」(^▽^)
「ニュース2項目」と「その日の午後の天気予報」。時間にして3分ほどだったか…、22歳の私は、持っている力を100%出し切り、言葉をつっかえることなく、無事終了!!
私の初鳴きの感想は、「爽快!」でした。
しかし…。気分良く、スタジオを出たところで!…先輩から、一言。
「何だか、選手宣誓みたいだったね。」(T0T)
…「伝える」ことの奥深さ、難しさを思い知った初鳴きでした。

続いては、早坂牧子アナです。まきこお姉さんも、「JUNI体操」で、ウキウキ、ニッコニコですね!


初○○

2008/01/07
新年あけましておめでとうございます。
年男の金澤アナもおめでとうございます。
また1つ歳をとってしまう。
いやいや楽しく考えましょうよ!!!!!!

さて、ことし最初のお題は「初○○」ですか.
毎年毎年のハツモノはありますが、「初」というのは、1回きりですからね。アナウンサー生活(通販生活ではないですよ)も30年以上、そんな中での「初」をみつけると、「初鳴き」「初中継」「初スタジオ」「初出中」「初実況」「初スポーツ種目」「初応援」とまあ色々あるもんですね。
「初鳴き」というのは、ホトトギスでもあるまいし、
新人アナウンサーの初めての放送のことです。最近は、いきなり華やかなスタジオからというアナもいるようですが、まずは基本からです。
大昔は、午前や午後の枠に、「番P」という番組宣伝枠があったのです。1本15秒で2本~4本入るのです。もちろん「生」です。もちろん顔出しはありません。「夜7時45分からスター千一夜 今夜のゲストはマッハ文殊さんです。どんなお話になりますでしょうか。お楽しみに!」こんな原稿ですね。原稿はアナウンサーが作ります。これが私の「初鳴き」だったと記憶しています。ただし「スター千一夜」かどうかは記憶ありません。「初実況」そうスポーツ実況ですよ。春高バレー宮城県大会女子決勝 古川商業(現古川学園)対泉高校でしたね。古川商業が負けるという番狂わせがありました。「初応援」?応援というのはですね、系列局への応援団ではなく、その番組やら、取材やら、中継やらをスタッフとして一緒にやるために派遣されるものです。テレビ静岡制作の富士登山駅伝競走の実況が思い出深い「初応援実況」でした。
全部紹介すると長くなりますので、また別の機会に。

この「初○○」の気持ちを大切に、ことしも乗り切っていこうと思う次第です。 

お次は、寺田アナ。どんな初夢をみましたか?

初○○

2008/01/04
2008年、あけましておめでとうございます。
今年も「アナ・ログ」をどうぞよろしくお願いいたします。
新年一発目のテーマは、『初○○』です。


今年、年男です。12才になります。すいません、「偽」です。
この文字は2007年で終焉にしましょう。
そして今年、年男なので「アナ・ログ」トップバッターです。

改めて、今年、年男です。
あまり焦らず、じっくりと構えて福音を待とうという気持ちを表しました。
写真は、「果報は寝て待て」です。
2008年、『初』写真です。(寝てるだけの写真でいいのでしょうか)

さて、思い起こせば12年前。24歳の年男のときに入社。
入社式のことはほとんど覚えていません。ちょっと緊張したかなあ程度の記憶です。
『初』放送日(アナウンス部では“初鳴き”と言っていますが)のことは、脳にこびりつくほど覚えています。
極度に緊張していたので、逆にしっかりと覚えているのでしょう。

35秒間の天気予報でした。
その35秒間の天気予報を読むのに、2時間前から下読みをしていました。
何かを念ずるように、まさに、読経のように。
いざ本番。
ジェットコースターの苦手な方はよくお分かりになるかと思いますが、
急降下する瞬間のあの緊張感、不安感、恐怖感に似ていました。
35秒間、無事読み終えたときの解放感。手の汗。忘れません。

今年、年男です。
あの入社1年目の『初心』を忘れずに、寝て待ちます。何をだろう。
とにかく年男の今年!(相当しつこいですね…)何とぞよろしくお願いします。

次回は、浅見アナウンサー。キャリア豊富な浅見アナの『初』とは!?